Paidyから身に覚えがない請求やSMS・メールが届いたらどうすればいい?
「後払い決済サービスのPaidy(ペイディ)から覚えがない請求が来たけれど、どうすればいいか知りたい」
後払い決済サービスの一つであるPaidyは、現金やクレジットカードがなくてもネットショッピングを行える利便性が高いサービスです。支払方法にPaidyを選んだら、翌月の10日(口座不振替は12日)までに請求金額を支払います。
そんなPaidyの注意点として知っておきたいのが「覚えがない請求が来た」ケース。もしPaidyの名前で覚えがない請求が来たら以下で解決ができます。
- MyPaidyで利用履歴を確認
- 販売元の利用内容と配送状況を確認
- 配信元のメールアドレスを確認(noreply@paidy.com からならOK)
- ショートメッセージの確認
- カスタマーサポートへの連絡
その他に、Paidyで過去に起きた詐欺事件の概要やPaidyを安全に利用するための取り組みや、覚えがない請求が来ないために普段から心がけたい行動について解説します。
すでにPaidyを利用中の方も今度利用を検討している方も、トラブルを回避できるようにチェックしておきましょう。
下記ページでは、Paidyを利用すると信用情報も残るのか、について徹底的に解説をしています。知識を深めたい方はぜひ合わせてご覧ください。
>>>Paidyを利用すると信用情報も残る?CICは?JICCは?
よくあるケースとして、「請求内容をよく確認したら自分だったけど手元に現金がなくて支払えない」という人は、支払い遅れになる前に以下のカードローンに申し込むことをおすすめします。
5万円を30日間借りた場合、発生する利息は約750円です。しかも無利息サービスがあるカードローンであればその期間の利息はかからず、一括返済できれば利息は0円です。
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目次
Paidyから覚えがない請求が来るケースが存在する
「Paidyそのものを利用していないのに請求が来た」
「実際にPaidyを利用した金額と異なる請求が来た」
このように、Paidyから覚えがない請求が来るケースが存在します。SMSに認証コードの入力を求められたり、実際に請求ではなくても「利用確認」といった内容のメールやはがきが届いたりした例があるのです。
認証コード
覚えのない請求のなかで一般的なのが、SMSに届く認証コード。Paidyを利用した支払いをしていないにもかかわらず「Paidy認証コードは〇〇〇〇です。ログイン画面にご入力ください」という内容のメッセージが突然届きます。
悪質な認証コードをランダムに送信する悪徳業者もいるので、覚えがないなら反応せずに、Paidyカスタマーサポートに問い合わせるなどしてください。
メール
「【重要】Paidyご利用確認のお願い」といった件名のPaidyを装ったフィッシング詐欺メールが届きます。
メールの本文には以下のような内容が記載されており、その後に「ご利用確認はこちら」のリンクを選択するように指示があります。
- ご本人様の利用かどうかを確認したい取引がある
- カードの利用を一時制限したくて連絡した
- カードの利用確認に協力してほしい
- 回答がない場合はカードの利用制限を継続
内容は、カード利用の一時制限を行い、カードの利用確認をお願いし、利用制限解除の手続きと称してアカウントの再設定を誘導するといったものです。
発行者には「株式会社Paidy」とあり、所在地も東京オフィスのものが記載されています。メールの送信元も株式会社Paidyとなっているため、詐欺メールと気付かない可能性もあるでしょう。
しかし、送信元のメールアドレスを確認すると、フリーメールが使われているなど、株式会社Paidyからのメールでないのが分かります(Paidy公式からのメールアドレス:noreply@Paidy.com)。
参考元:【ご注意ください】ペイディを装った不審なメール・SMSについて
はがき
商品購入や請求に関するはがきが届く場合があります。ただし、株式会社Paidyではなく、法律事務所や裁判所の名前を記載して送ってくるケースも存在します。
Paidyで過去に起きた詐欺事件の概要と仕組み
2020年の始め頃、Paidyを悪用した詐欺被害が相次ぎました。そのため、決済サービスの提供を一時中断する事態も起きています。
Paidyを悪用した詐欺事件の概要は以下の通りです。
- 詐欺加害者:フリマアプリのメルカリ出品者
- 詐欺被害者:購入者
詐欺加害者は手元に在庫がない状態でメルカリに出品し、詐欺被害者は該当商品を購入。詐欺加害者は、Paidyを利用してネットショップから該当商品を購入し、詐欺被害者へ発送します。
