四国総合信用株式会社のカードローン保証審査は厳しい?

四国地方の第二地方銀行中心とした銀行カードローンの保証審査を行っているのは四国総合信用株式会社です。四国総合信用株式会社は四国内の4つの銀行によって設立された保証会社で個人向けカードローン、及び住宅ローの機関保証を行っています。

銀行カードローンには必ず保証会社がついており保証会社の審査が通らなければ契約はできません。四国総合信用株式会社のカードローン保証審査は厳しいのでしょうか。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

四国総合信用株式会社とは

四国総合信用株式会社とは1974年に設立された信用保証会社で、設立に携わったのは四国地方の愛媛銀行、高知銀行、徳島銀行、香川銀行の第二地方銀行です。

銀行カードローンの保証会社として個人向けカードローンの保証業務や、住宅ローンの保証業務を行っており、個人のニーズに応えるために積極的な保証体制を整えています。

公表されている保証残高は2009年現在で5,056億円と、第二地方銀行4行の保証金額としては比較的大きいですね。

銀行カードローンの保証業務を全国的に展開している消費者金融アコムの保証残高が1兆円規模であることを考えると、四国地方限定でそれだけの保証をしているのは、確かに個人のニーズや利便性を考えていることがわかります。

2016年には基幹システムを変更し、コンピューターによる自動審査システムを導入するなど今後ますます銀行との提携を強め、銀行カードローンの保証会社として大きく成長していく可能性を秘めています。

ですから四国地方に住んでいる人なら一度くらいは名前を聞いたことがあるかもしれませんね。

さて気になるのか四国総合信用株式会社の保証審査は厳しいのか、という点ですね。銀行カードローンは保証会社の保証を受けることができなければ契約できません。

つまり保証会社の審査に通らなければ銀行カードローンでお金を借りることはできないのです。

四国総合信用株式会社の審査基準はどうなのか、順を追ってご説明していきたいと思います。

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四国総合信用株式会社の審査基準は保証会社の順位を見るとわかる

銀行カードローンの保証会社の審査基準が厳しいのかどうかについては、どこの保証会社も審査基準を明確にしていないため断言できません。

しかし銀行カードローンには保証会社として2つ用意していることが多いですよね。第1保証会社と第2保証会社です。

銀行カードローンは借入申込者からカードローンの申し込みを受けると、まず第1保証会社に保証できるかどうか審査を依頼します。

第1保証会社が保証を引き受けてくれればそのまま銀行カードローン契約に至りますが、何らかの事情で第1保証会社が保証を断った場合、銀行は第2保証会社に保証してくれるかどうか打診します。

第2保証会社が保証を引き受けてくれればそのまま銀行カードローン契約となります。もちろん第2保証会社でも保証できないとなれば銀行カードローンの審査落ちです。

ですから審査基準の厳しさとすれば、第1保証会社の審査が厳しいのがカードローン業界の暗黙の了解なのです。

四国総合信用株式会社の審査が厳しいかどうかは、保証業務を行っているカードローンの保証順位を見ればわかるわけですね。

四国総合信用株式会社が保証を行っている4行の保証体制を見てみましょう。

香川銀行カードローンでは四国総合信用株式会社が第1保証会社

神奈川銀行カードローンの個人向けカードローン「PaPaっとCard」があります。

・融資限度額10万円から500万円
・貸付金利:年5.5%から年14.6%

申し込みはネットで完結する銀行カードローンとして専業主婦やパート主婦、アルバイトしている人や年金受給者でも借りられることから、地元では安心の香川銀行カードローンとして知られた存在です。

保証会社は3つあり、どれかひとつでも保証を引き受けてくれれば香川銀行カードローンの契約が可能です。保証会社の順位は次の通りです。

①四国総合信用株式会社
②株式会社オリエントコーポレーション
③SMBCコンシューマーファイナンス

第1保証会社は四国総合信用株式会社ですから、少なくともオリコやSMBCコンシューマーファイナンスよりは審査が厳しいであろうことは予想可能ですね。

徳島銀行カードローンでは四国総合信用株式会社が第1保証会社

徳島銀行カードローンでは、WEBで借入申込みができる「SaSaっとカードローン」と、専業主婦や個人事業主でも申し込みができる「とくぎんカードローン」などいくつかのカードローン商品を取り揃えています。

そのなかの「とくぎんカードローン」の保証会社は2つです。

・融資限度額:10万円から500万円
・貸付金利:年4.8%から年14.5%

①四国総合信用株式会社
②アイフル株式会社

やはり第1保証会社は四国総合信用株式会社ですね。四国総合信用株式会社で保証を受けられなければ第2保証会社であるアイフルに保証を依頼する形です。

したがって審査基準としては、アイフルの保証審査よりも四国総合信用株式会社の方が厳しいと判断できます。

高知銀行カードローンでは四国総合信用株式会社が第1保証会社

高知銀行カードローンには「こうぎんカードローン」があり、専業主婦やパート主婦、アルバイト従業員や臨時職員などでも借りられるカードローンとして人気が高いです。

・融資限度額:10万円から500万円
・貸付金利:年4.8%から年14.5%

ただし専業主婦やパート主婦、アルバイト従業員、臨時職員などは50万円が最高融資限度額です。

やはり保証会社は2つ用意してあり保証順位としては次の通りです。

①四国総合信用株式会社
②アイフル株式会社

四国総合信用株式会社の保証を受けられない場合は、再保証先としてアイフルに委託しています。

この場合も保証会社の審査の厳しさとしては、四国総合信用株式会社の方がアイフルよりも厳しいと判断できますね。

愛媛銀行カードローンでは四国総合信用株式会社第1保証会社

愛媛銀行カードローンは「ひめぎんカードローン」の愛称で自営業者や専業主婦、パート主婦やアルバイト従業員でも契約できるカードローンとして広く利用されています。

インターネットから申し込むことができ、コンビニATM手数料が月に4回まで0円、ゆうちょ銀行やイオン銀行も利用できるカードローンとしても利便性が高いです。

・融資限度額:10万円から500万円
・貸付金利:年5.0%から年14.6%

保証会社は2つあり、保証順位は次の通りです。

①四国総合信用株式会社
②アイフル株式会社

高知銀行カードローンと同じように、四国総合信用株式会社の審査が通らない場合はアイフルに再審査を依頼する順番です。

つまり審査基準は四国総合信用株式会社の方が厳しいというわけです。

四国総合信用株式会社の保証審査は厳しい

審査の厳しさとしてはどこの銀行も四国総合信用株式会社の審査が厳しいと判断が可能です。

そもそも冒頭でもご説明してある通り、四国総合信用株式会社は第二地方銀行が共同出資して立ち上げた保証会社であることも審査が厳しい原因でしょう。

それぞれの銀行が作った保証会社なのに審査基準を甘くしたのでは、自分たちで作った保証会社としての意味がなくなってしまいますね。

だからこそ第2保証会社や第3保証会社を用意しているのです。

第3保証会社まで用意していたのは香川銀行カードローンですが、保証委託を外部にすれば万が一貸し倒れになっても四国総合信用株式会社は損をしなくても済む事情があるようです。

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