バーチャルカードは審査なし?後払い機能を利用する方法とは
キャッシュレス決済の方法はクレジットカードやスマホ決済など複数ありますが、そのうちの一つがバーチャルカードです。審査なし・プラスチック製のカード本体なしで発行できるため、細かい利用条件はありません。
クレジットカードを持てない人でも、ネットショッピングの決済に利用できる方法といえるでしょう。
また、バーチャルカードは原則としてチャージ式(前払い)ですが、後払い機能を利用すれば翌月払いにすることも可能です。審査に通過するのが前提で、クレジットカードとは異なる独自審査を実施しています。
高い利用限度額が設定される可能性は低いですが、スマホアプリから簡単に申し込みができます。
当記事では、バーチャルカードの特徴やクレジットカードとの違い、後払い機能が使えるバーチャルカードを紹介します。また、バーチャルカードのメリット・デメリット、バーチャルカード以外にすぐにお金を用意する方法もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
目次
バーチャルカードの特徴は?クレジットカードとの違いも解説
バーチャルカードとは、「バーチャル(仮想の)」という名の通り、物理的なカードを持たずにカード決済を行えます。
【バーチャルカードの特徴】
- 発行された16桁のカード番号を利用して決済を行う
- チャージ式(前払い)以外にポストペイ式(後払い)も利用できる
- 原則としてオンライン決済のみ対応
- 希望すれば別途プラスチックカードの発行も可能
- クレジットカードと同様に国際ブランドが付帯する
利用方法はクレジットカード決済と同じです。ネットショッピングの決済時にクレジットカード払いを選択して、16桁のカード番号や有効期限、セキュリティーコード、名義人といった情報を入力するだけです。
ただし、クレジットカードは決められた支払日に銀行口座から利用金額が引き落とされるのに対し、バーチャルカードはチャージ残高からリアルタイムで引き落とされます。
クレジットカードのようにカード会社へ利用者の信用力や返済能力を証明する必要はないので、審査なしで誰でも手に入れられるのです。
後払い機能を利用できるバーチャルカード
後払い機能を利用できるおすすめバーチャルカードを図表でまとめたので、参考にしてください。
Kyash「イマすぐ入金」 | B/43「あとばらいチャージ」 | バンドルカード「ポチっとチャージ」 | |
利用限度額 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
支払い方法 | コンビニ払い | コンビニ払い | コンビニ払い ネット銀行振込 ペイジー |
支払期限 | 利用月の翌月末 | 利用月の翌月末 | 利用月の翌月末 |
手数料(利用するたびに発生) | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000〜2万円:800円 2万1,000〜3万円:1,150円 3万1,000〜4万円:1,500円 4万1,000〜5万円:1,800円 | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000〜2万円:800円 2万1,000〜3万円:1,250円 3万1,000〜4万円:1,500円 4万1,000〜5万円:1,800円 | 3,000円〜1万円:500円 1万1,000〜2万円:815円 2万1,000〜3万円:1,170円 3万1,000〜4万円:1,525円 4万1,000〜5万円:1,830円 |
実店舗での決済 | リアルカードを発行すれば可能 | 可能 | リアルカードを発行すれば可能 |
審査方法 | SMS認証 | SMS認証 顔写真撮影 本人確認書類撮影 | SMS認証 |
特徴 | ・初回は5,000円までアプリにチャージ ・アプリへのリアルタイムな履歴反映・自動カテゴリー分類でお金の管理が可能 ・複数人の共同口座を無料で作成可能 | ・リアルカードの発行が必須 ・初回5,000円まで後払いチャージが可能 ・カップル用の共有口座「ペア口座」を作成可能 ・ポケット機能でお金を使う目的ごとに分けて管理できる ・セブン銀行ATMから現金の引き出しが可能 | ・利用限度額は初回5,000円まで ・バンドルカード+(プラス)を発行すれば利用限度額が1万円にアップする ・サブスクリプションにも使える |
公式サイト | https://www.kyash.co/ | https://b43.jp/ | https://vandle.jp/ |
バーチャルカードのメリット
バーチャルカードのメリットは以下の通りです。
- 即日利用が可能
- 基本的に審査なしで登録できる
- 無職や学生でも利用できる可能性が高い
それぞれのメリットについて解説します。
即日利用が可能
バーチャルカードは、申し込み手続きが完了した時点でVisaなどの国際ブランド付帯のカード情報が発行されます。クレジットカードのように審査やカード発送の手続きが発生しないため、すぐにネットショッピングの決済に利用できます。