商品到着後、詐欺加害者はメルカリ経由で詐欺被害者から商品購入代金を受け取りますが、ネットショップからの請求は詐欺被害者に届きます。Paidy利用分の請求書は商品購入者に送付されるからです。
まとめると、このような詐欺内容となります。
- 詐欺加害者:メルカリを経由して詐欺被害者からの料金を受け取った
- 詐欺被害者:メルカリ出品者の詐欺加害者、Paidyのそれぞれに二重で料金を支払った
現在のPaidyは、セキュリティーやシステムを徹底的に強化して詐欺に利用できないように予防策を立てています。このような詐欺トラブルもすでに解決済みで、問題なくサービスを継続中です。
その他に、Paidyのサービス名をうたったモニター依頼といった被害が発生しています。Paidy公式サイトでも「モニター依頼は一切行っていない・一切関係ない」と注意喚起をしています。
Paidyのサービス名をうたったモニター依頼
他にも、モニター受託会社を名乗る人物がPaidyのサービス利用をモニターとして依頼し、Paidyの利用に対して報酬を支払うという詐欺も確認されています。
被害者本人名義でPaidyを使った買い物を行い、購入商品は詐欺加害者に配送します。しかし、どんなに待っても詐欺加害者から報酬の支払いはありません。
被害者がモニター受託会社に連絡をしても「連絡が取れない」「連絡先が実在しない」といったケースが発生しています。
Paidyから覚えがない請求が来たときの対処法
Paidyから覚えがない請求が来たら、最初にMyPaidyから自分の利用かどうかを確認してください。該当の利用がなければ、以下の対処法を試してみましょう。
- 同居家族に確認
- カスタマーサポートに問い合わせる
- 覚えがないなら支払わない・商品を受け取らない
同居家族に確認
Paidyから覚えがない請求が来た場合、自分以外の第三者が利用した可能性があります。
そのなかで特に多いケースが、同居家族による利用。第三者の不正利用を疑ってPaidyカスタマーサポートに問い合わせたものの、家族による無断利用が判明するケースです。
PaidyにはIDとパスワードを自動保存する機能があります。家族間でスマホやタブレット、パソコンなどを共有している場合、自分以外の誰かでもネットショップから簡単に商品を購入できて、支払方法にPaidyを選択できてしまいます。
同居家族の利用ではないと確認できたら、次に解説するカスタマーサポートへの問い合わせを行ってください。
カスタマーサポートに問い合わせる
Paidyから覚えのない請求が来て、家族や自分の周囲の人がPaidyを利用した事実がなければ、カスタマーサポートへ問い合わせてください。「利用した覚えのない請求が来た」旨を伝えましょう。
問い合わせ方法は「お問い合わせフォーム」「電話」の2種類。そのうちお問い合わせフォームは、返信までに数日間の時間を要します。急ぎの場合は電話を利用した方が対応はスムーズです。
Paidyカスタマーサポート | |
---|---|
ペイディ・カスタマーサポートお問い合わせフォーム | |
電話でのお問い合わせ | 0120-971-918 |
問い合わせの際に以下の情報が必要です。
- 名前
- 携帯電話番号
- 住所
- 商品の送り主
- 購入商品の詳細
参考元:あと払いペイディ|安全への取り組み|翌月後払いのPaidy
覚えがないなら支払わない・商品を受け取らない
覚えのない請求を支払う、購入した覚えのない商品を受け取らないようにしましょう。ペイディ・カスタマーサポートや商品の発送元(店舗)に問い合わせをして、今後の対応について指示をもらってください。
支払いを済ませたり、何も考えずに商品を受け取って、開封・使用したりすると、後で自分の請求ではないと判明してもお金を取り戻すのが難しくなります。
Paidyでは安全に利用できる取り組みを行っている
Paidyの「安心・安全に利用できる取り組み」は以下の4点です。
- 認証コードによる本人確認
- 本人確認の徹底強化
- 決済情報はTLSで暗号化
- 365日24時間体制で全決済を監視
認証コードによる本人確認
Paidyでは、携帯電話番号とEメールアドレス(一段階)に加えて、認証コードによる本人確認(2段階)を実施しています。
決済画面で入力した携帯電話番号宛てに届いたSMSを確認しましょう。SMS内に記載された4桁の認証コードを入力しないと、決済が完了しません。
本人確認の徹底強化
Paidyプラスでは、オンラインで本人確認手続きが完結できる「eKYC(electronic Know Your Customer)」を導入。アプリ上で運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影して、徹底した本人確認を行っています。
決済情報はTLSで暗号化
