派遣社員でも利用できるおまとめローンは総量規制対象外

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派遣社員は、正社員と比べると収入や雇用の安定性に難を抱えていることが多いため、おまとめローンを利用するのが難しいと思っている人は多いのではないでしょうか。

しかし本来であれば、収入面に不安がある派遣社員だからこそ、おまとめローンを利用して返済負担を少しでも軽減したいはずですよね。

そこで、派遣社員でもおまとめローンは利用できるのか、おまとめローンの審査に通るための条件は何なのかについて説明していきましょう。

執筆者の情報
名前:馬沢結愛(30歳)
職歴:平成18年4月より信用金庫勤務

目次

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、カードローンや、クレジットカードのキャッシングで借入している場合に、複数に分かれてしまった借入を、1つに「まとめる」ための借入のことです。

カードローンや、クレジットカードのキャッシングが複数に分かれてしまうと、色々と都合の悪い問題が起こります。

例えば、約定返済が複数の日に分かれてしまって煩雑になったり、借入先に対して、何かしらの連絡が必要な時に、それぞれに対して連絡しなければいかないなど、手間暇がかかるということがあります。

また、それだけでなく、借入に対する返済も、それぞれの借入に対して、最低返済額が設けられますので、結果として、借入残高に対して返済額が過大になるということもあります。

そのため、おまとめローンを活用して、借入を1本にまとめてしまうことで、手間暇が減少したり、返済負担が減少するといった効果が期待できます。

また、おまとめローンの選択にもよりますが、通常、小口のカードローンや、クレジットカードのキャッシングでは、「金利が高い」借入になってしまうことが多く、おまとめローンで借り換えることで、借入金利を低下させられることもあります。

そのため、おまとめローンをうまく活用すると、大きなメリットが期待できるのです。

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契約社員・派遣社員とは?

そして、今回、おまとめローンでの借り換えが出来るかどうかを検討する、契約社員・派遣社員とはどういった雇用形態の方かを簡単に整理いたします。

契約社員とは多種多様

まず、契約社員とは、正社員とは別の労働条件(契約)のもとに働く方となります。

契約社員には様々な種類があり、専門的な知識や経験を持って、特定の雇用期間を定めて働く方もいれば、期間の定めをせずに非常勤で働く方もいるし、定年後に働き続ける嘱託契約の方もいます。

一般的な正社員は、問題が無ければ、定年退職まで働き続けられる(雇用が守られている)のに対して、契約社員では、雇用期間が定められているなど、正社員ほどには雇用の継続が期待できないという点が特徴とも言えます。

派遣社員の雇用は不安定

それに対して、派遣社員は、そもそも実際に働いている会社で、雇用されている社員ではありません。

派遣元と言われる、派遣会社に所属して、実際の仕事場となる会社などに派遣されて働きます。

特定の会社で働き続ける場合と、色んな会社に派遣されて働く場合があります。

一般的に、派遣社員は、非正規社員であり、実際に働いている会社が、雇用調整として利用することが多くなります。

つまり、一時的な人員不足などで、正社員を雇うほどでは無いと言った場合に、派遣社員を利用するため、一定期間働いた後に不要となってしまうことが多くなります。

派遣社員の場合、一時的な人員不足を補う目的であるなど、仕事は安定していないと考えられ、正社員に比べて、収入も不安定であると考えられる雇用形態になります。

契約社員・派遣社員ともに、正社員ほどに雇用は守られておらず、将来的な収入が「不安定な雇用形態」というのが特徴ということになります。

派遣社員でも、おまとめローンは利用できる!

結論からお伝えしておくと、派遣社員でもおまとめローンを利用することは可能です。

派遣社員で複数の債務を抱えて悩んでいる人にとっては、嬉しい情報ではないでしょうか。

とは言え、派遣社員ではおまとめローンを利用できないと思っていた人からすればいろいろと疑問に思う点はあると思いますから、以下で補足説明を行っていきましょう。

派遣社員は正社員よりも不利なの?

