6社借入があってもまだ借りれる?【6件以上でも融資は可能】

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返済能力があれば、6社借り入れがあってもまだ借りれるかもしれませんが、普通に考えたら6社借り入れは多重債務ですよね。

多重債務なのに7社目に申し込むなんて、借金地獄になることは必至です。

それに総量規制によって年収の1/3までという貸付上限があるのですから、場合によってはおまとめローンを検討しましょう。

この記事はこんな方におすすめです

  • 他社借り入れは何件まで限られるのか知りたい人
  • 6社以上の多重債務になって困っている人
  • 多重債務者で他に借りる方法はないか考えている人

以上のような悩みを抱えている人にとって、今回の記事は大変参考になります。

なお記事を読み終えるまでの時間は、およそ5分から10分です。

目次

なぜ4件以上の借り入れがあると借りるのが難しいのか解説

消費者金融の借り入れやクレジットカードのキャッシングは、総量規制対象貸付ですね。

総量規制とは、貸金業者に対して貸付制限をするものです。

貸付上限額は年収の1/3までと法律で定められており、年収が300万円なら100万円が貸付上限です。

普通、消費者金融は年収の10%程度を貸し出すことから、3社借り入れで90万円、残り10万円を借りれたとして4社借り入れが限界です。

しかし、例えば利用限度額30万円の消費者金融の場合の返済額は残高の4.2%です。

30万円の借り入れが3件で、それぞれの返済額は8,000円ですから合計で2万4,000円。

残りの10万円の返済額を5,000円とするなら、4社借り入れで毎月の返済額は2万9,000円です。

一般的に、健全な借金返済額は手取り収入の20%以内と言われていますので、逆算すると14万5,000円の手取り月収がなければなりません。

親と同居し家賃の負担がない、水道光熱費の負担があまりかからないというのであれば決して返済できない金額ではありませんが、アパート暮らしとなるとさすがに苦しくなりますね。

それなのに6社借り入れがあって、まだお金を借りようとするのは無理なのではないでしょうか。

そもそも6社からお金を借りるなんてできるのか、となりますね。

消費者金融からの借り入れが3社を超えると審査が厳しくなる

貸金業に携わる人は消費者金融に限らず、常に疑いの目をもって借り入れ希望者を見ます。

なぜなら、お金を貸してもきちんと返済できるかどうか判断しなければならないからです。

当然信用情報機関から個人信用情報を入手し、他社借り入れ件数や金額、毎月の返済状況などを審査することになりますが、借り入れ件数がすでに3件あるというのはかなり危険水域に達していると判断します。

もちろん大手消費者金融は、コンピュータによる自動スコアリングによって審査を行いますが、審査プログラムには借り入れ件数が何件なのかの項目もあり、他社借り入れ件数が3件だと0点になることが普通です。

