闇金が儲かる仕組み【生命保険を狙う?】

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人間のお金に対する欲求は、尽きることがありません。

ですから闇金が儲かるのです。

需要がないところに供給がないのと同じで、闇金から借りざるを得ない人がいる限り、闇金が儲かる仕組みがすでにできあがっています。

闇金が儲かる仕組みは4つあり、それぞれの仕組みが絡み合うことでさらに利益を出せるようになっているのです。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

闇金は生活保護受給者を貸付対象者としている

闇金は確実に返済できる人にお金を貸すことで、儲かる商売です。

そこで目をつけるのが、生活保護受給者です。

生活保護は毎月5日に役場で支給されるため、闇金の担当者が借主と一緒に役場に出かけ、玄関先で待っているのが普通です。

役場から出てきた借主から封筒を丸ごと受け取り、その中から利息と手数料を差し引いてお金を借り主に返すのです。

これではいつまでたっても、闇金の借金はなくなりませんね。

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闇金の巧妙な貸出の仕組み

どこからもお金を借りられず、このままでは手形や線引き小切手の決済ができない、今日お金を借りないと電気やガス水道が止まってしまう、などの理由から闇金に手を出す人が絶えることはありません。

お金を借りれたときは、「助かった」と闇金に感謝することもあるでしょう。

しかしいざ返済するとなると金利の高さから、なかなか返済できない仕組みに改めて気付きます。

ただ、闇金の仕組みに気づいてからではもう遅いのです。

闇金に手を染める前に、闇金がどのようにしてお金を貸しているのか、その仕組みを把握・理解しなければなりません。

自己破産者を狙う仕組み

闇金はどういうわけか、ブラック情報や自己破産者の情報を持っています。

信用情報機関に金融事故を登録された人は、正規の貸金業者からお金を借りられません。

クレジットカードに申し込んでも断られ、中小の貸金業者に申し込んでも断られるのが通例です。

たとえ借金癖やギャンブル癖がないとしても、冠婚葬祭や病気やケガで急にお金が必要になることもありますね。

そんなときに限って、「今なら50万円まで融資できます」のようにDMが届くのです。

または、直接電話でかかってくることもあります。

金利は1日あたりわずか0.3%ですのでいつでも返済できますよと、いとも簡単に自己破産者やブラックの人を騙してしまいます。

お金を貸すのに代償を求める仕組み

どうしてもお金を借りたい人を見つけるのが、闇金の真骨頂です。

個人間融資掲示板やインターネット、雑誌の広告などには、誰でも簡単に審査なしで借りられる、100%即日融資など、お金に飢えている人にとって飛びつきたくなるようなキャッチコピーが並んでいます。