「派遣社員はおまとめローンの審査において正社員よりも不利」と考えている人は多いと思いますが、これは本当なのでしょうか。

審査では「属性」がチェックされますが、その属性の構成要素の1つには「雇用形態」が含まれていますので、派遣社員のかたは属性面で正社員のかたより多少不利であることは間違いないでしょう。

だからと言って、「派遣社員だからおまとめローンを利用できない」ということにはなりません。

たとえば、大手消費者金融の1社であるアイフルが取り扱うおまとめローンである、「おまとめMAX」の貸付対象者の条件は以下のようになっています。

  • 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有するかたで当社基準を満たすかた

この条件には、雇用形態は一切含まれていないことがお分かりいただけるでしょう。

派遣社員のかたでも、金融機関が求めている収入・返済能力を満たすことができれば、おまとめローンを利用できます。

派遣社員の給料では、総量規制にひっかかるって本当?

ローンを利用する際に気になるのは、総量規制の存在ですよね。

特に派遣社員のかたの場合は、正社員のかたよりも収入が少ないことが多いので、まとめたい金額をおまとめローンで借りきれることができるかどうかは、大きな焦点となる気がします。

しかし実のところ、おまとめローンを利用する場合は総量規制を気にする必要はないのです。

総量規制にはいくつか「例外」が設けられており、おまとめローンはその中の1つである「顧客に一方的有利となる借り換え」に該当しているため、年収の3分の1超の金額でも利用が可能となっています。

そのため、収入と借り入れる金額のバランスを考える必要はなく、純粋に返済能力だけが問われていると考えておくといいでしょう。

契約社員もおまとめローンは使える?

ここまでの説明で、契約社員・派遣社員ともに、正社員に比べて、雇用が約束されておらず、安定していないということが解りました。

では、契約社員・派遣社員は、「おまとめローン」の借入が可能でしょうか。

銀行や、消費者金融で借入できる方の条件として、「安定した収入があること」が付されていることが多く、心配になってしまうところです。

そして、結論から言えば、契約社員・派遣社員も、おまとめローンを借入することは可能です。

実際、契約社員・派遣社員の借入申込を「可能」と明確に宣言しているおまとめローンもあります。

但し、申込自体は出来ても、審査において、正社員の方に比べ、マイナスと見なされてしまうことは否めず、審査に通りにくくなってしまう可能性はあります。

そのため、契約社員・派遣社員の方が、おまとめローンを実際に活用できるかどうかは、収入の安定性が安定していると言えるかや、さらに審査基準を理解して準備しておくことが大切となってきます。

特定の勤務先で長く働いていたり(2年以上)、契約社員の場合、勤務先との契約が短期的なものでないなど、客観的に見て、今後の収入が継続されると言えるかどうかが、将来の収入の安定性を左右します。

収入の安定性があると見なされれば、契約社員・派遣社員でも、十分、おまとめローンを借入できる可能性があります。

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派遣社員がおまとめローンの審査に通る為には?

派遣社員でも問題なくおまとめローンを利用できることについては、お分かりいただけたと思います。

では、派遣社員がおまとめローンの審査に通るために重要なこととしては、どのようなことが挙げられるでしょうか。

どれくらいの収入があれば審査に通るの?

おまとめローンは総量規制の対象外であるため、年収の3分の1超の金額でも借り入れられるとお伝えしましたが、返済能力が審査対象になる以上は、年収は多いに越したことはありません。

どれくらいの収入があれば審査に通るのかに関しては、他の審査対象要素にもよりますのでハッキリとしたことはお伝えできないというのが正直なところです。

しかし一般的に、年収に対するローンの返済比率は25%~30%程度が限界で、それ以上になると日々の生活に影響を及ぼしかねないと言われています。

そのため、おまとめローンで100万円を借り入れたいのであれば、300万円強~400万円程度の収入は必要だと考えておいたほうがいいでしょう。

また、返済比率はおまとめローンだけでなく他のローンの借り入れ額も影響するので、他社で借り入れているローンがある場合はその金額も考慮に入れて計算する必要がありますよ。

派遣元や派遣先の会社は大手のほうが有利になる?

正社員のかたの場合は、会社が大手のほうが審査で有利になることはあるようですが、派遣社員のかたは派遣先企業の社員というわけではないので、派遣先の会社の規模は審査にはあまり影響しません。

では派遣元である派遣会社の規模が影響するのかと言われると、派遣会社は規模で業務内容が大きく変わるわけではないので、派遣会社の規模も審査ではあまり重視されないようです。

派遣社員のかたの場合は、自分がどこの派遣会社に所属しているかはあまり気にしないでよさそうですね。

ただし、大手の派遣会社のほうが派遣の仕事が途切れにくいという利点があるため、そういった点では大手のほうが有利かもしれません。

勤続年数が短い場合は審査には不利?