他社借り入れ件数が3件でほぼ総量規制いっぱいと考えられますので、それ以上の契約をすることはほとんどありません。

借り入れ件数が3件だとよほど生活に困っているのか、または借金払いでお金が回らないのか、そのどちらかだと判断されてしまいます。

そのため、お金を貸しても貸し倒れになってしまうか返済不能に陥ってしまうのではないか、と疑われてしまうのです。

他社借り入れ件数が多いと毎月の支払いが分散されるので、よほど年収が多くなければ、ネガティブな審査となってしまうことは避けられません。

個人的にお金を貸す場合でも、友達からお金を借りまくっている人に貸すのと、自分だけにお金を貸して欲しいと言ってくるのでは気持ちも違いますよね。

あちこちからお金を借りている人は絶対返してくれないと素人でも思うわけですから、金融のプロである消費者金融がお金を貸してくれるはずがありません。

消費者金融からの借り入れが4件以上だと回し返済になってくる

たとえ年収が多くて総量規制枠があったとしても、借り入れ件数が4件以上になると返済が難しくなるのが当然の解釈です。

常に借り入れ残高が利用限度額いっぱいで、1、2回返済しては追加借り入れをしてしまうことでしょう。

つまり、他社への返済を他社から借りて返済する回し返済が始まるのが、借り入れ件数4件以上からですね。

総量規制が導入される前は、確かに他社借り入れが6社以上あるケースも珍しくありませんでしたが、総量規制はそもそも多重債務者を作らないための施策です。

現在6社から借り入れている人は、貸金業法が改正される前から借金を抱えている人が多いのではないでしょうか。

総量規制によってどこからも借りれなくなり、6社からの借金を何とか利息だけで済ませている可能性もありますね。

もしかしたら多少の返済滞納もあるかもしれません。

総量規制以上はどこも貸してくれませんので、7社目の借り入れを模索するよりも借金の一本化を考えるべきでしょう。

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4件以上の借り入れがあるときは中小消費者金融を検討

上述した通り、4件以上の借り入れがあるときに消費者金融で融資を受けるのは、なかなか難しいと言わざるを得ません。

しかし、中小消費者金融であれば4件以上の借り入れがある場合でも、融資を受けられる可能性は少なからずあります。

それぞれの消費者金融では独自に審査基準を設けており、大手消費者金融では基準がほぼ似通っているため、1つの業者で審査落ちになれば他のところでも審査落ちになる可能性が高いでしょう。

しかし中小消費者金融では、大手よりも柔軟に審査を行っており、審査基準も緩めに設定されていることが多いため、大手で融資を断られた人でもお金を借りられる可能性があるのです。

実際に審査通過できるかどうかは申込者の抱える事情等にもよりますが、フクホー・アロー・セントラル・アルコシステムなどは審査が緩めと評判なので、一度検討してみるといいでしょう。

なお、いくら柔軟に審査を行ってくれる中小消費者金融と言えども、すでに総量規制枠いっぱいまで借り入れを行っている場合はさすがに審査落ちになってしまいますので注意しておきましょう。

おまとめローンを利用する前にやっておきたいこと

おまとめローンは、複数ある借金を一本化できるローンで、多重債務者にとって大変ありがたい商品です。

しかし多重債務者がおまとめローンに申し込んでも、なかなか審査には通りません。

借金をまとめることによって契約金額が大きくなり、将来的に貸し倒れリスクが増大してしまうからです。

それではおまとめローンを利用する前に、何をやっておけば良いのかわかりやすくご説明していきたいと思います。

少額の借金から返済して借り入れ件数を減らそう

他社借り入れ件数が6社以上あると、よほど返済能力がない限りほとんど借金が減っていないとなってしまうのではないでしょうか。

金融機関にとって多重債務者は、相当お金に困っているまたは借金の管理ができていないと判断されやすいため、審査に通るのは難しいです。

できるだけ審査に通りやすくするためにも、複数ある借金の中でもっとも返済しやすい少額の借金から返済していきましょう。

少しでも借り入れ件数を少なくできれば、多重債務者から抜け出す可能性もありますし、おまとめローンの審査で有利な判断材料になります。

審査に通りやすくなるよう申し込み属性を上げよう

借り入れ件数が6社ある人がおまとめローンの審査に通るには、信用情報ももちろん大事ですが、申し込み属性を良くする努力も必要です。

申し込み属性を良くする具体的な方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 年収を増やす
  • 雇用形態を良くする(例:派遣社員→正社員)
  • 勤続年数を長くする
  • 既存の借金を減らす

