150万円貸してほしい!借りたい場合はどうする?

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150万円という高額借入が行いたい場合には、どこから借入を行えば良いか悩みますが、まず気を付けなければならないポイントは、借入金利がどの程度になるかという点です。

金利が高いほど返済を行うときの負担が大きくなるため、1%でも低い金利で借り入れをすることが大切です。

また、金利や借入金額などの条件は、カードローンやフリーローン、おまとめローンなどローンの種類によっても異なるため、どの商品を利用すればよいかも考えなければなりません。

150万円もの高額借入で失敗しないためにも、ローンの選び方や借入返済の注意点を解説します。

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高額融資を受けるときは金利に注意しよう

高額融資の借入先として、消費者金融や銀行、信用金庫など様々ありますが、どこで借りるかによって借入金利が変わってきます。

以下の表に、代表的な金融機関ごとの借入金利をまとめましたが、最高金利が12%以上違う場合もあります。

金融機関商品名金利
アコムカードローン年3.0%~18.0%
プロミスフリーキャッシング年4.5%~17.8%
三井住友銀行フリーローン(無担保型)5.975%
(変動制)
住信SBI銀行フリーローン3.775~12.0%
横浜幸銀信用組合フリーローン・チョイス3.5~11.8%
長野県信用組合フリーローン「えらんじゃお」3.5~14.0%
東京信用金庫WEBフリーローン2.95~14.0%
東京ベイ信用金庫フリーローン7.0~12.5%
中央労働金庫フリーローン5.825~7.50%
東北労働金庫フリーローン4.875~5.50%

例えば、住信SBI銀行で150万円を借りた場合、1か月の利息は約15,000円(年率12%の場合)です。

しかし、同じ銀行である三井住友銀行で150万円を借りると、1か月の利息は約7,500円なので、半分ほどに抑えられるのです。

信用組合や信用金庫、労働金庫のローン商品は、会員でなければ利用できない場合もありますが、その分金利が低めに設定されていることも多いためおすすめです。

1社から高額融資を受ける方が金利は低くなる

150万円の借入をするときには、ひとつの金融機関からまとめて借りる方が金利は低くなりやすいです。

金利が低くなる理由には、利息制限法と呼ばれる法律が関係してきます。

利息制限法では金融機関が設定する金利の上限が決められており、この上限は借入金額によって変動します。

借入金額上限金利
10万円未満20%以下
100万円未満18%以下
100万円以上15%以下

100万円以上を1社から借りる場合には、必ず金利を15%以下に設定しなければなりません。

したがって、上限金利が15%を超えるローン商品でも、150万円を1社で借りることで15%以下に金利を抑えられます。

150万円借りる方法を目的別に紹介

高額借入を行うときには、目的に応じて借りる方法を選択することも大切です。

基本的には、目的を決めずに利用できるフリーローンよりも、目的に併せた借入方法やローン商品を利用する方が金利は低く抑えられます。

150万円を借りる目的は様々ですが、以下の代表的な状況で利用できる方法を紹介します。

複数の借り入れをまとめるケース

複数ある借り入れをひとつにまとめて返済を楽にしたいときには、おまとめローンの利用をおすすめします。

すでに高額な借り入れをしている人の場合、借り入れをまとめる目的でフリーローンやカードローンの申し込みをしても、なかなか審査に通りにくいケースが多いです。

しかし、おまとめローンであれば、金融機関もおまとめ目的で借り入れを行うという前提で審査を行ってくれるため、フリーローンやカードローンの審査に落ちた人でも審査に通る可能性があります。

「借金をまとめたいけどなかなか審査にとおらない」と悩みを抱えている人は、おまとめ専用の目的ローンを探してみてください。

プロミスの「おまとめローン」

借金をまとめる商品を探している人に紹介したいローンが、プロミスの「おまとめローン」です。

商品名プロミス「おまとめローン」
金利6.3~17.8%
借入限度額300万円
資金使途他の貸金業者への返済のみ
借入条件20歳以上65歳以下で安定した収入がある

