「ヤミ金」って本当?キャレントで借りれるのは法人だけ?個人はNG?
来店不要で最短即日融資が可能な「キャレントスーパーローン」では、利用限度額が最大500万円となっています。消費者金融の中でも、大手のようにテレビCMやWeb広告で見かけることはなく、店舗展開もしていないため、利用に不安を感じる人もいるかもしれません。一部には「ヤミ金ではないか」と心配して利用を避ける人もいます。
しかし、キャレントはヤミ金ではありません。貸付対象は個人ではなく法人のみですが、東京都知事から認可を受けた正規の貸金業者ですので、安心して利用できます。
この記事では、キャレントがヤミ金でない理由や、キャレントスーパーローンの特徴、利用方法について詳しく解説しています。
キャレントは「ヤミ金」は本当?
キャレントはヤミ金ではありません。キャレントの会社概要は以下のとおりで、東京都知事から貸金業登録を行うための認可を受けており、登録番号も取得済みです。
運営会社 | 株式会社IPGフィナンシャルソリューションズ |
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登録番号 | 東京都知事(5)第31399号 |
加盟団体 | 日本貸金業協会会員 第006016号 |
住所 | 東京都品川区西五反田7-9-2 KDX五反田ビル5階 |
電話番号 | 03-5740-5087(会員専用) |
キャレントスーパーローンの運営会社である株式会社IPGフィナンシャルソリューションズは、東京都品川区に事務所を構えています。申込から契約手続きはインターネットから行えるため、全国どこからでも利用可能です。
キャレントはしっかりとした消費者金融
キャレントは正規の貸金業者であり、貸金業法に基づいて財務局長または都道府県知事からの認可申請と登録を完了しています。無登録で貸金業を営むヤミ金とは異なります。貸金業を行うには、貸金業法に従ってこれらの手続きが必須で、登録を行わずに貸金業を営むことは法律違反であり罰則の対象となります。
キャレントの登録番号「東京都知事(5)第31399号」は、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で検索可能で、これにより登録状況を確認できます。
貸金業登録番号は「関東財務局長(○)第○○○号」の形で記され、財務局または都道府県知事の認可を受けています。営業拠点が複数ある場合や単独の都道府県での登録は異なる場合があります。
- 貸金業者の営業拠点が複数の都道府県にある場合:財務局長
- 営業拠点が単独の都道府県の場合:都道府県知事
()内の数字から業者の規模を把握できます。初回登録時には(1)から始まり、3年ごとの更新手続きで数字が増加します。キャレントの場合、(5)なので、貸金業登録後15年以上18年未満が経過していると判断できます。
「第○○○号」は登録順に交付される番号であり、業者の規模判断には適していません。他の貸金業者と番号が重複することがありますが、財務局や都道府県の部分が同一のものは存在しません。
貸金業者が廃業したり、登録が取り消された場合、その登録番号は再利用されず永久欠番となります。
なぜ「ヤミ金」という噂が?
株式会社IPGファイナンシャルソリューションズが運営するキャレントはヤミ金ではありません。キャレントがヤミ金と誤解されることがあるのは、運営会社が以前「株式会社eカード」として消費者金融業を行っていたためです。
運営会社は屋号をキャレントに保ちつつ、株式会社eカードから株式会社IPGファイナンシャルソリューションズに名前を変更しました。株式会社eカード時代には、貸金業者としての認可申請と登録を行い、「東京都知事(1)第31399号」という登録番号を取得し、これを現在も使用しています。
2024年5月現在、キャレントスーパーローンの貸付対象は法人のみですが、株式会社eカード時代には個人向けの貸付も行っていました。このような経緯があるため、キャレントの名前を悪用して違法な貸付を行うヤミ金が存在することもあります。ただし、認可申請と登録を完了している以上、違法な条件での融資が行われることはほぼありません。
キャレントでお金を借りれるのは「法人だけ」
キャレントスーパーローンは貸付対象を法人のみとしており、個人は利用できません。
個人事業主も融資はNG
キャレントスーパーローンの公式サイトには、融資対象者が法人に限られており、個人事業者への貸付は行っていないことが明記されています。したがって、個人事業主が高収益を得ていたり、社会的地位が高かったりしても、資金調達が必要な場合はキャレントスーパーローンを利用することはできません。別の融資方法を検討する必要があります。
個人でお金を借りたい場合は?