ただ、仕事を変えて年収を増やすことはそう簡単なことではありません。

それなら、できるだけ支出を減らす努力が必要です。

親元を離れてアパート暮らししているなら、いっそのこと親と同居することで、家賃の出費を抑えられますね。

単なる家計費の見直しではなく親と同居することで、家賃負担が軽減できることおよび家賃を支払うことなく生活できることが、申し込み属性を上げることにつながるのです。

また、おまとめローンは長期間にわたって返済していくことから、安定継続した収入があることが求められます。

勤続年数はできるだけ長くすること、できれば残業なども積極的に行い年収を増やすのも、申し込み属性をよくする項目です。

おまとめローンを利用するには収入証明書の提出が欠かせませんので、前年度の年収が多ければ返済能力があると判断されるわけです。

返済を滞納していると審査に通らない

おまとめローンは初めから多額の金額を貸さなければならないため、審査は相当に厳しく、場合によっては連帯保証人を立てなければならない条件が追加される可能性もあります。

さらに、返済期間が10年以上になることもあり、長年にわたって返済していけるかどうかの信用力と返済能力が問われます。

もし6社から借りていて借金が不良債権になっていれば、おまとめローンの審査には通りません。

借金が健全な借金で生活苦になっていないと判断されない限り、審査に通らないのがおまとめローンなのです。

借金返済滞納で困っている人が契約できるほど、おまとめローンの審査は甘くないですよ。

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おまとめローンは銀行や消費者金融で取り扱っている

おまとめローンの代表格は、東京スター銀行に見られるような銀行のおまとめローンです。

銀行のおまとめローンには、おまとめローン専用商品と、銀行カードローンを利用した借り換えがあります。

どちらの商品も低金利となっているため、借金をまとめるにはおすすめです。

しかし、銀行の審査はもちろん甘くはありません。

おまとめローンに申し込む際は、銀行と消費者金融の2ヶ所に申し込むのが良い方法です。

最悪銀行の審査に落ちても、消費者金融の審査に通る可能性がありますね。

消費者金融は貸金業法により、例外的に総量規制を超える借金をまとめることが許されています。

銀行のおまとめローン金利よりは多少高めになるものの、審査の通りやすさで考えれば消費者金融がおすすめですね。

おまとめローンの審査は通りやすい?通りにくい?

おまとめローンは複数ある借金を一本化する方法として、多重債務者にとってはまさに救いの神と言えますが、おまとめローンの審査は甘くはありません。

なぜなら借り入れ先が複数あると、借金の合計額が軽く100万円を超えてくるからです。

仮に6社から借り入れていたとして、1社当たりの借り入れ残高が平均30万円だとすると180万円ですね。

おまとめローンによって返済してくれる側なら大歓迎でも、おまとめローンを契約する側はかなり慎重に審査をしなければなりません。

  • 健全な借金なのか
  • 返済滞納をしていないのか
  • 返済能力は十分にあるのか

こういった点をしっかり調査しなければ、おまとめローンの融資は行えないのです

おまとめローンは総量規制の例外貸付として、消費者金融でも契約が認められています。

とくにアイフルの「おまとめMAX」は上限金利が低く、アイフルを利用したことがある人なら契約できる借り換えローンです。

おまとめローンは、借金をまとめることによって借主が一方的に有利になり、借金の総支払金額がおまとめローンの契約によって少なくなる、そして借金完済が見込めるとなった場合に契約できる特殊なローンなのです。

審査が通りやすいと評判の低金利なおまとめローン

なかなか審査に通りにくいおまとめローンですが、中小消費者金融のおまとめローンは比較的審査に通りやすいと評判です。

中小消費者金融は銀行や大手消費者金融とは異なる独自の審査をしており、柔軟な審査によってなるべく契約する方向で審査をするのが特徴です。

では、どこの中小消費者金融のおまとめローンの審査に通りやすいのか、まとめてみましたのでご覧ください。

 ダイレクトワンライフティフクホー
融資限度額300万円まで300万円まで200万円まで
金利年4.9%〜20.0%年8.0%〜18.0%年7.3%〜20.0%
返済期間最長10年最長10年最長5年

確かに銀行のおまとめローンなどと比べると、金利は少々高めですね。

当然ながら審査内容によって適用金利は下がっていきますが、審査に不安を抱えた状態で申し込む人にとっては、低金利での契約は難しいかもしれません。

何度も審査に落ちることは不利!?

