最新の後払いアプリを2種類に分けて徹底解説!
現金の持ち合わせがなくても、「後払いアプリ」を使えば商品を購入できます。スマホさえあれば簡単に申し込めて、即日利用開始も可能です。利用金額は決められた支払日までにコンビニエンスストアなどで支払えば問題ありません。
しかし、後払いアプリは数多くあるため「どれが使いやすいのだろうか」と迷ったり、選び方が分からなかったりする場合があります。
今回は、今すぐに使える後払いアプリを「後払い機能を使ってチャージできるアプリ」「ネットショッピングの決済に利用できるチャージ不要の後払いアプリ」に分けて紹介します。
毎月のスマホの利用料金と合算して後払いが可能な方法もまとめたので、併せてチェックしてみてください。
目次
【2022年最新】今すぐ使える後払いアプリまとめ
今すぐ使える後払いアプリは後払いでチャージができるアプリとネットショッピングの後払いに利用できるチャージ不要のアプリがあります。いずれも後払いの仕組みが違ったり、利用シーンが異なったりするので、注意が必要です。
それぞれの代表的なアプリとサービス概要を解説するので、自分に合った後払いアプリを選ぶ際の参考にしてください。
【後払い機能を使ってチャージできる】おすすめ後払いアプリ5選
後払いチャージが可能なアプリは、申し込むとVisaのバーチャルプリペイドカードが発行されます。通常はコンビニエンスストアや銀行口座からのチャージが必要ですが、現金の持ち合わせがない時は「後払い機能」を使ってチャージできます。
バーチャルカードは、基本的にネットショッピングの決済にしか利用できません。しかし、プラスチック製のリアルカードを発行すれば実店舗での決済に利用可能です。
Visaカードなので使える店が多く、Amazonやメルカリのようなネット通販だけでなく、コンビニエンスストア・スーパーなどの実店舗でも使えます。
【後払い機能を使ってチャージできる後払いアプリのメリット】
- Visa加盟店でクレジットカードと同じように使える
- ネットショッピング・実店舗での決済に利用できる
- バーチャルプリペイドカード発行時の審査なし
【後払い機能を使ってチャージできる後払いアプリのデメリット】
- 後払いチャージの利用限度額が低い
- 後払い機能を利用するごとに手数料が発生する
- 利用実績や支払い状況が良くない場合は後払いが利用できない
【後払い機能を使ってチャージできる後払いアプリの利用が向いている人】
- クレジットカードを作れない人
- すぐに利用できる後払いアプリを使いたい人
- 審査を受けるのが面倒に感じる人
Kyash:イマすぐ入金
Kyash(キャッシュ)は電話番号とメールアドレスがあれば、最短1分でVisaのバーチャルプリペイドカード「Kyash Card Virtual」が発行できます。発行するに当たって、審査や年齢制限はありません。
後払い決済機能の「イマすぐ入金」を利用するには、アプリから氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号を登録してください。
【Kyashの特徴】
- 「Kyash Card Virtual」発行時の審査・本人確認なし
- 後払い機能の「イマすぐ入金」は申し込み後にリアルタイムで実施する審査に通過すれば利
- 後払いに本人確認は不要
- リアルカード発行時に本人確認が必要
- イマすぐ入金を使うたびに手数料が発生
- リアルカードを発行すれば実店舗での決済が可能
Kyash基本情報 | |
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後払い決済の名称 | イマすぐ入金 |
利用(チャージ)可能額 | 3,000円~5万円 |
手数料 | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000〜2万円:800円 2万1,000〜3万円:1,150円 3万1,000〜4万円:1,500円 4万1,000〜5万円:1,800円 |
審査・本人確認 | 都度審査(本人確認は任意) SMS認証 |
支払い方法 | コンビニ払い |
支払期日 | 利用月の翌月末 |
B/43:あと払いチャージ
B/43が他社と異なる点はバーチャルではなくリアルカードが発行される点です。チャージはアプリから行えますが決済時にはリアルカードを使わないといけません。アプリをダウンロードして申し込み手続きを済ませたら、自宅にリアルカードが届くのを待ちましょう。また、手続きの際に本人確認が必要です。
【あと払いチャージの特徴】
- カップル用の共有口座「ペア口座」を作成できる
- あとばらいチャージをするたびに手数料が発生
- リアルカードはタッチ決済対応
- ポケット機能でお金を使う目的ごとに分けて管理できる
- セブン銀行ATMから現金の引き出しが可能
B/43基本情報 | |
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後払い決済の名称 | あと払いチャージ |