相手から電話がかかってくればしめたもので、個人情報を容易く手に入れてしまいます。

もちろん本人の情報だけではなく家族の情報や兄弟の情報、親戚の情報まで根掘り葉掘り聞き出してきます。

どうしてもお金を借りたい人は、借りたい一心からすべてをさらけ出してしまいます。

一族郎党の個人情報は全て名簿業者に売却され、悪用されてしまいます。

また相手が女性だったりすると、わいせつな画像や動画を求められることも多いようです。

顔を隠せば大丈夫だ、のように言葉巧みにお金を貸す代償を求めることを行ってきますので、注意しなければなりません。

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闇金の借金を完済できない仕組み

闇金はお金を貸して、高金利での利息を得るのが仕事です。

それも長期間にわたって、借主から骨の髄までしゃぶるのが最も美味しいのです。

そのためには、借主にお金が用意できたからといって、借金の完済に簡単に応じることはありません。

借金を全額返すときは、1週間前に連絡してくれないと受け付けることができないよ、などとわけのわからないことを言うのです。

なんとか頼み込んで借金完済を受け付けてもらうと、今度は、今すぐ全額振り込んでくれるか?と要求してきます。

明日にならないとお金が間に合わないと返答すれば、それなら全額完済は駄目だね、と永遠に利息だけを支払わせられてしまいます。

闇金の脅しの仕組み

闇金が借主に請求する場合は、あからさまに脅すような言葉を使うことはありません。

録音でもされていたら大変ですからね。

借金返済をなかなかしてくれない借主に対して闇金が言う言葉は、お宅のお子さんも可愛い盛りだよね大事にしなよ。

最近交通事故が多いし、物騒な事件も多いから前方だけを注意するのではなく背中も注意しないとね。

オタクの会社って借金しているのがバレると大変なんだって、それなら内緒にしておかないといけないね。

どの言葉にしても直接的に脅しを行っているわけではなく、強迫性が全くありません。

ただ、借主は何を言われているのか、どのようなことを意味しているのか理解していますから、闇金の言われるままに返済を続けなければならないのです。

年金を担保に取る仕組み

年金担保で融資できるのは、福祉医療機構(WAM)だけです。

それも申し込み窓口は年金を受給する口座を持っている銀行です。

それ以外の金融機関は、年金担保での融資が禁止されています。

しかし闇金はそんなことは全くお構いなしで、銀行の通帳や印鑑、キャッシュカードを担保に取ってしまいます。

年金支給日になれば、年金額を全額引き出してから利息分を差し引き、残りの金額を借主に渡します。

年金は確実に振り込まれるため、闇金にとって最も回収しやすい方法なのです。

生命保険を狙う仕組み

闇金にお金を借りたいと連絡してきた人に必ず聞くのが、生命保険に加入しているかどうかです。

加入しているとなれば、いつ加入したのかを聞いてきます。

なぜなら、闇金は生命保険を狙っているからです。

当たり障りのないように借主を精神的に追い込み、もうだめだ、死ぬしかない、死んで闇金の借金を返済しようと思うようになるまで、徹底的に追い詰めます。

自殺による生命保険の支払いは免責期間があって、生命保険の加入から2年ないし3年以内の自殺には、保険金が下りません。

闇金の取り立て手口の仕組み

闇金から借りたときは仏顔、しかし回収する段階になると形相が一変します。

なんと言っても闇金は、高い利息を長期間にわたって支払ってもらわないと儲けが出ません。

そのためには、手法を選ばず回収してきます。

闇金は深夜でも取り立てに来る

正規の貸金業者なら借主に対する督促時間は、正当な理由がない限り8時から21時までと決まっています。

しかし闇金は、法律を守ると言う考えは初めから持っていません。

1日24時間をフルに使い、夜中だろうが明け方だろうが関係なく電話をかけてきます。

うるさいと思って着信拒否をするような行動を行ってしまうと、容赦なく自宅へ押しかけてきます。

夜中だと言うのに玄関のチャイムを押す、ドンドンと玄関を叩くと近所迷惑ですよね。

闇金は近所迷惑になることを知っていてやっているのですから、好都合です。

いかにも闇金だというような車を自宅に横付けする

闇金を行うような人は、真っ当な人ではありません。

したがって乗っている車もそれなりの車で、誰が見てもいかにも闇金、ヤクザ風の車です。

そんな車を堂々と自宅に横付けしてきます。

いつまでも路上駐車していれば、近所の噂になりますよね。

たまに車から降りてきては、近所に借主はいつ帰ってくるのか、子供はいつ帰ってくるのかなど聞き込みを始めます。

町内会で変な噂が立ち始めれば、精神的に追い込まれるのは確実ですね。

