みずほクレジット(マイレージクラブカード)が払えない!滞納したときの対処法
みずほ銀行では、キャッシュカードとクレジットカードが1枚になった「みずほマイレージクラブカード」を提供しています。
年会費が無料ですので、クレジットカードを1枚は持ちたいと考えている人にも、オススメの1枚となっています。
みずほマイレージクラブカード(みずほクレジット)を滞納するとどうなるのか、また、滞納してしまわないようにどのような対策を打つことができるのかまとめてみました。
みずほクレジットを滞納!時系列で解説
みずほクレジットの支払日までに振替口座に入金できていないときはどうなるのか、時系列で解説します。
尚、みずほクレジットには、「セゾンカード」と「UCカード」の2つの種類があります。
次の表を参考に、お手持ちのカードがどちらに分類されるのか把握しておきましょう。
カードの種類 | セゾンカード | UCカード |
---|---|---|
カードの正式名称 |
|
|
カード利用の締め日 | 月 末 | 10日 |
引き落とし日 | 締め日の翌々月4日 | 締め日の翌月5日 |
再引き落とし日 | 不 定 | 不 定 |
滞納3日~1週間後:電話とハガキ
毎月4日あるいは5日までにみずほ銀行口座に請求額を入金していないと、1週間以内にカード会社から電話もしくはハガキで請求されます。
この時点では特に厳しい口調でとがめられることはありませんが、電話がかかってきたときはいつ支払えるのか明確に答えられるようにしておきましょう。
尚、今までほとんど滞納したことがない人は、再引き落としをしてもらえることがあります。
指定された日の前日までに入金しておくようにしてください。
滞納3~4週間後:電話と封書
再引き落としの日までに入金しなかった場合もしくは指定された日までにみずほクレジットの口座に振込を実施しなかった場合、当初の振替日の3~4週間後に、再度、電話もしくは封書で連絡が来ます。
その場合も、再再度の納付期限が提示されますので、1回目の延長納付期限までに支払えなかった人もかならず納付するようにしてください。
尚、クレジットカードを滞納したときの一般的な流れについては、次の記事で詳しく解説しています。
滞納3ヶ月目:強制解約
再再度の納付期限も守らなかっずに滞納3ヶ月目(当初の支払日が5月4日の場合は7月5日以降)を過ぎてしまうと、みずほクレジットから強制解約されることがあります。
ただし、強制解約と言っても、すべての返済を済ませるまでは「仮解約」の状態ですので、みずほクレジットの顧客リストから名前が消されるわけではありません。
また、一度強制解約されてしまうと、二度と同系列のクレジットカード(セゾンカードならセゾンカード全般、UCカードならUCカード全般)が作れなくなってしまうことが一般的です。
信用情報機関に金融事故の記録が残る
強制解約と前後して、信用情報機関に金融事故の記録が残ります。
滞納金を全額完済してから5年間は記録が保管されますので、今後5~7年ほどは新しいクレジットカードを発行したり、カードローンや住宅ローンの審査に通ったりすることが困難になります。
信用情報機関については次の記事でも説明していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
裁判所から差し押さえ予告書が届く
また、強制解約と前後して、裁判所から差し押さえ予告書が届くことがあります。
訴え主がカード会社の名前ではなく「債権回収業者」の名前になっていることがありますので、一見、何の請求か分からないこともあります。
かならず開封して中身を確認し、金額を確かめて差し押さえ実施日までに担当部署に電話をするようにしてください。
滞納4ヶ月目:財産差し押さえ
差し押さえ予告書が届いたにも関わらず、何の手も打たないままでいると、いよいよ本当に財産差し押さえが実施されます。
預金や給料が差し押さえられることが一般的ですが、会社に勤務していない人は家や車などの動産・不動産が差し押さえられることがあります。
差し押さえが始まると、競売にかけられて財産を低い価値で放棄しなくてはならないこともありますから、かならず遅くとも差し押さえ予告書が届いた時点で全額を支払うようにして下さい。
引き落とし日の入金では遅い!支払い対策
みずほクレジットの引き落としは、4日あるいは5日の朝一番に実行されます。
そのため、引き落とし当日、銀行の窓口が開くと同時に入金をしたとしても、引き落としに間に合わないことも多いのです。
かならず引き落とし日の前営業日の15時までには、請求額を入金しておくようにしてください。
どうしても現金が不足して入金できないときは、次の3つの方法を検討して見ましょう。
キャッシング枠の活用
みずほクレジットでキャッシング枠が設定されているときは、キャッシングでお金を借りて、みずほ銀行に入金しておくことで、口座振替が実施できないという状況から回避することができます。
みずほクレジットにキャッシング枠がない場合は、それ以外のクレジットカードにキャッシング枠がないか確認して下さい。
カードローンの活用
キャッシング枠がない場合は、カードローンに申し込んでみるのはいかがでしょうか。
大手消費者金融やメガバンク系のカードローンなら、申し込んでから短期間で融資が実行されることもありますので、支払日ギリギリでも間に合う可能性がありますよ。
カードローンに申し込む前に、かならず次の記事に目を通しておいてください。
13日までなら「あとからリボ」
セゾンカードが母体となっているみずほクレジットを利用している場合は、支払い日の前月13日までなら「あとからリボ」に変更することができます。
あとからリボに変更すると請求額が大きく軽減されますので、1回当たりの支払い額を減らすことができますが、支払い期間が延びてしまいますので、利息が高くなってしまうというデメリットがあります。
安易にリボ払いを選択すると今後の支払いが厳しくなることもありますので、かならず次の記事を読んでから「あとからリボ」を選択するようにして下さい。
支払い日に遅れないようにしよう!
強制解約や差し押さえなどを防ぐためにも、とにかく支払日に遅れないことが大切です。
こまめにマイページを閲覧して支払い額を確認し、4日もしくは5日の前営業日までに請求額を入金するようにしてくださいね。
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