パート主婦でもOK「おまとめローン」賢く選べば負担減!
昨今ではおまとめローンを利用する主婦の方も多くなっています。
そこで、今回はパート主婦のおまとめローンについて、わかりやすく簡潔に説明します。
おまとめローンをする場合の参考にしてください。
この記事はこんな人におすすめ
- 複数の借入がある主婦の人
- 専業主婦の人
- 審査に不安がある主婦の人
- どこでおまとめローンを借りると良いかがわからない人
- 執筆者の情報
- 名前:手塚 龍馬(36歳)
職歴:過去7年,地銀の貸付業務担当
パート主婦でもおまとめローンは使える
おまとめローンというと、複数の借入をまとめることになり、どうしても高額な借入になるイメージがあります。
そのため、パートで収入を得ている主婦の場合、おまとめローンを利用できないのではないかと心配になります。
結論を言いますと、パートの主婦であってもおまとめローンは借りることが可能です。
ローンを借りるうえで重要なのは、まず「収入がある」ことであり、その収入によってローンを返していくための「返済能力がある」ことが必要になります。
したがって、基本的にはどのような収入でも、あるだけでローンを借りることはできるのです。
おまとめローンも例外ではなく、収入があれば利用できます。
専業主婦でも可能なおまとめローンもある
パート主婦であれば安定した収入を得ている状態ですから、申込できることはわかっているものの問題は収入を得ていない専業主婦の場合です。
収入がない状態で複数の借入れがある、という現状からして審査に不利な状況であることは間違いないのですが、専業主婦だからと言っておまとめローンが申込できない、という話ではありません。
複数借り入れがあるということは、複数の金融機関の審査で「返済能力がある」とみなされたと同意ですから、その点を考慮してくれることもあるのです。
もちろん収入自体は配偶者の収入のみですから、実際に審査にとおるかどうかは申込をしてみないことには断言できませんが、専業主婦でも申込みOKとしている業者もあるので、まずはそのような金融機関に申込みを検討してください。
パート主婦がおまとめに使える3つのローン
おまとめを行うには、次の3つの方法があります。
- 消費者金融業者で貸金業法に基づくおまとめローンを利用する
- 銀行のおまとめ専用のローンを利用する
- 銀行カードローンを利用しておまとめを行う
以上の3パターンが、一般的に考えることができるおまとめローンと言えるため、それぞれの特徴について紹介していきます。
①消費者金融のおまとめローン
消費者金融業者では、貸金業法に基づくおまとめローンを提供しています。
「貸金業法に基づく」というのは、そもそも消費者金融などの貸金業者というのは、貸金業法の総量規制によって借りられる金額が「年収の1/3」に制限されているのです。
通常の借入であれば、この上限を超えることができませんが、総量規制には除外と例外があり、おまとめローンはこのうちの後者に該当します。
総量規制の例外に該当する場合は、年収の1/3以上借りることができ、そのために「貸金業法に基づく」という表現となっているのです。
そのことを踏まえたうえで、消費者金融のおまとめローンのメリットには、
- 審査が柔軟
- 審査や融資までのスピードが早い
ということが挙げられます。
その反面、デメリットには、
- 金利が高い
- 思うように返済額や利息負担を軽減できない
- 銀行ローンがおまとめの対象外
ということが挙げられます。
パートの主婦は、収入の面からどうしても審査で不利になってしまいます。
しかし、消費者金融であれば、柔軟に審査してくれますので、3つのパターンの中では借りやすくなっています。
消費者金融のおまとめローンは、
- 1度の申し込みで済ませたい
- 早くまとめてスッキリしたい
- とにかくまとめたい
という主婦の方におすすめです。
なお、消費者金融のおまとめローンは、返済専用のローンです。
例えば返済していく中で「ちょっと現金が必要だな」という場面が出てきたとしても、借入可能枠自体ありません。
つまり追加融資はできない契約内容ですから、この点は注意しておきましょう。
②銀行のおまとめローン
銀行によっては、おまとめ専用のローンを提供しているところもあります。
おまとめ専用のローンは、消費者金融のおまとめローンと同様に、証書貸付という融資形態で貸付を行います。
そのため、返済中は追加融資を受けることができず、計画的に返済していくことができます。
銀行のおまとめローンのメリットには、
- 低金利
- おまとめに必要な分が借りやすい
- クレジットカードのショッピング利用分やリボ払い分もまとめられる
ということが挙げられます。
その反面、デメリットには、
- 審査が厳しい
- 必要な書類が多い
- 融資までに時間がかかる
ということが挙げられます。
銀行のおまとめローンでは、低金利で借入以外のものもまとめることができますが、その分、審査が厳しくなり、時間もかかってしまいます。
ただし、おまとめ専用のローンであり、最初から信用が低めであることを前提としていますので、パート主婦でも審査に通る可能性は十分にあります。
銀行のおまとめローンは、
- 低金利でまとめたい
- クレジットカードの分までまとめたい
という主婦の方におすすめです。
③銀行のカードローン
銀行カードローンは基本的に、事業資金以外に使うのであれば何に使用しても自由なローンです。
また、最近では最高500万円や1,000万円の融資額となっている大型のカードローンも多く、おまとめローンとしても活用できます。
銀行カードローンのメリットは、
- 低金利
- 返済中も追加で借入できる