個人でお金を借りたい場合、消費者金融や銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング機能を検討する方法があります。どの方法を選ぶかは、「お金がいつ必要なのか」や「借入期間はどのくらいか」などを考慮すると良いでしょう。
すぐにお金が必要ならば、最短即日融資に対応している消費者金融の利用が適しています。100万円未満の借入れの場合、最高金利18.0%が適用される可能性が高く、借入期間が長期になると利息の負担が増えます。貸金業法の総量規制により、年収の3分の1以上の借入はできません。
一方、大手消費者金融では、一定期間無利息サービスを提供していることが多いです。このサービスを利用すれば、利息負担を軽減できます。また、消費者金融はオンライン完結や電話連絡・郵送なし、最短10秒での振込融資など、利便性が高いです。
銀行も消費者金融と同様にカードローンを提供していますが、利用方法の仕組みに大きな違いはないものの、特徴にいくつかの違いがあります。まず、審査時に警察庁データベースへの照会が必要(申込者が反社会的勢力組織と関係があるかの調査)となるため、最短即日融資に対応していません。その他にも返済方法は口座振替のみ、来店が必須など銀行によって条件はさまざまです。
最高金利は14.0%程度です。すぐにお金が必要な状況ではなく、返済期間が長期化しそうであれば銀行カードローンを選んだほうが利息負担をおさえられるでしょう。なお、銀行は貸金業法ではなく銀行法に則って貸付を行うため、借入金額は総量規制に含まれません。
注意点として、消費者金融も銀行も利用する際には、申込手続きを行って審査に通ることが前提です。申し込めば誰でも利用できるわけではなく、返済能力や信用力を問題視された場合は、審査に落ちるケースも十分に有り得ます。
キャレントのローン「スーパーローン」を解説
キャレントスーパーローンの貸付条件は以下のとおりで、14時までに手続きが完了すれば即日中の振込融資が可能です。
貸付対象者 | 事業を営む法人 ※決算書やキャレントが指定する事業計画・収支計画・資金計画の提出が必要 ※借入金額が返済能力を超えない範囲内である |
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資金使途 | 事業資金 |
利用限度額 | 1万円~500万円 |
金利(実質年率) | 7.8%~18.0% |
遅延損害金(実質年率) | 20.0% |
借入方法 | 銀行振込 |
返済方法 | 指定口座へ振込 三菱UFJ銀行口座から振替 |
返済回数 | 1~120回 |
担保・保証人 | 不要 |
キャレントスーパーローンは、全国どこからでも振込融資が可能で、振込先として指定された銀行口座がないため、利用者は普段使っている口座をそのまま使用できます。申込みはインターネットを通じて24時間365日可能で、来店する時間がない人に特に適しています。最短即日融資も提供していますが、以下のような場合は融資開始までに時間がかかる可能性があるため、注意が必要です。
- 金曜日の14時までに申込手続きが完了しなかった・土日祝日に申し込んだ(キャレントスーパーローンの審査は土日に実施してない)
- 希望限度額を高くした(高額融資は審査に時間を要する傾向あり)
- 必要書類に不備があった
- 申込情報に確認事項があった
キャレントスーパーローンの公式サイトには、「設立年数」、「他社借入金額」、「遅延の有無」を入力するだけで融資が可能かどうかを判断できる「ネット借入診断」ツールが用意されています。審査通過に不安がある場合は、申し込む前にこのツールを利用すると良いでしょう。
また、キャレントスーパーローンの利用限度額は最大500万円で、総量規制の対象外です。従って、消費者金融カードローンのように年収の3分の1を超える融資の制限が適用されません。このローンはつなぎ資金、運転資金、起業資金、設備投資、仕入れ資金、従業員の給与支払い、納税資金など、さまざまな事業資金に利用可能です。
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