おまとめローンに何度も申し込んですべて審査に落ちたとなると、申し込みブラックになる可能性が高いです。

信用情報には申し込み情報も登録され、いつおまとめローンに申し込んだのかが登録されるようになっています。

申し込み情報だけで契約情報がないと、審査する金融機関では「これだけ申し込んでいるのにどこからも融資を受けられていないのか?」と不安に感じてしまいます。

借金返済に困っているのではないかと思われてしまうのですね。

もし審査に落ちた場合、6ヶ月間の期間を空けると良いです。

なぜなら、申し込み情報は6ヶ月で自動的に削除されるからです。

複数の借り入れがある人の申し込み前の注意点を紹介

複数の借り入れがある人は、借り入れがまったくない人と比べると、審査に落ちやすいことは言うまでもありません。

そこで、少しでも審査に通りやすくなるために、複数の借り入れがある人が申し込み時に注意しておくべきことを、以下でいくつか挙げていきます。

借り入れ件数を虚偽申告すると審査落ちする

借り入れ件数が多いと審査に落ちやすいとは言え、申し込み時に借り入れ件数を虚偽申告してはいけません。

実際は借り入れ件数が4件ある人が、借り入れ件数を1件と偽って申し込んだとしましょう。

申し込み情報だけを信用するのであれば、確かに借り入れ件数が1件であれば審査に通りやすいかもしれません。

しかし、審査では必ず信用情報の照会が行われ、信用情報には申込者が現在借り入れているローンの件数に関する情報も含まれています。

そのため、審査に通過しやすくなるために故意に借り入れ件数を少なく申告したことがバレてしまい、審査落ちがより一層避けられなくなってしまうでしょう。

なお、ローンには借り入れ件数に含まれるものと含まれないものがあり、住宅ローンなどのローンは借り入れ件数に含まれないのが一般的です。

ただし、住宅ローンも借り入れ件数に含まれると思って借り入れ件数を申告したとしても、そのことが原因で審査が不利になることはないので安心しておいてください。

短期間に複数申し込むと落ちやすい

自身が審査に通りにくい状態であるという負い目がある人は、どこか1つに受かればいいという気持ちでたくさんのローンに申し込むことがあります。

結論からお伝えしておくと、この行為は逆に審査落ちになる可能性を高めるだけなのでやめておきましょう。

短期間に複数のローンに申し込みを行うと、先ほど触れたように申し込みブラックになってしまう可能性が高いです。

ローンに申し込む場合は、まずは1つのローンに申し込んで、そのローンで審査落ちになってしまった場合はあらためて別のローンに申し込むといったように、1つずつ申し込むのが鉄則です。

6社以上の借り入れが可能になるケース

借り入れ本数が6件以上あるような超多重債務者の人が、新たに借り入れることは非常に困難です。

しかし、以下の方法であれば、多重債務を抱える人でも新たにお金を借りられる可能性があります。

  • 不動産担保ローンを利用する
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する

不動産担保ローンは、不動産を担保にすることで不動産の評価額を根拠に融資を受けられるローンです。

多重債務によって銀行や消費者金融などからお金を借りられない人がお金を借りるための、最後の手段と言えます。

このため、多重債務などを原因として本人の信用だけではお金を借りられない人でも、比較的融資を受けやすい方法と言えます。

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クレカのキャッシング枠にも当然ながら審査はありますが、カードローンなどよりも厳格な審査は行っていません。

クレカのキャッシング枠の審査であれば、すでに審査も終わっていますので、6件以上も借り入れ件数がある多重債務の人でも審査に通過できる可能性はありますね。

不動産担保ローンを利用して借金する場合

上述したように、銀行や貸金業者には不動産を担保としてお金を借りて、借りたお金は自由に使える不動産担保ローンという商品が存在します。

特に貸金業者の不動産担保ローンは、担保さえ提供できれば誰でも借りられると言っても過言ではありません。

不動産担保は総量規制対象外

不動産担保ローンは本人の信用ではなく、不動産の信用によってお金を借りられるローンですので、多重債務によって借り入れができない人でも審査に通過できる可能性のあるローンです。

