LINEポケットマネーが利用停止に！原因や対処法は？

突如スマホ画面に「総合的な判断によりサービスの利用を停止しました」と言った文言が表示され、LINEポケットマネーが利用できなくなることがあります。
LINEポケットマネーの公式サイトには「延滞が発生した場合はサービスの利用を停止します。」と明言していることから、LINEポケットマネーのいきなりの利用停止の原因は延滞が考えられます。

しかし、真面目に返済をしていた人でも利用停止になることがあり、SNSや掲示板などでも利用停止の原因が分からないといった戸惑いの投稿があるのも事実です。

低額からでも簡単に借りられるというメリットもあり、お小遣い間隔で頻繁に利用していた人にとって、いきなり利用できなくなってしまうと困ってしまいます。しかも、いつ利用停止が解除されるのかということが公表されていないため、利用停止解除になるまで不安が募るばかりです。
そこで、本記事ではLINEポケットマネーがいきなり利用停止となる原因と、利用停止された場合の対処方法について解説します。

LINEポケットマネーが利用停止された場合の対処法

LINEポケットマネーが利用停止された場合、どのような対処が必要となるのでしょうか？そもそも利用停止となる原因の多くはユーザーの信用度の低下です。そのため、利用停止された場合には信用回復に努めるのが一番の対処法なのです。

ここでは、利用停止された原因別の対処方法について解説します。

公式サイトが公表する「延滞」が原因で利用停止された

公式サイトでも公表している通り、延滞をしていると利用停止されます。身に覚えのある人はLINEポケットマネーに連絡をし、即刻返済をすることで利用停止が解除されます。

そもそも利用停止は一時的な措置であり、延滞期間が短ければ返済を確認した後、利用停止は解除されます。しかし、延滞期間が長くなったりLINEポケットマネーからの督促にも応じなかったりした場合には、公式サイトにある通り、債権を債権回収会社に譲渡され、強制解除処分となってしまうのです。

計画的にLINEポケットマネーを使用していれば「ついうっかり」返済を忘れてしまうということはないでしょう。
しかし、無計画に使用している場合には「ついうっかり」返済を忘れてしまい、引き落としの預金残高が足りないということもあり得ます。そうならないためにも、計画的な利用を心がけてください。

LINEポケットマネー以外の延滞で利用停止となった場合

LINEポケットマネーを延滞をした覚えがないという人は、延滞以外の理由で利用停止された可能性があります。次項で利用停止の原因について詳しく解説しますが、LINEポケットマネー以外のカードローンやクレジットカードなどの返済で延滞や滞納がある場合、利用停止となる可能性があります。

また、クレジットカードやカードローン以外でも、毎月の支払いで滞納していたり延滞したりしているものがある場合も、利用停止の可能性があります。

LINEポケットマネーで延滞をしていなくてもほかの延滞に覚えがある人は、即刻返済し、信用回復に努めましょう。延滞や滞納がなくなれば、いずれ利用停止も解除されます。

延滞をしていなくても利用停止された場合

利用停止される理由は、延滞だけではありません。延滞の覚えがないのに利用停止されてしまった場合、できる対策は特になく、利用停止が解除されるまで待つだけです。
ただし、自分が気付かないうちに信用情報に傷を付けてしまっている可能性もあります。クレジットカードの利用やカードローンの利用など、見直せるものがあれば見直し、できるだけ借入金額を減らすように心がけましょう。
借入残高があるなら返済は続け、できれば一括返済をして信用回復に努めてください。

LINEポケットマネーが利用停止された！その原因とは

冒頭で触れた通り、LINEポケットマネーを利用していると突如スマホ画面に「総合的な判断によりサービスの利用を停止しました」といった文言が表示され、LINEポケットマネーを利用できなくなってしまうことがあります。
LINEポケットマネーの公式サイトには「延滞が発生した場合はサービスの利用を停止します」と明記されていることから、延滞が利用停止の原因といえるでしょう。

しかし、LINEポケットマネーを延滞していない人でも利用停止になることもあります。

考えられる原因として、以下のものがあります。

ここでは、LINEポケットマネーが利用停止となるこれらの原因について解説します。

借入限度額を一気に満額借りた

借入限度額を一気に満額借りるのは、契約したばかりのユーザーに多く見られます。契約して最初に借入限度額を満額借りる行為は、実はローン会社などに警戒される行為なのです。そのため、借入申請をした途端に利用停止となってしまいます。

契約時に借入限度額が表示されますが、これはあくまでも与信情報と契約時に申告した年収、就職先情報などによって決められたもの。利用実績がない初回利用者が借入限度額を一気に満額借りる場合、LINEポケットマネー側は以下の点を懸念します。

計画的な利用ができないため、今後返済が滞る可能性がある

一度に高額な借り入れを希望する人の場合、切羽詰まってお金を借りなければならない状況にあると考えられます。このような人の場合、預金残高が少なく無計画にお金を使っている可能性があります。