プロミスのおまとめローンの魅力は、年収の3分の1を超える借り入れをしていたとしても、借金をまとめられる可能性がある点です。

消費者金融で高額借入を行う場合、総量規制の関係上年収の3分の1を超える借り入れができません。

しかし、おまとめローンは総量規制の例外となる貸付けであるため、まとめる借金の金額が高額でも問題ないのです。

借入上限金額も300万円までであり、150万円の借り換えに対応しているため、借金をまとめたい人は是非検討してください。

事業性資金を借りるケース

個人事業主や自営業者で150万円の事業性資金が欲しい場合には、事業者向けのローンを探してみてください。

基本的に個人向けのローン商品は、事業性資金として使うことができません。

このため、事業用の資金を借りることが目的の場合には、事業者用のフリーローンやカードローン、銀行融資を検討してください。

スルガ銀行の「イービジネスダイレクトカード」

スルガ銀行のイービジネスダイレクトカードは、事業性資金としても利用できるカードローンです。

商品名スルガ銀行「イービジネスダイレクトカード」
金利12.0~14.9%
借入限度額50~300万円
借入条件業歴2年以上の20歳以上65歳以下の個人事業主

法人が利用できるローンや融資の多くは、証書貸付と呼ばれる方式であるため、追加の借入をしたいと思ったら毎回契約を結び直す必要があります。

しかし、イービジネスダイレクトカードであれば、最初に決められた限度額内で何度でも追加借り入れが可能です。

非常に利便性の高いローン商品ですが、金利が高めに設定されているため、借り過ぎには注意が必要です。

自動車購入や結婚資金のためのローンがある

自動車購入や結婚資金など具体的な目的がある場合には、目的ローンの利用をすると低金利でお金を借りやすいです。

自動車購入のときに利用するマイカーローンは、ふだんローンを利用しない人でも聞きなじみがありますが、他にも結婚資金に使えるブライダルローンやリフォームに使えるリフォームローンなど、以下のような様々な目的ローンがあります。

目的ローン名一般的な金利
マイカーローン1.775~3.975%
(住信SBI銀行)
ブライダルローン7.0%
(イオン銀行)
リフォームローン2.475~4.475%
(住信SBI銀行)
教育ローン1.775~3.975%
(住信SBI銀行)
メモリアルローン5.00~5.20%
(千葉銀行)
介護ローン5.00~5.10%
(千葉銀行)

フリーローンと比較すると、目的ローンの金利は低いことが多く、例えば住信SBI銀行のフリーローンは最高12%ですが、リフォームローンは最高でも4.475%しか金利の負担がありません。

借入目的が具体的に決まっている人は、自分の目的にあったローンがないか探してみてください。

医療費には公的制度がある

高額な医療費を用意するために借金を検討している人は、お金を借りる前に医療費に使える公的制度がないか確認してください。

健康保険に加入している人であれば、以下のような公的制度も併せて利用できます。

高額療養費制度年収ごとに決められた金額を超える医療費が支給される制度
ただし、先進医療や美容整形は対象外
出産手当金、出産一時金産休期間の給料の一部を支給(出産手当金)
子供が生まれたときに42万円を一律支給(出産一時金)
傷病手当金怪我や病気で会社を休業しているときに、給料の一部を支給してもらえる

怪我や病気で治療を受ける場合には、健康保険や高額療養費制度の対象となるため、借りてまで用意する必要はありません。

ただし、先進医療など特別な治療が必要なときは、公的制度の対象外となってしまいます。

民間の保険に加入している場合は、先進医療が保険の対象となる場合があるので、保険会社や担当医と相談して解決策を探してください。

令和4年までは年金担保貸付に申し込める

年金を受給している人でお金を借りたい人は、年金担保貸付を活用してみてください。

年金を担保にしてお金を借りることは禁止されていますが、福祉医療機構が行っている年金担保貸付であれば借入ができます。

年金担保貸付は年金受給者にとってはありがたい制度ですが、残念ながら令和4年の3月末で申し込みが終了してしまうため、早めに利用を検討してください。

150万円を借りるためのポイントは?

150万円を借りるときには、以下の6つのポイントを押さえることが大切です。

これらのポイントを事前に把握しておくことで、申し込みから審査までスムーズに行きます。

また、事前に知っておかないと申し込み後に失敗してしまう可能性もあるため、抜けがないようにひとつずつ確認してください。

審査に必要な書類を不備がないようにそろえる

ローン審査に必要な書類を事前に準備しておくと、審査がスムーズに進むため借入までの時間が短くなります。

また、準備する書類に不備がないかの確認をしておくことも非常に重要です。

例えば、準備する書類の数が足りなかったり、書類の発行日が古かったりすると、書類の再提出を求められてしまい審査に時間がかかります。

最悪の場合には、書類の不備が原因で審査落ちになる可能性があるため気を付けてください。

審査に必要な代表的な書類

ローン審査を行うときに準備する書類は、ローンの種類によって異なりますが、本人確認書類や収入証明書を用意しなければなりません。

本人確認書類や収入証明書として一般的に使える書類は以下の通りです。

本人確認書類収入証明書
運転免許証給与明細書
パスポート源泉徴収票
在留カード確定申告書
特別永住者証明書課税証明書
マイナンバーカード納税通知書

また、目的ローンを利用する場合には、資金使途確認書類や勤続証明書といった書類の提出が必要になる可能性もあります。

公式ホームページのローン詳細を確認すると、提出書類についても記載があるため、事前に確認をして提出できるように準備しておいてください。じz

大手ローンの広告に惑わされない

ローン商品を選択するときには、広告で紹介されている商品以外も調べてみることが大切です。

ローン商品を検討するときには、どうしても大手消費者金融やメガバンクなど、広告をよく出している金融機関から探してしまいやすいですが、地方銀行の商品の方が条件が良いケースもあります。