- クレジットカードの利用分もまとめられる
ということが挙げられます。
その反面、デメリットには、
- 返済額が変動する
- おまとめに必要な金額が借りにくい
- 審査が厳しい
- 融資までに時間がかかる
ということが挙げられます。
銀行のカードローンをおまとめローンとして利用すると、返済中でも借りられますので、急な出費にも対応できます。
しかし、使いすぎるとなかなか返済が終わらないといった状況になってしまいますし、多くのカードローンは「残高スライド返済」によって返済額が借入残高によって変わりますので、管理がしにくいです。
フリーローンほどではないにしろ、当然、審査も厳しくなり、パート主婦であれば審査に通ることができても、必要な分の資金を借りられない可能性があります。
銀行のカードローンは、
- きちんと管理ができる
- 緊急時用にも持っておきたい
- 低金利で借りたい
という主婦の方におすすめです。
おまとめローン選びの7つのポイント
おまとめローンを選ぶ際の、ポイントをまとめました。
①パートやアルバイトでもOKか
消費者金融のおまとめローンの場合は、会社員だろうがパート・アルバイトだろうが関係なく、収入さえあればOKです。
しかし、銀行のおまとめローンとカードローンの場合は、パートやアルバイトを融資対象外としているものも珍しくありません。
そのため、利用する前に、そのおまとめローンまたはカードローンが、パートやアルバイトを対象にしているのかを確認する必要があります。
確認するためには、ホームページで商品概要説明書を見るか、銀行の担当者に直接聞くことでわかります。
②おまとめ後に金利が下がるか
おまとめローンの場合は、審査によって金利が決まることが多いですので、上限金利で現在の借入れよりも低いものを選ぶようにしましょう。
金利が高くなってしまった場合には、申し込みを取り下げるようにしましょう。
なお、契約前に金利だけでなく、返済方式や月の返済金額も確認しておきましょう。
いくら金利が現よりも下がったとしても、月の返済金額がアップしたり、返済方式によっては完済までの年月がながくなってしまう恐れがあるためです。
返済金額が上がれば本末転倒ですし、完済までの年月が長くなるということは、それだけ支払う利息が増え総返済金額が上がってしまうことに繋がります。
③利用限度額がまとめたい金額以上か
借入をまとめる場合、必要な金額を借りられるのかが非常に重要です。
そのために、現在利用しているカードローンの1つを増額するという方法でもまとめることができます。
既に利用している2社のうちから1社を選ぶには、その1社で現在よりも利用限度額を上げることができるかどうか確認しなければなりません。
例えば、利用限度額が30万円なら60万円に増額しなければなりませんが、主婦の場合は契約できる限度額に上限が定められていることがほとんどです。
増額しようとしているカードローンで主婦が契約できる上限が50万円となっている場合、上限まで増額できてもまとめたい金額には10万円足りなくなってしまいます。
主婦の借入上限は、商品概要説明書などで確認できますので、おまとめに必要な金額まで増額できることを確認してから増額申し込みするようにしましょう。
④即日おまとめできるか
銀行のおまとめローンは、元々審査に時間がかかりますが、現在では銀行カードローンも即日融資ができなくなっています。
おまとめローンをその日のうちに借りたい場合は、消費者金融のおまとめローンを利用しなくてはなりません。
⑤おまとめに積極的か
中には「おまとめ大歓迎!」としているような業者もあり、おまとめローンを積極的に勧めていますので、案外すんなりと借金をおまとめすることができるかもしれません。
金利のことを考えれば「消費者金融業者よりもやはり銀行か」「でも銀行は審査がちょっとね」という主婦でも、おまとめローンに積極的で、審査に通りやすい銀行であれば十分に借りられる可能性があります。
ここでおすすめなのがイオン銀行であり、金利は高くても年13.8%と安く、30万円ずつ2社おまとめ、合計60万円を借りるとしても上限金利は年14.5%で済みます。
金利が安ければ借金の完済が見えてきますね。
いつになったら返済が終わるのか、それが分かるだけでもモチベーションは高まります。
⑥返済しやすいか
借りた以上、必ず義務として発生するのが返済です。
いくら魅力的なおまとめローンだとしても、返済しにくい方法でしか返済ができないとなれば、いつか延滞になってしまう恐れが出てきます。
延滞となれば、遅延損害金の発生で返済金額も膨れ上がりますし、何より信用問題に関わるのでデメリットしかありません。
延滞を防ぐ最善の方法として、いかに返済しやすい環境なのかがポイントと言えるでしょう。
まずは申込を希望するおまとめローンでの返済方法は、どのような方法があるのかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
⑦配偶者にバレないか
最初から配偶者に借入れの事実を、告げているという人は少数派でしょう。
多くは内緒での借入ですから、おまとめローンを申込んだことによりバレてしまえば元も子もありません。
どこの金融機関でも連帯保証人でもない配偶者へ連絡をして、借入の事実を告げるようなことはしません。
ただ例えば契約後に自宅へ郵送物が届き、それがきっかけでバレてしまうという可能性は否定できません。
そのためいかに配偶者にバレないように配慮してくれるのか?という点も申込先を検討する重要課題になってくるでしょう。
契約書や専用カードの送付をしないような、おまとめローンを優先的に検討してみましょう。
おまとめ先に悩んだら…ローンの特徴比較
