住友生命でお金を借りる方法とは!返済方法や金利で注意すべき点は?
生活費が足りない、教育資金のためにある程度まとまったお金が必要などの場合に、カードローンや銀行などのローンを利用することは多いです。
しかし、住友生命の生命保険に契約している人は、その保険契約で「契約者貸付制度」を利用することができます。
この記事では、住友生命で契約者貸付を際の方法と、利用する際にどのような注意が必要なのかをまとめました。
住友生命で契約者貸付を利用しようかと検討している人は、ぜひご覧になってください!
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目次
契約者貸付を利用できる住友生命の保険商品
住友生命の保険商品であれば、何でも契約者貸付制度が利用できるわけではありません。
途中解約したときに「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」が支払われる保険商品でなければ契約者貸付制度を利用することができません。
住友生命では、以下の保険商品で契約者貸付制度を利用できます。
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契約者貸付が利用できないときとは?
解約返戻金がある保険商品を契約していても、場合によっては契約者貸付制度を利用できないことがあります。
契約者貸付を利用できないケースとしては、契約後まもない時期で解約返戻金が少ない場合です。
解約返戻金というのは、毎月の保険料の中から少しずつ貯まっていくものであり、契約後すぐの時期は非常に少額しか貯まっていません。
契約者貸付は、解約返戻金を担保とし、その一定割合を借りられる制度ですので、解約返戻金が少なければ利用ができません。
また、定期保険のように、契約後一定期間で解約返戻金がピークとなり、満期に近づくに連れて少なくなる保険商品の場合、満期が間近に契約者貸付を利用しようとしても、解約返戻金が少なくて利用できない場合もあります。
契約者貸付を利用できるかどうかは、その時点での解約返戻金によって決まることになります。
なお、次の記事でも融資可能かどうかを決める要素について解説していますので、ぜひご覧になって下さい。
ATMで契約者貸付を申し込む方法
住友生命では、契約者貸付を提携ATMで利用できるように専用のカードを発行しています。
契約者貸付を利用できるカードには複数あり、以下のカードで契約者貸付の借入や返済をすることができます。
- スミセイDSカード
- クラブスミセイキャッシュカード
- クラブスミセイVISAカード
- スミセイALカード
すでにこれらのカードを持っている場合、すぐにATMで借りることができるため、非常に便利です。
なお、利用するためには手数料がかかり、基本的には税抜き200円ですが、ゆうちょATMを平日8:45~18:00もしくは土曜9:00~14:00に利用する場合のみ、税抜き100円で利用できます。
<契約者貸付が利用できるATM>
契約者貸付の借入と返済が可能 | ゆうちょ銀行、三井住友銀行、セブン銀行、イーネット、信用金庫(一部の信用金庫はスミセイの契約者貸付に対応していません) |
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契約者貸付の借入のみが可能 | 大垣共立銀行、四国銀行、常陽銀行、北陸銀行、北海道銀行、北國銀行、武蔵野銀行、東京都民銀行、三重銀行、南都銀行、北越銀行、沖縄銀行 |
提携ATMで利用可能なサービスと利用可能時間
提携ATMで「スミセイDSカード」などを利用してできるサービスは、以下のようになっております。
サービス内容 | 利用可否 |
---|---|
出金(借入) | ○ |
入金(返済) | ○ |
照会 | × |
変更 | × |
書類送付 | × |
問い合わせ | × |
このように、提携ATMでは借入と返済だけしか取引することができません。
次に、利用可能な時間は以下のようになっております。
金融機関 | 平日 | 土日 |
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ゆうちょ銀行 | 8:00~23:00 | 8:00~20:00 |
信用金庫 | 8:00~21:00 | 9:00~20:00 |
銀行 | 8:00~23:00 | 8:00~20:00 |
なお、一部の信用金庫や銀行では、上記とは異なる利用時間となっており、祝日はどこの提携ATMも利用することができません。
住友生命の契約者貸付は電話でも申し込みが可能
「すみせいDSカード」などを持っておらず、提携ATMでは利用できないという場合には、電話で契約者貸付を申し込むこともできます。
電話で契約者貸付を利用する方法には、
- 自動取引サービス
- スミセイコールセンター
の2種類があります。
どのように利用するかは、以下で詳しく紹介してきます。
自動取引サービスに連絡する
