闇金からの勧誘電話がしつこい!着信拒否で大丈夫?
銀行や消費者金融に借り入れの申し込みをしても断られ続けると、少し怪しいと思っても貸してもらえるところを探してしまいます。
その探し出したところが闇金なんてこともあります。
ここでは闇金からの電話を着信拒否していいのかに関して調べました。
着信拒否しても大丈夫な場合とは
闇金業者が電話をかけてくるのは、利用しているときには当然かかってきますが、利用していない場合でも勧誘の電話がかかってくることもあります。
例えば、自己破産などをした人や、お金に困っているような人にも電話がかかってきます。
これは、闇金業者が顧客になりそうな人の名簿を買って、その名簿に載っている電話番号に電話をするからなんです。
このように闇金から電話がかかってきた場合に、着信拒否していいのでしょうか?
着信拒否しても大丈夫な状態をご紹介します。
勧誘電話の場合
何も利用していなくて、お金を借りませんか?という趣旨で電話がかかってきた場合には、迷わず着信拒否にしましょう。
着信拒否にしたからと言って嫌がらせや怖い思いをすることは絶対にありません。
映画やドラマの影響で、闇金業者が怖いものだと思われているのですが、何も関係が無いのにこのようなことをすることはありません。
嫌がらせや脅したりする行為は完璧な法律違反ですので、警察にすぐに被害届を出すと良いですね。
しかも闇金業者が一番恐れているのは、逮捕されたり告訴される事なんです。
逮捕や告訴されてしまうと、違法な営業実態を調査されてしまい営業を続けることができなくなります。
警察から捜査されて、今まで集めたリストとか営業実績などが押収されてしまうと、続けて営業もできませんし、今の状態に戻すまでに多大な費用と時間がかかります。
それに、今では闇金業者が儲ける事が難しくなっていますので、まだ貸してもいない相手に掛ける時間が無いのも事実です。
家族や勤務先を知られていない場合
何かの気の迷いで利用してみようと連絡をしてしまったときは、家族や勤務先、友人知人などの連絡先を教えてない場合には着信拒否で構いません。
闇金業者からすると、利用者の電話番号しかわかっていない場合には、その電話番号にしか連絡できません。
このような時の対応策も無視するのが一番効果があります。
もし、借り入れをしていても利用者以外の連絡先が分かっていない場合には基本的に着信拒否で大丈夫です。
実質的な被害が無い場合には、電話を無視するだけで良い場合もあります。
ただし、住所などがばれている場合には嫌がらせを受ける危険性もありますので、できれば専門家に相談をするのが良いと思います。
弁護士などに処理を任せている場合
闇金からの取り立てや脅迫まがいの電話連絡などが続いている場合や、法外な金利を支払い続けていて困っている場合には専門家に相談をすると思います。
つまり、弁護士や司法書士などのきちんと対応できるところに相談をして、後の処理を任せるようになった場合には、着信拒否をしても大丈夫です。
基本的に利用者の代理人として専門家が対処してくれることになっていますので、何も交渉をしたり話し合いをする必要はありません。
また、闇金業者も専門家が介入してきたときには、ほとんどの場合それ以降の話し合いや交渉を続けることはなくなります。
もし、それ以降も何らかのアクションをとって、弁護士から捜査機関に告発されてしまうと、それ以降の営業はできない事になります。
捜査機関が本格的に介入することが決定した場合には、それまでの顧客リスト等を即座に処分することになっているようです。
そうなると、元のように営業できるようにするには時間も労力もかかってしまいますので、回収できないものに力を入れるより、回収の見込みがある案件に力を入れていくことになります。
着信拒否をしない方が良い場合
これまでは着信拒否をした方が良い場合をご紹介してきました。
闇金への対応では、基本的に無視をするのが一番なのですが、そうはいっても着信拒否することで実質的な被害を受ける場合があります。
ここでは、そんな場合とその時の対処方法などをご紹介します。
他の連絡先がある場合
本人以外の連絡先が分かっているような時で、闇金を利用してしまっている場合には、連絡がつかないと他の連絡先に連絡が入ります。
申し込みの時に、よく聞かれているのが勤務先や両親などの緊急連絡先の電話番号を聞かれるようになっています。