利用(チャージ)可能額 | 3,000円~5万円 |
手数料 | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000〜2万円:800円 2万1,000〜3万円:1,150円 3万1,000〜4万円:1,500円 4万1,000〜5万円:1,800円 |
審査・本人確認 | SMS認証 顔写真撮影 本人確認書類撮影 |
支払い方法 | コンビニ払い |
支払期日 | 利用月の翌月末 |
BANKIT:おたすけチャージ
BANKITも審査なしで作れる手軽さが特徴のVisaプリペイドカードの後払いアプリです。後払い機能のおたすけチャージを使うことで現金が手元になくても、後払いでチャージできます。しかし、おたすけチャージは、BANKITの補助的なサービスなので上限額は1回につき3,000円または6,000円で設定されます。また、本人確認とBANKITの上限額が目安となるため、BANKITの利用実績がない人は審査通過が不利になりやすいです。
【BANKITチャージの特徴】
- 利用可能額(チャージ額)は少なめに設定される
- 後払いに本人確認が必要
- 支払い方法はプリペイドチャージ残高から引き落とし
- おたすけチャージ+は利用代金の翌月払いや分割払いも可能
BANKIT基本情報 | |
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後払い決済の名称 | おたすけチャージ |
利用(チャージ)可能額 | 6,000円 |
手数料 | 1回300円 |
審査・本人確認 | 都度審査(本人確認は任意) SMS認証 |
支払い方法 | チャージ残高から引き落とし |
支払期日 | 利用月の翌月末 |
バンドルカード:ポチッとチャージ
バンドルカードのアプリをダウンロードして利用手続きが完了するとVisaプリペイドカードが発行されます。後払い機能のポチっとチャージを利用すれば、現金を持っていなくても後払いでチャージできます。
アプリ画面から氏名、生年月日、メールアドレス、電話番号を登録して手続きを進めてください。なお、ポチっとチャージを使う際に本人確認はありません。
【バンドルカードの特徴】
- バンドルカードを発行する際の年齢制限なし(未成年は保護者の同意が必要)
- 実店舗での決済はリアルカードが必要
- チャージ残高の払い戻しはできない
- ポチっとチャージで入金した金額に応じた手数料が発生
- 後払いに本人確認不要(リアルカード発行時に本人確認が必要)
バンドルカード基本情報 | |
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後払い決済の名称 | ポチッとチャージ |
利用(チャージ)可能額 | 3,000円~5万円 |
手数料 | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000円〜2万円:815円 2万1,000円〜3万円:1,170円 3万1,000円〜4万円:1,525円 4万1,000円〜5万円:1,830円 |
審査・本人確認 | SMS認証 |
支払い方法 | コンビニ払い ネット銀行振込 ペイジー |
支払期日 | 利用月の翌月末 |
【ネットショッピングの決済に利用できる】おすすめ後払いアプリ3選
ネットショッピングの決済に利用できる後払いアプリは、クレジットカードなしで商品を購入できる方法です。クレジットカードの審査のように信用情報を照会したり、勤務先に在籍確認を実施したりしません。
本人に安定収入があるかどうかは問われないため、金融ブラックの人が利用できるケースも多いです。
ただし、社内における独自審査を実施しています。返済遅れを繰り返している・未払いがある場合は、審査に落ちて利用できない可能性が高いので注意してください。
【ネットショッピングの決済に利用できる後払いアプリのメリット】
- 手元に現金がなくても後払い商品を購入できる
- 利用実績関係なく高い利用限度額が設定されやすい
- 信用情報の照会を実施しない
【ネットショッピングの決済に利用できる後払いアプリのデメリット】
- 全てのネットショップが対応しているわけではない
- 支払期限が2週間程度と短め
【ネットショッピングの決済に利用できる後払いアプリの利用が向いている人】
- クレジットカードを作れない人・持っていない人
- 後払いで高額商品を購入したい人
- ネットショップで購入した商品を確認してから支払いたい人
Paidy「あと払いペイディ」
Paidy(ペイディ)の「あと払いペイディ」は、AmazonやQoo10(キューテン)などのネットショップの決済に利用できる方法です。アプリをダウンロードして携帯電話番号とメールアドレスだけで登録できます。
利用のたびに審査を実施するため、利用限度額がどのくらいなのかを把握できません。初回は1万~3万円程度とされていますが、利用実績を地道に重ねる、本人確認の必要な「ペイディプラス」に申し込むと利用限度額が上がる可能性が高いです。