Paidyの決済画面で入力する個人情報はTLS(Transport Layer Security)接続によって暗号化。第三者から確認できない仕組みのため、申し込み途中での個人情報や携帯電話番号の漏えいを避けられます。
365日24時間体制で全決済を監視
Paidyでは、365日24時間体制で全決済の監視を実施しています。決済のたびにシステムによる「与信」と呼ばれる審査を実施。詐欺やなりすましといった不正を早い段階で排除して、安全な決済を実現しています。
参考元:Paidyの安心安全への取り組み
Paidyから覚えがない請求が来ないために心がけたい行動
Paidyから覚えがない請求が来ないために、普段から以下の4点の行動を心がけてください。
- SMSに送られてきた認証コードを他人に教えない
- スマホや携帯電話を置いたままにしない
- 運営元の怪しいサイトを開かない
- 覚えのないメールやSMSは削除する(開かない)
覚えのない通知が来るのを未然に防ぐには、自分の情報が漏えいしないように気を付けるのがベストです。
参考元:ペイディを利用していないのに認証コードのSMSを受信された方
Paidyを利用するメリット
Paidyは安全に利用するための取り組みが徹底しています。後払い決済サービスの選択肢は多くありますが、そのなかでPaidyを利用するメリットは以下の通りです。
- 複数の請求を一本化できる
- クレジットカードを使わずに買い物ができる
- サポート体制がしっかりとしている
- 審査がすぐに終わる
- 会員登録不要
複数の請求を一本化できる
Paidyは1ヶ月に何回買い物をしても、請求が一本化されて管理が楽です。翌月の10日(口座振替は12日)にまとめて支払いましょう。
クレジットカードを使わずに買い物ができる
Paidyは、クレジットカードなしで後払いが可能です。クレジットカードが発行できない方でも、Paidyなら後払いで買い物をできる点は利便性が高いといえるでしょう。
Paidyの利用金額の支払方法は、以下の通りです。
- コンビニエンスストア設置端末での支払い:356円(税込み)
- 銀行振込:振込手数料
- 口座振替:無料ト
サポート体制がしっかりとしている
Paidyには、カスタマーサポートが設置されています。Paidy公式サイト内の「ペイディのよくあるご質問」などで解決できない疑問は、メールの問い合わせフォームや電話から問い合わせてください。
その他に「ペイディを利用していないのに認証コードのSMSを受信された方」「ペイディを装った不審なメール・SMSについて」といった注意書きが、Paidy公式サイト内にあります。
審査がすぐに終わる
Paidyの与信審査は入力から数秒で完了。すぐに審査結果を確認できます。
また、与信審査は決済の都度実施し、審査に通過できない時は「今回のお支払いは承認されませんでした」というメッセージが表示されます。
会員登録不要
Paidyは事前に会員登録をする必要がありません。ネットショッピングサイトから直接利用できます。
商品購入時に必要な情報は、携帯電話番号とEメールアドレスの2点だけ。時間や手間をかけたくない方にとっても利便性は抜群です。
Paidyを利用するデメリット
Paidyを利用するデメリットは以下の3点です。
- 利用限度額が曖昧
- 支払方法によって手数料が高い
- Paidyに対応するネットショップが少ない
利用限度額が曖昧
Paidyには利用限度額があります。しかし、設定される利用限度額は、Paidyユーザーによって変動します。
ネットショッピングサイトで決済手続きをする度に審査を実施し、支払いができるかどうかが分かる仕組みです。そのため、利用限度額が曖昧で正確に把握できない点はデメリットとなってしまいます。
支払方法によって手数料が高い
Paidyの支払方法は3つあると説明しましたが、そのうちコンビニ決済は356円(税込み)の手数料が発生します。1回当たりの金額で考えれば大きな負担になりませんが、Paidyの利用機会が多いとその分支払う手数料が高くなります。
なお、356円を12回(1年間)支払うと4,272円です。一方で、口座振替なら手数料がかかりません。
Paidyに対応するネットショップが少ない
PaidyはAmazonやDMM.com、ビックカメラ.comをはじめ、決済可能なネットショップが増えているものの、2022年2月現在で対応可能なネットショップが限定されます。クレジットカードのように、どこのネットショップでも使えるわけではありません。
「支払方法にPaidyを選びたかったのに使えなくて困った」とならないように、事前にPaidyで支払えるお店を確認してから利用しましょう。
タグ:後払い
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※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。