旦那名義でお金を借りる方法なんてある?
皆さんは、旦那名義でこっそりお金を借りようとしているのではないでしょうか。
残念ながら旦那名義で勝手にお金を借りることは基本的には出来ません。
借りられるかもしれない方法は存在しますが、バレると詐欺罪に問われます。
今回は、なぜ旦那名義では借りられないのか、勝手に借りるとどうなるのかを説明します。
ただし、お金を借りたいという主婦の皆さんのために、主婦がお金を借りられる以下の方法についても解説します。
目次
勝手に旦那名義で借りることはできない
旦那名義でお金を借りるためには、以下の4点をクリアする必要があります。
- 身分証の提出
- 本人確認の電話
- 在籍確認
- カードの受け取り
身分証についてはこっそり運転免許証を使えば切り抜けることができるかもしれません。
しかし、申込後にはオペレーターから本人確認の電話が掛かってきます。
旦那名義で申し込んでいるのに女性が電話に出たら本人ではないことはばれてしまいます。
仮に本人確認をどうにかできたとしても、次は旦那さんの勤務先に在籍確認の電話が掛かってきます。
本人確認と違い、勤務先に掛かってくる電話に対応することは不可能ですよね。
旦那さんからしてみれば、申込みに心当たりは全くありませんから、「何かの間違いです」と答えるに違いありません。
在籍確認が出来なければ、旦那名義では借りれないということになってしまいますね。
さらに、カードローンの場合は契約後にカードが発行されますが、自動契約機に行けば別人とばれますし、郵送では旦那さんが受け取ってしまう危険性があります。
このように、旦那名義でお金を借りるには障害が非常に多く、実現することは難しいと言えます。
旦那名義で借りられるかもしれない方法
旦那名義で勝手にお金を借りることはできないということを説明しましたが、中には例外も存在します。
例えば、消費者金融のSMBCモビットでは、WEB完結申し込みという方法を利用すると、
- 本人確認
- 職場への電話
- カードの発行
の3点を省略することが可能です。
この3点は旦那名義で申し込むときの大きな懸念点なので、これを省略できれば借入が成功する可能性がぐっと高くなります。
WEB完結を申込ためには下記の2点が必要です。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行いずれかの口座
- 社会保険証、組合保険証のどちらか
身分証明書と同じく、旦那さんにばれないようにこっそり借りる必要があります。
バレたら詐欺罪
このように、SMBCモビットなら可能性は0ではありませんが、実際に借りるのは絶対にやめておきましょう。
もし旦那名義で勝手にお金を借りたことがばれた場合、確実に夫婦の関係は悪化しますよね。
さらに、他人名義でお金を借りることは詐欺罪、借入前の段階でバレた場合は詐欺未遂罪に該当します。
もちろん夫婦間ならOKということはありません。
良くても夫婦関係の悪化、最悪の場合懲役10年ですので、旦那名義でお金を借りるのはリスクが大きすぎます。
パートをしていれば自分で借入可能
では主婦がどうしてもお金が必要になったときは諦めるしかないのかというと、そういうわけではありません。
パートで収入を得ている主婦なら、自分の名義でお金を借りることは十分可能です。
さすがに住宅ローンのような高額ローンを利用することは難しいですが、10万円程度ならカードローンやフリーローンが利用できます。
たとえパートでも、1年程度連続して勤務していて年齢条件と信用情報に問題がなければ審査に通る可能性が高いです。
収入の面で審査に不安があるなら、全く心配はありませんから堂々と借入申込みをしてみましょう。
専業主婦でも銀行カードローンなら可能性あり
パートをしていれば主婦でも借り入れが可能ですが、専業主婦の場合は消費者金融からの借入は出来ません。
消費者金融では、年収の3分の1を超える金額の借入を禁止する「総量規制」というルールがあるからです。
専業主婦の収入は0円ですから、当然3分の1も0円ですよね。
しかし、銀行は総量規制の対象外なので専業主婦でも銀行カードローンならお金を借りることができるかもしれません。
審査はもちろん自分自身の情報を元に行われます。
- クレジットカードを利用していて返済トラブルを起こしたことがある
- 金融機関からお金を借りていて滞納したことがある
など、信用情報に履歴が残っていると審査に通らない場合が出てきます。
結婚して苗字が変わっていてもしっかり調査されます。
銀行カードローンでお金を借りる場合、過去に金銭トラブルを起こしたことがないかどうか思い返してみましょう。
配偶者貸付なら消費者金融から自分名義で借入
銀行カードローンの他に、専業主婦が自分名義で借入するもう一つの方法が「配偶者貸付」です。
先ほども説明した通り、消費者金融は総量規制対象なので、専業主婦は借入することができません。
ですが、配偶者貸付という方法を利用すれば、夫婦の年収を合計した金額で総量規制額を計算します。
例えば、二人の年収が500万円と1o0万円の場合、二人合わせて200万円まで消費者金融から借入可能ということです。
これを利用すれば、収入が0の専業主婦でも、自分の名義で消費者金融からの借入が可能になります。
ただし、配偶者貸付には旦那さんの同意書が必要になりますので、内緒で借入することはできません。
また、配偶者貸付を受け付けている消費者金融はあまり多くなく、キャネットなど一部の業者でしか扱っていません。
まとめ
主婦の方が旦那名義でお金を借りようと思っても非常に難しいというのが現実です。
中には、借入まではたどり着けるかもしれない方法もありますが、バレたときは罪に問われるので絶対にやめておきましょう。
パートをしていれば主婦でも自分名義でお金を借りることができますし、専業主婦には銀行カードローンという方法があります。
また、配偶者貸付を利用して、消費者金融から借りるという方法も存在します。
このように、主婦の方にもお金を借りる方法はたくさんありますので、旦那さん名義でお金を借りないようにしてください。
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