eクレジットはヤミ金?他社審査落ちの人も利用できるって本当?

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eクレジットは、福岡県春日市の株式会社eコーポレーションが運営するキャッシングサービスです。

eコーポレーションは貸金業の他、信販業もおこなっており、割賦払いを利用したい業者にクレジットサービスを提供しています。

今回はeクレジットはヤミ金なのか、他の貸金業者に審査落ちした人でも利用できるのかについて徹底的に解説します。

また、実際にeクレジットを利用する方法や審査難易度についても解説していますので、福岡県や近郊にお住まいの方はぜひご覧ください。

eクレジットはヤミ金?

最近「e」をつけるネーミングが増えています。

eメールに始まり、eコマース、eスポーツ等々、インターネットやオンライン関係のものやサービスを指していることが多いです。

eクレジットもインターネット経由で申し込めるローン商品で、問い合わせもメールや電話でできます。

まさに今の時代に合った業態と言えますよね。

しかし、ネット上には「eクレジットはヤミ金」という噂もあります。実際のところはどうなのでしょうか。

eクレジットは金融庁に登録した正規業者

日本で貸金業をおこなう業者は、かならず金融庁に「貸金業者」として登録しなくてはなりません。

貸金業者として登録すると、貸金業法に則った営業をおこなわなくてはならなくなるため、違法な行為ができなくなります。

また、万が一、違法な行為をするなら金融庁からの指導が入り、場合によっては登録を解除されることにもなってしまいます。

消費者にとっても安心して利用できる業者かどうかを見極めるポイントとなりますので、かならず金融庁に正規業者として登録している業者を選ぶようにしましょう。

eクレジットを運営する株式会社eコーポレーションを金融庁の貸金業者データベースで調べてみました。

出典:金融庁「登録貸金業者情報検索結果」

正規に登録されていることが分かります。

登録番号の前に(5)と記載されていますので3年に1度の更新を4回実施していること、つまり、2019年6月時点で12~14年の実績があることになります。

金融庁に貸金業者として登録していない業者を「ヤミ金」と呼びますので、eクレジットを運営するeコーポレーションはヤミ金ではないことが分かりますね。

正規業者かどうかの見分け方については、次の記事でも詳しく解説しています。

日本貸金業協会にも日本クレジット協会にも登録

貸金業者として金融庁に登録するだけでなく、任意団体である日本貸金業協会にも登録しています。

出典:日本貸金業協会「協会員検索」

また、信販業者としても営業していますので、日本貸金業協会と同じく任意団体である日本クレジット協会にも登録しています。

出典:日本クレジット協会「会員一覧 正会員」

任意団体にも正規登録していることから、eコーポレーションは真摯な姿勢で貸金業と信販業に取り組む会社であることが分かります。

流行りに乗ったかのようなネーミングですが、ヤミ金ではなく信用できる業者と言えますね。

eクレジットには4つのローン商品がある

eクレジットとは、eコーポレーションの貸金業部門の総称です。

eクレジットでは4つのローン商品があり、それぞれ以下の条件で貸付を実施しています。

 キャッシングローン自動車ローン事業者ローン不動産ローン
申し込める人満20歳以上の安定した収入がある人満20歳以上の安定した収入がある人満20歳以上で安定した収入があり、個人で自営業を営んでいる人満20歳以上で安定した収入があり、居宅以外の不動産を担保として提出できる人
融資上限額3~100万円10~200万円10~100万円100万円~1億円
適用金利年15.0~20.0%年15.0~20.0%年15.0~20.0%年7.3~15.0%
返済回数(年)1~36回
(最長3年)
1~60回
(最長5年)
1~36回
(最長3年)
1~96回
(最長8年)
その他の条件他の貸金業者からの借金が年収の3分の1を超えていないこと自動車を購入する資金として利用すること本人確認書類と確定申告書を提出
  • 本人確認書類と土地・建物登記簿謄本
  • 審査によっては連帯保証人が必要

※いずれのローンも、eコーポレーションの営業圏内に居住している人を対象としています。

ローン商品1:キャッシングローン

eクレジットのキャッシングローンは担保不要かつ資金使途自由ですので、4つのローン商品の中でももっとも使い勝手が良いローンです。

ただし、他の貸金業者からの借金が年収の3分の1を超えているときは利用できません。

申し込む前に消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠等の総量規制が適用される借金の額を計算し、年収の3分の1を超えていないのか確認しておきましょう。

