ブラックリストでも絶対借りれる教育ローンとは?審査基準を解説

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定

進学したいのに学費に充てる現金がない、在学途中に家庭の事情で学費を出してもらえなくなったなど、急に学費の工面をしなければならなくなるケースは珍しい話ではありません。

そこでまず頭に浮かぶのが奨学金。有利な条件で学費を借りられる方法なので申し込まない手はありません。

しかし、奨学金は簡単に受給できるものでもありませんし、急場を凌ぐには受給までに時間がかかりすぎます。

となれば奨学金より簡単に借りれる教育ローンですが、両親がブラックリストの場合はどうすればいいのでしょうか?

そこで今回はブラックリストでも借りれる教育ローンはあるのかについて検証し、急な学費捻出に有効な方法を考えていきましょう。

教育ローンの審査基準は厳しい?

教育ローンの審査基準は厳しい?

教育ローンを利用する前に、まずは教育ローンの審査基準がどのようになっているのかを見ていくことにしましょう。

審査基準とは審査通過に必要な条件であり、それをクリアすることで初めて契約に至ることができます。

よって、審査基準がどのようになっているのかを理解すれば、審査通過の合否判断はある程度予測することが可能です。

ブラックリストでも教育ローン審査を通過できるのかどうかは、その審査基準の難易度にかかっています。

審査基準が甘ければ十分にブラックリストでも審査に通過する可能性はありますし、厳しければ審査通過は絶望的となるでしょう。

金融機関では審査基準は公表しませんので明確な基準は分かりませんが、各種条件から審査難易度を予測してみましょう。

申込条件から見る審査難易度

お金を借りる方法で、一番審査がスピーディかつ利便性が高いと言われているのがカードローンです。

融資限度額内なら何度でも借入・返済が繰り返せるだけでなく、銀行や駅、スーパーマーケットのATMでお金を借りたり、融資金を直接振り込んでもらうことも可能です。

銀行などで提供している民間の教育ローンとカードローンの申込条件は、以下の通りとなっています。

カードローンの条件は年齢以外は漠然としたものですが、教育ローンは年収と勤続年数の条件が明確になっていることが一般的です。

この点からも教育ローンの審査基準はカードローンよりも確実に厳しいものであることが予測できますね。

<民間の教育ローンの申込条件>

  • 申込者年齢が満20歳以上
  • 申込者の前年度年収が200万円以上(ただし金額は金融機関による)
  • 申込者の勤続年数が1年以上

<カードローンの申込条件>

  • 申込者の年齢20歳以上(年齢上限はカードローン業者によって違う)
  • 申込者に安定、継続した収入があること

個人信用情報が決め手

また、教育ローンでは、確実な返済が求められるため、個人信用情報に事故情報が記載されているときは、まず審査通過はありえません。

審査基準も決して甘いものでないことはお分かりいただいたでしょうが、その厳しい基準をクリアしたとしても、個人信用情報に事故情報があれば審査NGとなるのです。

となればブラックリストの人が金融機関が提供する教育ローンを利用することは、限りなく不可能に近いと言わざるを得ないでしょう。

ブラックリストでも教育ローンを組む方法はあるの?

ブラックリストでも教育ローンを組む方法はあるの?

理論的には、ブラックリストの人は民間の教育ローンを利用することは不可能です。

では、ブラックリストの人は本当に教育ローン審査でNGとなってしまうのか、審査に通る余地はまったくないのかを検証していこうと思います。

まずは、ブラックリストとはどういった状態を指すのかについて、明らかにしておきましょう。

ブラックリストとは?