自動取引専用のダイヤル「スミセイカンタッチアンサー(0120-834-914)」に電話して、契約者貸付に申し込むこともできます。
ただし、携帯電話やPHSからは、06-6612-8349に電話をかけてください。
いずれの電話も、平日と土曜8:00~23:45、日曜8:00~20:00(ただし、祝日と年末年始は除く)受付してくれます。
スミセイコールセンターに連絡する
スミセイコールセンター(平日9:00~18:00、土曜9:00~17:00、日曜と年末年始は休業)に電話をかけて、契約者貸付の申請を行います。
ただし、申込窓口や契約商品によってコールセンターの電話番号が異なりますので、以下の表を参照して下さい。
申込窓口もしくは契約商品 | コールセンターの電話番号 |
---|---|
営業職員を通じて契約した場合 | 0120-307-506 |
金融機関もしくは保険ショップで契約した場合 | 0120-506-154 |
郵便局・かんぽ生命・ゆうちょ銀行で契約した場合 | 0120-506-873 |
「外貨建商品」または「たのしみYOUプラス」を契約した場合 | 0120-506-081 |
そのほかの方法で契約者貸付を利用する方法
住友生命で契約者貸付制度を利用したい場合、提携ATMや電話以外にも、インターネットや住友生命の営業所で申し込むこともできます。
住友生命では、さまざまな方法で契約者貸付を利用できますので、非常に申し込みしやすいです。
インターネットで申し込む
インターネットで契約者貸付を申し込む場合、住友生命の契約者専用サイト「スミセイダイレクトサービス」にログインして手続きを行います。
祝日と年末年始は対応ができませんが、平日と土曜日は8:00~23:45、日曜は8:00~20:00なら対応可能ですので、迅速な融資を受けられることもあります。
なお、スミセイダイレクトサービスを利用する際は、先に登録が必要となります。
◆住友生命公式サイト:「スミセイダイレクトサービスにログインする」
住友生命の営業所で申し込む
住友生命は全国各地に営業所があります。
この営業所に、契約者貸付の利用を直接申し込むこともできます。
ただし、営業所はいずれも平日9:00~15:30の営業いますので、時間が合わない人はインターネットや電話で申し込むようにしましょう。
住友生命からの借入金の返済方法は?
契約者貸付制度は、解約返戻金を担保にして融資を受ける制度です。
お金を住友生命から借りるわけですから、必ず返済しなくてはいけません。
ATMやインターネットバンキングを通して返済できますので、スミセイダイレクトサービスやコールセンター、スミセイDSカードなどのカードを使って手続きを行いましょう。
利息だけを返済することも可能!
契約者貸付は、銀行などのローンのように毎月返済する必要がなく、満期や解約時までそのまま借り続けることもできます。
この場合、利息は借入元金に組み込まれることになります。
この他にも、住友生命の契約者貸付では利息だけの返済も可能となっています。
利息だけを返済する場合は、最終貸付日から1年経過ごとに利息分の払い込みを行います。
ただし、額の元金は1円も減りませんので、借入額が多くなるとそれに比例して支払う利息も多くなっていきます。
住友生命の契約者貸付の利息は高い?
住友生命の契約者貸付を利用すると、銀行や消費者金融のカードローンのように高額の利息を請求されるのでしょうか?
適用される利率と計算方法について探っていきましょう。
金利は年1.55~5.75%
住友生命で2017年4月2日以降に契約を結んだ場合は、契約者貸付の金利は年利1.55%になります。
契約を結んだ日時が古ければ古いほど適用利率は高くなり、1994年4月1日以前に締結した保険商品で契約者貸付を利用すると、年利5.75%が適用されることになります。
自身の保険契約に適用される契約者貸付の金利は、インターネットや担当者、スミセイコールセンターで確認することができます。
契約者貸付の利息は複利計算
住友生命の契約者貸付の利息は、1年複利で計算されます。
複利とは、借入元金と利息の合計額に対して金利計算されることのことをいいます。
例えば、初めに契約者貸付を50万円借り、金利が5.75%である場合には、1年間で利息が28,750円となり、この分が元金の50万円に組み込まれることになります。
まったく返済せずに2年が経過すると、今後は528,750円に対して金利計算されることになり、利息は30,403円となります。
利息以外にもATM利用手数料がかかる
インターネット経由もしくはスミセイカンタッチアンサーで返済手続きをするときは、契約者貸付の利用手数料は請求されません。
しかし、ATMで契約者貸付返済を行う場合、借入の時と同じように利用手数料が1回につき税抜き100~200円の手数料が発生します。
利用する都度発生することになりますので、手数料を節約するためにも借入や返済はなるべくまとめて行うようにしましょう。
契約者貸付とカードローンはどちらがお得?
