イオンカードでキャッシングできない！キャッシングを利用できない原因と対処法を紹介します

イオンカードを利用したいけれども、キャッシングができなくて困っている人がいます。実は、キャッシングできない原因が発生しているからです。本記事では、イオンカードでキャッシングができない理由と対策について解説します。

イオンカードでキャッシングできない原因

なぜイオンカードでキャッシングができないケースがあるのか、原因を説明します。

返済を延滞している

返済を延滞していると、キャッシングができなくなります。イオンカード側は返済状況を常に把握しており、返済の延滞が生じている場合は新規でキャッシングが利用できません。キャッシングを利用できるのは、延滞せずにきちんと返済している人のみです。

限度額を超えた借入をしている

イオンカードで設定されているキャッシング枠を超えて借入はできません。どんなキャッシングカードにも限度額が設定されています。限度額まで借入ができるシステムであり、限度額を超える借入を希望しても受け付けてもらえません。

キャッシング枠が付いていない

イオンカードはイオンが提供するクレジットカードであり、ショッピング枠とキャッシング枠が付けられます。
ただし、キャッシング枠については、事前に申込をして審査に通過しないと設定されません。申し込みの際にキャッシング枠を付けていない場合は、キャッシングを利用できないです。

カードの不良

イオンカードには、ICチップや磁気ストライプが備わっています。磁気不良が生じると機械が読み取れず、ショッピングやキャッシングの機能が利用できなくなるかもしれません。
ただし、カードの不良の場合でも、インターネット上で申し込みをする場合はキャッシングを利用できます。

他社からの借入が多い

イオンカードなどのキャッシングサービスは定期的に審査が実施され、審査に落ちれば借入ができなくなります。審査では他社からの借入状況なども含めて調べられるので、他社からの借入が多い場合は注意しましょう。

不正利用がある

イオンカードの不正利用の疑いがある場合は、カードのあらゆる機能が停止することがあります。例えば、普段はありえない高額な決済が行われた、海外で高額の利用があったなど異常な取引が見られる場合は、カードの利用制限が行われる場合があります。

ただし、普通にイオンカードを利用していただけでも、不正利用と誤認されるケースも少なくありません。カードの利用が停止された場合は、すぐに問い合わせましょう。

即時カード発行を利用している

イオンカードを即時発行した場合は、キャッシングの機能をすぐに利用できません。イオンカードは即時カード発行のサービスを提供しており、本カードが届くまで仮カードを利用できます。

ただし、仮カードは限度額が10万円であり、キャッシングの機能は利用できないなど制限が多いです。即時カード発行でイオンカードを作った場合は、1〜2週間程度待てば本カードが届きます。本カードが届いてからキャッシングを利用しましょう。

イオンカードでキャッシングできない場合の対処法

イオンカードでキャッシングを利用できない場合の対処法を紹介します。

延滞している分を急いで返済する

イオンカードの返済を延滞している場合は、急いで完済しましょう。完済するまでイオンカードを利用できなくなります。
延滞すると遅延損害金が発生する点に注意が必要です。延滞する期間が長くなるほど遅延損害金が加算されていくため、早めに完済することで、負担を最小限に抑えられます。

利用状況を確認する

キャッシングができない場合は、まずイオンカードの利用状況を確認してみてください。利用状況をチェックすれば、キャッシングできない原因が判明するかもしれません。延滞しているのか、限度額まで借入しているのかなど状況を把握しましょう。

カードの再発行手続きをする

イオンカードが壊れた、あるいは紛失したといった状況のときには、再発行手続きをしてください。イオンカードの公式サイトにログインすれば、カード再発行の手続きが可能です。手続きが完了してから2〜3週間で自宅にカードが発送されます。

見覚えのない利用について報告をする

イオンカードの利用履歴を確認して見覚えのない支払いがあるならば、すぐに報告しましょう。高額な買い物や海外での取引の履歴がある場合は、不正利用されている可能性があります。
不正利用に関しては、すぐに報告することで補償を受けられるため、支払う必要はありません。ただし、不正利用が起きてから一定期間が経過すると補償の対象外となるため注意しましょう。普段からクレジットカードの明細をチェックすることが大切です。

