お金がない時の飲み会・ランチの上手な断り方知ってる?
学校や会社、その他の会合で飲み会に誘われたけれど行きたくないとき。
あなたなら何と言いますか?
もし、「お金がないから行けない」と言っているなら即刻やめてください。
お金がないという理由でお誘いを断ることはなぜいけないか、どのような理由で断ることが望ましいのかについて解説します。
「お金がない」は人間関係を壊す言葉
「本当にお金が無いんだもん。正直に言っているだけ」と、あなたは思うかもしれません。
ですが、お金がないことを理由に飲み会や食事会などのお誘いを断るのは、次の2つの意味でとても失礼なことなのです。
理由1:相手に価値がないと言っているのと同じだから
普通、人が「お金がない」と言うとき、それは本当に1円もないという意味で言っているのではありません。
「お金がない」と言いながら、食事だってしますし、洋服だって買ったりします。
つまり、何かをできない理由として「お金がない」と言うときは、「(それをするために出せる)お金がない」と言っているのと同じなのです。
もちろん、断られた人も馬鹿ではありません。
あなたが断ったことで、あなたにとっては招待者も招待した飲み会も価値がないのだと理解するでしょう。
次の記事も参考にしてください。
理由2:お金の方が大事だと言っているのと同じだから
あなたにとって大切な人や憧れの人。
そんな人から突然のお誘いが来たらどうでしょうか。
もし、あなたに1円の余裕すらなかったとしても、友人や家族からお金を借りて、あるいはクレジットカードやカードローンのキャッシングを使って、そのお誘いを受けることでしょう。
つまり、あなたの中には次のような重要度があるということになります。
大切な人・憧れの人 > お金 > 断った飲み会
お金を理由に飲み会等を断るということは、あなたにとってはその飲み会よりお金の方が大事だと言っているのと同じなのです。
また誘ってほしい・・・ときの断り方
お金を理由に断るのは、誘ってくれた人たちに対して失礼なだけでなく、お金に執着しているという印象も与えてしまいますので、絶対におすすめできません。
では、何と言って断るのが、角が立たない方法なのでしょうか。
今日は飲みに行けないけれど、次回もまた誘ってほしいときの断り方を紹介します。
ただし、次回も誘ってほしいときは、断る理由だけを述べるのではなく、きちんと「誘ってくれてありがとう」「今回は行けなくてごめんなさい」と感謝や謝罪の気持ちを伝えるようにしてくださいね。
実家の親が遊びに来るんだ~
一人暮らししているなら、実家の親が遊びに来る。
親と一緒に暮らしているなら、親戚が集まる。
そんな風に、家庭の事情で断るのも良いでしょう。
「どうしてご両親が来るの?」「なぜ親戚で集まるの?」と質問されることもほとんどないですので、スムーズに欠席することができますよ。
PTAや地域・住民の会合があって・・・
共働きの親が増えてきましたので、PTAの会合を夕方や夜に実施する学校も増えています。
また、町内会やマンション内の会合が、夜間に開かれることも珍しくありません。
子どもがいるかどうか、どのような住居形態で暮らしているかどうかに合わせて、自然な言い訳をすることができるでしょう。
先約があるので
友達や同好会などの先約があるからと断ることもできます。
「いつの友達?」「何の同好会?」と尋ねられる可能性がありますので、スムーズに回答できるようにしておきましょう。
二度と誘わないでほしいときの断り方
毎週のように開催されるダラダラとした飲み会。
新しい情報が得られるわけでもなく、交流を深めるわけでもなく、ただ、時間とお金を浪費するだけの飲み会。
そんな飲み会なら、お金に余裕があってもイヤですよね。
もう二度と誘ってほしくないときの断り方を紹介します。
万年金欠状態なんです!
「奨学金の額が大きくて、余計な出費は1円もできないんです」
「借金を返済しているので、給料日だけが楽しみなんです」
「生活費すら切り詰めている貧困女子(男子)なんです」
と、万年金欠状態をアピールすることもできます。
もちろん、次のお誘いが来ないだけでなく、職場や学校であなたが貧乏であるという噂が立つことも御承知下さい。
ドクターストップをかけられているんです。
とても健康そうな人であったり、若かったりすると使いにくいですが、ドクターストップというのは比較的カドのたたない断り方です。
ただ、ドクターストップがかかっている理由を聞かれることもあると思うので、その理由が答えられたほうがいいでしょう。
勉強しているので飲み会は参加できません!