総量規制対象外のローンの種類については、次の記事で詳しく解説しています。

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ローン商品2:自動車ローン

eクレジットの自動車ローンは、自動車購入資金に使えるローンです。

購入する自動車が担保になりますので、無担保のキャッシングローンよりは審査は厳しくありません。

とはいえ、銀行の自動車ローンは年3~5%、ディーラローンでも年10%前後ですので、自動車ローンの中でもeクレジットの自動車ローンは高金利です。

他の自動車ローン審査に落ちたとき、また、少額を短期間借りたいときに申し込むことをおすすめします。

ローン商品3:事業者ローン

事業者ローンは自営業者や個人事業主用のローン商品ですが、貸付条件はキャッシングローンとほぼ同じです。

資金使途も問われませんので、事業資金のためのローンというよりは、給与所得者以外が利用できるフリーローンといった位置づけです。

ただし、eクレジットが提供する他のローン商品と同様、金利は高めですので、必要な最低限の金額を最短期間で借りるようにしてください。

一般的な事業者ローン(ビジネスローン)の貸付条件については、以下の記事で解説しています。

ローン商品4:不動産ローン

eクレジットのローン商品の中でもっとも融資上限額が大きいのが、不動産を担保とする不動産ローンです。

最高1億円まで融資を受けられますが、一般的な不動産担保ローンよりも高金利ですので、必要な最低限の金額を最短期間で借りるように注意しましょう。

例えば、1億円を最低金利(年7.3%)で借りたとすると、最初の30日間だけでも60万円の利息が発生します。

不動産を担保とする分、審査は穏やかになりますが、「借りられるだけ借りる」のではなく「返済できるだけ借りる」ようにしてください。

eクレジットの申込方法は3つ

eクレジットのローン商品へは、インターネットか電話、店舗のいずれかの方法で申し込めます。

どの方法で申し込んでも審査難易度は同じですので、使いやすい方法で申し込んでください。

インターネットなら24時間365日受付可能

電話と店舗は営業時間以外は受け付けていません。

営業時間はいずれも平日9:30~18:00ですので、時間内に電話もしくは来店するようにしてください。

一方、インターネットなら24時間365日いつでも申し込めます。

ただし、店舗の営業時間外に申し込むと翌営業日以降に審査が実施されますので、審査結果が分かるタイミングは電話や来店で申し込むのとほぼ同じです。

店舗は5つ!佐世保や広島にも支店あり

eコーポレーションは福岡県春日市の本店以外に、長崎県長崎市と同佐世保市、佐賀県佐賀市、広島県広島市に各1店舗の支店がありますので、合計で5店舗あります。

どのローンも振込融資や郵送契約に対応しており、店舗にアクセスしづらい地域にお住まいの方でも申し込むことは可能です。

しかしながら、eコーポレーションではそれぞれの支店の近隣地域のみを営業エリアと定めていますので、九州北部と広島県の方以外は利用できません

その他の地域にお住まいの方は、地元の街金や全国規模で利用できる大手消費者金融やメガバンクのローンをご利用ください。

eクレジットのキャッシングローンを徹底解説

eクレジットのローン商品の中でも、もっとも使い勝手が良いのが無担保&無保証人で利用できるキャッシングローンです。

資金使途が限定されていないので、冠婚葬祭の出費から生活費の補填まで幅広く対応できます。

キャッシングローンの特徴と申込条件、審査スピード、融資枠の増額方法について解説します。

枠内融資ではない!フリーローンタイプの融資方法

個人向けのローン商品の中では、カードローンが人気を集めています。

最初に融資枠が設定され、枠内の金額ならローン専用のカードを使って何度でも借入と返済を繰り返せます。

ローン専用のカードはコンビニATMなどにも対応していますので、時間や曜日に関係なく、必要なときにいつでも借りることが可能です。

残念ながら、eクレジットのキャッシングローンはカードローンではなく、銀行等でよくある「フリーローンタイプの融資方法」です。

審査で決定した融資額を契約時にまとめて借り、毎月一定額を返済していきます。

フリーローンのメリット!返済回数と利息が決まっている

「借入の自由度」という点では、カードローンが勝っています。

好きなときに融資枠内の好きな金額を借りられますので、融資枠が残っているなら、無審査で新たな借入が可能です。

しかし、何度も借り入れているとその分、返済期間が延びてしまいますので、いつまで経っても完済できず、利息はどんどん増えてしまいます。

一方、フリーローンなら最初にまとめて借りて後は返済するだけですので、契約時に返済期間も利息もすべて分かっています

追加借入の際には審査を受けなくてはいけませんので、借金が増えにくいのもメリットです。

年齢上限不問!運転免許証だけでも申し込める!

