お金がないけど家を出たい時の対処法
「実家暮らしも良いけれどそろそろ家を出たい」
「自由気ままに暮らすために一人暮らしを始めたい」
「家庭環境が悪いからすぐにでも家を出たい」
さまざまな理由があって、お金がないけど家を出たいと考える人も多いのではないでしょうか。
一人暮らしを始めるには、さまざまなお金がかかります。特にアパートやマンションを借りるとなると、引っ越し費用や家具・家電などの購入費も含めて50万円以上の支出を想定しないといけません。
「お金がかかるなら今すぐ家を出るのは現実的ではない」と諦めるのは早いです。選ぶ方法によっては多少の制約はあるものの、支出を最低限の範囲内に抑えて引っ越しできるからです。
当記事では、お金がないけど家を出たい人におすすめの対処法、一人暮らしの生活に必要なお金について解説します。今は家を出るために必要なお金を用意できそうにない、できるだけお金をかけずに家を出たいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
「お金を借りてでもすぐに引っ越したい!」という人は、カードローンの利用を検討しましょう。
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目次
お金がないけど家を出たい|おすすめの対処法
お金がないからといって家を出るのを諦めてはいませんか。方法を問わなければ、お金をかけずに家を出られるかもしれません。中でもおすすめなのが、以下の8つの方法です。
- シェアハウスに住む
- 友人宅への居候や恋人との同居
- 住み込み・寮完備の会社に就職する
- 実家にいる間に貯金をする
- 副業をして収入を増やす
- クレジットカード払いに対応する物件に住む
- 国・自治体の制度を利用してお金を借りる
- カードローンで借りる
方法別に解説します。
引っ越し費用を用意できない場合、ローンを利用するのがおすすめです。利用目的を問わない自由度の高いローンなら、引っ越しにも使えるからです。以下のページでは引っ越しに利用できるローンについて解説しています。ぜひ参考にしてください。
>>>引っ越しローンならコレ!審査は甘い?低金利?
シェアハウスに住む
「シェアハウス」とは一つの住居を複数人で借りる賃貸物件で、若年層を中心に流行しています。自分の部屋以外のリビングやキッチン、風呂などの居住スペースを他の入居者とシェアしながら生活するため、通常の一人暮らしに比べて家賃や生活費の負担を抑えられます。
シェアハウスは、家具や家電、自室部分のベッドやカーテン、収納スペースなどの生活必需品がすでにそろっていたり、光熱費やインターネット料金も家賃に含まれていたりするケースが多いです。
身の回りの簡単な物だけ持参すれば、すぐに生活を始められる物件も。ただし物件によっては、「デポジット」と呼ばれる保証金が初期費用として発生する場合があります。
また、シェアハウスという特徴がゆえに、他の入居者との接点を持たなければいけません。自分とは感覚が異なる相手も少なくないので、シェアハウスでの暮らし方の点で違和感を持ったり、ストレスを感じたりする場合もあるでしょう。
その他にも、プライバシーを守りたい、他人を気にせず自分一人で暮らしたいと考える人は、シェアハウスでは快適に過ごせない可能性が高いです。
友人宅への居候や恋人との同居
自分で新たにアパートやマンションを見つけて契約するのではなく、すでに一人暮らしをしている友人や恋人の部屋で一緒に暮らすのも方法の一つです。
引っ越し費用がかからなかったり、家賃負担がかからない・格安で住ませてもらえたりする魅力的な方法といえるでしょう。
注意点として、一緒に住んでいる中で相手との関係性が壊れる、急な転勤などを理由に住む家を失うというリスクがある点を理解してください。そのような場合に備えて、一緒に暮らしながらお金をためておくのが安心です。
住み込み・寮完備の会社に就職する
自分でアパートやマンションを借りるお金を用意できないし借りたくない、一緒に住んでくれるような友人も恋人もいなければ、住み込みや寮が完備された会社で働くのがおすすめです。
住み込みや寮完備の会社は探せば見つかります。近い将来、転職を決めている人や、転職をしたいと考えている人は、これらの条件で勤務先を探してみてもよいでしょう。転職情報サイトでは、住み込みや寮付きの仕事を指定して検索が可能です。
例えばリゾートバイトなら、沖縄のビーチや北海道のスキー場、有名温泉地などに住み込みで働けます。
給与以外に寮費が無料だったり、食事も3食出されたりするなど、お金をかけずに暮らしやすいでしょう。同じようにリゾートバイトとして働く人と仲良くなれる可能性も高いです。
その他にも福利厚生の充実した企業に就職すれば、家賃補助が支給されたり、毎月1~2万円程度の家賃で済む、寮代わりの借り上げマンションで暮らせたりする場合があります。
実家にいる間に貯金をする
今の仕事を変える気はない、頼れる相手もいない、自分だけで自由に暮らしたい、お金を借りてまで家を出たくないなどの条件がそろっている場合、実家暮らしのうちに貯金をするしかありません。