手軽な借入手段として知られるカードローンは、銀行や信用金庫、消費者金融などの金融機関で利用できます。
住友生命の契約者貸付は、銀行などのカードローンと比べてお得な借入方法と言えるのか、金利や審査、融資スピードから判断していきましょう。
住友生命の契約者貸付は審査不要!
住友生命で契約者貸付を利用するときは、審査不要で借りることができます。
そのため、「融資を受けられるかな?」と不安になる必要はありません。
一方で、カードローンに申し込んだときには必ず審査を受けなせん。
また、借入額によっては収入証明書類を提出しなくてはならないこともありますし、審査に落ちて借りられない可能性もあります。
審査が不要で解約返戻金があればほぼ借りられる契約者貸付は、銀行などのカードローンよりも非常に利用しやすい借入方法であると言えます。
なお、契約者貸付では審査が不要であることについては、次の記事でも詳しく解説しています。
融資速度が速いのは?
住友生命の契約者貸付は、提携ATMを利用することですぐに借入できます。
また、インターネットや電話による自動取引サービスで申し込んだ場合は、平日の8:00~14:30までに申し込むことで即日送金してくれます。
平日の14:31以降や土日祝日に申し込んだ場合は即日送金されませんが、それでも翌営業日の9:00以降には送金してくれます。
これに対し、消費者金融であれば即日融資で土日祝日に関係なく借りることもできますが、銀行や信用金庫では現在は即日融資ができず、借りられるまでに1週間程度かかってしまいます。
このことから、融資速度においても住友生命の契約者貸付の方が優れていると言えます。
金利が低いのは住友生命の契約者貸付
住友生命の契約者貸付の金利は、年利1.55~5.75%です。
一方で、低金利と言われている銀行や消費者金融のカードローンでも、多くの場合は15%程度であり、消費者金融の場合は18%程度が一般的です。
金利が10%以上も違うと、支払う利息は非常に大きな差となりますので、金利においても住友生命の契約者貸付の方が優っています。
住友生命の契約者貸付の限度額はいくらまで?
住友生命の契約者貸付で借りられる限度額は、解約返戻金の8割~9割程度です。
そのため、解約返戻金が20万円となっている場合には、契約者貸付で16万円~18万円借りられることになります。
ただし、解約返戻金は毎月の保険料によって変動しています。
そのため、利用を考えている時点でどのくらい借りられるのかは、きちんとスミセイダイレクトサービスなどで確認するようにすることをおすすめします。
契約者貸付を利用する際の注意点
先ほど紹介しましたように、住友生命の契約者貸付は銀行などからカードローンを借りるよりも非常に有効な借入方法であると言えます。
しかし、どんなに良いものを利用する場合でも、必ずと言っていいほど注意しなくてはならないことがあります。
では、住友生命の契約者貸付を利用する際は、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
保険契約が失効する危険性がある
契約者貸付は解約返戻金の8割~9割まで借りることができます。
しかし、元金や利息の返済をまったくしないでいると、その合計額が解約返戻金を超えてしまうこともあります。
この場合、保険契約が失効してしまいます。
失効とは、保険の効力がなくなることを良い、簡単に言えば強制解約させられてしまうということです。
そのため、失効後に保障の対象となる状況になったとしても、保険金を受け取ることができなくなってしまいます。
保険の失効を防ぐためには、最低でも利息分だけは払っておき、余裕がある時には元金部分にも返済しておくことをおすすめします。
利息が膨らみやすい
契約者貸付がいくら低金利だといっても、借りていれば必ず金利がかかってきます。
この金利は先ほどもお話しましたとおり、複利で計算されることになりますので、返済しなければどんどん利息が膨らんでいくことになります。
そのため、返済していなければ解約返戻金額を超えてしまうことになります。
繰り返しにはなりますが、借りた場合は少なくとも利息分だけは返済することをおすすめします。
解約返戻金や満期保険金が少なくなる
契約者貸付を利用している状態で、保険の解約や学資保険が満期となった場合には、解約返戻金や満期保険金から契約者貸付の元金と利息分が差し引かれることになります。