金融サイトを見ているとしばしばでてくるブラックリストという用語。

さもそのようなリストが存在するかのような印象を与えていますが、実はブラックリストと呼ばれるリストはこの世には存在しないのです。

一般的に「ブラックリスト」というと、個人信用情報に事故情報と呼ばれる特定情報が記録されていること、あるいは、事故情報が記録されている人を指しています。

なお、個人信用情報に記録される事故情報とは、主に下記の情報のことを示します。

  • 延滞情報
  • 任意整理
  • 特定調停
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 代位弁済
  • 強制解約
  • 契約見直し

つまりはローンやクレジットカードなどの各種契約の返済・支払いにおいて約定返済日もしくは約定支払い日に返済が行われていない状態や、返済不能に陥って何らかの処罰や処理が行われた状態が事故とされ、それらの情報を事故情報と呼ぶのです。

この事故情報は、個人に返済能力と信用度が著しく欠如していることを表す証となります。

つまり、個人信用情報に事故情報が記録されているということは、「この人にお金を貸しても返ってくる可能性はないですよ」とレッテルを貼られているのも同じ状態なのです。

そのような人を審査通過とするところなんてありはしませんよね。

個人信用情報にこれらの事故情報が記載されている人を金融業界ではブラックリストと呼び、審査するまでもない対象、できるだけ取引をしたくない対象とみなしているのです。

おすすめは国の教育ローン

おすすめは国の教育ローン

教育ローンと一口に言っても、ローンを提供する業者によって融資上限額や適用金利、返済期間などの貸付条件が異なります。

現在のところ最も条件のいい教育ローンは、日本政策金融公庫の教育一般貸付、通称、国の教育ローンです。

  • 借入限度額 最高350万円(海外留学資金は最高450万円まで融資可)
  • 金利 固定金利:年率1.76%(2018年11月現在)
  • 返済期間 15年以内
  • 入金までの日数 20日程度

子供でも申し込みができる

国の教育ローンは先に申しましたように、親御さんがブラックリストだと審査通過はまず期待できません。

しかし、国の教育ローンは、教育を受ける学生の親でなくても学生本人もしくは学生の親族なら契約することができますので、学生本人か親族が条件さえクリアすれば申し込むことができるのです。

<学生本人>

「ご両親のうち、主に生計を維持されている方にお申込人になっていただいておりますが、例えば、成人されており、勤務収入などの安定したご収入があって、独立して生計を営んでいらっしゃる方であれば、学生ご本人がお申込みいただける場合もございます。」

<親族>

「お申込人になることができるのは、6親等内の血族、配偶者および3親等内の姻族です。 例えば、お子さまの方からみますと、おじいさん・おばあさんやご兄弟(ご姉妹)は2親等の血族、おじさんおじさん・おばさんは3親等の血族にあたりますので、いずれの方もお申込人になることができます。」

※条件内容は日本政策金融公庫公式サイトより引用

本人が就職している場合は学生本人、そうでない場合には親族に申込人となってもらうことで、日本政策金融公庫の教育一般貸付を利用できる可能性も出てきます。

親御さんがブラックリストの場合には、国の教育ローン以外の借入先を探す前に、まずはなんとか国の教育ローンが利用できないかと検討する方が話は早いかもしれません。

同居していない親族に頼むのは気が引けることかもしれませんが、学費を祖父母が工面してくれたという話はよく耳にします。

まずはダメもとでお願いしてみるようにしましょう。

関連記事をチェック!

2228view

親戚からお金を借りる方法

親ではなく叔父や叔母などの親戚からお金を借りる方法について考えてみましょう。 親しい間柄であれば、甥や姪の頼みなら仕方がないなとお金を貸してくれることもあります。 しかし親戚とは言っても冠婚葬祭の...

本当にブラックリストかどうかを確かめよう!

本当にブラックリストかどうかを確かめよう!

ブラックリストが原因で申し込みを躊躇っている方は少なくありません。

しかし、自分がブラックリストだと思い込んでいるだけで、実はブラックリストではなかったというケースも少なくないのです。

例えば事故情報をどの時点で個人信用情報に登録するかは、金融業者や貸金業者によって異なります。

また、事故情報の1つ「強制解約」についても、登録するケースもあれば登録しないケースもあります。

しかも事故情報が登録された場合でも、永久的に個人信用情報機関に登録されているわけではありません。

下記の登録期間を過ぎれば、その記録は消去されるのです。

  • 延滞情報 5年間
  • 任意整理 5年間
  • 特定調停 5年間
  • 個人再生 5年間
  • 自己破産 5年~10年間

個人信用情報から消去されていないケースも

基本的には上記の登録期間を過ぎると、事故情報は個人信用情報から消去されます。

しかし、下記のような理由から、期間経過後も登録されたままという場合もあります。

一定期間が経過したのに事故情報が消去されない状況とは?事故情報が消去されなかった原因は?
人為的ミス原因はない。単にヒューマンエラー
金融機関の意図意図的に期間が過ぎても情報を残す金融機関もある
自己破産等の申告漏れ申告漏れや金融機関への免責通知の不達が原因
一定期間経過後も事故情報が残っているときは?

