他人の免許証でお金を借りるのはできません!
免許証を落としてしまったり、盗難にあってしまったりすると、「自分の免許証を悪用されてしまうのでは」と不安になってしまいますよね。
他の人の免許証を使って借金をされてしまい、急に自分のところに返済の通知がこないか心配になるかもしれません。
今回は上記のような悪用されるのかについても解説しますが、まずは免許証をなくしたときには警察署や信用情報機関に連絡をすることが大切ですので、以下の項目を確認して対応をしてください。
免許証の紛失後に自分で出来る3つの対策
免許証をなくしたらすぐに、以下の3つの対策を行なってください。
免許証は身分証として大事な書類なので、なくしたと気が付いた時点で行動を起こすことが重要です。
特に警察署と信用情報機関への連絡は大切なので、焦らず着実に対応していきましょう。
警察署へ遺失届を出す
免許証をなくしてしまったときに最初にすべきことは、警察署に遺失届を出すことです。
遺失届が出されていれば、警察に届け出があったときに連絡が来ますので安心です。
基本的には、警察署まで行って手続きを行いますが、電子申請に対応している自治体もあるので、移動ができないようなときは利用できるか確認してみてください。
なお、申請するときに、いつどこでなくしたかなどを質問されるので、遺失届を出すまでになくしたときの状況を簡単に整理しておくとよいでしょう。
遺失届を出したあとは、自分の運転免許証を不正利用されたとしても、自分が利用したわけではないと証明できますので、できるだけ早く手続きを行ってください。
信用情報機関に紛失を連絡する
警察署に連絡した後は、個人信用情報機関にも紛失の相談をしておくとより安心です。
個人信用情報機関は、クレジットカードやカードローンなどの利用履歴などを登録・管理している機関です。
各種ローンの審査を行うときに、個人信用情報機関に登録されている情報を参照することになっているので、紛失した免許証を使って誰かが借金しようとしているのを未然に防ぐことができます。
免許証を使って勝手に借金をされないか心配な人は、個人信用情報機関に急いで連絡しておきましょう。
なお、個人信用情報機関は、「日本信用情報機構」「株式会社CIC」「全国銀行個人信用情報センター」の3つがあり、金融機関によって加盟している機関が異なっています。
それぞれの連絡先は以下の通りですので、連絡をして紛失の旨を伝えてください。
個人信用情報機関名 | 連絡先 |
---|---|
日本信用情報機構(JICC) | 0570-055-955 |
株式会社CIC | 0570-666-414 |
全国銀行個人信用情報センター | 0120-540-558 ※03-3214-5020(携帯電話の場合) |
※コロナウイルスの影響を受け、営業状況が大きく変更していますので、詳しくは公式サイトを確認してください。
免許証の再発行をする
遺失届の提出が済んだら、次は免許証の再発行をしましょう。
再発行は遺失届の提出後にしかできないので注意してください。
なお、再発行するためには、手数料と印鑑、本人確認書類が必要になります。
顔写真については、その場で撮影できる場合もありますので、事前に電話やホームページから確認するとよいでしょう。
免許証の再交付のときに、自分で運転して警察署まで行ってはいけないという点に注意してください。
仮に運転をしてしまうと、免許証不携帯で違反を取られてしまいますので、誰かに送ってもらうか、公共の交通機関を使いましょう。
免許証や保険証の悪用による被害と対処法
遺失届を出すなどの対応を行ったとしても、免許証を悪用されることはあります。
しかし、きちんと遺失届をだしていたのであれば、悪用されたとしても被害を最小限に抑えられます。
また、どのようなケースがあるかを知っていれば、もし悪用されてしまっても落ち着いて対応することができるでしょう。
万が一に備えて、被害事例とその対処方を紹介します。
なりすましで借入される可能性がある
金融機関でお金を借りるときに、身分証明書の提出を必ず求められます。
そのときに、最も利用されるのが運転免許証です。
運転免許証には顔写真が付いているので、窓口で申し込みをしたら本人じゃないとばれてしまいますが、カードローンのWEB申し込みならなりすましで審査に通る可能性があります。
なりすましの被害に気づくのは、自宅に金融機関から督促状が届いたときが多いでしょう。
見に覚えのない借金の督促状が届いた場合には、金融機関に直接電話をするのではなく、借金に関する相談窓口で相談してください。
なりすまし被害の場合、全国の消費生活センターや警察に相談ができますので、不審に思ったらすぐに連絡してください。
また、個人信用情報機関に紛失の連絡をしておけば、なりすましでの借入を防げます。
架空請求の被害者になる
運転免許証には自宅の住所が記載されていますので、悪徳業者の手に渡ってしまうと、架空の請求書が届く可能性もあります。
見に覚えのない請求書が届いたら無視するという手段もありますが、中には裁判所を悪用するケースがあるので注意してください。
裁判所の命令を無視すると、見に覚えのない請求であっても支払わなければならなくなりますので、無視をしてはいけない場面もあります。
見に覚えのない請求書が届いたときは、消費生活センターなどの相談窓口でどのような対応をすべきか相談するようにしてください。
携帯電話のなりすまし契約
カードローンだけでなく、携帯電話のなりすまし契約の被害も出ているので注意が必要です。
免許証の顔写真に似ている人を探して契約してもらうなどすれば、思ったよりも簡単になりすまし契約が成立してしまうようです。
携帯電話の場合も自宅に請求書が届いたことで気づくことになると思いますが、料金の支払いは行わずに請求書はしっかりと保管しておいて、消費生活センターなどに相談してください。