そのため、予定していた金額よりも少ない金額しか戻らず、教育資金などが不足してしまう可能性もあります。
これまで非常に有利な条件で借りていたことを考えると、あまりデメリットと感じないかもしれませんが、貯蓄性も保険の魅力の1つであることを考えると、利用には注意しなければなりません。
住友生命契約者貸付の問い合わせ方法
住友生命の契約者貸付について詳しく知りたい、現状でどのくらい借りられるのかなどの場合、インターネットを利用して住友生命のホームページやスミセイダイレクトサービスで確認できます。
しかし、パソコンなどの操作に不安がある、スミセイダイレクトサービスに未登録で手続きが面倒という場合には、電話や営業所窓口でも相談することができます。
ここでは、電話と営業所窓口の問い合わせ先を紹介しますので、パソコンなどの操作に不安がある人だけでなく、きちんと相談したい人はどちらかに問い合わせることをおすすめします。
電話での問い合わせ先
電話で問い合わせする場合は、スミセイコールセンターで行うことができます。
スミセイコールセンターの電話番号や受付時間は、以下のようになっております。
契約経路・保険商品 | 電話番号 | 受付時間 |
---|---|---|
営業職員を通じて契約 | 0120-307-506 | 月~金曜日:午前9時~午後6時 土曜日:午前9時~午後5時 ※日曜日・祝日および12/31~1/3は休業 |
金融機関・保険ショップを通じて契約 | 0120-506-154 | |
郵便局、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を通じて契約 | 0120-506-873 | |
「外貨建商品」または「たのしみYOUプラス」を契約 | 0120-506-081 |
また、電話はしたものの、混雑していてなかなかつながらないということもあります。
その場合は、以下の電話がつながりやすい時間帯に電話することをおすすめします。
月曜日・祝日明け | 火曜日~金曜日 | 土曜日 | |
9時~11時 | 混雑 | やや混雑 | 混雑 |
11時~14時 | 混雑 | ||
14時~17時 | やや混雑 | つながりやすい | やや混雑 |
17時~18時 | 受付時間外 |
なお、電話の場合は本人確認や契約確認が必要になるため、証券番号やお客様番号を確認されることになります。
そのため、「保険証券」または「保障内容のご案内」などの書類をあらかじめ用意しておくようにしましょう。
窓口での問い合わせ先
住友生命の営業所窓口(支社)では、平日の午前9時~午後3時30分まで営業しています。
しかし、連絡先などを探すことができない人も多いと思います。
営業所窓口(支社)は、住友生命のホームページから、以下のような流れで探すことができます。
- トップ画面の「お問い合わせ」をクリック
- 「契約内容、お手続に関するお問い合わせ」をクリック
- 「ご来店窓口のご案内」をクリック
- 都道府県をクリックすると、支社の連絡先が表示される
また、住友生命には支社以外にも各市町村に支部を設置しています。
支部に関しては、住友生命のホームページでは連絡先などを確認できませんので、保険証券や設計書、保障内容のご案内などで確認してください。
なお、窓口へ行く場合は、必要書類の確認のために先に電話をしてから行くことをおすすめします。
まとめ
住友生命の契約者貸付は、銀行や消費者金融などで借りるローンよりも「審査」「融資速度」「金利」の面で非常に優れています。
そのため、住友生命で保険を契約している人が借入をする場合、真っ先に契約者貸付を検討するようにしましょう。
住友生命では、契約者貸付の申込方法が豊富で、相談も担当者だけでなくコールセンターや窓口でもできるなど、利用しやすい環境が整っています。
また、契約者貸付であれば毎月の返済が不要で、余裕がある時にいつでも返済していくことができます。
ですが、まったく返済をしなければ最悪保険が失効してしまう危険性もありますので、利用の際は十分に注意し、計画的に借入しなければなりません。
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