ヤナセのローン徹底解説~ベンツをローン購入するための事前知識
「メルセデスベンツをヤナセで購入する予定」このような時、多くの人はヤナセのローンの利用を検討するかと思います。
そこでこの記事では、ヤナセのローン徹底解説してみました。
ローンを利用するために必要な知識を分りやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ヤナセのローンはこの4つ!
ヤナセでメルセデスの購入に利用できるローンは以下の4つです。
- スタンダードローン
- ウェルカムプラン
- スタートアッププラン
- オートリース(オープンエンドリース)
ちなみに、ベンツのもうひとつの正規ディーラーである「シュテルン」でも利用できるローンは一緒です。
それでは各ローンの詳細を確認していきましょう。
スタンダードローン
スタンダードローンはその名のとおり、もっとも一般的な自動車ローンです。
支払回数や頭金の有無、ボーナス払いなどを自由に決めることができるため、支払計画を自分の思い通りにアレンジしやすくなっています。
そんなスタンダードローンの利用条件は次のとおりです。
支払回数 | 3・6・12・18・24・30・36・42・48・54・60・66・72・78・84回 |
---|---|
支払方法 | 均等払い及びボーナス併用払い |
ローン取扱金額 | 300,000円以上 |
ボーナス加算金額 | ローン対象金額の65%以内 |
ウェルカムプラン
ウェルカムプランはいわゆる「残クレ」と呼ばれる、残価設定型ローンです。
契約時に残価を設定することにより、ローン金額を減らすことが出来るため、月々の支払額を抑えることが可能です。
設定した残価は最終回の支払いに以下の3つの方法で清算します。
- 下取りして新車に乗換え
- 再度ローンを組む
- 現金で一括払い
そんなウェルカムプランの支払プランは、「2年・3年・4年・5年」から選択できます。
オートリース
オートリース(オープンエンドリース)は、ウェルカムプランのリース版です。
ウェルカムプランと同じく、契約時に残価を設定するとこになり、その残価を据置した金額でローンを組みます。
そして据置した残価を最終回に清算する点も同様です。
ただし、オートリースはリース(貸し出し)ですので、清算方法が以下の2通りのみとなっています。
- 下取りして新車に乗換え
- 最リース契約をする
そんなオートリースのリース期間は「3年・4年・5年」から選べます。
スタートアッププラン
スタートアッププランは、支払回数を最長120回まで指定できる長期間の支払プランです。
支払回数を非常に長く取れるため、月々の支払額を抑えることが可能です。
そんなスタートアッププランの利用条件は以下のとおりです。
支払回数 | 96・108・120回 |
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支払方法 | 均等払い及びボーナス併用払い |
ローン取扱金額 | 300,000円以上 |
ボーナス加算金額 | ローン対象金額の65%以内 |
審査のポイント
ヤナセのローンには審査があるため、審査に通過しないことにはローンの利用が出来ません。
この審査は通常の自動車ローンと同じような方法でされる可能性が高いため、申込者の「返済能力」が重要になってきます。
そのため審査では以下のようなポイントをチェックされるかと思います。
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このような部分をチェックされ、「返済していけるだけの力があるか?」といった点や「お金に関して信用できる人なのか?」という部分が判断されます。
そして、「十分な返済能力がある」と判断されれば審査に通過できるのです。
よって、最低限以下の条件は満たしておきたいところです。
- 定職についており毎月収入があること
- 他社借入が多すぎない
- クレカやローンの返済を期日通りにしている
- 信用情報に事故情報がない
金利は車種によって異なる
ここからはヤナセのローンの金利について解説していきます。
ヤナセのローンの金利は、車種やローンのタイプによって異なってきます。
そのため、金利はいくらとは一概には言えないんですね。
よって、金利が知りたい場合はお近くのヤナセの店舗に問い合わせるのがおすすめです。
ただし、メルセデスベンツ・メルセデスAMG・スマートの場合、ウェルカムプランだと2018年9月まで特別金利が採用され、2.9%でローンを組むことが可能となっています。
残価設定率をチェック
ウェルカムプランのような残価設定クレジットを組む場合、気になるのが「残価はいくらまで設定できるか?」という部分ではないでしょうか。
ウェルカムプランの場合、残価設定率は以下のように指定する支払年数によって異なってきます。
支払年数 | 残価設定率 |
---|---|
3年コース(36+1回) | 上限40% |
4年コース(48+1回) | 上限30% |
5年コース(60+1回) | 上限20% |
たとえば、3年コースであれば、残価設定率の上限は車体価格の40%までです。
よって、800万円の車両を購入する場合であれば、「800万円×40%=320万円」となり、最高320万円まで残価を設定できるということですね。
ちなみに残価設定率の下限は5%までです。
そのため、800万円の車種であれば「800万円×5%=40万円」となり、40万円から設定できます。
このように、ベンツのローンの残価設定率は最低5%から、支払年数ごとに決まった上限まで設定可能となっています。
なお、一部の車両には以下のコースも利用できる場合があるようです。
支払年数 | 残価設定率 |
---|---|
3年コース(36+1回) | 上限50% |
4年コース(48+1回) | 上限40% |
5年コース(60+1回) | 上限30% |
どのようなケースで利用できるかの詳細が知りたい場合は、お近くのヤナセの販売店に問い合わせるようにしてください。
ベンツのローンには年収制限がある?