一定期間経過後もミスによって事故情報が残っているなら、いつまでもブラックリスト扱いとなり、ローンやクレジットカードに申し込んでも審査通過は有り得ません。

至急に情報消去の申請が必要になってきます。

個人でも行えますが、内容によっては交渉等が必要となってくるので、弁護士等の専門家に依頼した方が事態解決は早いでしょう。

関連記事をチェック!

3838view

CICやJICCの信用情報からブラックリストの記録を消す方法は存在する?

「私、ブラックリストに載っているからクレジットカードが作れないんだよね。」 某クレジットカード会社の営業時代に、筆者がよく聞いた言葉です。 ブラックリストとは、正確にはどのようなものなのでしょうか...

ブラックならば情報が消去されるのを待つ

ミスによってブラックリストに載っているのではなく、一定期間が経過していないためにブラックリストに載っていた・・・。

そんな時はどうすればいいのでしょうか?

この場合は、これ以上、事故を起こさないように注意しながら、静かに時間が経過するのを待つことでしか、ブラックリストから外れる方法はありません。

一定期間が経過してブラックリスト状態から外れたら、教育ローンに通る可能性も生まれてきます。

関連記事をチェック!

10284view

【悲報】信用情報(ブラックリスト)は完済して時効期間まで回復しない

信用情報を開示したときに、信用情報に問題を発見してしまったら、強い衝撃を受けてしまいます。 それでもどうにかして借入したい、そういったこともあるでしょう。 今回馬太郎が、元貸金業者である馬吉先生、...

一定期間が経過する前に事故情報を消すことはできない

時折「ブラックリストから名前を消去します!」といった広告を目にしますが、そんな方法は絶対にないので、間違っても利用しようなどと考えないようにして下さい。

先程も少し触れましたが、事故情報は一定期間が経過すれば消去されます。

消去されれば審査への影響は全くなくなるので、ブラックリストであることを気にすることなく申し込むことができます。

申込者である親御さんに返済余力の問題がなければ、無事審査にも通過できるでしょう。

ブラックリストか確かめるには?

ブラックリストか確かめるには?

日本の個人信用情報は、下記3つの信用情報機関によって保管されています。

過去に利用したことのある金融機関がどの信用情報機関の会員となっていたのかを調べ、その信用情報機関に情報の開示請求を行えば、登録されている情報内容を確認することができます。

個人信用情報機関名主な会員
JICC
(日本信用情報機構)
消費者金融、クレジットカード会社
CIC
(シー・アイ・シー)
クレジットカード会社、消費者金融、信販会社。携帯会社
KSC
(全国銀行個人信用センター)
銀行、信用金庫

JICC(日本信用情報機構)

各信用情報機関の開示請求方法を紹介していきましょう。

まず、消費者金融やクレジットカード会社が登録しているJICC(日本信用情報機構)ですが、JICCに記録されている事故情報は下記3つの方法で開示請求が行えます。

  • 携帯電話(WEB)
  • 郵送
  • 窓口
急いでいるときはインターネットで申し込もう

手数料は携帯電話、郵送が1,000円、窓口が500円で、申込時には本人確認書が必要となります。

窓口が一番安価で利用できますが、携帯電話からの申し込みなら24時間365日の利用が可能ですから、お急ぎの場合には携帯電話からの申し込みをおススメします。

CIC(シー・アイ・シー)

CIC(シー・アイ・シー)は下記4つの方法で開示請求が行えます。

  • パソコン(WEB)
  • 携帯電話(WEB)
  • 郵送
  • 窓口
パソコンと携帯電話からの申し込みがおすすめ

手数料は携帯電話、郵送が1,000円、窓口が500円で、申込時には本人確認書が必要となります。

オススメなのはパソコン、携帯電話からの申し込みです。(受付時間8時~21時45分)

