バンクイックで適用金利を引き下げてもらうにはどうすればいい?

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カードローンを利用するときには誰しも、「できるだけ低い金利を適用してほしいなぁ」と思いますよね。

願い虚しく高めの金利が適用されてしまったとしても、利用していく中で金利を引き下げるチャンスがあるのであれば、積極的にチャレンジしていきたいところです。

そこで今回は、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」で適用金利を引き下げてもらうための方法について、説明していきたいと思います。

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • バンクイックを利用している人
  • カードローンの金利を引き下げたい人

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バンクイックの金利は利用限度額次第


まずは、バンクイックの金利がどのように決まるかについて、簡単に説明しておきましょう。

バンクイックの適用金利は利用限度額と連動しており、この利用限度額であればここからここまでの範囲内で金利が適用される、というような形になっています。

バンクイックの利用限度額と適用金利の関係は、以下の表のようになっています。

利用限度額適用金利
10万円以上100万円以下年13.6%~14.6%
100万円超200万円以下年10.6%~13.6%
200万円超300万円以下年7.6%~10.6%
300万円超400万円以下年6.1%~7.6%
400万円超500万円以下年1.8%~6.1%

カードローンの傾向として、利用限度額が大きくなるほど適用金利が下がっていくということが挙げられますが、バンクイックでも同様のことが言えそうです。

金利を引き下げてもらう方法とは


では上述した利用限度額と適用金利の関係も踏まえて、バンクイックで適用金利を引き下げてもらうための方法を考えていきましょう。

利用限度額の増額申請を行う

利用限度額が大きくなるほど適用金利が下がっていくのであれば、今よりも限度額を増やしてもらうことで適用金利も下がるはずです。

よって、「利用限度額の増額申請を行う」というのがまず考えうる方法となるでしょう。

仮に現在の利用限度額が90万円で適用金利が年14.2%だったとしても、増額申請を行うことで利用限度額が100万円~200万円の範囲になれば、現在よりも低い金利になることは確定しますからね。

ただし、たとえば現在の利用限度額が110万円で増額申請後に150万円になったというような場合は、同じ適用金利幅内での増額になるので金利を引き下げてもらえない可能性もあります。

なお、バンクイックの増額に関しては、以下のツイートにもあるようにバンクイック側から打診される場合もあります。

増額には審査が必要ですが、バンクイックから電話が来た場合は、ほぼ確実に審査通過となります。

金利の引き下げを考えているとき、にバンクイックから増額の打診があったとすれば、まさに「渡りに船」と言えるでしょう。

他社の借り入れ金の借り換えもあり?

Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。

バンクイックのカードローンについてです。
現在60万ほど借入があるのですが、他社からも150万ほど借入があります。年収が520万ほどある場合、増額申請しバンクイック1社にまとめたいのですが、可能でしょうか?

バンクイックは最大利用限度額が500万円と大きめの設定になっているので、利用限度額を増額する際に他社借り入れを借り換えることを検討する人も多いようです。

バンクイックの資金使途として禁止されているのは、「事業性資金としての利用」だけなので、他の銀行系カードローンなどの借り換えに使ってもかまいません。

ただし借り換え目的で利用する場合は、借り換えの前後で金利や返済額などの条件がどのように変化したかについては、きちんと確認しておくようにしましょう。

限度額増額の申し込み窓口

バンクイックの限度額を増額したい場合は、「第二リテールアカウント支店専用ダイヤル(0120-76-5919)」まで電話をかけます。

第二リテールアカウント支店専用ダイヤルは音声自動応答なので、案内にしたがって手続きを進めていけば、限度額の増額申請が行えるでしょう。

【第二リテールアカウント支店専用ダイヤルの受付時間】

  • 平日9:00~21:00
  • 土・日・祝日9:00~17:00(12月31日~1月3日を除く)

属性を改善したうえで交渉を行う

増額申請を行わない形での金利引き下げを希望するのであれば、バンクイックに交渉を行うしかありません。

利用限度額に応じた適用金利は固定ではなく幅があるため、その幅の範囲内であれば、金利を引き下げてもらえるかもしれないからです。

ただし、何の材料もなく交渉を行ったところで要望が通る可能性は非常に低いので、何かしらのプラス要因は用意しておくべきでしょう。

新規申し込み時よりも年収が増えた、新規申し込み時は契約社員だったが正社員として雇ってもらえるようになったなど、属性を改善したうえでの交渉であれば、バンクイック側としても一考の余地があるかもしれません。

