ソフトバンクカードでキャッシングをすることはできる?
チャージして使うスタイルのソフトバンクカードをご存知ですか?
このソフトバンクカードにはVISAの表示がありますが、ソフトバンクカードでキャッシングをすることもできるのでしょうか?
今回は、ソフトバンクカードでキャッシングはできるのかというところに迫ってみたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は以下のような人におすすめの記事になります。
- ソフトバンクカードの特徴について知りたい人
- ソフトバンクカードとクレジットカードの違いについて知りたい人
- ソフトバンクカードでキャッシングできるのか知りたい人
ソフトバンクカードについて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ソフトバンクカードとはどんなカード?
ソフトバンクカードは、ソフトバンクの子会社SBペイメントサービス株式会社が発行するカードです。
ソフトバンクカードは、利用金額に応じてTポイントがどんどん貯まる、年会費・入会費無料のTカード一体型VISAカードです。
つまり、プリペイドカードにVISAのクレジット機能がプラスされているというイメージですね。
プリペイドカードは前払いしたチャージ額までしか使うことができないカードですので、使いすぎることがなく安心ですし、前払いは与信取引ではないので審査が実質的にはありません。
極端に言えばブラックの人でも申し込みをすることが可能です。
プリペイドカードには、ソフトバンクまとめて支払いチャージといって、ソフトバンクの携帯電話利用料金と一緒にまとめて支払うチャージ方法や、銀行振込でのチャージ、セブン銀行ATMからのチャージ、それにTポイントからのチャージもできます。
それに加えて、支払い時にプリペイドバリューがクレジットカードで自動的にチャージされるというオプションサービス、「おまかせチャージ」も可能です。
チャージだけでなく、VISA加盟店であれば、クレジットカード1回払いでのお買い物もOKですよ。
ただし、永久不滅ポイントではないので注意しましょう。
ソフトバンクカードはソフトバンクユーザー向けのプリペイドカード
ソフトバンクカードは、ソフトバンクユーザーでなくても、事前チャージしたチャージ分の金額を利用残高として、お買い物をすることができ、お得にTポイントを貯めることはできます。
しかし、ソフトバンクユーザーであれば、さらに便利に使用することができます。
ソフトバンクの携帯電話の利用料金1,000円ごとにTポイントが5ポイントが貯まります。
ソフトバンクユーザーが携帯電話の利用でポイントが貯まるので、ソフトバンクユーザーにはメリットの大きなカードということができるでしょう。
ソフトバンクカードでのキャッシング
ソフトバンクカードはプリペイドカードです。
クレジットカードのように、お買い物代金を立て替えるお金を借りる行為に近い使い方はできないので、クレジットカードのキャッシング機能や、カードローンのようにお金を借りるという行為には利用することはできません。
ソフトバンクカードがキャッシング利用できない理由について詳しく解説していきたいと思います。
キャッシンングはできない
ソフトバンクカードはキャッシングはできません。
プリペイドカードの利用可能枠の上限額は、チャージ残高とイコールです。
つまり、金融機関口座のキャッシュカードで買い物ができるのと同じ機能を持っているので、プリペイドカードのショッピング枠は、入金額の範囲内までとなっています。
このため、チャージ額の金額がショッピング枠となり、現金をチャージ額以上に借りるキャッシングはプリペイドカードしか不可能です。
現金バリューとプリペイドバリュー
ソフトバンクカードには現金バリューとプリペイドバリューという2つの金額があります。
現金バリューというのは、みずほ銀行口座やイオン銀行ATMなどの銀行振り込みチャージと、ジャパンネット銀行のチャージ専用口座から振込手数料なしで口座振替チャージと、コンビニATMなどから入金することによってチャージできる金額(バリュー)のことをいいます。
なお、チャージ単位は1,000円単位となります。
現金バリューは、Visa加盟店でのお買い物に利用したり、他のソフトバンクカード会員におくったり、金融機関におくったり、海外ATMでの引き出しに利用することができます。
現金バリューは、現金として引き出すことができるという特徴があります。
プリペイドバリューは、ソフトバンクまとめて支払いチャージやTポイントでのチャージ、クレジット機能でのおまかせチャージ機能によってチャージできる金額(バリュー)のことをいいます。
プリペイドバリューは、VISA加盟店でのお買い物に利用したり、他のソフトバンクカード会員におくったりすることができます。
ただし、プリペイドバリューは現金として引き出すことができないというのが特徴です。
ということは、クレジット機能を使ってチャージできるのはプリペイドバリューだけですので、クレジット機能を使ってチャージした分は、現金として引き出すことができないということですよね。
使うことができる金額は、現金バリューかプリペイドバリューによって事前にチャージした金額に限られます。
つまり、クレジット機能が付いていても現金化するキャッシングはできないのです。
今後、キャッシングチャージができるようになる可能性はあるかもしれませんが、現時点では実現していません。
ソフトバンクカードは年会費が無料