おまとめローンを選ぶ際のポイントはわかったが、やっぱりそれぞれを比較したいですし、できるだけお得に返していきたいですよね。
そこで、ここでは「おまとめ専用ローンと通常カードローン」「銀行カードローンと消費者金融カードローン」を、それぞれ特徴で比較していきたいと思います。
おまとめ専用ローンvs通常カードローン
まず、それぞれのメリットとデメリットは、以下のようなものが挙げられます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
おまとめ専用ローン |
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通常カードローン |
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ここでのメリット・デメリットは、2つの特徴を比較した場合のものであり、それぞれに良いところと悪いところがあります。
これらのことを踏まえ、おまとめ専用ローンは、
- 計画的に借りたい
- 多少金利が高くてもまとめたい
という方におすすめです。
これに対し、通常カードローンでは、
- できるだけ低金利で借りたい
- 臨機応変に借入れや返済がしたい
という方におすすめです。
銀行カードローンvs消費者金融カードローン
ここでも、まずはそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
銀行カードローン |
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消費者金融カードローン |
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銀行カードローンと消費者金融カードローンとでは、特徴が極端に違います。
そのため、銀行カードローンは、
- 低金利で借りたい
- 普段利用している銀行を利用したい
という方におすすめです。
これに対し、消費者金融カードローンでは、
- 仕事が休みの時にすぐに契約したい
- 審査が通りやすいところで借りたい
という方におすすめです。
ただし、カードローンをおまとめローンとして利用する場合は、銀行や消費者金融に限らず、おまとめに必要な分が借りにくいというデメリットがあります。
増額によるおまとめも検討を
専業主婦や収入があまりないパート主婦は高額融資を受けるのは難しいですが、すでに借入本数が何本もあり、金額が高額になっている人は、増額を利用するのも1つの方法です。
カードローンは何も取引がない人は信用がない状態ですので、最初は少額で融資を行う傾向にあります。
しかし、返済を期日通りに行い、半年以上の利用実績があれば限度額を増やせる可能性もあります。
最初は最も金利の高い他社借入だけ返済しておいて、増額後にそのほかの借り入れを返済するという方法も借り換えのための1つのテクニックです。
専業主婦やパート主婦が増額可能なカードローンとしてはセブン銀行カードローンが存在します。
パート主婦のおまとめローン審査について
「主婦ローン審査って難しいんじゃないの?」と心配している女性も多いですよね。
パート収入があるからと言っても、それほど多いわけではないし、やはりおまとめは厳しいかな、と考えたのでは何も始まりません。
申し込む前からあきらめているのでは、審査に通るものも通らなくなってしまいます。
主婦だからといって、とくに厳しい審査が行われているということはありません。
一般のサラリーマンや共稼ぎの主婦でも、審査される内容は何も変わりはありませんよ。
審査に通るかどうか考えるには、おまとめする先での貸付条件にあなたが該当するかどうか、考えましょう。
審査通過の条件
一般的に、貸付条件に当てはまる人というのは、以下の条件を満たしている人のことを言います。
- 年齢20歳以上65歳未満
- 継続安定した収入
- パート収入アルバイト収入でもOK
あなたがパート主婦で、ある程度勤続年数も長いのなら貸付条件には当てはまりますね。
あとは信用情報にネガティブな情報がなく、返済能力がきちんと認められれば審査に落ちることはあまりありません。
審査落ちしやすいのはリスクのある人
ローンの審査に落ちる人の特徴は、以下に該当する人です。
- 他社借入の返済が遅れがち
- 過去に延滞したことがある
- 過去に債務整理や自己破産をしたことがある
- クレジットカードの返済が遅れている
これを見ると、誰が見ても「これでは厳しいのではないか」と思えるような内容ばかりです。
主婦でおまとめローンを希望するのは、「毎月の返済が大変だ」だから「おまとめしよう」と考えていることが多いです。
そこは大前提なので、さほど問題ではありませんが、その状況ですでに返済に遅れが生じているなどの返済状況が悪くなれば話は別です。
返済状況が悪いとなれば、すでに返済に行き詰っているのではないか、この状況で融資をしても焼け石に水なのではないか、などそうなると銀行や消費者金融業者でも慎重にならざるを得ません。
ちょっとでも信用情報に「これではリスクが大きい」と判断されるような、情報が入っているのはマズいです。
債務整理はもってのほかですから、信用情報がクリアな状態で申込みに臨みましょう。
パート主婦がローン審査に通るコツ
ローン審査に通るためには、先程紹介しましたように、「リスクがある」と思われないようにしなくてはなりません。
そのためには、金融事故を起こさないなどのようにしなくてはなりません。
また、この他にも、ローン審査において重要なものがあり、それをクリアすることで審査に通りやすくなります。
ここでは、パート主婦がローン審査に通るためのコツを、4つ紹介していきます。