ペイディプラスは、3回までの分割払いを利用できたり、ペイディカードというバーチャルカードをiPhoneやAndroidに登録してスマホ決済に使ったりできます。分割払い手数料は無料なので、クレジットカードを利用するよりも便利かもしれません。
Paidy基本情報 | |
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後払い決済の名称 | あと払いペイディ |
利用可能額 | 利用状況によって異なる |
手数料 | 356円(コンビニ払い) |
審査・本人確認 | SMS認証 本人確認(ペイディプラスの場合) |
支払い方法 | コンビニ払い 銀行振込 口座振替 |
支払期日 | 利用月の翌月10日まで |
ネットプロテクションズ「NP後払い」
株式会社ネットプロテクションズが提供する「NP後払い」は、ファッションをはじめとする約70万のネットショップの決済方法として利用できます。
利用限度額は5万5,000円に設定されているのが一般的で、後払いチャージが可能なアプリと比べると、初回利用時から高額な買い物をできる点がメリットです。
後払い決済サービスの中では珍しく、「NPポイント」というシステムを採用。ポイントがたまったら商品と交換したり、懸賞に応募できたりするなど、有効活用できます。
ネットプロテクションズ「NP後払い」基本情報 | |
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後払い決済の名称 | NP後払い |
利用可能額 | 5万5,000円(※店舗による) |
手数料 | 200円(※店舗による) |
審査・本人確認 | 利用のたびに審査を実施 |
支払い方法 | コンビニ払い 郵便局・銀行 LINE Pay |
支払期日 | 請求書の発行から14日間 |
atone
「atone」も株式会社ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービスです。利用のたびに請求書が発行されるNP後払いと異なり、同月内の利用は翌月にまとめて支払えます。
メールとSMSの認証だけで登録できますが、NP後払いと比べると使えるショップが少ない点に注意が必要です。
ネットプロテクションズ「atone」基本情報 | |
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後払い決済の名称 | atone |
利用可能額 | 5万円 |
手数料 | 190円 |
審査・本人確認 | 利用のたびに審査を実施 SMS認証 |
支払い方法 | コンビニ払い 郵便局・銀行 LINE Pay |
支払期日 | 請求書の発行から14日間 |
携帯電話料金と合算して後払いが可能なアプリ3選
チャージ金額を携帯電話料金と合算して後払いが可能なアプリも手軽に利用できて便利です。au、ソフトバンク、ドコモのユーザーは、チャージする方法としてぜひ利用してみてください。
auPAY
auユーザーなら「auかんたん決済」を使って、KDDIが開始したQRコード決済やバーコード決済サービスの「au PAY」にチャージできます。auの携帯電話料金と合算できるので、支払いを最長2ヶ月程度先延ばしできます。
1ヶ月当たりの利用限度額の目安は、以下のように年齢によって異なります。ただし、毎月の支払い状況などに応じて利用限度額は変動。必ずしも最大利用限度額が設定されるわけではありません。
- ~12歳:最大1,500円
- 13~17歳:最大1万円
- 18~19歳:最大2万円
- 20歳以上:最大10万円
PayPay
PayPayは銀行口座やクレジットカード以外に「ソフトバンクまとめて支払い」「ワイモバイルまとめて支払い」で後払いが可能です。
利用金額は携帯電話料金と合算されるため、利用者自身で別途手続きをする必要はありません。決済時に「ソフトバンクまとめて支払い」または「ワイモバイルまとめて支払い」を選択してください。
利用限度額は以下の通りです。1ヶ月当たりの金額で、利用状況によって利用限度額が変動します。
- 契約期間関係なしに12歳未満:一律2,000円
- 20歳未満の場合:最大2万円(契約から3ヶ月以内は最大5,000円)
- 20歳以上の場合:最大10万円(契約から3ヶ月以内は最大5,000円)
d払い
spモードやiモードを契約済みのドコモユーザーなら、ドコモのQRコード決済・バーコード決済サービス「d払い」に後払いでチャージできます。利用金額は翌月の携帯電話料金と合算されるので、面倒な手間はかかりません。
利用限度額は1万~最大10万円です。
- ~19歳:最大1万円
- 20歳以上(契約期間:1~3ヶ月目):最大1万円
- 20歳以上(契約期間:4~24ヶ月目):最大3万円
- 20歳以上(契約期間:25ヶ月目以降):最大10万円
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