先取り貯金など、負担にならない方法を選んで効率良くお金をためられるようにしてください。その際に目標金額や毎月の貯金額を考えておけば、具体的にどのくらいの期間で必要なお金がたまるのかをイメージしやすくなるでしょう。
例えば家賃5万円の物件に住むとしたら、敷金と礼金が1ヶ月分、さらに仲介手数料や前家賃も1ヶ月分、それだけで20万円の出費です。その他に引っ越し料金や、家具・家電、生活用品を購入したら40万円前後はかかるでしょう。
そこに毎月の生活費や光熱費、通信費や保険料、税金なども支払う必要があります。「一人暮らしを始めたもののお金がなくて生活できない」とならないためにも、計画的に貯金をしておいてください。
副業をして収入を増やす
今の給料では貯金が難しい人は、副業をして収入を増やす努力をしてみましょう。以下のように副業の選択肢は多くあるので、本業に支障のない範囲内で働いてみてください。
- アフィリエイト:企業の商品やサービスをブログやSNSで紹介して報酬を得る
- せどり:購入した商品を購入価格より高い値段で販売して、その差額を利益として得る
- アンケートモニター:企業のアンケートに回答して報酬を得る。特別な知識やスキルは不要でスマホさえあれば取り組める
- データ入力・文字起こし:基本的なタイピング操作のスキルが必要。Word・Excelの基本的操作知識があれば、単価アップの可能性も
- Webライティング:Webメディアの記事を書く仕事。成果報酬型のものが多く、文字数0.1〜3.0円と案件によって差が大きい。専門知識を有する人は、単価アップも期待できる
- ハンドメイド販売:自身で作ったものをフリマアプリやネットショップで売る
- 動画編集代行:YouTubeなどのテロップ入れ、映像制作などを行う
- Webデザイン:バナーの作成、ホームページの作成などを行う
- プログラミング:システムエンジニアの業務経験がある人、知識がある人が検討できる副業。専門知識が必要なので報酬も高額になりやすい
- フードデリバリー:本業が休みの土日や夜間など、空いた時間に効率よく稼げる。1時間当たり1,500〜2,000円のケースが多いが、体力勝負な副業でもある
ただし、勤務先の就業規則で副業を禁止していない場合に限られます。「副業禁止でもバレなければ問題ないだろう」と考えても、何らかの理由で勤務先に知られるリスクは高いです。
解雇まではいかなくても減給などの処分を受けるようでは、お金がたまるどころか減ってしまいます。
また、一人暮らしをしたいがために働き過ぎて体調を崩さないようにする心がけも必要です。入院や通院が必要になった場合、その分の医療費を支払わなくてはいけません。
フリマアプリなどで要らなくなったものを売る
家の中にある不用品をフリマアプリで売れば、簡単に売上金として現金が手に入ります。比較的高値が付きやすいのが以下の品物です。使っていない物があれば、積極的に売ってみましょう。
- 家電
- コスメ
- 美顔器
- アクセサリー
- ハイブランドの服やバッグ
- レトロゲーム
- コレクターズアイテム
- アイドルグッズ
- 酒(プレミア物に限る)
- 書籍
- CD
- DVD・Blu-ray
中でも、プレミア商品やハイブランド商品は、比較的古くても状態が良ければ売れやすいです。また、高く売るために重要なのが出品する季節です。冬に夏物を出品しても、すぐに着られないため売れる可能性が低くなります。
フリマアプリはメルカリやラクマ、PayPayフリマなどがあり、初心者でも簡単に品物を売りやすい仕組みです。品物が売れたと同時に現金は手に入らず、最短でも3~4日程度はかかりますが、リサイクルショップなどで売るのに比べたら高値が付きやすいでしょう。
クレジットカード払いに対応する物件に住む
今は手元に現金がなくても、クレジットカードを使えばアパート・マンションの契約にかかる費用、引っ越し費用を支払えます。ボーナスなど、まとまったお金が手に入る見込みがあるなら、クレジットカード払いはぜひ検討したい方法といえるでしょう。
実際に、引っ越し会社や不動産会社の多くで、クレジットカード払いが可能です。また、クレジットカードなら利用金額に応じたポイントを獲得できたり、三井住友カードのように引っ越し料金の優待サービスを提供していたりする場合もあります。
ただし、クレジットカード払いは可能でも、敷金や礼金しか対応していない、家賃や仲介手数料は現金払いに限るといったケースもあります。スムーズにクレジットカード決済を行うためにも、契約前に支払方法について確認しておくのが重要です。
国・自治体の制度を利用してお金を借りる
収入の減少など、一定の条件に該当する場合に限られますが、厚生労働省が定める制度を利用してお金を借りるといった方法があります。
そのうちの一つが、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少して生活に困窮する人を対象にした「住居確保給付金」です。就職活動をする中で、実際の家賃相当額を原則3ヶ月間(延長2回まで最大9ヶ月間、市区町村ごとに上限あり)まで受給できます。