JICC(日本信用情報機構)のように24時間365日の対応ではありませんが、開示情報を即時確認できます。

KSC(全国銀行個人信用センター)

KSC(全国銀行個人信用センター)の申込方法は郵送のみです。

また申し込みも少々面倒で、必要書類をそろえて郵送する必要があります。

以下の書類を同梱して下記住所へ郵送すれば、後日、開示情報が郵送されます。

  • 登録情報開示申込書(ダウンロード)
  • ゆうちょ銀行発行の定額小為替証書(1,000円)
  • 本人確認書(2種類必要)

関連記事をチェック!

18703view

CIC、JICC、全銀協(全国銀行協会)の違いを徹底解説

業者ごとに加盟する信用情報機関が違う 一部の情報は3つの機関で共有している 信用情報機関に登録されている情報は個人で照会できる 日本で「信用情報機関」というと、CICとJI...

教育ローンは国と銀行で取り扱っている

教育ローンは国と銀行で取り扱っている

教育ローンには、国の支援を受けて超低金利で貸し出す国の教育ローンと銀行などの預金業務を行う金融機関が商品化している民間の教育ローンの2種類があります。

どちらの教育ローンも使用目的が教育資金に限られますので、簡単に言えば教育を目的とした目的ローンの一種です。

教育ローンは比較的年収が低くても借入でき、借入金利が安いことや返済期間が最長で10年まで設定できるなど、借りやすく返済しやすいのが特徴です。

国立大学でも250万円は必要

子供が進学したい希望があるのに家庭の経済状況で入学金や学費が支払えない悩みを解決することができることからも、教育ローンを利用している家庭も多いのではないでしょうか。

子供の進学には多額の費用がかかり、国立や公立の4年生大学の場合は入学金や授業料を含めると250万円前後は必要です。

私立大学ともなると学部にもよりますが、平均して4年間で450万円前後の出費を覚悟しなければなりません。

そのような場合に教育ローンを契約すれば銀行の教育ローンなら300万円、国の教育ローンなら最高350万円まで借りられますので、親にとっては経済的負担を大きく軽減できるのではないでしょうか。

日本政策金融公庫 国の教育ローン
三井住友銀行 教育ローン

教育ローンはブラックでも必ず借りれるの?

さて、ブラックリストに話を戻しましょう。

先程、お伝えしました通り、たとえ子供の進学目的の教育ローンであっても、金融事故を起こしたブラックの方は利用することはできません。

ブラックになっているかどうかは信用情報機関に個人情報を照会すればすぐに分かりますので、心当たりのある方は情報照会してみましょう。

過去にカードローンやクレジットカード、住宅ローンや自動車ローンなどの返済を3ヶ月以上長期滞納したことがありますか?

また、借金返済に行き詰まって、債務整理をしたことがありますか?

長期返済滞納や債務整理の情報はブラック情報として5年から10年の間、信用情報機関に登録されその間はお金に関する契約は一切できません。

事故情報は個人信用情報機関で共有される

先程、業者によって加盟している個人信用情報機関が異なることを紹介しました。

では、過去に消費者金融で事故を起こしてJICCに事故情報が登録されている人は、KSCに加盟する銀行からなら教育ローンを利用できるのでしょうか。

実際のところ、たとえ異なる信用情報機関に事故情報が登録されていても、CRINと呼ばれる情報交流システムによってデータが共有されますので、どこか一箇所でも金融事故情報が登録されれば全ての信用情報機関で金融事故を起こしたことがわかるようになっています。

そのため、銀行の教育ローンは金融事故があるブラックだと審査に落ちる可能性が高いと言わざるを得ません。

関連記事をチェック!

8358view

ブラックリストでも絶対借りれる教育ローンとは?審査基準を解説

進学したいのに学費に充てる現金がない、在学途中に家庭の事情で学費を出してもらえなくなったなど、急に学費の工面をしなければならなくなるケースは珍しい話ではありません。 そこでまず頭に浮かぶのが奨学金。...