利用実績を積み重ねて交渉を行う

属性改善以外に考えられるプラス要因としては、今までのバンクイックの利用実績が挙げられます。

契約を行った後、定期的に借り入れを行いその後の返済もしっかりしているような、バンクイックから見て「お得意さん」であるような人からの交渉であれば、金利引き下げの要望が通りやすくなると考えられます。

これまでにあまりバンクイックを利用してこなかったなぁと思っている人は、あらためてバンクイックで定期的に借り入れ・返済を行った後に、交渉してみるといいかもしれませんね。

増額審査に通過するためのコツ

増額を希望したとしても、審査に通過しなければ増額は行ってもらえず、適用金利も下がりません。

バンクイックの審査基準を踏まえたうえで、増額審査に通過するコツについて考えていきましょう。

良好な利用実績

増額審査では、初回申し込み時と同様に属性や信用情報のチェックが行われますが、それらに加えて「契約時から今までの利用実績」もチェックされます。

利用限度額を増額するということは、バンクイックにとっては一種のリスクです。

そのため、「増額しても大丈夫だな」と同時に「確かに増額したほうがいいな」と判断されなければ、増額審査には通過できません。

契約したはいいものの今までほとんど利用していないような人が、急に増額申請をしてきたとしても、本当に増額すべきなのかどうかの判断材料が乏しいですよね。

定期的に借り入れを行ってその都度きちんと返済を行い、良好な利用実績を積むことで、増額審査に通過しやすくなると言えます。

借入件数、借入総額が増えていない

他社の借入残高や借入額は、審査において重要な「返済能力」に大きく影響してきます。

新規申込時よりも他社借入件数や借入総額が増えている状態で、バンクイックの増額申し込みをしたとしても、返済能力に不安がある以上、審査に通過できる可能性は低いでしょう。

他社借入件数や借入総額は、新規申込時よりも減っているのが好ましいですが、少なくともそのときと同じラインであることが求められます。

申し込み時から属性が悪化していない

上述した他社借入件数や借入総額は、「属性」を構成する要素の1つです。

他社借入件数や借入総額が申し込み時より減っていたとしても、その他の属性の要素が悪化していたとすれば、トータルの判断で増額は見送られてしまうかもしれません。

属性には、年収や勤務先・雇用形態といった要素が含まれます。

新規申込時と現在の属性を比べてみて、悪化していないかどうか確認しておきましょう。

信用情報に問題がないこと

信用情報は属性と並んで審査における重要なファクターなので、信用情報に問題がないことも、増額審査に通過するための絶対条件となります。

信用情報は金融取引に関する情報がまとめられたものなので、ローンの返済やクレジットカード支払いなどをきちんと行っていれば、信用情報にキズが付く心配はありません。

逆に、ローンの返済や携帯電話の割賦払いの支払いを延滞しているような場合は、信用情報にその情報が登録されてしまうため、バンクイックを増額することは難しいでしょう。

金利引き下げ交渉にはリスクもある


上述したような方法を試してみれば金利を引き下げてもらえる可能性がありますが、これらの方法には同時にある程度のリスクがあることも、知っておかなければなりません。

金利引き下げを狙った場合に、どのようなリスクが考えられるかについて見ていきましょう。

増額したことで返済が厳しくなるかも

増額申請を行って、見事利用限度額が引き上げられて適用金利も下がった場合は喜ばしいことなのですが、利用限度額が増えるとついつい借り入れを増やしてしまうのが、人間というものです。

借り入れが増えると、当然毎月の返済額も増えてしまいますよね。

金利を引き下げて返済負担を減らそうとしたはずが、結果的にその行動が引き金となって返済負担が増えてしまう、という皮肉な事態に陥ってしまうということも十分考えられます。

増えた利用限度額に踊らされないようにすることが、重要と言えるでしょう。

現状より条件が悪化する可能性も

先ほど、交渉を行う際には何かしらプラスの材料を用意したうえで行うべきだという話をしました。

万が一、新規申し込み時よりも属性面等が悪化している状況で交渉を行ってしまえば、利用限度額や適用金利が今よりも悪くなってしまう可能性もあります。

適用金利を引き下げたいからと気持ちが逸るのは分かりますが、現在の自分の属性と新規申し込み時の自分の属性を客観的にとらえて、現在のほうが悪くなっている場合には、交渉をグッと我慢することも重要です。