さらに、貸金業者の不動産担保ローンであっても、担保のあるローンは総量規制対象外ですので、すでに年収の3分の1の枠を使い切っている人であっても審査に通過できる可能性があります。

使い道が自由ですので、おまとめにも、その他の使い道にも使用できます。

自分名義の不動産でなくてもOK

不動産担保ローンは自分が不動産を持っていなくても、家族の不動産でも取り扱いが可能ですし、貸金業者の不動産担保ローンに至っては、第三者の不動産であっても取り扱いが可能です。

このため、自分に不動産がなくても親の不動産などを活用して借り入れを行うことも可能です。

ただし、不動産担保ローンは返済ができなくなった場合には、問答無用で不動産が差し押さえられてしまいます。

返済できない場合には他人にかかる迷惑も甚大であるということをよく理解してから利用するようにしてください。

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おまとめローンと借り入れのセットがおすすめ

6件以上も借り入れ件数がある人は、まずは不動産担保ローンでおまとめを行うことが重要です。

その上で必要な金額を新規で借りましょう。

たとえば、他債務の合計が250万円で、新たに50万円を借りたいとしましょう、

この場合、不動産担保ローンで300万円を借りて、借り入れの件数は1本にするなどというような借りかたのほうが、信用情報も傷つきませんし、借り入れ本数が少ない分返済も楽になります。

貸金業者の不動産担保ローンは、有力な担保さえ提供できれば誰でも融資を受けられるローンです。

困った時の最後の手段として頭の片隅に入れておくだけでも、損はないでしょう。

クレジットカードのキャッシングを利用して借金する場合

クレジットカードには、買い物に使えるショッピング枠とは別に、現金を借りられる枠であるキャッシング枠という2つの枠があります。

キャッシング枠であれば、カードローンの審査に通らないような多重債務者であっても、比較的審査に通りやすいと言えます。

総量規制の枠に余裕がないと審査には通らない

クレジットカードのキャッシング枠も、総量規制の対象になります。

このため、すでに総量規制の枠を使い切ってしまっている場合には、この方法は採用できません。

しかし、総量規制の枠が残っている場合には、この方法で新規の借り入れにチャレンジしてみるというのは有力な方法です。

クレジットカードのキャッシング枠の審査はカードローンほど多重債務に敏感ではないため、審査に通過できる可能性も残されています。

数十万円程度であれば、借り入れ枠を作成できるかもしれません。

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カードローンよりも金利が高い!?

