ヤマダLABIカードの審査に落ちた原因は?対応方法を紹介
ヤマダ電機で買物をするときに、ヤマダLABIカードをすすめられる人も多いのではないでしょうか。
クレジットカードは必要なくても、ポイントや値引き交渉のために申込みを検討する人もいるでしょう。
しかしヤマダLABIカードをすすめられても、必ず審査に通る訳ではありません。
審査落ちの原因は何か確認していきましょう。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は次のような人におすすめの記事となっています。
- ヤマダLABIカードの審査が不安な人
- 審査に落ちた原因を知りたい人
- 審査落ち後の対策を練っておきたい人
ヤマダLABIカードの審査基準とは
ヤマダLABIカードの概要を確認すると、「ヤマダ電機」「セゾンカード」「アメリカンエキスプレスカード」の3社のロゴが確認できます。
セゾンとアメリカンエキスプレスカードも入っていますので、ヤマダ電機以外でも使えるクレジットカードとして便利にも感じます。
しかし、問題はこの3社のうち、どこがカードの審査をしているのかということです。
カード会社によって審査基準が異なりますので、ヤマダLABIカードの審査はどこのクレジットカード会社が審査を行っているのかを確認していきましょう。
ヤマダLABIカードの審査はセゾンが担当
結論から言うと、セゾンカードがカード審査を行っています。
一般的な考えとしてヤマダ電機が発行するクレジットカードのため、顧客獲得を目的とした流通系のカードなのではないのかと思ってしまうこともあるでしょう。
実際に店頭で店員が勧誘してくることもありますよね。
しかし信販系であるセゾンがカード審査を行っていますので、流通系カードの審査と比較すると少し審査基準が厳しい印象があります。
どこのクレジットカード会社も審査基準を公表していませんので、一概に「信販系クレジットカードの審査は流通系カードよりも厳しい」とは断言できません。
しかし、流通系カード会社はカード発行の目的が新規顧客の獲得、そして既存会員の囲い込みを目的としています。
一方の信販系カードは本当に返済が可能なのかなど、クレヒスなどから信頼性を重視した審査を行っています。
信販系カードの審査の多くは、スコアリングシステムによる審査を行っています。
そのため、流通系のクレジットカード会社は一般的なクレジットカードを利用するよりも、高いポイント還元などのサービスを充実させることで、顧客を増やしています。
しかしヤマダLABIカードは信販系のセゾンカードが審査を行っていますので、流通系のクレジットカードと少し審査基準が異なっているのです。
ヤマダLABIカードの基本情報から審査基準を推測
審査を行うセゾンカードは、審査基準を公表していません。
また審査に落ちてしまった場合も、不必要なトラブルを回避するため落ちた理由を説明することもありません。
つまり落ちてしまう原因は誰にも分からないのです。
しかし原因は明確ではなくても、ヤマダLABIカードの基本情報からヒントを得られます。
ヤマダLABIカードの基本情報
申込条件 |
|
---|---|
年会費 | 初年度無料 |
キャッシング機能 | あ り 融資金額1~300万円 融資利率年12.0%~18.0% 返済方法 一括返済方式、定額リボルビング払い |
申込方法 | WEB、店頭 |
サービス内容 |
|
基本情報だけで確認すると、アメリカンエキスプレスカードよりも、セゾンカード色が強くなっているのが特徴です。
セゾンカードが発行しているので当たり前ではありますが、セゾンの特徴が強いということは、信販系のクレジットカードと同等の審査が行われている可能性が高くなっていると言えるでしょう。
審査期間が長くなれば審査に落ちる可能性は高い?
申込みをして合否判定までの時間が長いと、その分「審査に落ちてしまったのではないか」と不安になってしまいます。
ヤマダLABIカードでの審査期間は、平均1週間から2週間ほど時間を要します。
しかしこれは、あくまで目安の期間です。
申込者の条件などによって、審査が1か月程度かかることも予想されます。
よく「審査結果が出るまでに時間を要するときには審査に落ちる」という、情報を見聞きしますが、一概に間違いだとも言えません。
審査基準ギリギリだった場合、審査がどうしても長引いてしまうのは事実です。
しかし、審査結果が出るまでの期間が「長い=審査落ち」という訳ではありませんので、1か月程度は我慢をして待つことをおすすめします。
またカードを申し込んだことで、ヤマダ電機で買物をするときの値引き交渉の条件にもなることもありますが、仮に審査に通過しなくても値引きが無効になることはありませんので安心してください。
ヤマダLABIカード審査に落ちた原因とは
審査に落ちた原因を、セゾンから明確に伝えられることはありません。
また何を持って審査に通過できるなど、基準も明確にされてはいません。
しかしヤマダLABIカードだけではなくても、どこのカード会社でも審査落ちになってしまう条件というものは存在しますので、その条件がどのようなものかを見ていきましょう。
申し込み条件に当てはまっていない
基本情報に、申し込み条件は「18歳以上(高校生不可)で連絡が可能である」となっています。
年齢条件はクリアしていたとしても、セゾンから申込みの確認や本人確認のため自宅や勤務先に電話がかかってきても、電話にでないなど連絡が付かない状況だと審査落ちしてしまう原因になります。