国の教育ローンはブラックでも必ず借りれるの?

銀行等の民間の金融機関では、教育ローンの申込み条件の1つとして、「保証会社の保証を受けられること」という文言がかならず記されています。

保証会社は個人信用情報機関で事故情報をかならずチェックしますので、事故情報が信用情報機関に残っている限り、ほぼ間違いなく審査には通りません。

しかし、国の教育ローンの公式サイトを見ると、「保証会社の保証を受けられること」という文言はありませんし、「保証会社」という言葉すら一切記述されていません。

保証会社を利用しないのなら、信用情報機関で事故情報をチェックしないため、ブラックリストに載っていることがバレないのではないかと期待してしまいますね。

日本政策金融機構は信用情報機関に加盟している

残念ながら、国の教育ローンを扱っている日本政策金融公庫は、全国銀行個人信用情報センターとCICに加盟しています。

消費者金融が加盟しているJICCには加盟していませんが、既にご説明の通り金融事故情報はデータ共有されていますので、あなたが過去に消費者金融で金融事故を起こしていたという情報は、CICやKSCだけをチェックしても容易に分かってしまうのです。

もちろん、クレジットカードや銀行ローンで金融事故を起こしていても、瞬間で判ってしまいます。

つまり、国の教育ローンも、金融事故を起こしたブラックでは借りれない可能性が高いと言えるのです。

日本政策金融公庫 プライバシーポリシー

教育ローンを申込むには一定の条件が必要

教育ローンを申込むには一定の条件が必要

教育ローンを申し込むには一定の条件があり、条件を満たすことができないと借入できません。

ただし条件は教育ローンということもあってそれほど厳しいものではなく、比較的年収が少ない家庭でも申し込み可能です。

銀行の教育ローンと国の教育ローンの申し込み条件を確認してみましょう。

<銀行の教育ローン>

  • 年齢:20歳以上
  • 収入条件:前年度税込年収200万円以上
  • 契約者:子供または親
  • 保証会社の保証を受けることができること

銀行の教育ローンも進学する子供本人が契約できますが、前年度の年収が200万円以上なければならないことを考えると、親が契約者となりますね。

<国の教育ローン>

  • 年齢:20歳以上
  • 収入条件:前年度年収200万円以下でもOK
  • 契約者:子供または親

国の教育ローンは年収が200万円以下でも申し込み可能で、しかも収入の下限が基本的にありません。

反対に、年収の上限額が決まっていますので、高年収の家庭は申込みができない場合もあります。

また、国の教育ローンも子供または親のどちらも契約者になれますが、年収や返済能力を考えると基本的に親が契約者となるでしょう。

教育ローンの申込み条件としては、国の教育ローンは民間の教育ローンと比べると、それほどハードルが高い感じはしませんね。

教育ローン審査に申し込む前の注意点

教育ローン審査に申し込む前の注意点

民間であれ国であれ、教育ローンを利用するときは、いくつか注意すべきポイントがあります。

「教育ローンに申し込まない方が良かった」と後悔しないためにも、かならず確認してください。

借入期間が長くなる・利息が高額になる

教育ローンは、基本的には100万円単位でお金を借ります。

借入額が多くなるために借入期間が長引きがちになり、カードローン等よりは低金利で借りられたとしても、利息はどうしても高額になってしまいます。

在学中も利息が発生する

日本学生支援機構(JASSO)で奨学金を借りる場合は、在学中は利息は発生しないため、完済までの期間が長引いてもそこまで高利息は発生しません。

しかし、教育ローンは在学中も利息が発生するため、低金利が適用されるわりには利息が高くなってしまいます。

融資までに時間がかかる

教育ローンは100万円単位の高額ローンですので、審査は慎重に実施され、融資までに1~3週間ほどかかってしまいます。

奨学金よりはスピーディに借りられますが、カードローンと比べると融資を受けるまでの時間は長くかかると言わざるを得ません。

教育ローンの審査に落ちたらどうすれば良いの?

教育ローンの審査に落ちたらどうすれば良いの?