申込時に審査を行うのに必要だからと言って聞き出すのですが、これを知られている場合には、勤務先や緊急連絡場所に指定した人のところに連絡が行きます。
連絡の内容は、お金を借りているけど返済がされていないので、早く返済するように伝えるようにという内容がほとんどです。
勤務先にこの連絡が入ると社内の信用がなくなりますし、親や親せきに連絡が入ると心配させてしまいます。
このような場合には、専門家と契約をして後の処理を任せるようにするのが良いですね。
何の処置もしていない場合
どうしても借りなければならないことがあって、闇金だとわかっていても利用する人もいます。
そのような場合には、お金が必要なことの処理が忙しくて、闇金への対策を行っていない場合があります。
連絡しても支払う気配が無いと判断されると、嫌がらせを受けるようになる可能性があります。
最近では数は減ってきているようですが、生ごみなどを玄関先に積まれるとか、注文していないのにお寿司やピザなどの商品が届けられて代金を支払わなくてはいけなくなったりします。
そのような場合でも、基本的には電話での対応は避けなければならないのですが、専門家に頼むこともできない場合もおおくあります。
そんな場合には、法テラスに連絡をして法律的な対処方法などのアドバイスを聞くと良いですね。
適切なアドバイスを受けることができます。
場合によっては専門家に対応をお願いする事になるかもしれないですが、法テラスでは費用の立て替えも行っています。
金貸しから電話が直接入る理由
金貸しから電話が直接入る理由としては、一体どのようなことが考えられるのでしょうか?
その場合、あなたの連絡先が金貸しに漏れていることが考えられます。
まずは、どのような状況となっている可能性が高いのかを見て行きましょう。
あなたの電話番号が出回っている
金貸しから直接電話が入るということは、あなたの連絡先が何らかの理由で出回っている可能性があります。
会員登録していた企業の個人情報が流出したり、パソコンやスマホをハッキングされた経験、フィッシングやSNSの乗っ取りなど、何らかの事情で個人情報が抜き取られたことが考えられます。
官報を見て電話がかかってくる
債務整理をした時には、官報という専門誌に掲載されます。
この官報を見て直接電話をかけてくる金貸しも多いのです。
債務整理をした場合には、電話がかかってくる可能性をあらかじめ想定しておきましょう。
もしも電話に出てしまった場合には、はっきりと断る必要があります。
直接電話するのは闇金?その見分け方
直接電話を掛けてくる業者は闇金の可能性を疑っておきましょう。
しかし、本当に闇金なのかどうか、具体的に見分ける方法を知っておいて損はないですよね?
そこで、闇金の見分け方を紹介します。
携帯電話番号しかない業者
サイトや広告チラシなどに、携帯電話番号しか記載がない場合には、闇金の可能性を疑いましょう。
他人名義の携帯電話を利用して、足がつきにくくしている闇金業者もありますので、ちゃんと、固定電話の番号が記載されているとこをを利用しましょう。
貸金業登録の有無
貸金業登録の有無も闇金の見分け方の重要ポイントです。
貸金業を行っている場合には、貸金業登録をしているはずです。
この登録がない場合には、闇金である可能性が非常に高いので注意が必要です。
ただ、サイトやチラシなどで、適当な番号を記載されていると見分けがつきにくい場合がありますが、この場合は金融庁のサイトから、貸金業者情報検索ページを利用することによって探すことが可能です。
返済方法や金利の説明の有無
闇金の場合は、返済方法や金利がしっかりと説明されていないケースがあります。
この場合は、書かれている内容をしっかりと確認する必要があるでしょう。
ちなみに、金利は年利20%を超えると違法です。
これ以上の金利である場合には闇金と思って間違いないでしょう。
胡散臭い勧誘の言葉
勧誘の言葉が胡散臭い場合も要注意です。
「誰でも審査に通る」とか「安定収入がなくても大丈夫」など、一般の消費者金融ではあり得ない文言が書かれている場合には気をつける必要があります。
どのような文言が怪しいかは、大手消費者金融の文言と比較すれば分かるかと思いますので、念のためチェックしておくと良いでしょう。
闇金を使った場合のリスクとは?
もしも金貸しからの電話に応じて、闇金からお金を借りてしまった場合にはどのようなリスクがあるのでしょうか?
