ソフトバンク携帯料金の滞納がCICに登録されるとどうなる?

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ソフトバンクの携帯料金の滞納はCICに登録されます。

そればかりかJICCにも登録されてしまいカードローンが作れない、ローンが組めないなどの悪影響が出てしまいます。

1日くらい支払いが遅れてもどうってことないと甘く見ていると、思わぬしっぺ返しを食らうことになりますよ。

ソフトバンクのスマホ分割購入している人は注意

先にご説明しておきますがソフトバンクの携帯料金の滞納がCICとJICCに登録されるのは、iPhoneなどの携帯端末機器代を分割購入している人です。

現金一括払いやクレジットカード一括払いですでに支払い済みになっている人は、ソフトバンクの携帯電話料金の支払いに遅れても信用情報にキズがつくことはありません。

もちろん支払い遅れの日数によっては、携帯電話の利用停止や延滞金の支払いをしなければならないとなりますがCICとJICCには何も登録されませんのでとりあえずはご安心ください。

ソフトバンクのスマホを分割で購入している人は、毎月1回必ず支払い状況がCICに登録されてしまいます。

支払期日までにきちんと携帯料金を支払っていれば、支払い状況欄には「$」マークがつき、1日でも支払いが遅れると「A」マークがついてしまいます。

CICの信用情報はクレジットカード会社やローン会社、または消費者金融などの金融機関が利用しているため、たとえ極端な返済遅れでなくても「A」マークが連続しているようだと信用を失ってしまう可能性があるのです。

金融機関によっては「A」マークがひとつでもあるだけで審査落ち、にしてしまうこともありますので、携帯電話料金の支払いなんて電話が止まらないうちに支払えばそれでいいんだ、と甘く見るのは危険ですね。

ソフトバンクが加盟している信用情報機関

ソフトバンクは携帯端末の割賦販売の契約者情報を信用情報機関に登録しています。

・CIC
・日本信用情報機構(JICC)

以上2つの信用情報機関はCICが主に割賦販売業者やクレジットカード会社が加盟しており、JICCは消費者金融やクレジットカード会社が主に加盟しています。

通信キャリアであるソフトバンク自体もCICとJICCに加盟していることを知らない人が多いようです。

CICはなんとなく理解できても、JICCにも加盟しているとは知らなかった、と今気づいた人も多いのではないでしょうか。

JICCはカードローンなどでお金を借りた情報が登録されていると聞いたことがあるのに、ソフトバンクからお金を借りたわけでもないのになぜ?、と思うことでしょう。

簡単にご説明すれば携帯端末機器代を分割で購入したということは、借金して購入したと変わりがないからですね。

JICCで保有している個人情報なかに、契約内容に関する情報として「契約の種類」の項目があります。

契約の種類は「個別クレジット」となり、端末機器代が10万円なら「契約額/極度額」として10万円の情報が登録されるのです。

ただしソフトバンクからお金を借りたわけではありませんので、毎月の支払い状況まで登録されることはありません。

しかし携帯料金の支払いを滞納してしまうと、「支払い遅延情報」の項目に支払い滞納の事実が記載されてしまいますので注意が必要です。

携帯端末の分割購入は割賦契約のこと

ソフトバンクで携帯電話を契約する際に、ショップでiPadを使っているケースがほとんどです。

契約する際にショップのスタッフから、「内容をよく読んで確認したら同意をタップしてくださいね」とiPadの画面を見せられます。

実はその画面こそが「割賦契約」の内容が記載されている契約書なのです。

つまり携帯端末機器代を分割購入するということは、ソフトバンクとローン契約を結ぶことに他なりません。

金額は少額とはいえショッピングローンと同じと考えてよいでしょう。

契約内容をよく読まずに、同意をタップしサインしてしまうと、ソフトバンクが信用情報機関CICとJICCを利用することや、支払いに遅れた場合は情報を報告する文言が書いてあるのです。

携帯料金の支払いを滞納するということは、同時に割賦契約も滞納したことになってしまうため契約違反になるわけです。

携帯料金の入金状況は直近24カ月分登録されている

何も携帯電話料金に限ったことではないのですが、CICではクレジット料金の支払いや各種ローンの支払いの入金状況を直近24カ月分登録しています。

ソフトバンクは携帯料金の支払い状況の報告をCICに対して月1回行っており、正常に携帯料金が支払われたのか、それとも料金支払いに滞納があったのかがわかるようになっています。

うっかりミスで携帯料金の支払いを遅れたとしても、翌月以降きちんと支払期限内に料金を支払えば、返済遅れの「A」マークが古い情報として押し出されていきます。

ただし完全に「A」マークが消えるまでは25カ月を必要とします。

「A」マークは支払しても消えない

一度入金状況に「A」マークが付されてしまうと、急いで携帯料金を支払ったとしても消えることがありません。

CICに登録されている信用情報の「お支払いの状況」に、いつ入金されたのか日付と金額が登録されるだけです。

クレジットカード会社やローン会社は、入金状況の「A」マークだけでなく、その後入金があったのかどうかまで調査しますので、「A」マークがあるからといって直ちに審査落ちとなることはないにしても、できれば「A」マークはないに越したことはありませんね。

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ところがソフトバンクの携帯料金の入金状況に「A」マークが3カ月連続すると、信用情報に少なからず影響を与えてしまいます。

まず3回連続して携帯料金の支払いに遅れたというだけで、「この契約者はちょっと信用に問題がある」と思われてしまいます。

CICの信用情報はクレジットカード会社が途上与信として、概ね3カ月に一度会員情報を取得しています。

その時点で「A」マークが3つ並んでいると、場合によってはクレジットカードの利用停止となる可能性もあるのです。

また支払い状況に入金された登録がない場合、携帯料金を3カ月滞納していることになってしまうため、長期返済滞納として金融事故情報が登録されてしまいます。

金融事故情報はいわゆるブラック情報です。

CICに登録されたブラック情報は、他の信用情報機関にも同時に共有されるシステムが構築されていることから、カードローンの申し込みや各種ローンの申し込みの審査で不利になることは明らかです。

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ソフトバンクのブラック情報はいつまで残る?

例え「A」マークが付されたとしても、すぐに支払えば金融事故となることはありません。

金融事故になるのはソフトバンクの携帯料金を3カ月滞納してしまったときです。その時点でソフトバンクの契約は解約されていることでしょう。

しかし契約が解約されたとしても金融事故情報は消えません。

ソフトバンクとの話し合いによって分割購入残金の支払いを続けられたとしても、分割返済を続けている期間、及び返済終了から5年間はブラック情報がCICに残ってしまいます。

携帯端末機器代は24回払い、つまり2年払いになることが多いですよね。ということはブラック情報が残る期間は最大で2年+5年=7年間も登録されます。

金融事故情報が載っている間は、お金に関する契約の審査に通ることは期待できません。クレジットカードの更新もストップされ、自動車ローンも組めないことにも発展します。

冒頭でご説明してあるように「たかが携帯電話料金の滞納」と思わないことですね。

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