もう一つが、収入減をした人が生活の立て直しのために必要な資金を借りる「総合支援資金貸付」という制度です。
貸付期間は原則3ヶ月以内、貸付上限額は単身世帯なら月15万円以内、2人以上世帯なら月20万円以内と定めています。支援金ではないため返済義務は発生しますが、無利息で返済期間も10年間と長い点が特徴です。
総合支援資金貸付の貸付期間は原則3ヵ月以内です。希望する人は、市区町村の自立相談支援機関で相談・申請を行ってください。
カードローンで借りる
お金がないけど家を出たい時の最終的な対処法は、銀行カードローンや消費者金融カードローン利用です。
カードローンは事業性資金以外なら利用目的に一定の制限がないため、借りたお金を家を出るための必要資金として使えます。引っ越し費用はもちろん、当面の生活費に充てるためにも利用可能です。
ただしカードローンを利用する場合、借りたお金に加えて利息も含めた返済をしないといけません。毎月の支出負担を避けられないため、最終手段としての利用に限定した方がよいでしょう。
銀行カードローンと消費者金融カードローンはローンカードや振込融資でお金を借りる点は共通しますが、その他に特徴や性質が異なる点が多数あります。以下で違いをまとめたので、どちらを利用するか決める際の参考にしてください。
ー | 銀行カードローン | 消費者金融カードローン |
---|---|---|
金利 (実質年率) | 低めの傾向(1.5~14.5%が一般的) | 高めの傾向(3.0~18.0%が一般的) |
申込条件 | 満20歳以上の安定した収入のある人 | 満20歳以上の安定した収入のある人 |
無利息期間サービス | 提供している銀行カードローンもあるが数はかなり少ない | 大手消費者金融カードローンで提供(アコム・アイフル・プロミス・レイクなど) |
最短即日融資 | 不可 | 可能 |
総量規制への抵触 (年収の3分の1を超える貸し出し) | 総量規制には抵触しないが、申込者の返済能力を大幅に上回る貸し出しはしない | 年収の3分の1を超える貸し出しを受けられない |
低金利が魅力の銀行ローンですが、最短即日融資に対応していない、無利息期間サービスを提供していない点はデメリットになりやすいでしょう。
消費者金融カードローンは、金利設定は高めですが、30~60日以内に返済が可能な人なら、無利息期間サービスを活用できます。
「無利息期間サービス」とは、消費者金融カードローンを初めて利用する人を対象にした金利0円の無利息期間です。大手消費者金融カードローンの無利息期間サービスの内容は以下の通りで、期間内は利息が発生しません。
- アコム:契約日の翌日から30日間無利息
- アイフル:契約日の翌日から30日間無利息
- プロミス:初回借入日の翌日から30日間無利息
- レイク:Web申し込みの場合は初回契約翌日から60日間、5万円まで初回契約翌日から180日間(いずれかを選択)
利用限度額の範囲内なら、回数問わず何度でも借りられます。無利息期間内に確実に完済が可能な人であれば、金利の低い銀行カードローンよりもお得です。
審査通る?無利息カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
![]() アイフル | 3.0%~18.0% 最短20分※₁ ※₁お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
![]() アコム | 3.0%~18.0% 最短30分 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
![]() プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
家を出て終わりではない|一人暮らしの生活に必要なお金
実家で暮らしている時は気付きにくいですが、一人暮らしの生活には以下のようなお金が必要です。
- 引っ越し費用
- 家賃
- 生活費
引っ越し費用
一般的に引っ越しにかかる初期費用だけでも40万円近くかかります。初期費用の詳しい内訳は、物件契約時にかかる敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・管理費・保証料です。
最近は敷金・礼金なしの物件も増えていますが、それでも前家賃・仲介手数料・管理費・保証料は支払わなくてはいけません。また、引っ越し先の部屋のクリーニング代や鍵交換費用が追加で請求されるケースもあります。
これらの費用に加えて、引っ越し料金や家具・家電といった生活必需品の購入も必要です。家を出ようと決めたら、少しずつ何にお金がかかるのかを調べて、どのタイミングで用意できそうなのかを確認しておくとよいでしょう。