自分にとってプラスに働くであろう要因ができたときに、あらためて交渉を行うことを検討してみましょう。

申し込み時に工夫をしておくのもあり


バンクイックと契約した後に、増額申請なり交渉なりを行って金利引き下げを狙うというのは、多少労力を要することでもあります。

そういった労力を避けたいのであれば、申し込み時にちょっとした工夫をしておくのもありかもしれません。

言わば、増額による金利引き下げを申し込みの時点で行ってしまうのです。

つまり、本当は80万円の借り入れを行えれば十分なところを、あえて100万円超で申し込むことによって、低めの金利で借り入れを行うことを目指すのです。

こうすることで、初めて利用する段階から引き下げられた金利で借り入れを行うことが可能となります。

審査落ちのリスクも考慮に入れて

ただし、本来予定している限度額よりも大きめの限度額で申し込むということは、その分だけ審査が厳しくなるということでもあります。

金利を引き下げるという目的のためにいろいろと工夫した結果、そもそも審査に通過できずに借り入れが行えませんでした、では意味がありません。

バンクイックを利用した人の口コミなども参考にしながら、自身の属性ではどれぐらいの限度額までであれば審査通過できそうかということを何となく判断したうえで、大きめの限度額で申し込むかどうかを決めましょう。

申し込みを行うときに「理想は〇〇〇万円借り入れたいのですが、もし無理そうであれば××万円でもかまいません」というように保険を打っておくことも有効かもしれませんね。

支払う利息を減らすのも一つの手!

適用金利を引き下げたいのは、金利によって発生する利息を少なくしたいからです。

金利を引き下げずに支払う利息を減らすための方法について、考えていきましょう。

まずは現在の返済額と利息を把握

支払う利息を減らすには、そもそも現在の返済額と利息はどれぐらいなのかを、正しく把握しておかなければなりません。

バンクイックの返済方法には、「毎月指定日返済」と「35日ごとの返済」の2通りがあり、それぞれにおいて約定返済金額における利息の占める割合は異なります。

利息は、「借り入れ残高×適用金利×経過日数」で計算できるので、試しに計算してみるといいでしょう。

経過日数が多いとその分多く利息が発生するため、「毎月指定日返済」と「35日ごとの返済」では、後者のほうが約定返済金額における利息の占める割合が高いことが分かります。

返済額を減らすと次回からの利息は減る

バンクイックでは、借り入れ残高に応じて約定返済時の最少返済額が減る仕組みになっており、借り入れ残高をできるだけスムーズに減らしていくことで、支払わなければならない利息も減らせます。

借り入れ残高を効率的に減らしていくためには、毎月の返済日に行う約定返済だけではなく、任意返済も適宜織り交ぜていく必要があります。

約定返済で返済する金額は、元金の返済と利息の支払いに充てられますが、約定返済で返済する金額は、全額元金の返済に充てられるからです。

ただし、手持ちのお金に余裕がないタイミングで任意返済を行ってしまうと、家計がピンチになってしまい追加借り入れを行わなければならない羽目になってしまいかねません。

任意返済は、余裕のあるタイミングにのみ行うように心がけましょう。

無利息期間のあるカードローンの利用もあり!

バンクイックは銀行カードローンなので、適用金利が低めに設定されています。

そのため、長期間利用する場合には優先的に検討したいカードローンなのですが、短期で完済できそうな場合は、金利が高い代わりに無利息期間が利用できる消費者金融のカードローンも有力な選択肢となります。

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ムラヤマ@YouTube動画編集 (@murayama_free) 2019年01月05日

プロミスやアコム・アイフル・レイクなど大手の消費者金融を中心に、無利息期間サービスを取り扱っているところはいくつかありますので、そういったところを中心に検討してみるといいでしょう。

ただし、無利息期間サービスが終わると通常の金利が適用されるため、早めに完済するための具体的なプランがない場合は、あまりおすすめできません。

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まとめ

以上、バンクイックで適用金利を引き下げてもらうための方法についての説明を行ってきました。

バンクイック側から金利の引き下げを打診してくるような場合もまったくないわけではありませんが、基本的にこちらから動かない限りは、適用金利を引き下げてもらえるようなことはありません。

バンクイックにとって「上客」であるような利用の仕方を心がけて、属性面も磨いていったうえで、見事「金利引き下げ」という結果を勝ち取れるように頑張ってくださいね。

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