教育ローンの審査に落ちてしまった場合は、契約者を配偶者に変更するという方法を取ることもできます。

しかし、民間であれ国であれ教育ローンは収入がない人は利用できませんので、専業主婦は契約することができません。

また、パートの人は申し込めないわけではありませんが、収入条件に下限がない国の教育ローンであっても、年収150万円程度は必要になるかもしれませんね。

年収が150万円に満たないときは、学生本人が日本学生支援機構の奨学金に申込み、機関保証制度を利用することもできます。

機関保証制度を利用すると日本国際教育支援協会が保証も引き受けてくれますので、親がブラックリストに載っているときでも奨学金を活用できます。

ただし奨学金は計画的に利用しないと学生本人がブラックになる可能性もありますので注意が必要です。

日本学生支援機構 機関保証制度

教育費を払えないときに捻出するためのコツ

関連記事をチェック!

1835view

パートでも借りれる教育ローンはある?

私立の学校や、大学、海外留学など、教育を受けるには多額のお金がかかります。 子供が1人でも大変なのに、2人、3人といれば、さらに費用は高くなります。 教育資金には、子供自身が借りる奨学金もあります...

自力でお金を貯める

高校を卒業したらすぐに大学に入らなくてはならないという決まりはありません。

教育ローンを利用してすぐに進学するのではなく、お金を貯めてから進学するという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

入学金と前期分の授業料だけを貯めれば、後は大学に通いながらアルバイトなどで後期分以降の学費を工面することは可能です。

例えば国立大学なら60万円もあれば入学金と前期分の学費は賄えますので、入学前までに60万円を目標に貯金しておきましょう。

後は半年ごとに27万円を準備すれば、教育ローンも奨学金も利用しなくても学費を滞納せずに卒業できます

ただし、アルバイトが忙しすぎて留年してしまうと、学費を半年~1年分余分に支払うことになってしまいますので、バイト計画はしっかり立ててくださいね。

親や親せきに借りる

親がブラックリストに載っているからといって、かならずしも貯蓄がないとは言えません。

もし、親にお金を借りることができるのなら、お金を借りて進学するのはいかがでしょうか。

また、親に頼れないときは親戚に頼ることも検討してみましょう。

学費を支援することは難しくても、借用書を作成してかならず返済することを約束するのなら、貸してもらえることもありますよ。

法的拘束力を持つ借用書の作成方法については、次の記事をぜひご覧ください。

関連記事をチェック!

11673view

無効となる借用書(金銭消費貸借契約書)の書き方

銀行や消費者金融など金融機関が作成する借用書は、どこからも隙がないように法律知識をふんだんに取り入れて作成されています。 しかし個人間融資となると、市販されている借用書をそのまま利用したり、インター...

無効となる借用書(金銭消費貸借契約書)の書き方

返済ができるならカードローン

どうしても近日中に学費を準備しなくてはならないときは、最短で即日融資も可能なカードローンに申し込んでみるのはいかがでしょうか。

ただし、教育ローンと比べると高金利ですので、早めに完済できるように綿密な返済計画を立ててから利用するようにしてくださいね。

利息の計算方法やシミュレーションの仕方については、次の記事で詳しく解説しています。

子供自身が契約者となる奨学金を利用する

「自力で学費を準備するのは大変だ。かといって、親や親戚は頼れない。しかし、高金利のカードローンを利用するのも不安が大きすぎる」という方は、最初に紹介したように日本学生支援機構の奨学金がおすすめです。

奨学金なら契約者は子供(学生本人)となりますので、親がブラックリストに載っている場合でも利用することができます。

通常は親を連帯保証人として立てなくてはいけませんが、機関保証制度を活用すれば連帯保証人なしでも契約可能です。

子供自身がブラックリスト入りしないように注意しよう

奨学金の契約者はあくまでも子供自身となるため、奨学金の返済に遅れることや万が一返済できない場合は子供が責任を取らなければなりません。

最近のニュースでも頻繁に取り上げられている、奨学金が返済できずに自己破産、奨学金の返済滞納による信用ブラックになってしまうのは、あまりにもかわいそうですね。

年齢が若いのに金融事故を起こしてしまうと、5年から10年はお金に関する契約は一切できないことにもなります。

せっかく大学を卒業して就職しても、自動車ローンが組めない、クレジットカードも作れないでは、未来ある子供の生活を不自由にさせてしまいます。

できれば親が契約者となる教育ローンを利用して、金融事故を起こした責任と子供を育てる責任の両方を果たすようにしたいものです。

関連記事をチェック!