ネットショップの中には、支払い方法でクレジットカードしか選べない場合があります。そのようなショップを利用したくても「クレジットカードを持っていないから諦めなくてはならない」といった事態を避けられるので便利です。
基本的に審査なしで登録できる
バーチャルカードは審査なしで持てるため、誰でも簡単にネットショッピングの支払方法として使えます。後払い機能を利用する場合はクレジットカード同様に審査に通過する必要がありますが、通常は審査なしで気軽に発行できます。
無職や学生でも利用できる可能性が高い
バーチャルカードの申請時には、返済能力や信用力を確認するための審査は実施しません。本人に安定収入がない専業主婦や学生、無職でもバーチャルカードなら審査通過の可否を気にせず利用できるので安心です。
バーチャルカードのデメリット
審査なしで利用できる点がメリットのバーチャルカードですが、以下のようにいくつかのデメリットもあるので注意してください。
- 店舗での決済には利用できない
- 決済できないものがある
- クレジットカードと比べて利用限度額が低い
事前にバーチャルカードのデメリットを把握した上で、上手に利用しましょう。
店舗での決済には利用できない
バーチャルカードは発行された16桁のカード番号を利用するため、ネットショッピングの決済にしか利用できません。実店舗での利用ができないので注意してください。
ただし、すでに説明したように「リアルカード」と呼ばれるプラスチック製のカードを発行すれば実店舗でも利用できます。リアルカードの発行を希望する人は、アプリから所定の手続きを進めましょう。
決済できないものがある
バーチャルカードはクレジットカードのように全ての決済に利用できるわけではなく、以下のような一部の決済方法には選択できません。
- 携帯電話や公共料金
- サブスクリプションの月額利用料金
- 航空券や電車の特急券など受け取り時にカードが必要になるもの
- 3Dセキュアによる本人認証が求められる決済
クレジットカードと比べて利用限度額が低い
バーチャルカードのチャージ決済額や後払い機能の利用限度額は、クレジットカードよりも低めに設定されています。
例えばバーチャルカードの後払い機能の一般的な利用限度額上限は5万円程度です。高額決済に利用したい場合、上限額を超えていないかを確認した上で利用する必要があります。
バーチャルカード以外にすぐにお金を用意する方法
「バーチャルカードの後払い決済の審査に落ちた」「バーチャルカードにチャージするお金がない」といった場合の対処法を紹介します。
単発バイトで稼ぐ
手っ取り早くお金を手に入れたいなら、単発バイトを見つけてください。単発バイトの中には、給料の即日払いに対応する場合があるからです。また、単発バイトなら仕事が終わった後や休みの日といった隙間時間を有効活用できます。
その他にも、単発バイトには以下のような特徴があります。
- 履歴書や対面での登録手続き不要
- 仕事内容も軽作業から専門知識を必要とするものまで幅広い
- 時給や日給の高い仕事が多い
- 単発なので職場の人間関係に悩むリスクが低い
単発バイトは、アルバイト検索アプリから見つかります。働ける時間帯や職種といった希望条件を指定した検索にも対応しています。
登録手続きやアルバイトへの応募、採用の連絡、給料振込といった手続きをアプリだけで完結できるので、履歴書を書いたり、面接を受けたりする必要はありません。
早ければ即日から働ける場合もあり、すぐにお金を用意したい人は利用価値が高いといえるでしょう。職種や勤務時間によって時給や日給は異なりますが、中には時給1,500円以上、日給1万円以上といった好条件の単発バイトが見つかる場合もあります。
最短即日融資に対応する消費者金融カードローン
所定の審査に通過するのが前提になるものの、消費者金融カードローンなら最短即日融資に対応しています。融資契約手続きが完了したら、振り込みやローン契約機、スマホATMといった方法ですぐにお金を借りられます。
利用限度額の範囲内なら何度でも借り入れが可能で、融資金の利用目的も問われません。
消費者金融の特徴やメリットは以下の通りです。
- 担保・保証人不要
- 申し込みから融資開始までの流れがスピーディー
- 現金が直接手に入るのでさまざまな目的に利用できる
- 大手消費者金融(アコム、アイフル、プロミス、レイク)なら金利0円無利息期間サービスを利用できる
- スマホアプリで手続きを完結できる
バーチャルカードとは異なり、カードローンは現金を直接手に入れられる方法です。スマホアプリから24時間365日申し込めて、審査時間WEB申込なら最短25分で融資を受けられるケースもあります。
また、申し込みから借り入れ、返済といった全ての手続きをWebで完結できるので、消費者金融会社のスタッフとの直接的なやり取りを避けたい人にもおすすめです。
「自宅や勤務先に電話連絡をしてほしくない」「郵便物を発送してほしくない」といった希望にも応じてくれます。
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