自動車ローンを組む時には気になるのが「年収制限」ではないでしょうか。
銀行などの金融機関の自動車ローンには年収制限があることがほとんどですので、ヤナセのローンにも「年収制限があるのでは?」と気になっている人も多いかと思います。
結論から言いますと、ヤナセのローンに年収制限はありません。
そのため、年収によってローンが組めないということは基本的にありません。
もちろん、年収は審査に重要な部分となるため、年収が高い人のほうが審査に通りやすいのは間違いありません。
しかし、大事なのは年収そのものよりも、「きちんと毎月支払いしていける能力があるか?」という点なのです。
たとえ、年収がそれほどではなくても、しっかりと支払いが出来ると判断されればローンを組むことが可能です。
逆に年収が高くても、借金が多かったり、収入が不安定だったりしますと審査落ちになるケースもあります。
このため、ローンの利用には収入の大小よりも現時点の返済能力が重要になります。
よって、年収が多くない人でも十分に利用できる可能性があるため、「自分は年収が低いから・・・」と諦める必要はありません。
ヤナセ以外のローンも知ろう!
メルセデスの購入に利用できるローンは、ヤナセのローン以外にもあります。
それは以下の2つです。
金融機関の自動車ローン
銀行や信用金庫、労働金庫などの金融機関の自動車ローンもメルセデスの購入に利用できます。
こうした金融機関の自動車ローンは来店が必要だったり、審査に時間がかかるといったデメリットはあるものの、金利が低い傾向にあるという利点もあります。
とくに地方銀行や信用金庫、労働金庫などの中小の金融機関ほどその傾向が強く、2.0%台や1.0%台という低金利の自動車ローンも存在します。
そのため、「金利を抑えて手数料を安くしたい」という場合におすすめです。
中古車店経由のローン
中古車店で購入をする時は、中古車店経由のローンも利用できます。
中古車店経由のローンは、おもに中古車店と提携している信販会社の自動車ローンです。
特徴は中古車店経由で申し込み出来るため、申込手続が楽なことと、審査のハードルがそれほど高くない点です。
その反面、金利が高い傾向にあるため手数料が大きくなりがちです。
金利は各中古車店によって異なってきますが、一般的に5.0%~7.0%が相場です。
以上がヤナセ以外で利用できるローンになります。
状況によってはこれらのローンの方が最適な場合もありますので、選択肢のひとつに入れておくのも良い手です。
まとめ
- ヤナセで利用できるローンは「スタンダードローン」・「ウェルカムプラン」・「スタートアッププラン」・「オートリース(オープンエンドリース)」の4つ
- ヤナセのローンには審査があり、審査に通過する鍵は「現時点での返済能力」
- ヤナセのローンの金利は車種やローンの種類によって異なる
- ローンの残価設定率は最低5%から支払年数ごとに決まった上限まで設定可能
- ヤナセのローンには年収制限はない
- メルセデスの購入には金融機関や中古車店経由の自動車ローンも利用可能
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