「資格取得のために学校に通っているので、飲み会は参加できません」
「夜は勉強しなくてはいけないので、お酒は無理なんです」
と、勉強のために参加できないことをアピールすることもできます。
ただし、いつも不真面目な印象を与えている場合は、このような言い訳は使えません。
お昼休みに参考書を開いたりするなど、普段から勉強家であることを周囲に印象付けましょう。
仕事以外のお付き合いはできません!
退勤後~出勤前はプライベートな時間ですから、仕事関係の人とは付き合いたくないとアピールすることもできます。
同時にコミュニケーション能力が低いこともアピールしてしまいますので、「絶対こんな会社辞めてやる!」くらいの気持ちでないときにはオススメはしませんが。
お金がなくとも参加する方法
本当にお金がないけれども、なんとか参加しておきたいという人もいるでしょう。
そういう場合の対処法について少し説明していきます。
飲み代が安くなるようにしてもらう
もう少し安ければ参加できるのに、という場合は少し安めの店にしてもらえないか交渉するのもいいでしょう。
安くても満足できるお店は案外多くあります。
また、ネットやアプリを利用していると割引クーポンがある店もあります。
割引クーポンのある店を選べば、いつもより安めに飲み会ができます。
クレジットカードで払う
自分が支払い出来る場合のみ出来る方法ですが、飲み会の支払いをクレジットカードで済ませるという方法もあります。
どのみち、あとで支払わなくてはなりませんが、出費が重なって今月は辛いというときには有効な手です。
飲み会に出席できて、手元の現金も増えるので便利な方法でしょう。
また、似たような方法にカードローンなどを利用する方法もあります。
こちらは利子を付けて返さなければなりませんが、二次会・三次会と出席するような場合は出費がかさむので一つの方法ではあります。
ただ、借りたお金はきちんと返せるように計画を立ててから借りましょう。
正直かつ丁寧に断る
一番良い方法は、正直かつ丁重にお金がないことを相手に告げ、誘いを断ることです。
「お金がないから行けない」と言うのは恥ずかしいため、言いにくいかもしれません。
しかし、言いにくいことを言うのは相手を信頼している証でもあるのです。
このため、正直に事情を話せば大抵の場合、相手は理解してくれるかと思います。
ただし、単純に「お金がない」を言ってしまうと相手を不快にさせてしまうことがありますので、以下のように相手を気遣い丁重に断る必要があります。
- 本当は行きたいのですが今月はもう余裕がなくて
- 持ち合わせがないので今回は遠慮しておきます。また次の機会に誘ってください。
- せっかく誘ってくれて申し訳ないのですが、金銭的に厳しいので
このように誘ってくれた相手に対して、「本当は行きたいけど、金欠なのでどうしても行けない。申し訳ない」と伝わるように断れば、相手も事情を理解してくれ、不快感を感じることなく納得してくれるでしょう。
比喩やジョークに言い換える
お金がないと言う状況を直接言うのではなく、比喩やジョークで伝えるという方法もあります。
たとえば、以下のような言い回しで伝えてみます。
- いや~首が回わらなくてさ
- 今、財布がダイエット中なんだ
- 財布が軽い
- 先立つものがないので
- ごめん!今、諭吉が家出中
- これらからデパ地下の試食めぐりに行くから
- スズメの涙ほどしか持ち合わせがなくて
- これ以上の出費は嫁が怖いので
このような比喩やジョークに言い換えて伝えれば、直接言うよりも伝えやすいですし、笑い話しにもなるので恥もかきにくくなります。
低予算で可能な代案を提案する
お金がないなら、低予算で楽しめる代案を自分で提案してしまえばいいのです。
たとえば、次にようなものであれば低予算で楽しめます。
- 自宅での飲み会や鍋パーティー
- 格安の食べ放題や飲み放題のお店
- 持ち込みOKの激安カラオケ
とくに自宅での飲み会や鍋パーティーはかなりの低予算で可能ですので、非常におすすめです。
3~5人程度の人数であれば、予算も合計3,000~5.000円程度におさえることも可能ですので、割り勘すればかなりの低予算で楽しめます。
このように、お金がないのであれば、低予算でできる代案を自分で提案するという方法もああります。
次回行ける日を伝える
誘いを断るときに、なるべくなら次回行ける日を伝えておくと良いでしょう。
次回行ける日を伝えておけば、「本当は行きたいけど止むを得ず行けない」というメッセージが伝わりますので、相手も納得してくれる可能性が高くなります。
それだけでなく、次回誘いの機会があったときに声をかけてもらえる確率も上がります。
ただし、この方法を使うのは確実に行ける日が分っているときのみです。
嘘や社交辞令で使うと、次回誘いがあったときに行けない場合、「この日は行けるといったじゃないか!」と相手を不快にさせてしまいます。
このため、確実に行ける日が分っているときのみにしか使ってはいけません。
金欠が理由で誘いを断るのは悪い?
