キャッシュカードを送ると融資してくれる金融会社は危険!

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金融会社から融資を受ける方法はいくつかありますが、キャッシュカードと引換に融資を行っている金融会社があるのをご存じでしょうか?

キャッシュカードと引換に融資を行う金融会社を利用するのは、大きなリスクがあるので、注意が必要となります。

キャッシュカードを送る危険性を知りたい人に役立つ情報です
  • キャッシュカードを送って融資を受けようと考えている人
  • 闇金の手口について知りたい人
  • キャッシュカード詐欺について知りたい人

キャッシュカードと引換の融資は闇金

近年は、「キャッシュカードを送ってくれれば融資が可能」などと利用者に説明し、キャッシュカードや通帳を送らせる金融会社があります。

キャッシュカードや通帳を利用者に送らせるのは、口座担保型融資と言われる手口で、近年、闇金が使う新しい手口になります。

キャッシュカードや通帳を送ると融資をしてくれる金融会社は、確実に闇金ですので、絶対に利用しないでください。

真っ当な金融会社は、キャッシュカードや通帳と引換に融資を行うことはありません。

もしも、キャッシュカードや通帳を送るように提案されたときは、金融会社の電話番号や担当者名などを控えて、警察に相談するようにしてください。

闇金を利用するリスクは?

キャッシュカードや通帳を送ると融資してくれる金融会社は、闇金しかないことを紹介しましたが、闇金とわかっていても借入を考えてしまう人がいるようです。

しかし、闇金を利用するのは、リスクしかありませんので、オススメできません。

まず、闇金を利用すると、トイチ(10日で1割)やトサン(10日で3割)などの法外な利息を請求され、借金だけが膨れ上がってしまう危険性があります。

また、利用者の返済が滞ると、過度な取り立てを行う場所も多くあり、精神的に追い詰められてしまうケースも考えられます。

その他、近年は、闇金を利用することで、詐欺などの犯罪に巻き込まれるケースも多くなってきています。

ですので、闇金の利用を考える前に、親族や親友を頼るか、市役所などの相談窓口で一度相談してみるなどの手段を考えてみてください。

闇金がキャッシュカードを欲しがる理由は?

近年は、利用者にキャッシュカードや通帳を送るように指示をする闇金がありますが、なぜ闇金がキャッシュカードや通帳を欲しがるのか疑問に感じる人もいると思います。

闇金業者の言い分として使われるのは、「銀行口座を担保として融資をしています」「融資を行ったことを隠すために、直接口座に預金として融資します」などがあるそうです。

一見、それらしい理由を口実にして、キャッシュカードや通帳を送るように説明してきますが、実際は、振り込め詐欺などの犯罪行為に利用するための足のつかない口座が欲しいだけです。

ですので、キャッシュカードや通帳を送って欲しいと言ってくる金融会社は、実際に融資を行わずに、そのまま連絡が取れなくなるケースも多いそうです。

仮に、融資が行われたとしても、先の項目で紹介したように、法外な利息や過度な取り立ての被害に遭う可能性が極めて高くなります。

キャッシュカードを送ってしまったら?

キャッシュカードや通帳を送るのは絶対にダメですが、闇金と知らずに、キャッシュカードや通帳を送ってしまう人もいると思います。

仮に、キャッシュカードや通帳を送ってしまった場合は、先に紹介しているように、自分の口座が詐欺に利用されてしまう可能性が高くなってしまいます。

仮に、口座が振り込め詐欺などの犯罪行為に利用されてしまうと、口座を凍結されてしまいます。

日常で使用している口座が凍結されてしまっては、生活に支障が出るので、困る人も多いですよね。

日常で使用していない口座だから問題ないという人もいるかもしれませんが、一度口座を凍結されると、新たに口座を開設するのが非常に困難になるので、どのみち生活に支障が出てしまいます。

また、口座が詐欺に使われると、警察が介入しますので、事情聴取を受けなければなりません。

警察官から説教を受けるだけで済めば良いのですが、最悪、加害者扱いになることもあるので、キャッシュカードや通帳を送るのは、やめるようにしてくださいね。

被害者なのに有罪になるケースも

キャッシュカードや通帳を送ったことで、口座が詐欺などの犯罪行為に利用されてしまうと、最悪、加害者扱いになることがあると紹介しました。

口座を利用された人にとっては、そんな理不尽なことがあるわけがないと考える人もいると思いますが、実際に、有罪判決を受けてしまうケースもあります。

高い確率で有罪判決になるケースは、口座の譲渡を目的と考えられる場合です。

融資を受けるためにキャッシュカードや通帳が必要だからといって、新たに口座を開設して、その口座のキャッシュカードや通帳を送ってしまった場合、譲渡目的で口座を開設したと判断されます。

このケースで口座が詐欺に利用された場合、有罪となる可能性が高くなります。

また、この手の問題は、本人に譲渡する気がなく、犯罪に利用されるとは思ってない場合でも、有罪になる可能性が高くなるそうなので、覚えておいてください。

口座の譲渡や売買は違法ですので、注意してくださいね。

被害に遭ったら専門家に相談

キャッシュカードや通帳を金融会社に送る前に思いとどまるのが一番良いですが、もしも、金融会社に送ってしまった場合は、まず、送ったキャッシュカードや通帳を作った銀行に連絡してください。

銀行に事情を話して、詐欺などの犯罪に利用されてしまう前に、対処してもらうようにするのが一番です。

また、キャッシュカードや通帳を送った金融会社と直接話をするときは、専門家に依頼するようにしましょう。

専門家は、闇金問題に詳しい弁護士や司法書士を選ぶことが重要です。

闇金問題に詳しくない弁護士や司法書士に相談しても、闇金の動きを止めることが困難なので、問題を解決できない可能性があります。

警察はダメなの?と思う人もいるかもしれませんが、警察は、実際に事件にならないと動いてくれないことが多く、問題を解決出来る可能性が低くいので、あまり意味がないかもしれません。

ともあれ、キャッシュカードや通帳を金融会社に送ってしまった場合は、放置しないことが重要ですので、銀行や法律の専門家などに、相談するようにしてください。

キャッシュカードに関する他の詐欺ってある?

キャッシュカードや通帳を引換に融資を行う金融会社について紹介してきましたが、キャッシュカードに関する詐欺は、他にもあります。

最後に、キャッシュカードに関する詐欺について簡単に紹介しておきます。

詐欺の中には、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、キャッシュカードを送らせるキャッシュカード詐欺があります。

紹介してきた、キャッシュカードや通帳を引換に融資を行う金融会社と違う点は、送った側が完全に被害者になってしまう点です。

と言うのも、キャッシュカード詐欺は、聞き出した暗証番号を使い、送られてきたキャッシュカードから預金を引き出す詐欺だからです。

また、キャッシュカードだけでなく、クレジットカードに関しても同様の詐欺があるので、暗証番号を聞き出すような内容の電話や郵送物には、注意するようにしてください。

銀行などの金融機関や真っ当な金融会社が、顧客に暗証番号を聞くことはありませんし、キャッシュカードを送って欲しいという内容の案内を出すこともありませんので、覚えておいてくださいね。

まとめ:キャッシュカードは送らない

キャッシュカードを送ると融資してくれる金融会社について紹介してきました。

真っ当な金融会社や金融機関は、キャッシュカードを送って欲しいという内容の案内は絶対に出しません。

キャッシュカードを送って欲しいという内容の案内があった場合は、違法な業者や詐欺グループの可能性が極めて高いですので、絶対に送らないようにしてください。

また、もしも、キャッシュカードを送ってしまった場合は、すぐに専門家などに相談して、対処するようにしてください。

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