派遣社員のかたは定期的に派遣先が変わることになるため、勤続年数が短くなりがちですが、勤続年数は審査において重要な要素の1つです。

派遣社員のかたであっても、1つの派遣先でできるだけ長く働き続けているのが理想的で、3年程度の雇用期間があれば審査においては何の問題もないでしょう。

逆に派遣期間が短いのはやはり審査では不利になり、半年未満の場合だと審査通過のハードルが上がるようです。

そのような場合には、派遣期間が1年を超す程度まで時間を置いてから申し込みを行うようにするといいでしょう。

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おすすめの消費者金融おまとめローン

上述したように、派遣社員であっても正社員と同じように消費者金融のおまとめローンを借りることができます。

ですので、複数の借り入れがある場合や総量規制の上限まで借り入れしている人も、おまとめローンによって返済を有利に進めていくことができます。

プロミスは300万円まで借り入れ可能

プロミスのおまとめローンは、融資額の最高が300万円までで金利が6.3%~17.8%で借りることができ、最長10年(120回)で返済していくことができます。

プロミスでおまとめローンを申し込む場合には、自動契約機で申し込む形となり、インターネット経由での申し込みはできません。

借り入れ後はプロミスが利用者に代わって借入先に振り込むことによって、確実におまとめ対象の借り入れの返済を行います。

アイフルはアイフル利用者に優遇措置あり

アイフルのおまとめローンには、「かりかえMAX」と「おまとめMAX」という2種類のおまとめローンがあります。

「かりかえMAX」は初めてアイフルを利用する人専用のおまとめローンであり、「おまとめMAX」はすでにアイフルを利用している人専用のおまとめローンです。

どちらも融資額の最高は800万円までであり、返済期間も10年(120回)までとなっていますが、金利がそれぞれ違います。

「かりかえMAX」の金利は12.0%~17.5%であり、「おまとめMAX」の金利は12.0%~15.0%と上限の金利が異なり、すでに利用している人には金利を優遇しています。

申し込みはインターネット経由で行い、郵送や店頭窓口で契約手続きを行います。

借り入れ後は利用者がおまとめ対象の借り入れの返済を行いますが、場合によってはアイフルが振り込みによって返済する場合もあります。

銀行カードローンでもおまとめ可能!

銀行のカードローンでも、派遣社員は借りることができます。

銀行のカードローンは、低金利で借りることができる金額が大きいのが特徴で、おまとめローンとなっていなくてもまとめることができます。

その分審査は消費者金融よりも厳しいものになりますが、審査に通ることができればかなり有利に返済していくことができます。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、自動契約機の「テレビ窓口」をATMコーナー等に設置しています。

そのため、休日や平日の15時以降であっても即日でカードを発行できます。

※2022年3月31日(木)をもって、テレビ窓口での新規申込受付を停止

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」のスペックは以下のようになっています。

金利
(実質年率)
年1.8%~14.6%
対象者年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人の方で、保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる方
原則安定した収入がある方
使用目的さまざまな用途
(事業性資金は除く)
限度額10万円~500万円(10万円単位)
返済日毎月指定日or35日ごと
遅延損害金
(実質年率)
借り入れ時の金利と同じ

最高融資額が500万円ですが、そこまで高額な借り入れを行う人も少ないためあまり気にする必要はないでしょう。

金利も年1.8%~14.6%と低めの設定となっているため、融資限度額上限近くで借り入れを行う場合には、かなり有利な条件で利用できることが期待できそうです。

銀行カードローンは即日融資してもらえない

大きめに設定された限度額に低めの金利と、銀行カードローンはおまとめローンとして利用するのに理想的なスペックを兼ね備えていると言えますが、利用に際して1つだけ注意しておかなければならないことがあります。

それは、銀行カードローンでは即日融資を受けられないということです。

急いでおまとめを行わなければ、次の返済期日までに間に合わないというような切羽詰まった状態でおまとめローンの利用を検討している場合は、銀行カードローンでは融資が間に合わないかもしれません。

銀行カードローンをおまとめローンとして利用したい場合には、できるだけ余裕を持ったタイミングで申し込みを行うように心がけましょう。

おまとめローン利用時に注意したい三つの事とは?