6962view

金融事故になる事例とは!登録されている期間はどの位?

金融事故を起こした人のことをよくブラックリストに入った、などと言いますがそもそも金融事故とは何なのでしょうか。 金融関係の用語は難しく、金融事故といわれてもバッと頭に思い浮かべるのは難しいですよね。...

実際にかかる教育資金は?

実際にかかる教育資金は?

先程紹介したように、国立大学に進学するなら、入学前に60万円を準備し、半年ごとに27万円程度を貯めておけば、授業料と入学金は賄えます。

しかし、授業料と入学金だけでは、不自由なく学校生活を送れるというわけではありません。

また、国立大学以外の大学に進学する際には、さらに高額な授業料や入学金がかかるだけでなく、国立大学にはない施設設備費まで毎年支払わなくてはいけません。

大学の種類別の学費の目安と学費以外の費用についても探っていきましょう。

大学の種類による目安

国立大学は学部に関係なく学費は同じですが、私立大学は学部によって学費が大きく異なりますので、どの学部を希望するかで必要なお金が大きく変わります。

一般的に文科系学部<理科系学部<医歯薬学部となっています。

以下の表では平均の学費を表示していますので、文科系学部に進学する方は表中の金額よりも低くなることがありますし、反対に理科系・医歯薬系に進学する方は表中の金額よりも高くなると見ておきましょう。

 国立大学私立大学(平均)
初年度の納入金(年額)817,800円1,316,816円
2年目以降の納入金(年額)535,800円1,063,355円

※いずれも2018年度の授業料等です。

自宅通学と1人暮らしの違い

大学が自宅から通えない場所のときは、寮に入るか、親戚の家で下宿をする、もしくは一人暮らしをするといった選択をしなくてはなりません。

一人暮らしをするならば、家賃や食費、お小遣い等、学費に加えて多額のお金が必要になります。

親から十分な仕送りをもらえなさそうなときは、アルバイトの時間も長くなるでしょう。

日本学生支援機構の調査では、一人暮らしをする学生は自宅暮らしの学生よりも、生活費(住居費等も含む)が年間50万円前後高くなっています。

自宅から通えない場所に子供が進学するときは、生活費をどのように工面するのかについても考えておくようにしましょう。

◆ 日本学生支援機構「平成28年度 学生生活調査結果」

卒業までかかる費用

大学生活にかかるお金は、授業料や入学金、生活費だけではありません。

途中でゼミの研修旅行や海外学会に参加することもあるでしょうし、書籍費用やパソコン代などもかかります。

大学在学中に自動車の免許を取得したいと考えている学生もいるでしょう。

その他にも卒業までにはさまざまな費用がかかりますので、予算を多めに見積もり、急な出費にも慌てずに対応できるようにしておきたいものです。

学生ローンには注意が必要

学生ローンには注意が必要

親名義で教育ローンの審査に通過できなくても、奨学金以外にも学生名義でローンを組むことができる方法が「学生ローン」です。

学生ローンは金利が15%〜18%程度と高く設定されているため、低金利の銀行ローン等と比べると比較的審査が甘いローンと言えます。

ただし、学生ローンの利用には注意が必要です。

学生ローンも信用情報が重要

学生ローンも信用情報の照会を行います。

しかし、学生の身分で信用情報が汚れている人はそれほど多くないため、学生ローンは多くの学生にとって借りやすいローンと言えるのです。

ブラックでは借りられない

学生ローンといえどもブラックの人は借りることはできません。

学生でも携帯電話料金の未払いが続き、契約を強制的に解約となってしまった場合には、信用情報に事故情報が記録されます。

信用情報機関に事故情報が登録された学生は、たとえ審査が甘いと言われる学生ローンであっても借りることはできません。

闇金に注意

学生ローンの利用を検討している人は、闇金に注意してください。

学生は社会人と比べて判断能力が低く、しかも親という後ろ盾がついているため、闇金にとっては格好のターゲットです。

「ブラックでも借りれる」「審査なしで即日融資」などの甘い言葉で勧誘していますが、このようなあり得ない条件を出してくる業者は間違いなく闇金ですので、絶対に取引をしてはなりません。

