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ろうきんは総量規制の影響を受けるのか!?消費者金融との違いは?

ろうきんは消費者金融と違い、労働金庫法に乗っ取って貸付けを行っていますが、消費者金融のように総量規制の対象となるのか知らない人も多いようです。

ろうきんは労働組合員が利用するイメージが強く、ローンの内容について知れ渡っていませんが、組合員以外も利用できるのか、今回はろうきんと総量規制を中心に紹介します。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • ろうきんカードローンの利用を考えている人
  • ろうきんと消費者金融の違いが知りたい人

ろうきんのカードローンは総量規制の対象外

ろうきんの正式名称は、労働金庫といいます。

ろうきんではマイプランという、消費者金融のカードローンに似た商品を取り扱っています。

また、ろうきんは労働組合が窓口として運営を行っているため、総量規制などの消費者金融を取り締まる法律は適用されません。

それでは、ろうきんには総量規制のような、借り入れを制限する法律やルールはあるのかについて、詳しく確認していきましょう。

総量規制のような法律はろうきんにはない

金融機関を取り締まる法律は、金融機関ごとに異なっています。

たとえば、消費者金融について定められている法律は貸金業法ですし、銀行について定めている法律は銀行法というようになっています。

ろうきんは労働組合が窓口となっている金融機関ですが、運営を定めている法律は労働金庫法です。

しかし、この労働金庫法には貸金業法の総量規制のような、借り入れを年収ごとに制限するような内容は記載がありません。

したがって、ろうきんは法律上では年収に関係なく、借り入れ金額を希望できるといえます。

高額な借り入れを行うことは難しい

ろうきんには総量規制のような、年収によって借り入れ限度額が制限される規制はありません。

ところが、総量規制で制限されている金額以上を借りようとすると、審査に落ちて借りることができないことも多いです。

高額な借り入れが難しい原因はいくつかありますが、大きな理由は銀行の高額融資の自主規制があります。

もともとは銀行もろうきんと同じように、総量規制の対象外であったため、年収に関係なく年収を気にせず融資を行っていました。

しかし次第に、銀行から高額の借り入れを行ったものの返済を行えない人が増えてしまい、2017年に金融庁から行政指導が入り、高額な貸付けを自主規制する流れになりました。

2017年以降、消費者金融と銀行がどちらも高額な融資を自主規制しているため、金融業界では個人向け融資を抑制する傾向にあります。

したがって、ろうきんも高額な借り入れを抑制する流れである可能性があります。

現在の金融業界を取り巻く環境として、年収に見合わない高額の借り入れを行うことは難しいでしょう。

ろうきんカードローンと消費者金融の金利の違い

ろうきんには、マイプランというカードローンと似た商品がありますが、一般的な消費者金融や銀行のカードローンと比較すると、金利の面で異なる点がいくつかあります。

ろうきんのカードローンに関する特徴や、組合員ならではのメリットなど、詳しい内容を解説していきたいと思います。

ろうきんの金利は借り入れ金額によらない

消費者金融や銀行系カードローンの金利は、借り入れ金額が多ければ多いほど金利が低くなる傾向があります。

しかしろうきんのカードローンは、借り入れ金額によらずに一律の金利になっています。

その代わり、ろうきんの金利はいくつかの条件を満たすことで、金利の引下げを行ってくれる可能性があります。

たとえば、給与の振り込み指定口座をろうきんにすることやネットバンキングを利用するなど、ろうきんを積極的に利用する条件を満たすことで、金利の引下げが可能です。

住んでいる地域によって商品の詳細が異なりますが、中央労働金庫の場合は最大3.2%も金利の引下げの可能性があります。

少額の借り入れである場合にも金利の引下げができることは、消費者金融などのカードローンにはない独自の特徴です。

保証料込みの金利で考えよう

これまでに少し紹介しましたが、ろうきんは非営利団体であり、売上げを上げることにそこまで執着をしていません。

したがって、消費者金融や銀行と比較すると金利を低く設定されていることが多いです。

しかし、注意しなければならないことに、ろうきんでは金利の他に保証料が別途必要となります。

ろうきんのカードローンでは担保や保証人が不要ですが、その代わりに保証会社に保証人となってもらう必要があります。

そして、保証人となってもらう保証会社に毎月の保証人費用を別途支払う必要があり、この費用は保証料と呼ばれますが、地方によって0.5~2%程度とされることが多いです。

消費者金融や銀行と金利で比較するときには、保証料も込みの金利で考えるようにしましょう。

組合員であればさらにお得

ろうきんのカードローンは、その地域に住んでいるか勤務していれば誰でも申し込めますが、組合員になって申し込むほうがさらにお得に利用できます。

ろうきんの組合員になる大きなメリットは、金利や保証料が安く済むことです。

中央労働金庫の場合、一般勤労者の金利は8.475%ですが、生協組合員ならば7.255%、団体組合員であればさらに低い7.075%になります。

一般勤労者に適用される金利でも、銀行カードローンや消費者金融の上限金利と比較すればかなり低めですが、生協組合員・団体組合員であればさらに低い金利で利用できるのは驚きですね。