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闇金の嫌がらせの手口

なかなか返済してくれない借主には、徹底的な嫌がらせを行います。

まずは注文をしていないような寿司の出前、ピザの注文です。

闇金はお金を貸す段階で個人情報をすべて把握していますので、簡単にデリバリーを頼むことが可能です。

借主だけではなく、親や親戚、兄弟に対しても同じような嫌がらせを行います。

職場に電話することなど朝飯前ですよ。

上司を呼び出しお金を借りていることをバラすばかりか、社員教育がなっていないなど説教を垂れます。

こうなってしまえば、会社を辞めざるを得なくなるのも時間の問題ですね。

玄関先に張り紙をされるのも、闇金がよくやる嫌がらせの手口です。

闇金と普通の金融機関の違い

闇金といわゆる消費者金融などの貸金業者は、どのような点が違うのでしょうか。

端的に言ってしまえば、消費者金融などの貸金業者が「正規の融資業者」であるのに対して、闇金は「違法な融資業者」です。

消費者金融は、事業を始める際に必ず金融庁に届け出を行わなければなりません。

そこで貸金業登録番号を発行してもらい、初めて事業を行えるようになるのです。

消費者金融は、正式に許可を得ている業者としてのお墨付きをもらえる代わりに、貸金業法を守って事業を行う必要があります。

これに対して闇金は、許可など一切得ずに未認可で事業を行っていますから、貸金業法を守る気などさらさらありません。

そのため、真っ当な業者では考えられないような金利で融資を行い、法律上禁止されている形での取り立てを行ってくるのです。

闇金に狙われやすい人はどんな人?

闇金に狙われやすいのは、ブラック属性などで正規の融資業者から融資を受けるのが難しい人です。

ブラック属性の人というのは、過去に返済などで問題を起こした人であることが多いですが、そういった人は得てしてお金に困りがちです。

しかしブラック属性である以上、真っ当な業者からは融資を受けられずに困っているのです。

闇金はそういった人たちのリストを入手して、「無審査で融資!」「ブラックの人でもOK!」のような甘い言葉で誘惑するんですね。

ブラックの人からすれば、「こんな自分にも融資をしてくれるところがあるなんて!」という気持ちでお金を借りてしまうわけですが、そうなってしまえば一巻の終わりです。

後は、闇金に骨の髄までしゃぶり取られるだけです。

闇金からの借り入れがすでにある人はどうすればいい?

すでに闇金からの借り入れがある人は、どうにかしてその借金を完済することを最優先で考えましょう。

闇金の金利は暴力的な高さなので、利息の支払いだけでも家計にかなりの負担になっているはずですから、借金を元からなくさない限り、ずっと苦しみ続けることになります。

ただし上述した通り、闇金としては利息をずっと支払い続けてもらうのがもっとも美味しいわけですから、簡単には借金を完済させません。

あれやこれやと理由を付けて、利息しか返済させないようにしますが、何とかして全額完済するきっかけをつかみましょう。

その一助となるのであれば、警察や弁護士に相談するのもいいですが、相談したことが闇金にバレてしまうと、逆上して報復されてしまう可能性もあります。

警察や弁護士への相談は、ケースバイケースだと思っておいたほうがいいですね。

近年、増加傾向のソフト闇金って?

ここまでの説明で、闇金を利用することが非常に危険だということがお分かりいただけたと思います。

しかしそれでも、正規の業者から融資を受けられない人にとっては、闇金が最後の頼りの綱的な存在になってしまっている場合があります。

そういった人が目を付けるのが、近年増加傾向にあるソフト闇金です。

「ソフト」闇金というぐらいだから、闇金よりも安全なのではないかという印象を受けますが、ソフト闇金とはいったいどのような業者なのでしょうか。

ソフト闇金も闇金と同じ

結論からお伝えしておくと、ソフト闇金も闇金も違法業者であることに変わりはありません。

確かにソフト闇金で適用される金利は、闇金で適用される金利よりも低めになっていることが多いですが、それでも法律で定められている上限金利よりもはるかに高いことには、変わりありません。

ソフト闇金は、「ソフト」という枕詞で利用者を油断させようとしているだけであり、一度利用してしまうと闇金同様返済地獄に陥ってしまうことになります。

闇金同様にソフト闇金にも、絶対に近づいてはいけませんよ。

闇金に頼る前に使える代替案は?

お金がピンチなのにどこからもお金が借りられないと、「こうなったらもはや闇金に頼るしかないのでは…」と考えてしまいがちですが、その前に使える代替案はいくらでもあります。