大手消費者金融のローンは満69歳以下しか申し込めないことが多いですが、eクレジットのキャッシングローンは満20歳以上の方で安定した収入があれば誰でも申し込めます。

年齢上限は特に決まっていませんので、年齢のために他のローンに申し込めなかった方も検討してみることができます。

次の記事では、eクレジット以外の高齢の方も利用できる消費者ローンを紹介しています。

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審査は最短30分!即日融資にも対応

eクレジットでは、大手消費者金融並みのスピード審査を実施しており、最短30分で融資可能かどうかが分かります。

また、審査結果が出たら契約後に融資となりますが、即日融資を受けたい方は、店舗で契約し、その場で融資金を受け取ってください

融資が翌日以降でも構わない方は、契約書類を郵送で受け取って返送し、口座振込で融資金を受け取りましょう。

書類を郵送する手間と時間はかかりますが、一度もeコーポレーションに来店せずに融資を受けることが可能です。

eコーポレーション以外にも、即日融資に対応している中小消費者金融業者はあります。

増額は不可!再融資は最短10分審査で実施

eクレジットのキャッシングローンでは、一旦決定した融資額を増額することはできません。

融資金が不足するときは、再度、eクレジットに申し込み、審査を受けましょう。

ただし、初めて利用するときと比べると審査がスムーズに進むため、最短10分で審査結果が分かります

再融資を希望する方は、利用店舗へ直接電話で申し込みましょう。

eクレジットの審査は柔軟

eクレジットでは申込者の事情に合わせた柔軟な審査を実施しています。

個人信用情報機関に良くない情報が登録されているいわゆるブラックの方でも、かならずとは言えませんが、事情によっては審査に通過する可能性があります。

例えば2ヶ月連続で返済を延滞したけれども、その後、数年間一度も返済に遅れていない方などは、状況によっては融資を受けられるかもしれません。

他社で審査落ちした方でも融資の可能性あり

eクレジットは金利が高く、基本的には利息制限法で定められる上限金利(年15.0~20.0%)で借りることになるため、先に銀行ローンなどの低金利融資に申し込み、審査に落ちてからeクレジットに申し込む方多いです。

また、プロミスやアコムなどの大手消費者金融と比べると知名度が劣るため、大手消費者金融の審査に落ちた方がeクレジットに申し込むケースも多いです。

実際に銀行や他の消費者金融のローンに審査落ちした方でもeクレジットの審査に通ることもありますので、他社から借りることができないときはeクレジットへの申込を検討してみましょう。

eクレジットの実際の評判は?口コミまとめ

高金利ではあるものの柔軟な審査とスピード融資を実施しているeクレジット。

他社から融資を受けられないときや今すぐお金が必要なときなどに、ぜひ覚えておきたいローン会社です。

しかし、スペックだけではeクレジットの実際のところはよく分かりません。

eクレジットに申し込んだ方などによる口コミをチェックしてみましょう。

口コミがないのは優良業者の証?

X(旧Twitter)やヤフー知恵袋を検索しましたが、「eクレジット」や「イークレジット」に関する情報は見つかりませんでした。

地方の消費者金融のため、利用者自体も少ないと考えられます。

しかし地方業者であっても、「取り立てが怖い」や「返済をわざと長引かせる」といった良くない評判があるなら、今の時代、SNSなどで拡散されるのは火を見るよりも明らかです。

eクレジットには良い評判もありませんでしたが悪い口コミもありませんでしたので、利用者に誠実に対応している優良業者と推察されます。

eクレジットは九州北部と広島県の方向け

eクレジットは即日融資にも対応する、使い勝手の良いローンです。

金利は高めですが、金融庁に登録した正規業者ですので、利息制限法で定められた法定金利以下の金利が適用されています。

ただし、利用できるのは福岡県と佐賀県、長崎県、広島県の一部のみですので、お住まいの近くにある支店に電話をかけ、営業エリア内なのか確認してから申し込むようにしましょう。

柔軟審査も特徴としていますので、借入先が見つからないときなどに役立つこともありますよ。

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