無計画にお金を使う人はお金を借りることに罪悪感がなく、無計画に借りる傾向にあります。返済についても無計画となる傾向にあるため、約定返済日に返済額が足りずに引き落としができなくなる可能性があり、延滞を繰り返すのではないかと不安視されるのです。

高額な借り入れを一度に行う場合、貸倒になる可能性がある

高額借り入れを一度に行う人の中には、既にほかのカードローンなどで借入限度額まで借り入れている可能性がある人も。このような人の場合、その後の返済が難しくなり、結果として自己破産となる人もいるのです。
自己破産となればその後の返済は一切なくなるので、LINEポケットマネー側としてみれば大損です。当然、破産の可能性がある人にはお金を貸したくありません。これらのことから、一度に限度額を一気に満額借りる人の利用を停止するのです。

利用停止にならないために、借入限度額まで借り入れるのではなく、少額を借りつつ毎月の返済はもちろんのこと、繰り上げ返済もこまめに行って信用を得ることが重要です。

返済が滞った

LINEポケットマネーの公式サイトに「延滞が発生した場合はサービスの利用を停止します」と明記されていることから、返済を怠ると利用停止となります。ただし、利用停止となる延滞の期間や回数については明記されていません。

1回延滞した程度では、すぐに利用停止にならない可能性もありますが、公式サイトの文言には「なお、延滞が長期間継続すると債権を譲渡する場合もあります」とあるため、最初の延滞で利用停止となる可能性を否定することもできません。

また、最初の延滞であっても長期間返済をしないまま放置した場合、利用停止ではなく強制解約となり、さらに債権を債権回収会社に譲渡されてしまいます。債権回収会社に債権を譲渡されてしまうと、裁判によって一括返済を求められ、財産や給与を差し押さえられてしまう可能性もあるのです。

ついうっかり返済日を忘れてしまったとしても、延滞していることに気付いたらすぐにでも返済をしてください。また、LINEポケットマネーから延滞に関する連絡が来ます。連絡が来たらすぐに返済しましょう。どちらにしろ、利用停止にならないためには「返済を忘れないこと」です。

途上与信で問題が発覚した

「途上与信」とは、契約後サービスを利用しているユーザーに対して行う与信審査のことです。途上与信は貸金業法で規定されており、以下の条件で行われます。

LINEポケットマネーなどの貸金業者は、この途上与信が義務付けられています。ほかにも、貸金業者が自主的に途上与信を行うこともあります。信用情報に傷があると、この定期的な途上与信でLINEポケットマネーに知られてしまい、利用停止となるのです。

信用情報に傷が付くのはLINEポケットマネーやカードローン、クレジットカードなどの延滞や滞納だけではありません。以下のような場合でも信用情報機関に記録が残ります。

家賃を滞納すると信用情報に記録される

特に気を付けたいのは家賃です。
昨今、賃貸契約時に保証会社への加入を義務付けている家主や管理会社も多く、家賃を滞納するとその保証会社が代わりに家賃の取り立てを行います。保証会社は信用情報機関に登録をしているので、家賃滞納も信用情報として記録されるのです。

奨学金を滞納するとブラックリスト入り

独立行政法人日本学生支援機構を通じて奨学金を借りた場合、滞納すると信用情報機関に登録されてしまいます。奨学金の中には返済が必要なものがあり、学校を卒業した後に返済が開始されます。返還開始後から6ヶ月が経過した時点で延滞3ヶ月以上の場合、信用情報機関に登録されます。

登録される内容は奨学金を利用した本人の個人情報のほか、貸与額や最終返還期日などの契約情報もあります。延滞をしているので延滞情報も登録されます。さらに、代位弁済や完済などの返還状況も登録されます。

信用情報機関に登録されないために

LINEポケットマネーの返済に気を付けていても、他のことで信用情報に傷が付いてしまいます。一度傷が付くとすぐには情報は削除されません。
記録が残っている間はLINEポケットマネーの利用停止は解除されず、新たなクレジットカードの契約やカードローンの契約、住宅ローンや自動車ローンの契約もできなくなってしまいます。

信用情報に傷をつけないために、普段からお金の使い方に気を付ける必要があるのです。

増額申請で信用情報や総量規制にひっかかった

契約当初に決められた上限額を増やせる増額申請でも、利用停止となる可能性があります。
増額申請をした場合も与信審査を行います。この時、信用情報に傷があると増額申請は通らないですし、その後の利用にも大きく影響してきます。
また、与信審査でLINEポケットマネー以外で借りているお金の総額も知られているので、増額することで総量規制に引っかかるかどうかも分かるのです。

総量規制に引っかかるなら当然増額できません。さらに、総量規制に引っかかる程度の借り入れがすでにある場合、無計画に借金を繰り返す人と判断され、その後の返済に影響があるとして利用停止となります。

増額申請をするなら、自分が現在どれだけの借入金があり、年収の何パーセントに当たるのかを事前に確認しておく必要があるでしょう。増額することで総量規制のギリギリまで借り入れが増えてしまう可能性も考え、安易に増量規制をしないことです。