取引をする前には必ず金融庁に登録されている合法の登録貸金業者かどうかのチェックを忘れないようにしましょう。

登録貸金業者は金融庁のホームページから簡単に検索することが可能です。

ブラックでも借りられる可能性があるのは中堅消費者金融

ブラックリストになると銀行、大手消費者金融、信販会社、クレジットカード会社の審査はまず通ることはありません。

どこからも借り入れできず、ローンも組めない状況というわけです。

しかし、中堅消費者金融となると少々話が違ってきます。

他社で融資を得られなかった人が中小消費者金融に流れ込む

通常ならば、著名かつ信用度が高い銀行や大手消費者金融から融資を受けようとしますよね。

つまり、中堅消費者金融に申し込む人のほとんどが、銀行や大手消費者金融から借入を断られた人であると言えるのです。

そのため、少し信用情報に傷がある程度で審査に落としてしまうなら、中堅消費者金融は誰にもお金を貸すことができませんし、利益を上げることもできなくなってしまいます。

中小消費者金融では、以下の基準で融資可能かどうか判断してくれることが一般的です。

  • 定職に就いている
  • 事故先が中堅消費者金融ではない
  • 現在、延滞や遅延がない

中堅消費者金融は現在志向の貸金業者

中堅消費者金融は、過去ではなく現在志向の審査を行ってくれるので、過去に問題のあるブラックリストの方でも、現在問題がないと判断されればお金を借りれる可能性は十分にあると言えるでしょう。

借入限度額は学費すべてを賄えるほどではないでしょうが、お金を用意する方法として利用できないことはありません。

「あと数十万円足りない」という場合ならば、十分にメリットを発揮するでしょう。

関連記事をチェック!

197view

消費者金融は柔軟審査してくれる?

消費者金融などからお金を借りるとき、なるべく審査に通りそうなところを選ぶのではないでしょうか。 各金融機関の審査はそれぞれが独自の審査基準を持っているため、A社では落ちたけどB社から借りられたという...

消費者金融は柔軟審査してくれる?

借りれるかもしれないがリスクやデメリットも満載

しかし、中堅消費者金融を利用する際には、利用先の選択が重要となってきます。

大手消費者金融のように知名度があるわけではないので、どこに申し込めばいいのか分かりませんよね。

良心的で長年営業している老舗もありますが、申し込んだ先がヤミ金だったという可能性も否めないのです。

そうならないためにも利用先を選ぶ際には、十分慎重に借入先を吟味する必要があります。

また下記デメリットがあることも理解しておかなければなりません。

  • 大手消費者金融よりも高金利な場合がある
  • 借入限度額が低額
  • 銀行や大手消費者金融より信頼度が低い

まとめ

親がブラックリストに載っているときは、学生本人の名義で教育ローンか奨学金を借りることを検討してみましょう。

学生本人の収入が少ないときは、日本学生支援機構の奨学金を機関保証制度を使って利用することもできます。

お金を貯めてから進学する方法やカードローン等の比較的金利が高いローンを利用して進学する方法もありますが、アルバイトが学生生活の負担にならないか利息が高くなりすぎてしまわないか、しっかりと吟味してから選択するようにしてください。

なお、学生本人の名義でローンや奨学金を借りるときは、学生自身もブラックリストに載ってしまわないように充分に注意してくださいね。

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定

コメントを投稿できます (感想,相談歓迎です!金貸しのプロ対応します)

  1. 小林修さん|2019-11-12 10:18:33

    こんにちは。
    借入のすべて、小林です。

    直接金融機関でご相談ください。

  2. 〇間〇さん|2019-11-08 11:59:08

    教育ローンについて、何処にいけばわかる?