ソフトバンクカードはキャッシングはできません。
しかし、年会費無料、ポイント還元率が高い、さらにTポイントが貯まるキャンペーンの実施など多く多くの特典があるのでおすすめです。
現金で買い物をした場合には、得ることができないこれらの特典について詳しく解説していきたいと思います。
Tポイントがお得に貯まる
VISAカードを使用できる店舗で、ソフトバンクカードを使用すれば、200円の利用額につき、1ポイントTポイントを貯めることができます。
現金で買い物をした場合には、Tポイント提携先の店舗でしかTポイントを貯めることができませんが、ソフトバンクカードであれば、VISA対応の店舗であれば、どこで買い物をしてもTポイントを貯めることができますので現金で買い物をするよりもお得になります。
さらに、ソフトバンクカードをTポイント提携先で使用すれば、通常のポイントプラス、ソフトバンクカードの使用分のポイントが付与されるのでポイント還元率は倍になり、さらに多くのポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、Tポイント提携先の店舗やネットショッピングなどで1ポイント1円で利用することができます。
また、ソフトバンクカードを利用すると、利用状況のお知らせメールがくるので、不正利用の心配がないという安心感があります。
提携先での利用やクレジット支払いでさらにポイントが貯まる
先ほど述べたように、Tポイント提携店舗で利用するとさらにポイント還元率は高くなります。
また、携帯電話料金を1,000円につき、5ポイント付与されるので、ソフトバンクユーザーはポイントが貯まりやすくなります。
auWALLETと使い方も似ているのでよく比較されますが、ソフトバンクカードはおまかせチャージだとポイントが2倍になるので、ポイント還元率という意味ではau WALLETよりもメリットの大きなカードと言えるでしょう。
申込可能年齢は12歳から
ソフトバンクカードは12歳から利用することができます。
クレジットカードの利用年齢は原則18歳(高校生ではなく、親権者の同意があること)からしか利用することはできません。
これはクレジットカードがモノやサービスの購入代金を立て替える与信取引に該当するためです。
しかし、キャッシングも与信取引もできないソフトバンクカードは12歳から申し込むことができます。
本人確認ができ、個人情報が有効に登録できる人であれば、原則12歳以上であれば誰でも作成することができます。
現金を持っているよりも安全ですし、ポイント還元というメリットも大きいので、子供のお小遣いの管理などに利用してみるのもよいかもしれません。
ソフトバンクカードの海外での使用は?
さて、ソフトバンクカードは、現金バリューであっても日本国内のATMを使って引き出すということはできません。
そのため、現金を引き出す際にはいったんご自身の銀行口座へ利用手数料を支払って送金し、銀行のキャッシュカードで引き出すということになります。
しかし、海外で使用する際には、海外のATMで、ソフトバンクカードを使って現地通貨を引き出すことができます。
ただし、引き出すことができるのは現金バリューのみですので、この場合もクレジットカードでのいわゆるキャッシング(借り入れ)ができるわけではありません。
海外での利用をする場合は、利用前にマイナンバーの確認(書類のやり取り)が必要となりますので、ソフトバンクカードコールセンターへ連絡して手続きを行ってください。
まとめ
今回は、ソフトバンクカードでのキャッシングができるのかどうかというところに迫ってみました。
結論としては、残念ながらソフトバンクカードでキャッシングをすることはできません。
ソフトバンクカードは、クレジット機能が付いたプリペイドカードですので、ショッピングのためにVISAを利用したり、プリペイドチャージのためにVISAを利用することはできるのですが、現金を借り入れることはできないのです。
ただ、キャッシングについても準備はしているようです。
近い将来、ソフトバンクカードでキャッシングができるようになる日も来るかもしれませんが、現時点では実現していないので、キャッシングを利用したい人にはソフトバンクカードは不向きです。
クレジットカードは好きじゃないけれど現金もあまり多くを持ち歩きたくないという人や、クレジットカードによる買いすぎが心配だという人などには、こちらのプリペイド式のソフトバンクカードは向いているのではないでしょうか。
Q&A
ソフトバンクカードについて、よくある質問をまとめてみました。
おまかせチャージ機能の新規受付は2019年2月27日で終了していますので、今からおまかせチャージ機能をつけることはできません。
ソフトバンクカードは家族カードはありません。
そのため、家族であっても、ソフトバンクカードアプリで家族のカードを管理することはできません。
また家族のTポイントを本人のポイントと合算して使うこともできません。
家族と合算することができるのはソフトバンクポイントだけになりますので、アプリで家族のカードを管理するということはできませんし、ポイントの共有も不可能です。
教えてもらうことはできません。
しかし、クレジットカードやキャッシュカードと異なり、再設定が非常に簡単です。
ソフトバンクカードアプリを使用して、「カード暗証番号登録・変更」を選択し、新しい暗証番号を入力するだけで簡単に再設定することができます。
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