1年以上勤続してから申し込む
住宅ローンなどのように、借入れが高額になりやすいローンの場合は、申し込み条件に「勤続年数○年以上」というように、同じ会社でどれだけ仕事をしているのか、という条件が定められています。
おまとめローンの場合は、申し込み条件に勤続年数が定められていないものも多いです。
しかし、条件にはなくても、審査ではしっかりと見ています。
審査で勤続年数を見る理由は、「安定した収入があるのか」「現在の収入が今後も継続するのか」を判断するためです。
勤続年数が短い場合、銀行や消費者金融では「この人には転職や仕事を辞めてしまうリスクがある」と判断します。
特に、パートなどの非正規社員の場合は、雇用期間の定めもありますし、すぐに辞めてしまう可能性が正社員よりも高いです。
おまとめローンを借りると、長期間で返済していくことになりますので、借入中に収入が途絶えてしまうリスクがある人にはなかなか融資することができません。
ローン審査において、転職や仕事を辞めてしまうリスクがないと判断されるためには、「勤続年数1年以上」が必要です。
そのため、仕事をしてすぐの場合や転職直後の場合は、その会社で1年以上勤務してから申し込むようにしましょう。
最低1年は滞納しない
ローン審査では、個人信用情報機関に登録されている情報を利用します。
ここには、現在借入れしているローンの返済履歴やクレジットカードの支払い履歴が24ヶ月分登録されています。
申し込みをする際は、この24ヶ月において、滞納がない状態で行うことが最も望ましいです。
しかし、複数から借入している場合、滞納せずに返済していくことは難しいです。
その場合でも、申し込みの直近で1年以内に滞納がなければ、審査に通ることができます。
返済や支払いの履歴からわかることは、現在の返済能力です。
そのため、現在とは状況が違う2年前の履歴よりも、直近1年間の返済日の履歴を重視し、ここで滞納がなければ返済能力があると判断されやすくなります。
在籍確認が取れるように根回しする
おまとめローンに申し込みをすると、ほとんどの場合で在籍確認されることになります。
在籍確認とは、申込書に記入した勤務先で本当に働いているのかを確認するものであり、基本的には銀行や消費者金融から勤務先に電話がかかってきます。
この時に、自分が電話に出ることができれば、何も問題ありません。
しかし、工場勤務などの場合には、自分がその電話に出ることができず、別の人が対応することになります。
ここで、電話に出た人が電話を繋いでくれれば良いのですが、従業員が非常に多い会社である場合や、電話に出た人が新人である場合には、「そのような人はいません!」などと言ってしまう可能性があります。
在籍確認は審査の一部ですので、確認が取れなければ審査に通ることができなくなってしまいます。
ですので、勤務先の人に電話が来ることを伝える(銀行や消費者金融とは言わなくても良いですので)か、消費者金融であれば相談することで書類で在籍確認をしてくれるところもありますので、きちんと確認できるようにパート先に根回しをしておくようにしましょう。
申込書は正直に書く
借入金利が安くなるからといって、明らかに個人信用情報に記録されている他社借入金額以上の金額を申告することはやめましょう。
また、審査に通りやすくするために、年収を多く申告することもやめましょう。
おまとめローンへの申し込みでは、収入を確認する書類も提出する可能性が高く、嘘をついてもすぐにバレます。
申込内容に嘘がある場合、たとえ信用情報で問題なくても審査落ちすることになります。
「審査には通りたい」と誰でも思うことですが、嘘が原因で借りられなくなれば元も子もありませんので、申込書には正直に記入するようにしましょう。
即日融資を希望する場合
パート主婦でも、カードローンを即日契約できるのか、どうしても気になりますね。
この記事の前半でも触れていますが、パートでなくても銀行からは即日融資は受けることができません。
即日融資を受けるためには、消費者金融から借りることが大前提となります。
即日希望ならカードローン
消費者金融では、おまとめローンでも即日融資が可能です。
しかし、通常のカードローンよりも審査に時間がかかってしまいますので、申し込みをする時間帯などによっては即日では借りられない可能性もあります。
そのため、50万円の範囲内でおまとめできるのなら、審査時間、融資実行までスピーディーなカードローンで借りましょう。
50万円であれば、基本的に収入を証明する書類も必要なく、本人確認書類だけで契約できます。
また、おまとめローンとしなくても、申し込む前にオペレーターへ「おまとめしたい」旨を伝えておけばOKです。
即日融資を受けるコツ
即日融資を受けるためには、申し込はできるだけ14時くらいにしておくと、時間的に余裕もでき、平日なら口座への振込融資も可能です。
14時過ぎや土日の申し込みなら、インターネットやスマホ、電話から申し込み、書面の受け渡しやカード発行は自動契約機を利用することで、即日融資もできないことはありません。
自動契約機は22時まで営業しています。
だからといって、時間ギリギリでは即日に間に合わない可能性もあります。
自動契約機で契約する場合は、できるなら20時までにはインターネットで申し込みを完了させ、21時くらいに自動契約コーナーに入店するのが望ましいですね。
また本人確認の運転免許証を写真に撮り、画像アップロードする方法で申し込むことが一般的となってきました。
そのため、画像のアップロードをスムーズにできるよう、あらかじめ写真を撮っておくことや、アップロードの方法を確認しておくようにしましょう。
パート主婦OKのおまとめローン、口コミでおすすめ度チェック!