キャッシング枠が付いているか確認する

そもそもイオンカードにキャッシング枠が付いていないケースがあります。公式サイトにログインすれば、キャッシング枠があるかどうか確認可能です。キャッシング枠が付いていない場合は、後から申し込むこともできます。

イオンカードでキャッシングする方法

イオンカードでキャッシングするための方法を解説します。

ATMでキャッシングする

コンビニエンスストアや銀行のATMでイオンカードを使ってキャッシングできます。イオンカード本体と暗証番号が必要です。ATMにイオンのマークが付いていれば、イオンカードによるキャッシングに対応しています。

イオンカードをATMに入れて画面が表示されたら、「イオンクレジット取引き」を選びましょう。次に「お借入」ボタンを押して、暗証番号と借入金額を入力します。現金が出てきたら、きちんと受け取りましょう。

キャッシングは、一括払いとリボ払いから選べます。

インターネットで手続きをして振込キャッシングを利用する

イオンカードの公式サイトにログインをして「振込キャッシング」の手続きを進められます。利用金額や支払い方法、振込先口座を入力すれば、申し込み完了後に指定口座へ振り込まれます。振込の確認メールも送られるので、チェックしましょう。

キャッシング枠の範囲内で利用できる

イオンカードでキャッシングを利用できるのは、あらかじめ設定されているキャッシング枠の範囲内の金額です。キャッシング枠を超える金額を借入できません。返済すればキャッシング枠が回復します。

キャッシング枠が不足している場合は、増額の申し込みが可能です。ただし、キャッシングの利用枠は最大で90万円までとなっています。

イオンカードのキャッシングは総量規制の対象外

イオンカードのキャッシングは総量規制の対象に含まれません。総量規制とは貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する法律です。イオンカードの運営元はイオン銀行であり、貸金業者ではないため、送料規制の対象外になります。

ただし、総量規制の対象外だからといって、必ず年収の3分の1を超えるキャッシングができるわけではありません。実際には審査を行い、申込者の支払い能力や信用情報をもとにキャッシング枠が決まります。

イオンカードは海外でもキャッシングを利用できる

イオンカードのキャッシングは国内だけではなく海外でも利用可能です。海外で現地通貨を利用したい場合は、イオンカードのキャッシングを利用しましょう。
イオンカードを利用できるATMは世界150ヶ国以上あり、約120万台が対応しています。現金を必要な分だけ引き出し、後日リボ払いで返済するサービスです。

イオンカードのキャッシングを利用する際の注意点

イオンカードでキャッシングする場合の注意点を解説します。

返済方式は一括払いとリボ払いの2種類ある

イオンカードのキャッシングは一括払いとリボ払いのどちらかの返済方式を選ぶ必要があります。一括払いは、借入したお金をまとめて1回で支払う方式です。リボ払いは毎月定額で支払っていきます。

注意点は、リボ払いの場合には、返済をする期間はずっと金利が発生することです。リボ払いの支払額を低く設定すると返済期間が長くなり、利息が増します。お金に余裕があるならば、できるだけ繰り上げ返済をすることが大切です。

返済シミュレーションをしておく

キャッシングを利用する前に必ず返済シミュレーションをしましょう。特にリボ払いの場合は、毎月の返済額の設定によって返済期間が変わるため、シミュレーションが大切です。
返済額の設定によって、最終的な支払総額が変わります。金利がどのくらいの負担になるのか、シミュレーションをした上でキャッシングを利用しましょう。

キャッシング枠を増やすには審査に通過する必要がある

キャッシング枠を増やすためには審査に通過しなければいけません。キャッシング枠を増やす審査は、イオンカードを発行したときの審査よりも厳しくなります。

キャッシング枠を増やす審査では、キャッシング枠を50万円以上にしたい場合に収入証明書類が必要です。

キャッシングを利用できない場合はカードローンの利用も検討しよう

イオンカードのキャッシングをどうしても利用できない場合は、別のカードローンの利用を検討しましょう。
カードローンのサービスはたくさんあります。審査の厳しさはカード会社ごとに異なり、イオンカードでは審査に落ちても他社の審査に通過する可能性はあります。
ただし、支払い能力を超えるキャッシングをすると返済に苦しむことになるため、カードローンの利用は計画的に行ってください。