「お金がないという理由で誘いを断られて不快に感じた」ネットの掲示板などを見てみると、このように感じている人が実に多くいてびっくりします。
しかし、金欠は立派な理由です。
無理してまで誘いに乗ると後々後悔するため、決して悪いことではありません。
それでも不快に感じさせてしまうことがあるのは、「断り方」に問題があるケースがほとんどだと思います。
たとえば、嘘をついたり、参加不参加をはっきりせずにうやむやにしたり、いつもただ断ってばかりだったりといった場合は、相手に不快感を与えてしまう確率も高くなるでしょう。
また、せっかく誘ってもらったのにお礼のひとつも言わないのも良くありません。
このように、相手に不快感を与えてしまうのはお金がないという理由なのではなく、配慮を欠いた断り方に問題があるケースがほとんどです。
このため、金欠が理由で誘いを断るのは決して悪いことではありません。
どうしても断れないなら借入も検討
「この誘いはどうしても断れない」というのなら、「借入」を検討するのも良いかと思います。
大手消費者金融のカードローンであれば、即日融資が当たり前ですので、「急いでいる!」というような場合でも対応してくれます。
また、「無利息サービス」のある業者も多いため、サービス期間中に完済してしまえば利息もかかりません。
利息が発生する場合でも少額の借り入れであれば、それほど高くはつきません。
たとえば、2万円を金利18.0%で借りた場合の利息は以下のようになります。
返済期間 | 利 息 |
---|---|
30日 | 295円 |
60日 | 591円 |
90日 | 887円 |
180日 | 1,183円 |
※「利息=借入額×金利÷365×返済期間」で算出
上記のご覧のとおり、借入額が少額であれば利息はそれほど大きくはなりません。
誘われたときに必要なお金は、大きくても数万円程度で済むかと思いますので、このように利息も低額で済むケースがほとんどになります。
ランチを上手に断る方法
ランチを心から楽しんでいる方がいる一方で、金銭面などからランチを苦痛に感じる方が多いのも事実。
ですが、いざ誘いを断るのはなかなか難しいことでもあります。
ここではそんな方々のために上手な断り方を考えていきましょう。
断るときのポイントは、誠実ではっきりした態度です。
誘ってくれてありがとうと言う気持ちで、はっきり「行けない」と断ってください。
たとえ苦手な相手や嫌いな相手からの誘いでも「(あなたと)行きたくない」のではなく「(私の都合で)行けない」と伝えることで、相手を傷つけたり不快にさせない配慮をすることも大切です。
また「行けたら行く」と言うあいまいな態度もトラブルを招きやすいので注意が必要です。
断れないからと言って返事をあやふやなまま先延ばしにしたり、その挙句、ドタキャンになってしまうのでは、ランチを断る以前に関係そのものを悪化させてしまいます。
ママ友とのランチの断り方
一番良い断り文句は先約あるなど、時間が取れないことをアピールする方法です。
子供や自分の体調不良を理由に断る方が一見、早いように思われますが、特にママ友との付き合いでは、うかつに仮病を使うと「何の病気だった?」「どこの病院に行った?」など後日談を用意する必要がでてきますので、嘘を重ねないためにも仮病は避けたいところです。
また、たまにならお金がないと言うことを明るく伝えるのも良いのですが、この方法だと「貸してあげる」と言われてしまう恐れがあります。
職場のランチの断り方
職場のランチの断り方で最善なのはお弁当を持参することです。
お弁当を持ってきている人をわざわざランチに誘う人はなかなかいません。
「あの人はいつも弁当」という印象を持ってもらえれば、ランチに誘われる回数もグッと減ることになるでしょう。
また「ランチは1人で食べたいんです」と宣言するのも良い方法の1つです。
毎回は断りづらいというあなたは
更に、ランチの誘いがとても多い方や、毎回は断りにくいと言う方は「当分お金がない状態が続く」と言うことをアピールする方が良い場合もあります。
「今日は○○の用事で行けない」「今日は××の用事だから行けない」と断り続けるうちに嘘がバレる恐れもありますし、誘いが続けば断りにくくもなるからです。
そんな時におすすめの理由が「当分お金がない」です。
ブランド品や宝飾品、電化製品などの購入も良いのですが、持ち運びが簡単なブランド品や宝飾品は「見せて」と言われる恐れがありますので、避けた方が無難でしょう。