では、実際におまとめローンを利用する場合に注意しておきたい点を、いくつか挙げていきましょう。

①消費者金融は追加借り入れができない

消費者金融のおまとめローンを利用する場合は、消費者金融が取り扱っているということで、ついついカードローンと同じような形で利用できると考えてしまいがちです。

しかし、消費者金融のおまとめローンは返済専用の目的ローンであり、利用限度額の範囲内で何度も借り入れ・返済を行うというような利用のしかたはできません。

返済中に少し家計が厳しくなったら一時的に借り入れを行う、というようなしのぎかたはできないので、きちんと返済計画を立てたうえで利用することが、カードローン以上に重要になりますよ。

②消費者金融は、現在の借金の返済が必須条件

おまとめローンの融資形態は、大きく2種類に分けられます。

融資金額をそのまま契約者の口座に振り込んで元の借金の返済は契約者に任せるパターンと、おまとめローンを取り扱っている会社が融資分の金額を用いてそれぞれの借金を代わりに返済してくれるパターンです。

消費者金融では後者のパターンが多いので、融資金の一部を生活費に充てるというような使い方はできないようになっています。

もちろん前者だとしても、そのお金は全額返済に回すべきお金であり、他の用途に使うようなことはしないようにしましょう。

③申込時には他社借入額は減らしておくべし

いくら既存の借金をまとめることができると言っても、返済比率などの観点からあまりに大きすぎる金額をまとめることはできません。

そのため、できる範囲で構わないので今ある借金を返済してからおまとめローンに申し込むことを心がけましょう。

他社借入額が少ないほうが、審査時にも有利に働くことは間違いありませんからね。

おまとめローンの審査基準

次に、おまとめローンを借入するための審査基準として重要なものをご説明いたします。

おまとめローンの年収基準

おまとめローンの審査基準としては、一般的なカードローンの審査基準に比べて、かなり条件が厳しくなっています。

通常のカードローンの場合、雇用形態や、年収に関する基準は設けられておらず、「安定した収入」があれば、借入申込が可能となっています。

そして、明確に公表されていないながら、銀行カードローンの場合でも、年収で100万円以上あれば、借入できる可能性は高くなっています。

しかしながら、おまとめローンの場合、年収基準として200万円以上(税込み)とされていることが多く、カードローンに比べれば、かなり基準は高くなっているものと考えられます。

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個人信用情報による審査

おまとめローンの借入申込においても、カードローンと同様に、個人信用情報の確認が行われます。

そして、既存借入に対する延滞や、過去の事故歴(自己破産などの履歴)がある方は、審査に通過できません。

それに加えて、おまとめローンの借入可否には、既存借入の件数も影響します。

つまり、借入件数が多い方というのは、審査に通りにくくなります。

おまとめローンが、複数の借入を1本化するための借入とは言え、銀行や消費者金融の審査では、借入件数が多すぎる方(通常3件以上)は、多重債務者として、信用力が低いものとして判断されてしまうのです。

そのため、おまとめローンで1本化したいと考えているなら、借入件数が多くなり過ぎる前に、おまとめする必要があります。

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勤続年数なども評価されます

おまとめローンの借入申込ができる方は、勤続年数については、明確な基準が設けられていないことが多いようです。

しかしながら、明確ではなくても、ある程度、実際に審査に通るかどうかという点で基準は設けられているようです。

そして、実際におまとめローンを借入申込できる方の勤続年数としては、理想は2年以上、最低でも1年収以上という水準が求められているようです。

派遣社員がおまとめローンの審査に落ちた時の対処法

万が一おまとめローンの審査に落ちてしまった場合は、他の対策を考えるしかありません。

そんなときに頼りになるのが、大手消費者金融を中心に取り扱われている「無利息期間サービス」です。

無利息期間サービスを利用して借り入れを行うことで、無利息期間分だけ今後の方針を考える時間的猶予が生まれますからね。

大手消費者金融で取り扱われている無利息期間サービスについて、具体的に紹介していきましょう。

プロミスは初回借入の翌日から30日間の無利息期間がスタートするのがメリット

プロミスの無利息期間サービスは、初回借入の翌日から30日間は無利息で借り入れを行うことができます。

初回無利息サービスがスタートするのは、「初回借入日」と「初回契約日」のどちらかが多いですが、契約したその日にそのまま借り入れを行わないのであれば、前者のほうが無利息期間を無駄なく活用できます。