銀行口座が開設されて犯罪に使われる
携帯電話の契約と同じように、銀行口座もなりすましで勝手に開設されてしまう可能性があります。
顔写真に似た人で契約を行ったり、顔写真を偽装したりして、口座を開設し、振り込め詐欺などの振込先として活用しているようです。
詐欺に使われていることが発覚した時点で、同じ名義の他の銀行の口座も凍結されてしまうので、銀行からお金を引き出せなくなったときに気づくケースが多いです。
自分名義の銀行口座を使って詐欺を行われた場合、逮捕されてしまう危険性もあります。
ただし、あらかじめ警察や信用情報機関に紛失届を出しておくことで、自分が詐欺行為をしていないことを証明できるので安心してください。
個人情報が流出する
運転免許証には、住所や生年月日などが記載されていますので、第三者に拾われると個人情報が流出されるかもしれません。
個人情報は、ブラックマーケットと呼ばれる市場で取引されているので、勝手に売買される可能性があるのです。
なお、ブラックマーケットはインターネット上に存在していますが、専用のソフトでしか入ることができないネットワークにあるため、普通の検索エンジンで調べることはできないようになっています。
悪用される方法は業者によって異なりますが、詐欺などの郵便物が送られてくる可能性があるので、そのような場合は消費生活センターに相談をしてみると良いでしょう。
いたずらや犯罪の被害に遭う
住所が特定されることによって、いたずらや犯罪の被害に遭う確率が格段に高くなります。
自宅に着払いで荷物を届けられるケースや、ネット上に個人情報をばらまかれるなどが考えられます。
また、ストーカーの被害にも会いやすくなるでしょう。
すぐに引っ越すことができるのであれば、これらの問題を解決することは簡単ですが、持ち家の人が引っ越すのは難しいので、警察に被害届を出すなどの対策を行いましょう。
身に覚えのない請求をされたときは
急に身に覚えのない請求をされたときのために、解決法を把握しておくことは重要なことでしょう。
具体的には、以下のような内容は免許証を悪用されないように知っておきたいところです。
なお、架空請求の被害者には、自分は被害者にはならないと自信を持っている人ほどなりやすいと言われていますので、他人事と思わずに、しっかりと対策を立てておきましょう。
借入は返済義務がない
基本的に身に覚えのない借入は、返済する必要はありません。
詐欺の手口は巧妙化しているので、つい払ってしまうような言葉で揺さぶってきます。
例えば、いつまでに支払わなかったら訴えるなどと言われたら、怖くなって支払ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、自分が契約していない借金に関しては、返済義務はまったくないので、記憶にないのであれば、お金を支払ってはいけません。
1度返済すると追認になってしまう
実際に契約していない借金であっても、1度でも返済を行ってしまうと、お金を払う意思があるとみなされるので注意してください。
このことを専門用語で追認と言い、自分が契約した借金ではないが、自分が返済をすることを認めたことになってしまうのです。
身に覚えのない借金は絶対に返済しないようにしましょう。
どこから請求されているのか確認する
身に覚えのない借金を請求された場合は、請求先を確認してどのような業者か把握しましょう。
請求書が送られてきたのであれば、必ず請求をした企業名などが記載されているはずです。
正規の貸金業者であれば、認可を受けているはずなので金融庁のホームページで検索することができます。
逆に、金融庁のホームページで検索しても引っ掛からなかったということは、非正規の業者だと考えて間違いないでしょう。
闇金の場合は警察に相談する
正規の貸金業者でないということは、非合法な経営を行っている闇金の可能性が高いので、すぐに警察に相談してください。
闇金は違法な取り立てを行いますので、自宅や勤務先に請求が行われ、自分だけではなく家族や同僚の生活にも影響をあたえるかもしれません。
ヤミ金だと分かった時点で、間違っても返済をせずに警察に相談してください。
個人信用情報を開示する
身に覚えのない請求をされた場合、個人信用情報を開示して正規の業者から行われているか確認するという方法もあります。
信用情報機関に開示請求すると、自分名義で契約したローンの情報などを全て確認できます。
正規の業者であれば必ず信用情報機関に加盟しているので、契約した日や金額を調べることができるでしょう。
もし、信用情報に記載がないのであれば、架空請求の可能性が高いということです。
詐欺を見破る有効な手段ですが、3つの信用情報機関全てに開示請求をしなければならず、費用や手間がかかってしまう点には気を付けてください。
まとめ
免許証を紛失したときは、なくしたと気づいたらすぐに警察に遺失届を出し、信用情報機関にも連絡してください。
届出が遅くなるほど犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるので、時間を作ってすぐに対応してください。
免許証を悪用して勝手に借金を行われたり、個人情報を流出されたりする可能性がありますが、警察や消費生活センターに相談して対策をとることができます。
また、身に覚えのない請求に応じる必要はありませんので、おかしいと感じたら支払わずに警察に相談してください。
自分は大丈夫と信じている人ほど被害に遭いやすいので、免許証をなくした場合は他人事と思わずに対策することをおすすめします。
タグ:お金の知識
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。