アコムの借入や返済はみずほ銀行でもできる?
- 執筆者の情報
- 名前:馬沢結愛(30歳)
職歴:平成18年4月より信用金庫勤務
みずほ銀行のATMでは取引できない
メガバンクの1つであるみずほ銀行を利用しているという人は多く、その中で大手消費者金融の1つであるアコムを利用している、またはこれから利用したいと考えている人も多いと思います。
アコムでは、全国さまざまな提携ATMから借入と返済ができますし、多くの銀行から返済が可能です。
※提携ATMの詳細についてはアコムのホームページでご確認下さい。
みずほ銀行を普段利用している人も、アコムの借入や返済をすることができれば非常に便利なのですが、みずほ銀行のATMではアコムの借入や返済をすることができません。
つまり、みずほ銀行とは提携しておらず、ATMで借入や返済をする場合には、提携している他の銀行のATMやコンビニATMを利用しなくてはなりません。
アコムが提携している主なATM一覧(2023年4月28日現在)
アコムが提携しているATMを一覧で紹介していきます。
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※八十二銀行は借入のみ可能です。
これらのATMでアコムの借入や返済が可能となっています。
銀行振込では借入は可能
アコムでは、銀行振込でも借入することができ、インターネットや電話で申し込みすることで利用可能です。
銀行振込で借入することのメリットは、銀行振込にもかかわらず、手数料無料で平日・休日にかかわらず24時間いつでも申し込むことができます。
みずほ銀行の口座を振込先に指定することも可能であり、公共料金の引落しなどでお金が足りないという場合でも対応することができます。
ただし、みずほ銀行の口座を振込先とする場合、申し込みの時間や曜日によってはすぐに振込されませんので、注意が必要です。
振込実施時間延長は利用できない
アコムでは、初めて借入する人に対して振込融資をする場合、平日の15時以降でも口座へ振込みしてくれます。
しかし、このサービスを利用するためには、
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- 三井住友銀行
のいずれかの金融機関の口座でなければならず、メガバンクとしては唯一みずほ銀行だけは利用することができません。
振込融資でアコムから即日融資を受けるためには、みずほ銀行ではなく、上記の金融機関を指定するか、ATMから借入するしかありません。
インターネット返済は利用できない
カードローンは借入よりも返済が大事であり、いかに延滞をせずに返済し続けられるかを考えなくてはなりません。
しかし、ATMで返済をしていると、仕事の都合などでATMに行く時間がないこともあります。
このような場合でも、インターネット返済を利用することで、24時間いつでも返済ができ、手数料もかかりません。
ですが、アコムでインターネット返済するためには、利用可能な金融機関のインターネットバンキングを契約なければなりませんが、みずほ銀行のインターネットバンキングでは利用できません。
インターネット返済可能な金融機関
アコムのインターネット返済を利用することができる主な金融機関は、
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 楽天銀行
などであり、ATMと同様に、メガバンクではみずほ銀行だけが利用することができません。
この他、多くの銀行や信用金庫、信用組合では、インターネット返済をすることができますので、自分が取引している金融機関が利用可能かどうか確認してから利用するようにしましょう。
口座振替での返済は可能
アコムへの返済は、振込や口座振替でも行うことができ、これらであればみずほ銀行からでも利用可能となっています。
口座振替を利用する場合には、アコムへ連絡して口座振替するための用紙を郵送してもらい、それに記入して返送する必要があります。
ただし、口座振替に切り替わるまでには2ヶ月~3ヶ月かかりますので、その間は他の返済方法で返済しなければなりません。
返済日は毎月6日で、給料日などに合わせて設定することはできないため、注意しなければなりません。
振込による返済も可能
みずほ銀行の窓口やATMから、振込をすることでもアコムへ返済することができます。
振込先の金融機関は三菱UFJ銀行となりますが、口座番号は人によって違うようですので、インターネットの会員メニューや電話で確認するようにしましょう。
ただし、振込返済をする場合の振込手数料は、利用者が負担しなくてはなりませんので、通常の利息負担とあわせると、支払う金額は多くなってしまいます。
みずほ銀行からアコムの振込先である三菱UFJ銀行へ振込む際の手数料は以下のようになっております。
金 額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
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窓 口 | 660円 | 880円 |
ATM (現金) | 440円 | 660円 |
ATM (キャッシュカード) | 220円 | 440円 |
このように、振込む方法と金額によって負担する手数料は異なりますので、できるだけ負担を少なくするためには、ATMからキャッシュカードで振込むことをおすすめします。
まとめ
みずほ銀行では、アコムの借入や返済ができるものとできないものがあり、まとめると以下のようになります。
利用できる取引 | 利用できない取引 |
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このように、アコムを便利に利用できる取引はできませんので、みずほ銀行にこだわる必要はないように思えます。
ですので、どうしてもみずほ銀行からアコムの借入や返済をしたいという場合には、できる取引から選んで利用し、特別こだわりがないようであれば、他の金融機関を利用することをおすすめします。
タグ:大手消費者金融
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