とりあえず契約して必要なタイミングで借り入れを行おうと考えている場合は、初回借入日から無利息期間がスタートするプロミスを利用するのがいいでしょう。

アコムのカードローンも無利息キャッシング利用可能

プロミスと並んで大手消費者金融と呼ばれるアコムでも、初回契約者限定の無利息期間サービスを提供しています。

ただし、アコムの無利息期間サービスは「契約日の翌日から最大30日間」なので、使い勝手の面ではプロミスのほうが優れていると言えそうです。
※アコムが不適当と判断した場合は対象外となる可能性があります。/無担保カードローンが対象です。その他の契約(クレジット・借換えローンなど)は対象外となります。/金利0円適用期間終了の翌日から通常金利(借入利率[実質年率]3.0%~18.0%)が適用されます。金利0円適用期間中のご返済金額は、全額元金のご返済に充てさせていただきます。ただし、ATM等手数料があった場合は、「ATM等手数料」「元金」の順に充当します。

契約してそのまま借り入れを行おうと考えているのであれば、アコムの無利息期間サービスでも問題ありませんね。

レイクは最長180日間の無利息キャッシングが利用できる

レイクの無利息期間サービスは、内容の異なる2種類のサービスのうちどちらかを選んで利用できるようになっており、そのうち1つは「契約日の翌日から60日間無利息(Web申込み限定)」のサービスです。
※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可。初回契約翌日から無利息。無利息期間経過後は通常金利適用。ご契約額1~200万円の方。

もう1つは、「契約日の翌日から5万円まで180日間無利息」という非常に珍しい内容となっています。
※「60日間無利息(Web申込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可。初回契約翌日から無利息。無利息期間経過後は通常金利適用。ご契約額1~200万円の方。

限定された金額ではあるものの、180日間という長期にわたって無利息で利用できるサービスは他の消費者金融では例がなく、使いかたによってはもう1つのサービスよりも非常に便利に利用できるでしょう。

このように、消費者金融が取り扱う無利息期間サービスは各社それぞれ特徴があるので、自分にとってもっとも適していると考えられるサービスを取り扱っているところを選ぶようにしたいですね。

おまとめローンは総量規制対象外

総量規制とは2010年6月から導入された規制のことで、融資可能な金額が年収の3分の1までとするものです。

この総量規制は貸金業法のなかで定められており、消費者金融や信販会社が対象となっています。

そのため、銀行法の定めによって、カードローンの取扱いを行っている銀行は総量規制対象外となっています。

したがって、消費者金融から融資を断られた人でも、銀行からは融資を受けられる可能性はあります。

例えば、年収が150万円の人が消費者金融に60万円の融資を希望しても、年収の3分の1である50万円までしか融資をしてもらえないことになります。

しかし、おまとめローンは総量規制の例外となっており、年収の3分の1を超えても利用が可能なのです。

収入が比較的少ない派遣社員の方は総量規制の影響を受けやすいですが、おまとめローンであれば高額の借入もできるということです。

ただし、銀行も貸金業の総量規制に準じ、審査を取り扱うことが、業界の自主規制として2017年1月に発表されました。

したがって、審査には通過するかもしれませんが、60万円の融資を受けられるとは限りません。

なお、総量規制対象外である銀行だからといって、際限なく融資してくれるというわけではありません。

融資をすることによって利益を出すことが銀行の目的ですから、返済可能であると審査された範囲での融資額になります。

銀行によってカードローンの限度額が800万円など、高額な場合もありますが、全ての人に適用されるわけではありません。

これも、消費者金融同様に、年収などを元に審査がされています。

まとめ

派遣社員は、世間で言われているほどローンの審査において不利になるような雇用形態ではありません。

審査は雇用形態よりも信用、つまりは返済能力や返済の実績を重視していますので、おまとめローンであっても借りることができます。

おまとめローンを考える場合にはまず派遣社員だから駄目だという先入観は捨てて、どこのおまとめローンがいいのかということや銀行のカードローンでは借りられるのかということを考えることが大事です。

おまとめローンは総量規制の対象外なので、「収入が少ないから…」というようなことを心配する必要もないのです(ただし審査に通るかどうかはまた別問題です)。

それでも不安がある場合には、コールセンターに問い合わせたり直接店頭へ行って相談したりしてから、申し込みをするようにしましょう。

※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査