おまとめ専用のローンや銀行のカードローンをすべて合わせると、非常に多くの種類があります。
例えば、消費者金融のおまとめローンは、大手だけでなく中小の消費者金融でも取り扱いしていますし、銀行のカードローンはほぼすべての銀行で取り扱っています。
複数の借入をまとめる場合には、これらの中から借りやすいものや、より有利な条件で借りられるものなど、自分にあったおまとめローンを選ばなくてはなりません。
ここでは、おまとめローンとして人気の高い銀行カードローンの中から、「ソニー銀行」をピックアップし、消費者金融のおまとめローンからは、「プロミス」をピックアップして紹介していきます。
まず、それぞれの基本スペックを、一覧で紹介していきます。
融資額 | 金利 | 契約期間・返済期間 | |
---|---|---|---|
ソニー銀行カードローン | 10万円~800万円 | 2.5%~13.8% | 1年毎の自動更新 |
プロミスおまとめローン | 300万円まで | 6.3%~17.8% | 最長10年 |
では、これからそれぞれのおまとめローンについての口コミなどから、どのような方におすすめなのかを紹介していきます。
ソニー銀行のカードローン
ソニー銀行のカードローンをおまとめローンとして利用した人の口コミには、
- 大手カードローンよりも審査が早く、金利も低い
- 50万円の申し込みで、希望通りに借りられた
というようなものがあります。
銀行カードローンは借りるまでに時間がかかりますが、ソニー銀行は審査スピードが早く、他の銀行よりも早く回答が来るようです。
しかし、希望通りに借りられたという人の金額を見てみると、比較的少額な場合であり、高額な申し込みでは難しいという印象を受けます。
ただ、少額なおまとめであれば審査通過していると言えますので、元々少額な借入れとなるパート主婦にとっては良いかもしれません。
そのため、
- 借入希望額が少額
- とにかく低金利で借りたい
- 誰とも合わずに申し込みしたい
というパート主婦の方におすすめです。
プロミスのおまとめローン
プロミスのおまとめローンを利用した人の口コミには、
- 即日で借りられた
- アルバイトでも100万円近く借りられ、金利も低かった
というようなものがあります。
プロミスも審査スピードに定評ある業者ですので、おまとめローンであっても即日で融資してくれるようです。
しかし、アルバイトでも100万円近く借りられたとあり、金利も他の消費者金融よりも低くなったとありますが、審査自体は他よりも厳しめです。
ただ、アルバイトの方でも審査通過していますので、当然、パートの主婦でも通る可能性があります。
プロミスのおまとめローンは、
- 消費者金融からできるだけ低金利で借りたい
- すぐに借りたい
というパート主婦の方におすすめです。
アイフルのおまとめローン
アイフルのおまとめローンを利用した人の口コミには、
- 即日融資に対応してくれた
- 金利はそこまで低くない
というものがあります。
即日融資に対応してくれるのはありがたい限りですが、ただ来店をする必要があります。
また金利も決して低いとは言い難い数字なので、本当にアイフルでまとめることで金利が下がるのかをしっかりと検証する必要があるでしょう。
しかし、金利が低くないとうことは、それだけ審査を柔軟に行ってくれる可能性が高いものですし、すでにアイフルと付き合いがあるという人であれば、さらに低金利でまとめる事も可能です。
- すでにアイフルと契約をしている
- 来店でも構わないからとにかく急ぎで融資をお願いしたい
- 審査を柔軟に行ってくれた方がありがたい
という方におすすめです。
専業主婦でも借りれるおまとめローンはこちら!
パート主婦と比較すると申込みできる金融機関の数はグッと少なくなってくるのですが、それでも全くの0ではありませんから、少ない中でもよりライフスタイルと合う金融機関を選択することができます。
専業主婦でも借りられるおまとめローンは、消費者金融のおまとめローンではなく、銀行のおまとめローンですから金利も低く設定されています。
とはいえ銀行ならばどこでも申込みが可能ということではありません。
専業主婦でもOKと公式でも記されているのが、イオン銀行とセブン銀行の2行です。
それではイオン銀行カードローンとセブン銀行カードローンの基本スペックを以下で見てみましょう。
イオン銀行カードローン | セブン銀行カードローン | |
---|---|---|
融資額 | 10万円~800万円 | 10万円、30万円、50万円(※) |
金利 | 3.8%~13.8% | 15.0% |
契約期間・返済期間 | 1年毎の自動更新 | 1年毎の自動更新 |
(※…極度70万円、100万円型の申込は終了)
では、これからそれぞれのおまとめローンについての口コミなどから、どのような方におすすめなのかを紹介していきます。
①イオン銀行カードローン
イオン銀カードローンを利用した人の口コミには、
- 買い物ついでに返済できるから便利
- 専業主婦の借入れ上限は50万円までだから、まとめられない
というものがあります。
普段のお買い物先がイオンという人であれば、店内に専用ATMが設置されていますので、返済がしやすいというのは最大のメリットと言えます。
しかし、口コミにもあるように専業主婦であれば借入れできる最大金額は50万円までと上限が設定されているのです。
おまとめをしたいという希望を叶えるには、最低でも現在の借入金額が50万円以下であることが必須となってきます。
そのため、イオン銀行カードローンを活用しておまとめをするのであれば、
- 借入れ総額が50万円以下
- 普段からよくイオンにも行く
- 現在の借入れ金利が13.8%以上である
という方におすすめです。
②セブン銀行カードローン
セブン銀行カードローンを利用した人の口コミには、
- ローン専用カードはなくキャッシュカード1枚でローン利用できるから便利
- 銀行よりもコンビニのほうが身近だから合っている
というものがあります。
普段のライフスタイルを考えて「銀行よりもコンビニに行く率が高い」という人であれば、最初からコンビニATMであるセブン銀行に申込みをした方が返済もしやすいものです。