クレカのキャッシング枠はカードローンのように、借り入れ額や審査によって金利が変動するわけではありません。

借り入れ額が100万円未満であれば、大抵年18.0%の金利が適用されます。

銀行カードローンよりも金利は高くなるため、利息負担の増大には十分な注意が必要になります。

闇金には十分注意しましょう

複数の借り入れ金を抱えて困っている人を、闇金は狙っています。

ローン掲示板などには、「必ず融資可能」「審査なしで即日融資」などと、困っている人を狙って甘い言葉で誘惑する業者が多数存在します。

このような業者には、絶対に引っかかってはいけません。

闇金は利息しか払えないような法外な利息を設定するため、一度借りてしまったらその後は永遠に利息を請求されます。

いくら多くの借金を抱えて困っているからといって、甘い言葉には絶対に騙されないようにしてください。

審査のないローンは存在しないため、絶対に貸してくれる業者など存在しません。

他社借り入れが6件以上の多重債務に関する5つのQ&A

最後に、他社借り入が6件以上ある場合のよくある質問と回答をご紹介していきたいと思います。

すでに多重債務になっている人は必見です。

債務整理をする場合に実家の財産や不動産がバレたら差し押さえられるの?
債務整理は任意整理と自己破産、個人再生に分けられます。このうち、財産があることを隠して自己破産した場合、たとえ免責が決定された後でも見つかってしまった場合は免責が取り消されます。不動産などの財産は処分され、債権者に配当されることになります。なお任意整理と個人再生については、財産の有無は関係ありません。ですから隠す必要もありませんし、後になって不動産などがあることが分かっても差し押さえされることはありません。
任意整理中に返済中の業者からさらに借金することは可能なの?
任意整理中に新たな借金はできません。と言うか貸してくれないでしょう。任意整理した情報は信用情報に載ってしまい金融事故扱いになります。金融事故を起こした人にお金を貸すほど金融機関は甘くはありません。なお何かの約束を返済中の業者とした場合は、貸してくれるかもしれませんね。
他社からの借り入れ件数が多い場合に担保にして融資を受けられるのは不動産だけ?
個人が担保融資で借りるには不動産だけではありません。たとえば身近なところでは自動車やバイクなどがあるでしょう。また株券や債券などの有価証券を担保になります。何が担保になるのかについては金融機関が判断しますので、財産的価値があるものが担保になると考えておけば良いです。
総量規制が適用されない銀行ならば多重債務者でも借り入れできるの?
多重債務者の状態で銀行はお金は貸してくれません。貸してくれるとすれば不動産を担保に入れる条件のもとですね。多重債務者は将来債務整理予備軍と考えられていますので、無担保無保証では貸してくれません。もちろん多重債務でも返済能力と信用力があると判断されればおまとめローンで借金をまとめることも可能です。
多重債務中にクレジットカードのショッピング枠やキャッシング枠の限度額を下げると通知が来たけどそんなことあるの!?
クレジットカード会社は定期的に利用者の信用情報を見ています。これを途上与信と言いますが、途上与信した際に信用力が悪化したと判断されると、カードの利用額が減額されることはよくあることです。

在宅ワークなどで借り入れ件数を減らす努力を…

仕事をしながらアルバイトをするのは、体力を消耗して本業に影響が出てしまう可能性があるため、あまりおすすめできません。

そこで有効的になるのが、在宅ワークです。

在宅ワークなら、仕事が終わってから2、3時間仕事をするだけです。

毎日晩酌が欠かせないという人でも、お酒を飲む時間を在宅ワークに充てることで禁酒と節約ができると考えれば、なおさら良いですねね。

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトに登録し、何かできる仕事はないか探してみましょう。

コンビニのアルバイトなど、外出して仕事をするよりも体力的にラクです。

稼いだお金を借金返済に回すことで、借り入れ先を1社でも減らせるように努力しましょう。

どの借金から減らせば良いのかわからないなら、金利の高い借金から、および借り入れ残高の少ない借金から優先的になくすことです。

6社借り入れよりも5社借り入れ、5社借り入れよりも4社借り入れのほうが、おまとめローンの審査には有利です。

借り入れ件数が多いままおまとめローンに申し込んでも、審査に落ちる確率が高いです。

計画的に借金を減らし、申し込み属性を良くするなど努力を行ってから、おまとめローンに申し込みましょう。

借金返済の為に仕事の掛け持ちをやるべき理由

借金苦は副業で脱出できる?効率良く自己返済を目指そう!

まとめ

6社から借り入れがある人は一般的には多重債務者と言われる人なので、新たに借り入れを行うのは非常に難しいと言わざるを得ません。

しかし、借り入れを行うローンを選んだり借り入れ先を選んだりすることで、借り入れられる可能性がゼロというわけでもなくなります。

ただ、それだけいろいろなところからお金を借りているということは、借り入れ金額もかなり膨らんでいることでしょう。

新たに借り入れを行えたからそれでよしと考えるのではなく、あらためて返済のことを考えるようにしないと、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあるので、十分気をつけてくださいね。