同じように電化製品の購入も、家の行き来がある相手にはバレますので言わないようにしたいものです。
そこでおすすめなのが「資格取得のためのスクール代、もしくは通信講座に入会した」という理由です。
この理由であれば当分お金がないという言い訳のほかに、勉強のため当分時間がとれないという免罪符にもなります。
お弁当持参で節約ランチ
お弁当を持参することでランチを回避できるようになっても、毎回お弁当を購入すればそれなりの出費になります。
ですが中には「毎日お弁当を作るのは大変」と言う方がいるのも事実。
そこでなるべく簡単にお弁当を作る必要がでてきます。
一番簡単なのは前の日の晩のおかずやスーパーの特売おかずの詰め合わせですが、梅雨から夏場にかけては食中毒の恐れもありますので注意したいところです。
そんなときは冷凍食品を上手に活用したり、お弁当を購入する場合もスーパーの総菜コーナーのお弁当にすることで、出費を抑えることができます。
また水筒を持参することで、更に大きな節約効果を得ることも可能です。
それでも寝坊などやむを得ない場合は、主食だけでも持参すると余計な出費を抑えられますし、たまにならカップラーメンも良いでしょう。
本能で群れる女性たち
1人ランチの金額は男女ともに半数近くがワンコイン程度。
ですが、女性同士で楽しむランチの金額を調べてみると、1回のランチで使う金額の平均は1000円~1499円。
つまり、友達と一緒にランチを楽しむと、金額が一気に倍以上まで上昇する傾向があることが分かります。
そしてこれは、専業主婦も働く女性も同じ傾向にあります。
ランチに利用するお店への滞在時間が長くなりがちな女性は、ドリンクバーやデザートを注文することが多くなるので、食事だけを目的にする男性に比べると金額が高くなりがちです。
もちろん月に何度もランチを楽しむと、家計への影響も大きくなるのですが、女性は元来プライドが高い生き物なので、ランチに誘われたとき「金欠なので行けない」とはなかなか言えないものです。
また、旦那さんの上司の奥さまや子供の学校のPTA仲間、保育所や幼稚園の父母会、または親睦会グループ、近所のママ友やママ友カーストの比較的高いママからのランチの誘いなど、これからの付き合いを考えると誘いをなかなか断りづらい相手がいるのも事実です。
人付き合いにお金がかかる環境
特に専業主婦のランチ会というと、男性にとっては「たかが」と思いがちですが本人にとっては切実な問題になっていることが多いものです。
特に子供がいる女性にとっては、子供を通じて長い付き合いをする必要がある相手や、近所のママとの付き合いは、子供同士の関係を円滑に保つためにも必要です。
また基本的に群れで行動するのが女性ですので、PTAなどの学校行事で自分が孤独にならないために、多少無理をしてでもママ友との円滑な関係を保ちたいという気持ちは誰もが少なからず持っているものです。
また、職場の同僚や先輩とのランチもしかり、派閥ができやすい女性同士は、関係を円滑に保つためにもランチは大切と思っている方が多いものです。
女性の上司や所謂お局様からはかわいがられたいと言う思いや、職場で浮きたくないという思いからランチに付き合っている方も多くいます。
番外編 男性だってお金があるわけじゃない
男女平等と言われる現在でも、男性には奢ってもらいたい女性や、男性と食事に行けば奢ってもらえて当然と思っている女性が一定数存在しています。
しかし、お金は男性が払うものという考え方は今では古いと言われています。
男性とランチに行って1食分浮かそうという古い考えに固執するのはやめましょう。
ただし男性が「どうしても払いたい」と言い張る場合もありますので、そんな時は素直に甘えた方が良い時もあります。
ただし、きちんと埋め合わせするのを忘れずに。
今後の付き合い方を考えてから断ろう
飲み会やランチを断ることは悪いことではありません。
建設的でない会話や不快な噂話が延々と続く飲み会なら、お金も時間も無駄になってしまいます。
ですが、上司や仲間との関係を深める有意義な飲み会や食事会が存在するのも事実です。
今後、そのメンバーたちとどのように付き合っていきたいのかを熟慮してから、断るのか参加するのかを自分で決めましょう。
また、飲み会を断る理由にバレたら周囲との関係性を悪化させるような嘘をつくのは避けましょう。
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