「貯金がないから引っ越しができない」「初期費用を抑えたい」といった具合に、引っ越しに関する悩みを人それぞれ。以下のページでは、お金がないけど引っ越したい人向けに情報をまとめています。引っ越し前に読むと選択を失敗する可能性が低くなるので、ぜひ参考にしてみてください。
家賃
家賃は地域によって金額差はあるものの、物件へのアクセスの良さや築年数、広さなどで決まるケースが多いです。
東京都の家賃相場を見ると、エリアごとに金額差があります。そこから、部屋の大きさなどに基づいて家賃設定をする流れです。基本的に都心になるほど家賃設定が高く、離れるほど家賃が安くなります。
急に家を出てお金に余裕がなかったり、家賃に極力お金を掛けたくなかったりする人は、都心から離れた場所に引っ越す、部屋の面積を小さくするなどしてみてください。
生活費
一人暮らしの生活費の月平均は、毎月平均13万8,867円という結果が出ています。内訳は以下の通りで、最低限の生活をするに当たって目安にしたい金額といえるでしょう。
- 食費:4万4,048円
- 水道光熱費:7,265円
- 生活用品費:3,682円
- 被服費:8,217円
- 保健医療費:4,580円
- 交通費:2万,488円
- 通信費:6,717円
- 娯楽費:2万0,096円
- その他(理美容・交際費):2万3,774円
- 合計:13万8,867円
参考元:一人暮らしの生活費、いくらかかる? 内訳と月々のシミュレーションを解説 | 住まいのお役立ち記事
お金の使い方によっては生活費の月平均を大きく上回る消費をするケースもあるかもしれません。そこで、自分の月当たりの支出と世の中の平均的な出費を照らし合わせて、改善点がないかを探ってみてください。
改善点を見つけて、自分なりの努力をしてもすぐに結果を出すのは難しいでしょう。しかし、小さな節約を重ねれば支出を大きく減らせるようになったり、貯金ができたりするようになるかもしれません。
実家を出て新生活を始める時に必要なもの
実家を出て新生活を始める際に必要なものをまとめたので、参考にしてください。
- 住む場所
- 家財道具・調理道具
- ある程度の家事能力も必要
住む場所がなければ、暑さや寒さ、雨・風をしのげる快適な暮らしができません。また、一人暮らしは自分の力で生活をしないといけないので、家財道具や調理道具、それらを使いこなせる家事能力を求められます。
家事能力は簡単に身に付きにくいですが、日々の積み重ねで状況は少しずつ変わっていくはずです。
住む場所
家を出ると決めたら、優先して決めたいのが引っ越し先です。
決まらないようなら、家を出る具体的な時期を確定させない方がよいでしょう。住む場所が決まってないうちに家を出た場合、ホテルやネットカフェに泊まる方法もありますが、その分お金がかかります。
とにかく家賃を抑えたい、でもシェアハウスは検討したくないなら、フリーレント物件を利用するのもおすすめです。
「フリーレント物件」とは一定期間家賃が無料になる契約で、若年層を中心に選ばれている方法です。 できるだけ無料期間が長い物件に絞って契約すれば、家賃負担を抑えられます。
家財道具・家電・調理道具
新居が決まったら、家財道具や家電、調理道具を用意してください。中には用意しなくても何とかなるかもしれませんし、ミニマリストという言葉もはやっているほどです。
一般的に用意しておきたい家財道具・調理道具は以下の通りですが、その中から自分で必要・不必要を判断して手に入れてみましょう。
- 家財道具:寝具・ソファ・テーブル・椅子・食器棚など
- 家電:テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・ドライヤー・エアコン・暖房器具など
- 調理道具:フライパン・鍋・食器・キッチンツール・包丁など
引っ越しをしたものの、これらがないと快適な暮らしができないという人も多いでしょう。特に、大型の家財道具や家電は、購入から納品までに時間がかかるケースがあるので、余裕を持って準備する必要があります。
ある程度の家事能力も必要
実家を出て一人暮らしをするに当たっては、自分で家事をしなくてはいけません。これまでは同居家族にお願いできた家事をこなせるだけの能力が求められるというわけです。
家事の中で最低限やらなければいけないのが、「掃除」「洗濯」「ゴミ出し」の3つ。
実家にいた時に同居家族が行っていた場合、忘れがちになる作業かもしれません。しかし、一人暮らしになって自分がやらなければ部屋は汚れる一方です。できる範囲内で、自分の身の回りは清潔に整えてください。
また、節約面や健康管理の面を考慮して、料理ができるとよいでしょう。一人暮らしで面倒だからといって外食ばかりしていると食費の負担ばかり増えて、増やせるはずのお金が減ってしまいます。
自炊をした方が、高カロリーにならない・バランスの取れた、健康的な食生活をするにも効果的です。
一般的に理想的とされる毎月の食費は、給料の手取り15%とされています。手取り20万円の人の場合、食費にかけられるお金は3万円です。仮に1日3食を外食にして1日1,500円使ったら、1ヶ月(30日)で4万5,000円もかかってしまいます。
タグ:借金・お金の悩み