七十七銀行カードでキャッシング徹底解説
「急な予定が入りお金が必要になった」このようなときに便利なのが、「キャッシング」ですよね。
七十七銀行の「七十七カード」にもキャッシングサービスがありますので、現金の借入が可能です。
今回はそんな七十七カードのキャッシングについて徹底解説してみましたので、ぜひ参考にしてください。
七十七銀行の「七十七カード」とは
七十七カードは、七十七銀行のグループ会社である「(株)七十七カード」が発行するクレジットカードです。
国際ブランドは「JCB」、「Visa」、「Master」から選択でき、カードの種類と年会費は以下のとおりです。
カード名 | 年会費 |
---|---|
JCBゴールド | 本会員 10,000円(税別) 家族会員一名無料 (2人目より一名につき1,000円(税別)) |
JCB一般カード | 本会員 1,250円(税別) 家族会員 400円(税別) |
JCBCARD EXTAGE | 年会費無料 |
JCB LINDA | 月づきの携帯電話・PHSの利用料金の支払い、もしくは毎月1万円以上の利用でデータ維持料無料 |
Visaゴールドカード | 本会員 10,000円(税別) 家族会員一名無料 (2人目より一名につき1,000円(税別)) |
Visaクラッシクカード | 本会員 1,250円(税別) 家族会員 400円(税別) |
Masterゴールドカード | 本会員 10,000円(税別) 家族会員一名無料 (2人目より一名につき1,000円(税別)) |
Masterクラッシクカード | 本会員 1,250円(税別) 家族会員 400円(税別) |
七十七カードの特徴
七十七カードの特徴は「キャッシュカード一体型のクレジットカード」であるという点です。
キャッシュカードとクレジットカードの機能がひとつになっていますので、このカード1枚で七十七銀行の取引やショッピング時の決済に利用可能です。
また、ポイントや各種割引、キャッシュバックなど利用額に応じた特典があるというメリットもあります。
七十七カードのキャッシング
ここからは、七十七カードのキャッシングについて解説していきます。
七十七カードのキャッシングは、限度額の範囲内でATMから現金が引き出せるサービスです。
国内だけでなく、海外の銀行、空港、ショッピングセンターなどのATMからも利用可能ですので、海外旅行や出張時に現地通貨を借入することもできます。
そんな七十七カードのキャッシングの貸付条件以下のとおりです。
国際ブランド | 支払方法 | 金 利 | 限度額 |
---|---|---|---|
JCB | JCBキャッシングリボ払い | 15.00%~18.00%(ザ・クラス会員の方は14.10%) | 0~50万円 |
キャッシング1回払い(国内・海外) | 15.00%~18.00% | 0~40万円 | |
Visa・Master | キャッシングリボ | 一般会員15.0%~18.0% ゴールドカード会員及びプラチナカード会員 15.0% | 七十七ゴールド 0~50万円 七十七ヤングゴールド 0~30万円 七十七クラシック 0~30万円 |
海外キャッシュサービス | 15.0%~18.0% |
金利
金利は15.0%~18.0%です。
JCBの場合、「ザ・クラス会員」ですと14.10%に、VisaとMasterは「ゴールドカード会員」及び「プラチナカード会員」は15.0%になります。
これ以外の人は上限金利の18.0%になる可能性が高いです。
18.0%という金利は消費者金融の上限金利の相場ですので、少々高めになります。
限度額
限度額はJCBの場合、リボ払いですと「0~50万円」、一括払いは「0~40万円」の間で設定されます。
Visa・Masterの場合は以下のとおりです。
カード名 | 限度額 |
---|---|
七十七ゴールド | 0~50万円 |
七十七ヤングゴールド | 0~30万円 |
七十七クラシック | 0~30万円 |
限度額は審査によって決定されますので、実際にいくらになるかは審査を受けてみないと分かりません。
ただし、クレジットカードのキャシング枠は、「ショッピン枠」の範囲内で設定されるのが基本です。
このため、ショッピン枠を超えることはありません。
また、七十七カードは「総量規制」の対象になります。
よって、他の「貸金業者(クレジット会社・消費者金融・信販会社)」の借入金を合わせて年収の1/3までしか借入できません。
そうしたことから、限度額はどんなに多くても年収の1/3が上限です。
月々の返済額
月々の返済額は、選んだ国際ブランドや支払方法によっても違ってきます。
JCBの場合
JCBの場合は「キャッシングリボ払い」ですと、「毎月元金定額払い」となり、月々の返済額は以下のとおりです。
利用残高 | 月々の返済額 |
---|---|
~18万円 | 5千円+手数料 |
19万円~50万円 | 1万円+手数料 |
たとえば、利用算高が5万円の場合、毎月支払いをする元金は5,000円です。
