エポスカードは危ない？基本情報について詳しく解説

「エポスカードは危ない？」
「エポスカードは安全に利用できる？」

インターネットで「エポスカードは危ない」という書き込みを目にした人もいるのではないでしょうか。しかし結論からいうと、エポスカードは危なくありません。

株式会社丸井の子会社「株式会社エポスカード」が発行するクレジットカードで、年会費永年無料、丸井の買い物が10％オフになる期間があったり、海外旅行保険が自動付帯したりするなど、メリットの多いカードです。また、最短即日発行にも対応しています。

本記事では、エポスカードの基本情報をはじめ、危ないといわれる理由などを解説します。これからエポスカードに申し込む人、今後申し込むかもしれない人は、ぜひ参考にしてください。

エポスカードの基本情報

エポスカードは危ないといったことはなく、安心して利用できるクレジットカードです。年会費永年無料、国際ブランドはVisaが付帯し、200円の利用ごとに1ポイントたまります。

日本国内在住の満18歳以上を申込対象にしているため、本人に安定収入がない専業主婦や学生からの人気も高いです。

エポスカードは危ないといわれる4つの理由

エポスカードが危ないといわれる理由は、次の4点です。

理由別に内容を解説するので、見ていきましょう。

エポスカードを名乗る不審なメールが届く場合がある

エポスカードが危ないといわれる理由の一つが、エポスカードを名乗る不審なメールが届く場合がある点です。実際にエポスカードの公式ページでも、次のように案内しています。

エポスカードを装ったeメールを送信し、偽のエポスNetログイン画面へ誘導し、お客さま情報を不正に取得しようとする事象が発生しております。
お客さま情報：エポスNet ID・パスワード、カード番号、セキュリティコード、電話番号など

■偽のeメール内容(メールタイトル)
「エポスカードの異常なお支払い」のお知らせ

引用元：更新【重要】「エポスカード」を名乗る不審なメールにご注意ください｜クレジットカードはエポスカード

メール内に記載されたリンクにアクセスするよう記載があります。リンクを開かずに削除するのがベストの対応なものの、エポスの公式ページをコピーして作られているため見た目が全く同じです。見た目だけでは偽か本物かの判断が難しいため、注意しないといけません。

不正利用の被害が発生するリスクがある

エポスカードについてインターネット上で検索すると、「不正利用」というキーワードがヒットします。不正利用の被害が発生するリスクが高いことを意味していますが、これはエポスカードだけに限定される話ではありません。

クレジットカードの不正利用件数は年々増加する傾向にあります。一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、2021年の被害額は330億円を超えているとのこと。
また、クレジットカード詐欺の手口は巧妙化しており、クレジットカード番号の不正入手による被害が全体の約94％という結果でした。

参照元：クレジット関連統計 | クレジット関連資料 | 一般社団法人日本クレジット協会

ポイント還元率が低い

ポイント還元率1.0％を超えるクレジットカードも多い中で、エポスカードのポイント還元率は0.5％と低く設定されています。200円の利用につき、たまるポイントは1ポイントです。

主なクレジットカードのポイント還元率をまとめると、次の通りです。

エポスカードと還元率が倍以上も異なるクレジットカードがあるほどです。ただし、エポスカードには優待や海外旅行保険が自動付帯するといったメリットもあるため、メインカードではなく、サブカードとして使い分けるのもいいかもしれません。

エポスカードが不正利用されるとどうなる？

エポスカードを不正利用されたとしても、被害額を支払う必要はありません。
また、エポスカードでは、不正使用検知システムを導入しています。第三者利用の可能性があると判断した場合、カード決済をストップして、SMS（ショートメッセージサービス）に「ご利用確認のお知らせ」を送信しています。

もしもの時に安心な盗難・紛失時の全額補償

不正検知システムで不正利用を止められず決済されたとしても、エポスカードに不正利用を伝えればほとんどのケースで被害額を補償してもらえます。

不正利用に気付いたり、身に覚えのない請求が届いたりした時は、放置せずにエポスカードに問い合わせてください。ただし、補償期間は61日なので注意してください。

上記の番号に電話をかけて、冒頭のアナウンス（約30秒）終了後に目的別の短縮番号を入力してください。

エポスカードの盗難・紛失時には、カードの利用停止手続きと再発行も可能です。エポスカード紛失専門受付センターに電話をかける、または会員サイト「エポスNet」にログインして手続きを進めましょう。

本人に明らかな過失がある場合には補償されない

不正利用の被害に遭ったとはいえ、本人に明らかな過失がある場合は補償対象外です。次のケースに該当する場合、本人の過失と見なされてしまうため注意してください。

エポスカードのメリット

エポスカードのメリットは次の通りです。

メリット別に内容を解説します。

約1万以上の店舗やサービスで優待をを受けられる

エポスカードは全国約1万以上の店舗やサービスで優待を受けられます。飲食店やレジャー施設など、具体的な店舗やサービスの一例は次の通りです。

年4回の10％オフの優待期間がある

年4回開催される「マルオとマルコの7日間」では、全国のマルイやモディ、ネットショッピングの「マルイウェブチャネル」でエポスカードを利用すると、10％オフで買い物が楽しめます。

期間内なら何度でも10％オフが適用されるため、マルイやモディ、マルイウェブチャネルの利用機会が多い人は持っていると役に立つ一枚です。

海外旅行保険が自動付帯

エポスカードは年会費永年無料にもかかわらず、海外旅行保険が自動付帯します。保険の申し込み手続きが別途必要なわけではなく、エポスカードを持っているだけで保険に加入しているのと同じ状況です。

【エポスカードの海外旅行保険の補償項目と金額】

「エポスポイントUPサイト」を経由して買い物をすればポイント還元率アップ

「エポスポイントUPサイト」を経由し、通販サイトでエポスカードを利用して買い物をすれば、通常より多くのポイント還元を受けられます。たまるマーケットはエポスカード会員だけが使えるサイトで、対象の通販サイトの数は400以上です。

【対象の通販サイトの一例】

どのくらいのポイント還元が受けられるのかは、対象の通販サイトによって異なります。詳しくは、次のリンクにアクセスして確認してみるといいでしょう。

エポスポイントUPサイト

最短即日発行に対応している

エポスカードは、最短即日発行に対応しています。Webから申し込み手続きを行い、マルイの店舗内にあるエポスカードカウンターでカードを受け取れば、その日のうちに利用できます。

年会費無料でゴールドカードに加入できる可能性が高い

エポスカードのワンランク上のゴールドカード「エポスゴールドカード」の年会費は5,000円ですが、エポスカードからインビテーションが届けば年会費永年無料で保有できます。

エポスゴールドカードを保有するために、エポスカードを作って良好な利用実績を築く人も一定数います。
エポスゴールドカードへのインビテーションをもらうための条件は公表されていませんが、エポスカードを利用して支払期日に遅れないことを継続すれば、可能性は高まるかもしれません。