実は闇金からお金を借りてしまうと、とても苦しい思いをする可能性があります。
そのリスクを確認しながら、うっかり借りてしまわないように気をつけましょう。
個人情報が流出する
闇金からお金を借りてしまうと、個人情報が流出するリスクがあります。
闇金の中には個人情報を売買しているケースもあるため、一旦利用してしまうと新たな勧誘の可能性が高まるでしょう。
返済日前を見計らって他の闇金から直接電話がかかってくる恐れもありますので、勧誘電話に歯止めが利かなくなる可能性があります。
法外な金利に苦しめられる
闇金は違法な金利で貸すため、借金がいつまでたっても減らず、ずっと借金苦で居続けなければならない可能性があります。
一旦借りてしまうと、借金の悪循環に陥ってしまうと肝に銘じておきましょう。
怖い取立て被害にあう
一般の貸金業者は、法律で定められた範囲での取立てしかしませんが、闇金の場合には強烈な取り立てがあります。
嫌がらせや脅迫は日常茶飯事ですので、もしも借りてしまうと怖い思いをすることになります。
闇金への対処方法
闇金を利用しようとして積極的に利用する人はいませんが、運悪く闇金とは知らずに利用してしまう人が居ます。
そういう人は、なんとか闇金との関係を断ち切りたいと思っています。
ここでは、闇金への対処の仕方をご紹介します。
基本は無視する事
闇金へ警察の規制なども厳しくなっていますし、利用者の知識も豊富になってきていることから直接闇金業者が自宅に来るようなことはなくなっています。
連絡するのも返済の催促をするのも、基本的には電話のみの対応になります。
闇金との関係を断ち切るためには、この電話連絡を無視するのが基本的な対応策になります。
ただし、何かしらの嫌がらせなどを受けたり、家族や知人などが電話での被害があった場合には、それなりの対応をしなければなりません。
実際に被害があるなら警察に
何かしらの嫌がらせ等を受けた場合には、その事を警察に相談して必要があれば被害届を出すようにすると良いですね。
その時には、今までのいきさつや嫌がらせを受けるまでの事を時系列にまとめておくようにしましょう。
ただし、ここで注意しないといけないのが全ての警察官がヤミ金に対応する手段を知っているとは限らないという事です。
警察に相談することは良いのですが、もし警察官が被害者の実情が分からないような人や知識が無い人の場合には、警察は動いてくれません。
そのような時には、闇金への対応ができる専門家に相談することが必要になってきます。
早く処理したいなら専門家に依頼
闇金に対して、利用者が一番確実に対処できる方法としては、闇金の専門家に対処をお願いすることです。
専門家とは弁護士や司法書士になるのですが、ここでも注意しておいた方が良いことがあります。
専門家の中にも、闇金への対応が得意な人もいれば不得意な人もいるという事です。
早く解決させたい場合には、闇金対応を得意としている専門家にお願いするのが良いですね。
専門家の探し方としては、WEBで「闇金対応 弁護士 地域名」という風に探すとその地方で闇金対応に強い専門家を探すことができます。
闇金対応をするのは、なかなか利用者個人が行うのは難しいものです。
もし、困っていることがあれば、すぐに専門家に相談する方が良いのかもしれないですね。
借入しやすい中小消費者金融のすすめ
闇金から借りずに、借入しやすい中小消費者金融の利用がおすすめです。
銀行や大手消費者金融よりも気軽に借入ができますので、最後はおすすめの中小事業者を紹介したいと思います。
おすすめの中小事業者一覧表
おすすめの中小事業者を一覧表で紹介したいと思います。
いずれも正規業者であるため、安心して借り入れすることが可能です。
消費者金融名 | 金 利 | 限度額 |
---|---|---|
フクホー | 7.30%~18.00% | 5~200万円 |
アロー | 15.00%~19.94% | 200万円 |
スカイオフィス | 15.0%~20.0% | 1~50万円 |
フタバ | 14.959%~17.950% | 10~50万円 |
エニー | 18.0%~20.0% | 1~100万円 |
まとめ
まとめ
闇金業者からの電話は非常に煩わしいものだったり、電話対応するのが怖いものだったりします。
基本的には闇金からの電話などは着信拒否などをして無視するのが一番ですが、対応に困るようなことがあれば、専門家に相談するのが良いと思います。
タグ:借金・お金の悩み