もし電話に出られない状況だったとしても、折り返し連絡をするなどの対応を怠らないようにしてください。
収入が不安定である
ヤマダLABIカードは顧客の囲い込みなどを目的としている流通系のカードではありませんので、発行しても本当に返済が可能なのかという点を重点的に確認します。
そのため収入が不安定であると判断された場合にも、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
申込み条件に「主婦、パート、アルバイト、年金受給者でも申込み可能」と明記されていますが、これも安定した収入を得ていることが条件です。
主婦の場合は収入がありませんので、配偶者の収入などから審査をされます。
アルバイト・パートであることよりも、毎月収入が安定しているのか見られます。
年金受給者であれば2か月に1度は、必ず固定の収入があるのでそこで判断されます。
他社借入状況に不安がある
カード申込時に必ず審査のひとつとして、個人信用情報機関に照合が行われますので、申込時の他社借入状況も明確になります。
そこで他社返済分に延滞・滞納がある場合や、過去に自己破産などの債務整理を行っている事実が判明すれば、「金融ブラックである」と判断され、審査にとおる可能性は極めて低くなってしまうのです。
虚偽の申告を行っている
悪意はなくても申込みに記載した内容と事実に相違があれば、「虚偽の申告を行っている」と認識されてしまいます。
セゾンカードが審査で重視しているのは信頼性です。
申込み時点で虚偽、つまり嘘の申告をしている人を信用できないと判断されるのはもっともな理由ですので、申込時には虚偽の申告と間違われないためにも、入念に申込書を見直しすることをおすすめします。
ヤマダLABIカードの口コミから見た審査落ちの理由
ヤマダLABIカードの審査に落ちてしまった人たちの口コミを見てみると、安定収入があるかどうかや他社借入れ状況、申込基準を満たしているかどうかなどのほかにも、審査に落ちてしまった理由があるようです。
学生だから審査落ち?
学生がヤマダLABIカードの一般カードを申込んだ場合、審査落ちしてしまうことがあります。
しかし、ヤマダLABIカードには「学生専用カード」もありますので、学生はそちらを申込むことをおすすめします。
収入あり延滞なしでも審査に落ちる?
ネット上の書き込みを見てみると、収入があり延滞履歴がなくても、審査に落ちてしまった人もいます。
なぜ審査落ちしたのか疑問ですが、収入や延滞履歴以外のところに不都合な点があったのかも知れません。
例えば年齢が申込み条件に当てはまらなかったり、収入があってもそれが安定したものでなかったりしたのかも知れません。
審査基準が公にされていないため、なぜ落ちたのか分からずじまいということもあります。
ヤマダLABIカード審査に落ちたときにとる対応とは
ヤマダLABIカード審査に落ちたからと言って、即座に他社クレジットカードに申込みすることはおすすめできません。
短期間に複数のカードに申込みを行うと、その事実も個人信用情報に記載されますので、「もしかしたら金銭的に困っているのかもしれない」と判断されます。
そのため、ますます審査にとおりにくくなってしまうのです。
これを通称「申込ブラック」と言います。
申込みの履歴が消える6か月は他社に申込みを控えることをおすすめしますが、ただ時間が過ぎるのを待っているのももったいないことです。
審査落ちしてしまう原因を考えて、改善する時間にあてるなど半年の時間を有効活用していきましょう。
個人信用情報での情報を整える
他社借入があり、返済が遅れているとそれだけで審査落ちとなります。
返済の延滞などの異動情報は、加盟信用情報機関に照会すれば必ず明るみ出てしまいます。
また他社返済という分類には、携帯料金支払も含まれますので注意をしてください。
スマートフォンの端末を分割購入しているときは、月の利用料と合算して請求がされますので、携帯料金の支払が遅れることは他社借入を延滞していることになるのです。
「遅れても必ず返済しているから問題ない」というのは、借り手の言い訳でしかありません。
貸している金融機関は、約束した日に約束した金額を支払うというのが最低条件になっています。
したがって、次回の申込みまでに最低半年は延滞せずに、支払をしているという実績を作っていきましょう。
キャッシング枠は0円にしておく
クレジットカードにキャッシング機能を付けていると安心ですが、キャッシング枠を付けるとショッピング枠とは違った厳しい審査基準となります。
また直接お金を借りられるキャッシング枠が付いていると、総量規制の対象となり、他社での借金も併せて年収の3分の1以内にしなければなりません。
そのため、ショッピング枠だけのカードよりも、審査が厳しくなるのです。
次回申込みをするのであれば、可能な限りキャッシング枠は0円、つまりキャッシング枠を付けないようにしておきましょう。
保証会社がどこなのかを確認する
セゾンカードの審査で落ちてしまったときに、次のクレジットカードで同じセゾンカードが審査しているところに申込みをしても結果が変わる可能性は少ないです。
6か月で劇的に収入が上がったなど状況が変われば話は変わりますが、大抵の人は現状維持となっていることが多いでしょう。
フリーターアルバイトの人が半年のうちに、正社員になるのはなかなか難しいですよね。
ヤマダLABIカードに申込みをしたときと、状況がそれほど変わらないのであれば、その審査会社とは相性が悪い可能性もあります。