またローン専用カードは存在せず、キャッシュカード1枚で利用できますから万が一財布の中を家族に見られたとしても、ローンを組んでいることがばれにくいのも特徴と言えるでしょう。
しかし、イオン銀行カードローン同様、問題はいくら借入れができるのかと言う点です。
セブン銀行カードローンは2018年3月18日(日)をもって、70万円・100万円への増額申込受付は終了していますので、最大でも借りられる金額は50万円です。
そのため、イオン銀行カードローンを活用しておまとめをするのであれば、
- 借入れ総額が50万円以下
- セブン銀行口座をすでに持っている
- 現在の借入れ金利が15.0%以上である
という方におすすめです。
主婦がおまとめローンで借りれる金額
専業主婦が借入できるおまとめローンの最大金額は50万円だと先述しましたが、それでは定期的に収入を得ているパート主婦の場合ですと、どの程度の枠になるのでしょうか。
審査の上で融資金額は決定しますが、ある程度事前に「この程度くらい」と分かっていないと、無駄な申込みになってしまいますので、目安として把握しておきましょう。
パート主婦がおまとめローンで借りれる金額
パート主婦の場合、どれくらいまで借りることができるのかが気になりますね。
借りられる金額は、「おまとめ専用ローン」と「カードローン」では違います。
まず、おまとめ専用ローンの場合、おまとめ対象借入の合計額までは借りることができます。
しかし、消費者金融のおまとめローンの場合は、銀行ローンやクレジットカードのショッピング利用分の分割やリボ払いはまとめることができませんので、必然的に銀行のおまとめ専用ローンより借りられる金額は少なくなります。
次に、カードローンの場合は、借りられる金額に規制が大きく影響してきます。
既にご存知かもしれませんが、銀行カードローンには「自主規制」、消費者金融カードローンには「総量規制」があります。
総量規制は、法律で「年収の1/3まで」という規制をしていますので、例えばパート収入が90万円という場合には、30万円までしか借りることができません。
銀行の自主規制は、銀行が各々で規制をしていますので、具体的な規制内容がわからないことも多いです。
ですが、多くの銀行では、総量規制と同じ「年収の1/3まで」と規制していることから、消費者金融と同じ金額までしか借りられないということになります。
おまとめローンを選ぶ際には、それぞれの借入上限をきちんと把握し、おまとめに必要な金額を借りられるのかを確認するようにしましょう。
専業主婦は50万が上限、100万は無理
専業主婦の場合、自分には収入がないため、借入れできたとしても上限額が最高で50万円です。
ただ、最高50万円というのは、専業主婦への融資を積極的に行っているところであり、銀行によっては20万円から30万円というところもありますね。
では、専業主婦が借りられる上限額の50万円を借入れできたとしても、借入れが合計で100万円ある場合など、おまとめするには足りない時には、どのようにすれば良いのでしょうか?
結論を言いますと、専業主婦の方が銀行から50万円を超える借入れをすることは不可能です。
そのため、事情が事情なだけに相談しにくいことかもしれませんが、借金の合計が50万円以上のときは、素直に家族に打ち明けてみるのも方法です。
また、借金を完済するために、働きに出ることも方法ですので、いずれかの手段によって100万円をまとめるしかありません。
おまとめローンに潜むデメリットにも注意
おまとめローンは、複数の借入れを完済するためには、非常に有効な借入れです。
しかし、必ずしもメリットだけがあるわけではなく、思わぬ落とし穴もあります。
落とし穴に落ちてしまうと、思っていたようなメリットが得られないだけでなく、場合によっては損をしてしまう可能性もあります。
おまとめローンを利用する際は、ここで紹介する落とし穴に落ちないよう、十分に注意する必要があります。
デメリット①思ったより金利が高い
どこのおまとめローンを見ても、大抵は年4.0%~14.5%などというように、金利に幅があります。
実際に借りられる金利は、カードローンであれば契約する利用限度額によって決まりますし、おまとめ専用ローンであれば審査によって決まります。
パート主婦のように、借入金額が50万円などの少額な場合、上限金利が適用されることがほとんどです。
つまり、おまとめをしても、思うように金利のメリットが得られず、毎月の返済額や返済総額の負担が少ししか減らない可能性もあります。
デメリット②利息が増える
おまとめとは、複数の債務を1つの借入にまとめ、金利を低くすることや毎月の返済額を抑えること、そして何より借金を管理しやすくすることが目的です。
複数の借入の中には、完済までの残り期間が短いものや長いものもあります。つまり、本来ならばもう少しで完済という借入れも、今回まとめる事によって1からの契約になってしまう恐れがあるのです。
まとめることによって、確かに月々返済額は低くなったとしても、返済期間が長くなれば最終的な利息の負担額は大きくなってしまいます。
おまとめを行う場合には、おまとめを行わずにこのまま返済を続けていった場合の利息負担と、おまとめを行った場合の利息負担を行った場合の利息負担額を比較して、トータル的に利息負担が少なくなるようにおまとめを行いましょう。
デメリット③誰でも通るおまとめローン
インターネットでおまとめローンについて調べていると、「誰でも借りられる」「無審査で融資可能」というような広告を目にすることがあります。
このような広告は、これまで審査に通ることができなかった人や、審査を気にせずおまとめしたい人には、非常に魅力的です。
しかし、このような広告を出している業者は、ほぼ闇金業者です。
闇金業者であれば、どんな方法でも取り立てることができますので、たしかに無審査で誰にでも融資できるかもしれません。
ですが、利用者によっては、違法な金利でいくら返済しても残高が減らないどころか、逆に増えていき、最終的には家族や周りの人にまで迷惑をかけてしまうことになります。
おまとめしたい気持ちはわかりますが、闇金には手を出さないように注意しなければなりません。
住宅ローンやカーローンの借り換え
住宅ローンやカードローンは専業主婦が借り換えを行うことはできるのでしょうか?