親や友人などにお金の無心を頼んでもいいですし、私物を売ってお金に換えるという選択肢もあります。

仕事終わりや仕事が休みの日などにアルバイトを行って、収入を少しでも増やそうとするのも、根本的な対策になるでしょう。

もしくは、生活福祉資金貸付制度や生活保護といった、公的な制度が利用できる場合もあります。

公的な制度は利用条件も厳しいですが、利用者が安定した社会生活を送れることを目的に設けられているものなので、適用金利も非常に低いかもしくは無利息となっています。

このように色々な選択肢がありますので、安易に闇金を利用しようとするのは、やめたほうがいいですよ。

再び闇金が増加傾向にある


貸金業法改正直前の2006年頃には、闇金の数がかなり減ったと言われていました。

その背景には貸金業法改正に向けた闇金対策によって、警察による闇金の取り締まりが強化されたこと、および罰則規定が以前よりも重くなったことがあります。

闇金からお金を借りた人も、次第に金融関係の知恵がつき始めると、闇金からお金を借りても弁護士や司法書士に依頼すれば解決できることがわかったからですね。

お金を貸しても、儲かるまでに回収できない状態で債務整理されたのでは、さすがの闇金も商売できなくなるのも当然です。

そこで闇金は儲け先をオレオレ詐欺に変更し、闇金を廃業するところが増えたのです。

しかしいざ貸金業法が改正されると、闇金は再び息を吹き返したかのように増加傾向に転じています。

なぜ闇金が増えたのか、原因は警察の取り締まりの重点が闇金よりもオレオレ詐欺に置かれたことによって、闇金対策が手薄になってしまったことです。

貸金業法改正によって総量規制が導入されたことも、闇金にとっては追い風だったようです。

すでに年収の3分の1まで借りてしまっている給与所得者や専業主婦が、今のままでは借りられないとなってしまったんですね。

今までだったら複数の借り入れ先を順繰りに利用することで、なんとか回し返済できていたのに、総量規制によってそれもできなくなった人は行き場を失いました。

どこか借りられるところはないかとインターネットで検索すると、ブラックでも借りれる、借り入れ件数が多くても借りれる、総量規制オーバーでも借りれる業者を見つけられます。

消費者金融の返済を滞納してしまうと、場合によっては信用情報にキズがついてしまうため、やむなく闇金からお金を工面する人が増えたのですね。

同じように専業主婦も、銀行カードローンで借りられると言っても、専業主婦なら誰でも借りられるわけではありません。

銀行カードローンには保証会社がついており、保証会社の審査に通らなければ借りられません。

いくら配偶者に継続安定した収入があっても、勤務先や年収によっては審査に落とされてしまうケースがあるのも、闇金が増え始めた原因でしょう。

専業主婦も消費者金融に借金があり、それも夫に内緒で借りているとなると、消費者金融から督促されるとマズいことになりますからね。

闇金から借りる人はほとんどがブラックでも儲かる


闇金からお金を借りる人は、消費者金融の審査に落ちてしまってどこからも借りれない人、つまり多重債務者や金融事故を起こした人です。

ブラックの人とは言え、急にお金が必要になることは誰だってありますよね。

中小消費者金融なら借りれるとの噂を信じて申し込んでみると、あっさり審査に落とされるのがオチです。

今日お金を工面しなければ電気・ガス・水道のライフラインが止まる状況では、背に腹は代えられないということで、多少金利が高くても闇金からお金を借りてしまいます。

闇金からお金を借りる人は、今日食べるものさえ買えないくらいにお金がない人が多く、闇金とわかっていても借り入れを申し込んでしまうのです。

しかしここで不思議なのは、闇金から借りる人はほとんどがブラックなのに、どうして闇金が儲かるのかですね。

ブラックな人にお金を貸しても、返済できないのでは闇金も儲からないのではないかと思うのが普通です。

ここで働く考えのひとつに、パワーバランスがあります。

消費者金融と闇金を比べた場合、どちらが恐ろしいと感じるでしょうか。

返済に遅れた場合に、どちらがより暴力的な取り立て行為をしてくるでしょうか。

消費者金融は徹底した法令遵守によって取立行為が規制されており、借主の平穏を乱すような言動や行動は、できないようになっています。

ところが闇金は、そもそも法律を守ろうという気持ちがありません。

万が一返済が遅れたら自宅まで乗り込んでくるかもしれない、家族に危害を加えられるかもしれないとの恐怖感から、たとえ信用情報にキズがついてしまったとしても、闇金を滞納するよりはマシと考えてしまうんですね。