カードを発行している会社がどこなのか、確認してから申込みをするといいでしょう。
ヤマダLABIカードに審査落ちしたらここ!再申込先を考える
一度審査に落ちてしまうと、申込みブラックを避けるため最低でも6か月はカードの申込みを待たないと行けません。
6か月は決して短い期間とは言えませんので、次回申込みするときには、安易に「何となくあると便利」という理由ではなく、「こういった理由だから申込みをする必要がある」と納得してから申込先を考えなければいけません。
クレジットカードは確かにあると便利なものですが、あくまで代金を先に立て替えてもらっているだけです。
使いすぎ防止の観点から、必要がないのであれば持たない方がいいです。
それでもカードを作りたいという理由や、目的を明確にしておくとカードとの付き合い方も分かってくるのではないでしょうか。
お得に家電製品を購入するために「ゴールドポイントカードプラス(ヨドバシ)
現金で購入するよりも安くなるのが、ヨドバシカメラが発行している「ゴールドポイントカードプラス」です。
ヨドバシでカードを使用した場合、11%のポイントが付与され、購入商品の90日保証、提携するレンタカーが優待割引などの特典を受けることが可能です。
カードの審査を行っているのは「株式会社ゴールドポイントマーケティング」で、ヨドバシカメラが主要株主となっています。
実質的にヨドバシカメラが審査を行っている形になっています。
このように考えると、流通系のカードになるので審査基準は、ヨドバシカメラでよく買物をする人をカード会員にしたいという思わくがあることが分かるため、比較的審査基準も甘めである可能性があります。
高いポイント還元力が魅力であれば「Orico Card THE POINT」
オリコモール経由でネットショッピングを行った場合、ポイントが最大17.5%還元されるのが「Orico Card THE POINT」です。
たまったポイントはリアルタイムでAmazonやWAON、nanacoポイントなどと交換できますのでとても便利です。
ただし法人、未成年、学生は申込み不可など、申込みには条件がありますので、申込み前に条件を確認しておくことをおすすめします。
またキャッシング機能を付けて申込みをしたい人は、オリコで借入が50万円以上あるか、または他社借入残高が100万円を超えていると所得証明書が必要となりますので、事前に準備をしておく必要があります。
初めてのクレジットカードであれば「Yahoo!カード」
今まで一度も分割での購入経験がない人や、クレジットカードを所有していたことがない人であれば、審査落ちになる原因となってしまいます。
特に年齢が30歳以降でクレジットカードなどの契約実績が全くない人はカードが作りにくくなります。
そのため、カードを使わない可能性があっても、信用の実績として1枚はクレジットカードを作っておくといいでしょう。
もし欲しいクレジットカードができたときに、信用があると認められると審査にとおりやすくなります。
初めてのクレジットカードであれば、Yahoo!カードがおすすめできるカードのひとつです。
Tカード一体型ですので、カードを利用するとカードポイントのほかに、Tポイントもたまり二重でポイントを受け取れます。
急ぎならアコムのACマスターカード
発行スピード重視で選びたいのなら、アコムのACマスターカードがおすすめです。
一部の自動契約機(むじんくん)ではその場でカードが発行可能となっています。
また、カードでショッピングできるのはもちろんのこと、カードローンとしても利用できるので、お金が足りないときなどに便利です。
ACマスターカードは、他社のカード会社とは異なった独自の審査基準で審査を行っているので、他社の審査に落ちた人でも審査にとおる可能性があります。
それでも審査に通るか不安な人は、申し込む前にまずはWEBで「3秒診断」をしてみるといいでしょう。
クレジットカード再申し込みの注意点
一度クレジットカードの審査に落ちてしまった後に再度申し込むときには、注意しなければならない点があります。
今回こそは無事に審査に通るように、しっかりと確認しておきましょう。
同じ保証会社のカードは危険
ヤマダLABIカードの保証会社はクレディセゾンが行っていますが、クレディセゾンでは複数の子会社や関連会社があります。
りそなカード株式会社、出光クレジット株式会社、ユーシーカード株式会社、高島屋クレジット株式会社、静銀セゾン株式会社などです。
これらの会社では、ネットワークによって情報が共有されています。
また、審査も同じように行われるため、審査に通る可能性は低くなることが考えられます。
申し込みブラックに注意
短期間のうちに複数のクレジットカードに申し込むと、申込みブラックと言い一定期間審査に通りにくい状態になります。
どうしてもカードが欲しい気持ちも分かりますが、カードの申込みをした履歴も個人信用情報機関に登録されますので、照会されたときに一度にたくさん申し込んだことがばれてしまいます。
カード会社によっても異なりますが、1か月に3枚以上申込むと申込みブラックになる可能性があると考えておきましょう。
まとめ
ヤマダLABIカードは、流通系のカードの中では少し審査基準が厳しいことが推測できます。
審査に落ちた場合には原因を考えた上で、本当にクレジットカードが必要なのか、何のために作るのかという理由を明確にして、次回の申込みを行うことをおすすめします。
タグ:その他金融業者