また、信用金庫や信用組合、労働金庫などあまり広告を出さない金融機関も、高額借入ができるローン商品を扱っているため、利用可能な商品をできる限り多く比較してみてください。

他社の借入件数を考慮する

現在消費者金融や銀行から借り入れがある場合には、他社の借入件数を減らしてから申し込みをしてください。

他社借入件数が多い場合には、審査に悪影響をあたえてしまう可能性が高いため、借入限度額に余裕のあるカードローンがある場合には事前にまとめておく方が良いです。

また、複数社からの借り入れをひとつにしたい場合には、先ほど紹介したおまとめローンを活用してください。

金融機関の低金利ローンには条件が多い

金融機関の低金利で借り入れができるローンには、借入条件が多いケースがあるため注意が必要です。

例えば、地方銀行の低金利ローンの場合には、銀行の営業エリア外に居住している人では利用できないことがあります。

他にも借入条件には明記されていませんが、低金利ローンの方が勤続年数が長く、年収が高くなければ審査落ちになってしまう可能性があります。

審査に通過するか不安な人は、低金利なローンを避けて申し込みをするのもひとつの手です。

融資までに時間がかかる可能性が高い

フリーローンや目的ローンは審査期間が長く、融資まで時間がかかる可能性があります。

消費者金融のカードローンは最短で即日借入ができるものも多いですが、フリーローンや目的ローンでは即日の借り入れはできません。

ローン商品によっては融資までに2~3週間以上時間が必要なものもあるため、ゆとりを持って申し込みをしてください。

また、申込方法が金融機関の窓口に限られている商品もありますので、申込方法の確認もしておきましょう。

消費者金融から150万円借りることは難しい

150万円もの高額を借りる場合、消費者金融を利用することはおすすめできません。

消費者金融は法律によって、年収の3分の1を超える借り入れができないため、150万円を借りるには最低でも450万円の年収が必要です。

また、消費者金融は初回契約時の限度額が低めに設定されやすいため、いきなり150万円を借りることは難しいです。

上記の様に消費者金融から150万円を借りることは難しいですし、金利も高く消費者金融で借りるメリットも少ないため、他の金融機関での借り入れをおすすめします。

150万円以上を返すときの注意点を紹介

150万円もの高額な借り入れを返済するときには、事前にしっかりと計画を立てなければ、途中で返済に困ってしまう可能性が高いです。

そこで、高額な借り入れを返済するときの注意点やポイントを紹介しますので、ローン申し込み前に確認しておいてください。

積極的に繰り上げ返済をしよう

高額な借金を返済するときには、積極的に繰り上げ返済を行うことが大切です。

繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別に追加で借金の返済を行うことを指します。

繰り上げ返済を行うことで毎月の返済額を減らしたり、完済までの期間を短くできたりするため、借金返済を楽にできます。

家計に余裕があるときは積極的に繰り上げ返済を行いたいところですが、一部ローンでは繰り上げ返済時に手数料が必要な場合もあるため気を付けてください。

返済シミュレーションを活用しよう

高額借入をするときには、ローン申し込み前に返済シミュレーションを利用して毎月の返済額を確認しておいてください。

150万円もの高額な借り入れの場合、毎月の返済額がいくらになるかイメージが付きにくいです。

そこで、具体的な返済額や返済期間を計算するために、金融機関ではホームページ上に簡易的な返済シミュレーションのサイトを用意してくれています。

毎月の返済予定額が無理のない金額であるか、自身の収入と比較しながら確認してください。

返済方法が限られているローンに注意

高額借入ができるローン商品の多くは、返済方法が口座振替のみとなっているケースがあるため注意が必要です。

大手消費者金融やメガバンクのカードローンでは、ATMやインターネットバンクからの振込返済に対応していますが、その他のローンでは対応していないことがあります。

銀行や信用組合の場合、自行の口座での振替を指定されているケースもあるため、返済方法も併せて確認しておいてください。

まとめ

150万円もの高額借入をするときには、できる限り低金利で借りることが重要であるため、カードローンよりも金利が低いフリーローンや目的ローンを選択することが大切です。

また、借金を借り換えたり、ひとつにまとめたりしたい場合には、おまとめ専用のローンを利用した方が審査に通りやすいためおすすめです。

高額借入を行うときには、少額借入よりも審査や返済の注意点が多くなるため、事前に確認しておいてください。

特に、返済途中で困らないためにも、返済シミュレーションを事前に行って、毎月の返済額を確認しておくことは非常に重要です。

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