保証料も組合員であれば、半分の費用で抑えられる労働金庫もあります。

また金利引下げの条件も、組合員で口座を持っていることで受けられるものもあります。

借り入れ限度額も、一般勤労者に比べると団体組合員のほうが高めに設定されていることも多いなど、組合員であることのメリットは大きいといえます。

ろうきんの審査に落ちた原因とは

ろうきんのカードローンは、総量規制もなく金利も低く組合員には特におすすめの商品ですが、利用前には審査を受ける必要があり、審査落ちをしてしまう可能性もあります。

そこで、ろうきんの審査を落ちてしまう原因にはどのようなものがあるのか確認していきましょう。

借り入れ条件を満たしていない

ろうきんのカードローンには、消費者金融や銀行のカードローンよりも厳しい申し込み条件がいくつかあります。

まず申し込みができる労働金庫は、自分がエリア内に住んでいるか勤務をしている会社がある対象地域のみとなります。

勤務先が東京の場合は、中央労金以外の労働金庫には申し込むめません。

そして、年収や勤続年数も一定数なければいけません。

中央労働金庫の場合は、安定した収入があり、年収が150万円以上あることが申し込み資格となります。

また、勤続年数も1年以上必要であるため、転職直後は利用できません。

団体会員であることは必ずしも必要なわけではありませんが、これだけいろいろな条件をクリアしなければならないのです。

他社からの借り入れが多い場合

審査申し込みができたとしても、ろうきん以外からの借り入れが多い場合は審査落ちをしてしまう可能性が高くなります。

特に申し込み時には、借り入れ金額と同じくらい借り入れ件数が気にされる傾向があります。

たとえば、借り入れの合計金額が少ないとしても、借り入れ先が3社・4社と複数にわたると、キャッシングを計画的に利用できていないと判断されてしまう可能性が高いです。

可能であれば、ろうきんのカードローンを申し込む前に、借り入れ先の件数を減らしておくほうが審査に通りやすいでしょう。

信用情報に事故情報が登録されているような場合は、もちろんのことアウトです。

ろうきんのローン審査に関するQ&A

では最後に、ろうきんのローン審査についてよくある質問に、Q&A形式でまとめてお答えしていきましょう。

①ろうきんにおまとめローンはある?

A.専用のローンはありませんが、マイプランなどはおまとめ目的でも利用できます

おまとめローンとしてのローンは取り扱っていませんが、マイプランやスマートチョイスといったカードローンを、おまとめ目的で利用することは可能です。

おまとめ専用のローン商品を利用したい場合は、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」などがおすすめです。

また、アイフルやプロミスといった大手消費者金融でも、おまとめ専用のローンを取り扱っています。

②ろうきんのフリーローンで他社の借金を借り換えできる?

A.可能です

ろうきんのフリーローンの資金使途を確認してみると、「他金融機関等のローン借換にご利用いただけます」という記載があるので、他社の借金はろうきんのフリーローンで借り換えられます。

ろうきんのフリーローンは、適用金利も1ケタ台と非常に低く返済額を抑えられるので、借り換えを行うローンとしては非常に適していると言えるでしょう。

団体会員のかたはもちろんのこと、一般の勤労者でも利用を検討してみてはいかがでしょうか。

③ろうきんで総量規制ぎりぎり借りていても、銀行カードローンや他の貸金業者で借り入れできる?

A.基本的には不可能だと考えておいたほうがいいでしょう

すでに総量規制ぎりぎり(利用者の年収の3分の1)で借り入れを行っている以上、新たに貸金業者で融資は受けられません。

銀行カードローンは、理論上は総量規制の影響を受けない融資を行えますが、近年銀行では自主規制を行っており、原則として総量規制の範囲内での融資を心がけています。

そのため、すでに総量規制ぎりぎりの金額を借り入れている場合は、基本的に新たな借り入れは行えないと思っておいたほうがいいでしょう。

④住宅ローンでカードローンをまとめることはできる?

A.まとめられません

住宅ローンは、土地・住宅の購入やリフォームなどに必要な資金として利用できるローンであり、そういった用途を鑑みて、適用金利がかなり低めに設定されています。

そのため、住宅ローンの金利の低さを利用してカードローン等の他の借金をまとめたい気持ちは分かりますが、それは住宅ローンの資金使途に反するため、まとめることはできません。

借金をまとめたい場合は、用途に合ったローンを利用するようにしましょう。

⑤ろうきんの保証会社はセディナ?

A.セディナが保証しているものもあればそうでないものもあります

ろうきんが取り扱っているローンの大半は、一般社団法人日本労働者信用基金協会が保証会社となっていますが、中にはセディナなどの他の会社が保証会社を務めているローンもあります。

保証会社を務めている会社と過去に問題を起こしたことがある場合、そのローンの利用は難しくなります。

過去にセディナとの取引で返済を延滞したことがあるような場合は、セディナが保証会社を務めているローン以外のローンを選んで利用しましょう。

まとめ

ろうきんは労働組合が運営をする金融機関であるため、総量規制の対象にはなりません。

しかし、金融業界には高額の融資を抑制する風潮が強まっているため、総量規制を超えるような高額の借り入れは、審査に通りにくい可能性があります。

高額な借り入れが必要な場合は、状況に合わせて目的ローンなど検討してみるのもよいでしょう。


本記事は、実際に審査や借入を経験した編集部スタッフが執筆しています。
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