仮に当月の手数料が500円としますと、「5,000円+500円=5,500円」となり、その月の返済額は5,500円です。
JCBのキャッシングリボ払いはこのような仕組みになっていますので月によって返済額が変わってきますので注意してください。
続いて、「キャッシング1回払い」は「元利一括払い」ですので、利用額と手数料の合計を1回払いで返済します。
利用額が7万円で手数料が800円であれば、合計70,800円を一括で次回の返済日に支払うということですね。
VisaとMasterの場合
VisaとMasterの場合、「キャッシングリボ」の月々の返済額は以下のとおりです。
利用残高 | 月々の返済額 |
---|---|
20万円以下 | 5,000円 |
20万円超 | 15,000円 |
返済方式は「元利定額返済」ですので、「元金+手数料=月々の返済額」となっています。
仮に月々の返済額が5,000円だとすれば、「元金4,000円+手数料1.000円=5,000円」というように、月々の返済額の中に手数料も含まれているんですね。
よって、VisaとMasterのリボ払いは月々の返済額が基本固定です。
続いて、「海外キャッシュサービス」ですが、こちはら「元利一括返済」です。
そのため、利用額と手数料を次回の返済日に一括で支払いをします。
返済日・返済方法
返済日は「毎月15日締め翌月10日払い」となり、返済方法は「七十七カードの返済口座からの銀行引きと落とし」です。
こうしたことから、キャッシングの請求は七十七カードのショッピング枠と同時にされます。
キャッシング&ショッピン枠ともに利用額に注意しておかないと、「支払額が予想以上になってしまい返済が苦しい・・・」という状況にもなりかねませんので注意してください。
キャッシング利用時の利息はいくら?
「七十七カードでキャッシングすると利息はどれくらいになるの?」と気になっている人も多いでしょう。
そこで七十七カードの公式サイトにある「返済シミュレーション」を利用して、利息を算出してみましたので参考にしてください。
今回は10万円を金利18.0%で借入すると仮定し算出しています。
月々の返済額 | 利息額 |
---|---|
5,000円 | 16,154円 |
7,000円 | 11,950円 |
10,000円 | 8,739円 |
12,000円 | 7,511円 |
15,000円 | 6,259円 |
一括払い | 1,972円 |
上記の表を見て分かるとおり、月々の返済額が大きくなるほど利息が少なくなっていきます。
一方、月々の返済額が少さいほど利息は増えてしまいます。
こうしたことから、利息をおさえるには無理のない範囲で、月々の返済を多めにしておくのがおすすめです。
七十七銀行にはカードローンもある
七十七銀行には「77スマートネクスト」というカードローンもあります。
この77スマートネクストでも現金の借入が可能ですので、ぜひこちらも知っておくのがおすすめです。
まずは貸付条件から確認していきましょう。
申込条件 |
|
---|---|
限度額 | 10万円~500万円 |
金 利 | 年4.9%~14.8% |
使い道 | 自 由 (事業資金は除く) |
契約期間 | 1年 (1年毎自動更新) |
担保・保証人 | 不 要 (エム・ユー信用保証㈱が保証) |
限度額が最大500万円・金利4.9%~14.8%と、銀行カードローンとしては特別優れているわけでもありません。
しかし、上限金利が14.8%と七十七カードのキャッシング枠よりも低くなっています。
また、以下のように77スマートネクストの金利は限度額によって決まるため、設定される限度額によっては最大4.9%まで下がります。
限度額 | 適用金利 |
---|---|
100万円未満 | 年14.8% |
100万円以上200万円以下 | 年12.0% |
200万円超300万円以下 | 年7.7% |
300万円超400万円以下 | 年6.9% |
400万円超500万円以下 | 年4.9% |
七十七銀行の「普通預金口座のキャッシュカード」をお持ちなら、WEB契約時は「本人確認書類」の提出が不要です。
このため、七十七銀行に普通預金口座をお持ちなら申し込み手続がかなり楽になります。
77スマートネクストにこのような特徴がありますので、こちらのほうにメリットを感じるのであれば申し込みを検討するのも良い手です。
まとめ
七十七カードのキャッシングサービスを利用すれば、現金が借入できますのでいざという時のお金のピンチを凌ぐことが可能です。
返済も一括だけでなく「リボ払い」も可能ですので、月々の返済負担をおさえながら、借入が可能です。
「急にお金が必要になり困った!」という時に、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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