LINEポケットマネー運営側の問題

自分に非がなくても、LINEポケットマネー運営側の都合で、利用停止となることもあります。このような場合は、これまでに説明してきた「総合的な判断によりサービスの利用を停止しました」という文言は表示されません。

貸金業法ではパソコンやネットを使って貸付などを行う場合、システムのメンテナンスを定期的に行うことを義務付けています。そのため、LINEポケットマネー運営側で一時的に利用を停止し、メンテナンスを行っているのです。

定期的なメンテナンスであれば、公式サイトなどで必ず事前告知され、登録しているメールアドレスなどに告知メールが届くことがあります。公式サイトなどの告知は毎日でなくても構いませんので、確認するようにしましょう。

定期的なメンテナンスを行う場合は、夜中の数時間で終わるので、翌朝には利用停止が解除されています。ただし、不意にシステムに不具合が出ることもあります。このような場合にもメンテナンスが必要なので、一時的に利用停止となります。
予定外のメンテナンスの場合、システムが復旧するまでサービスの利用はできないので、いつ利用停止が解除されるのかLINEポケットマネーの運営側でも実は分かりません。一応、予定を立て復旧のめどを立て、事前に公式サイトなどで復旧の時期を告知しています。
告知を見逃さないようにして、利用停止が解除されるまでおとなしく待つしかないのです。

利用停止になったLINEポケットマネーはいつから再び使えるようになる？

利用停止になるといつ解除されるのかが心配になるでしょう。LINEポケットマネーの定期メンテナンスによる利用停止であれば事前に公式サイトに再開の予定が告知されるため、借り入れの予定を立てやすくなります。
しかし、自分の行動による利用停止は、いつになるのかはよく分からないのです。

いつ利用停止が解除されるのか公式サイトでは分からない

公式サイトには、利用停止になる条件として「延滞」が明記されています。延滞の期間が長くなると債権を譲渡することも明記しています。しかし、延滞状態が解除された後、どの程度の期間で利用停止が解除されるのかは明記されていません。
当然ですが、利用停止が解除される条件も明記されていないのです。

しかも、サービス開始が2019年8月と歴史が浅いこともあり、SNSなどにも情報が上げられていないのも具体的な期間を示せない理由の一つです。

LINEポケットマネーの運営に問い合わせても分からない

利用停止になったことで不安になり、どうすれば利用停止解除になるのか、いつ利用停止が解除されるのか、LINEポケットマネーのヘルプセンターに問い合わせて確認をしたくなります。

利用停止となった原因も知りたいと考えるでしょう。しかし、いくらLINEポケットマネーのヘルプセンターに問い合わせても明確な回答を得ることはできません。

LINEポケットマネーのヘルプセンターでは、利用停止になった原因、利用停止解除の条件、利用停止解除までの期間については一切回答しないという姿勢をとっています。そのため、何度問い合わせをしても回答を得ることはできないのです。

LINEポケットマネーの利用停止が解除されるまで待てないなら

LINEポケットマネーの利用停止が解除されるのがいつになるのか分からない場合、利用停止が解除されるのを待つのが難しいという人もいるかもしれません。
その場合、利用を諦めて解除するという選択肢もあります。ただし、契約を解除するならまだ返済できていない借り入れ分を一括返済する必要があります。

借入残高が低額であれば、一括返済も難しくないでしょう。しかし、月収や預金残高を圧迫するほどの借入残高がある場合には簡単に解約もできません。解約ができない場合は、諦めて利用停止が解除されるまで待つしかありません。

手持ちのクレジットカードやカードローンを活用する

手持ちのクレジットカードがあり、普段あまり使っていないのなら一時的にクレジットカードやクレジットカードに付帯しているキャッシングを利用するという方法もあります。
既に他社のカードローンを持っているなら、そちらを活用してお金を借り入れるという方法もあります。

LINEポケットマネーが利用停止されているなら、新たにクレジットカードの契約をすると与信審査で落ちる可能性もあり、おすすめできません。カードローンの申し込みも与信審査に引っかかる可能性があり、新たに申し込むことはおすすめできません。

LINEポケットマネーが利用停止にならないために

LINEポケットマネーはLINEで簡単に利用できるローンで、気軽に使っている人もいるでしょう。しかし、使い方によっては利用停止になってしまうこともあるのです。
一度利用停止になると、利用停止となった原因が解除されたとしてもすぐに利用停止が解除されるわけではなく、しばらく使うことができなくなります。

本記事で利用停止になる原因について解説しましたが、利用停止にならないためには計画的なLINEポケットマネーの利用が重要です。
LINEポケットマネーだけでなく、他社のカードローンやクレジットカードなどの利用や、家賃の支払いなど、計画的にお金を使い計画的に返済をしていく必要があることも分かります。

収支をしっかりと把握し、毎月の予算立てをして、LINEポケットマネーが利用停止にならないように計画的に利用するようにしましょう。

下記ページでは、LINEポケットマネーの審査に通りやすい人の特徴や審査の流れについて情報をまとめています。初めてLINEポケットマネーに申し込む方はぜひ参考にしてください。
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