カーローンはパート主婦なら
カーローンは本人に収入があればパートやアルバイトであっても融資を受けることができる場合もあります。
また、銀行系のカーローンには他社のカーローンの借り換えに対応している商品が多数あります。
ディーラーローンなどは金利が高い場合が多いですので、パートやアルバイトで本人の収入がある人であれば借り換えできる可能性もあります。
ただし、本人に収入のない専業主婦の借り換えは基本的に不可能です。
住宅ローンは不可能
住宅ローンは年収200万円以上とか、勤続年数○○年以上というような申し込みのハードルが最も高い商品です。
このため、専業主婦はもちろんパートやアルバイトの人でも基本的には借入不可能です。
自分名義で住宅ローンを借りていたが、結婚して専業主婦になったというような人は、夫名義での借り換えは可能です。
しかし、その際には住宅ローンの担保となっている物件の名義も夫名義に移さなければ贈与を受けたことになり、贈与税が発生する可能性があります。
物件の名義もローンの名義も夫に移したとしても、ローン残高が担保物件評価額より大きければ主婦が贈与受けたことになります。
反対にローン残高のほうが担保評価額よりも小さい場合には夫が贈与受けたとみなされる可能性もあります。
専業主婦名義のローンを夫名義に借り換えることは理論的には可能ですが、贈与のリスクが大きいため実務的にはあまり行われていません。
借金を一本化すると過払い金請求ができなくなる?
全ての主婦に言えることではありませんが、貸金業法改正があったのは2010年6月18日です。
それ以前の契約は現在の金利よりも高い可能性があります。
大手の消費者金融業者は2007年から2008年にかけて現在の金利に引き下げているようですが、金融業者の中には改正ギリギリまで、金利の引下げを行わない業者もいました。
2007年6月以前から借入れしているという人であれば、過払い金が発生している可能性が高いです。
その頃から消費者金融業者と契約があるのであれば、一度弁護士や司法書士と無料電話相談してみましょう。
過払い金として戻ってくるならまとめる必要のない借金です。
それを知らずに借金を一本化してしまうと契約自体は有効ですから返済義務が生じてしまいます。
借金を一本化する前にいつ契約したのか、金利はいくらで契約したのかを確認しておきましょう。
パート主婦とおまとめローンのQ&A
ここで、パート主婦とおまとめローンについて、疑問に思っていることにお答えしていきます。
パートで収入を得るとなると、どうしても収入は少なくなります。
また、おまとめローンの場合、年収よりも既存の借入がどのくらいあり、きちんと返済できているのかの方が大事です。
そのため、年収はあまり審査には関係しません。
しかし、勤続年数の場合は、長いほど審査では有利になります。
パートとなれば、1つの会社に何十年もいるということは少なく、事情などによって転職することがほとんどです。
勤続年数が短いと、どうしても転職するリスクが高くなり、審査をする側にしてみれば危険と判断します。
特に、勤続年数が1年未満の場合は、転職するリスクが高く、この状態でおまとめローンの審査に通ることは難しいです。
おまとめローンに申し込む場合は、少なくとも勤続年数が1年以上となっていることが望ましく、それよりも長い期間同じ会社で働いているほど、審査には通りやすくなります。
おまとめローンに限らず、ローンの申込書に記入する内容は正確でなければなりません。
そのため、職業欄への書き方は、雇用形態の通りに記入しましょう。
職業欄については、パートとアルバイトであればさほど審査で有利・不利になるというものはなく、間違って記入したとしても、それが原因で審査落ちする可能性は非常に低いです。
ですが、間違った記入をしたということ自体が審査をする側に不信感を持たせてしまう可能性がある行為ですので、必ず正確な情報で申し込む必要があります。
まず、パート主婦がおまとめローンで借りられる金額についてですが、そもそもおまとめローンというのは借金を1つにまとめるためのローンですので、借りられる金額は借金総額までが上限となります。
例えば、借金総額が50万円の人が、おまとめローンで80万円を借りようとしても、残りの30万円は借り換えにはなりませんので、借り換えに必要な50万円に減額されてしまうか、審査落ちとなります。
借金総額が50万円あり、それをまとめたい場合は、借り換えに必要な50万円までが上限となります。
金利についてですが、扶養の範囲内で働いているパート主婦の場合、借金の総額も少ないですので、おまとめローンで借りる金額も少なくなります。
おまとめローンは審査によって金利が決まることが多いのですが、借入額が少ないほど、そのおまとめローンに設定されている最高金利が適用されやすくなります。
従って、カードローンと同等の金利が適用される可能性が高く、具体的には消費者金融で18%、銀行で15%程度でおまとめローンを借りることになります。
もちろん、審査によって信用に問題がないと判断されると最高金利よりも低い金利で借りられる可能性もあります。
おまとめローンの審査に通った場合は、必ず金利などの借入条件を確認し、金利に納得できなければ申し込みを取り下げして、別のおまとめローンに申し込むといった対処をしましょう。
銀行や消費者金融で利用できるおまとめローンは、無担保・無保証人で利用できますので、夫のおまとめローンで妻が保証人になることはありません。
個人のローンで保証人をつける可能性があるのは、住宅ローンやディーラーローンであり、これらのローンであれば、保証人を求められた際にパートの妻が保証人となることは可能です。
ただし、おまとめローンにおいても、審査によって夫の信用に問題があると判断されれば、妻を保証人にすることを求められる場合もあります。
この場合も、パート主婦が保証人となることが可能なのですが、業者とよく相談するようにしましょう。
旦那さんからの借金、つまり、個人間の貸し借りではおまとめローンでは借り換えすることはできません。
おまとめローンで借り換えできるのは、貸金業者や銀行などの金融機関や業者から借りているものだけです。
そのため、旦那さんに内緒で銀行や消費者金融、クレジットカードのキャッシングから借りたものに関しては、おまとめローンでまとめることが可能です。
ただし、消費者金融のおまとめローンの場合、銀行ローンは借り換えできないこともありますので、おまとめローンの借入先には注意が必要です。
また主人名義での借金をまとめるということもできません。
おまとめローンを返済中であっても、車を購入する際のマイカーローンは借りることができます。
ただし、マイカーローンの審査の際に、おまとめローンの利用状況が影響します。
例えば、おまとめローンの借入残高が多く、毎月の返済額も多い場合、マイカーローンを返済していけるだけの余裕がないと判断されることもあります。
また、おまとめローンを延滞しながら返済していると、それが原因で審査落ちすることもあります。
今ではパートの主婦も銀行などでマイカーローンを組むことができますが、おまとめローンを利用中の場合は、その利用状況によってマイカーローンを借りれるのかが決まることもあります。
クレジットカードの借金というと、キャッシングで借りたものを言います。
クレジットカードのキャッシングで借りているものは、銀行と消費者金融どちらのおまとめローンでもまとめることができます。
また、クレジットカードのショッピング利用分をリボ払いしているものも借金と認識している人も多いのですが、厳密に言えばショッピングのリボ払いは借金ではありません。
消費者金融のおまとめローンは、貸金業者からの借金をおまとめの対象としていますので、借金ではないショッピング利用分はまとめることができません。
しかし、銀行のおまとめローンであれば、ショッピング利用分もおまとめの対象となっています。
クレジットカードで利用している分もまとめたい場合、ショッピング利用分もまとめたい場合は、銀行のおまとめローンを利用しましょう。
おまけ:楽天カードのリボ残高おまとめ支払いとは
楽天カードには、「リボ残高のおまとめ払い」というものがあります。
「おまとめ」とついていますので、楽天カードにもおまとめローンがあるのではと勘違いしてしまうかもしれませんが、これはおまとめローンではありません。
楽天カードの「リボ残高おまとめ支払い」とは、ショッピングやキャッシングで利用しているリボ払いの残高を、一部または全額まとめて支払うことができるというものです。
楽天カードで「リボ残高おまとめ支払い」を利用する場合は、楽天銀行の会員ページである「楽天e-NAVI」にログインし、「リボ残高おまとめ払い」から手続きします。
手続きをすると、次回のカード支払日に、指定したリボ残高の一部または全額を支払うことになります。
リボ払いは非常に便利な支払い方法なのですが、金利や手数料は高いですので、余裕があるときには少しでも残高を減らしておくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パート主婦が利用可能なおまとめの方法は、消費者金融業者のカードローンまたは、貸金業法に基づくおまとめローンを使用、銀行カードローンを使用するかの3つです。
消費者金融業者のおまとめローンは、審査に通過しやすいというメリットがあるものの、金利が高いこと、銀行カードローンをまとめることはできないというデメリットがあります。
また、消費者金融のカードローンは、最も審査に通過しやすいというメリットがありますが、借りられる金額が少ない、金利が高いというデメリットがあります。
一方、銀行カードローンは、住宅ローンを除きほとんどのローンをおまとめすることにも使用することができ、金利も消費者金融と比較して低いというメリットがあります。
しかし、消費者金融業者に比べ審査が厳しいという点がデメリットです。
銀行カードローンの審査に通過できるのであれば、銀行カードローンでおまとめした方がメリットはあります。
おまとめを検討している主婦の方は、まず銀行のおまとめ専用ローンか、カードローンに申し込みを行い、審査に通過しない場合には消費者金融のおまとめローンを利用するという順番で申し込みを行う方がよいでしょう。
この記事の執筆者
手塚 龍馬
1982年生まれ33歳
成蹊大学卒業後、地方銀行へ就職。
個人、法人への営業担当として8年勤務し、預金業務、融資業務を行い、住宅ローン、自動車ローン、フリーローン、カードローン、事業性ローンなどを7年行う。
保険業務、投資信託販売業務なども多数取り扱いを行う。
現在は飲食店経営の傍ら、金融関係のライター活動も行っている。
おまとめローン選びの5つのポイント
おまとめローンは、たとえ2社の借入れでも、1社にすることで返済がラクになるものです。
例えば、1社ずつ1万円を払うなら合計2万円が必要ですね。
それを一緒にまとめてしまうことで、返済額を1万5,000円に減らすことに期待できるのです。
そもそも、主婦が借入れできる金額はそれほど多くはないのですから、30万円ずつ2社から借入れているのと、合計60万円として1社から借りるのでは返済額が変わってくるのはごく自然なことです。
銀行でまとめるにせよ、消費者金融業者でまとめるにせよ、次の点の重点的に考えて選ぶようにしましょう。
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