セゾンのメンバーズローンは総量規制の対象?

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クレディセゾンのクレジットカードは、有効期限が無期限の永久不滅ポイントや西友、LIVINでの日頃のお買い物でもお得に利用できたり、急な出費に対応できたりと、長年愛用している人もいます。

そのため、ついつい残高が膨らんでしまい、返済が多変になる人もいるでしょう。

「メンバーズローン」を紹介していきます。

セゾンカードのメンバーズローンって何?総量規制の影響は?

クレディセゾンの会員限定サービス「メンバーズローン」は、クレディセゾンで利用中のキャッシングやローン残高をひとつにまとめて借り換えることができる商品です。

月々の返済に負担を感じ、返済を続けていくうえで少し生活費に余裕がもてるような返済金額にするなど、一人ひとりの状況にあった返済プランを提供してくれます。

メンバーズローンは2種類

メンバーズローンには利用目的が自由な「フリーコース」と、明確な目的がある場合に利用できる「総合目的コース」があります。

クレディセゾンで利用中のキャッシングやローンの借り換えは「フリーコース」になり、借入融資上限はクレディセゾンからのキャッシングやローンの借入合計または300万円までの金額の低い方に設定されます。

また目的をもって融資を受ける「総合目的コース」は金利も年8%~13%となっているのに対し、使用目的が自由である「フリーコース」の金利は、年10%~15%と2%ほど高めに設定されていますので注意をしてください。

なおセゾンカードのキャッシングの金利は年12.0%~18.0%です。

つまり借り換えることで金利を下げられる可能性があるわけです。

ただし返済回数の設定によっては、金利が下がってもトータルで支払う利息は増えてしまうことがあるため、月々の返済額やトータルの返済回数についてしっかり確認するようにしましょう。

メンバーズローンと総量規制の関係

クレディセゾンのキャッシングやカードローンなどのローン商品は、貸金業法に基づいて提供されています。

そのため、借入合計が収入の3分の1以内とする総量規制の対象です。

総量規制のほかにも、メンバーズローンを利用する際の注意点があります。

例えばキャッシング枠が50万円で40万円まで利用してときに、金利が下がるからとメンバーズローンの「フリーコース」で利用分の40万円を借り換えた場合、キャッシングであれば枠上限まで10万円だったのが、メンバーズローンは上限が40万円となります。

その場合は、その後のキャッシングができなくなってしまうという可能性があるため、メンバーズローンへの借り換えを検討するときは、その後のキャッシングができるかどうかを確認するとよいでしょう。

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メンバーズローンの基本情報

メンバーズローンにはふたつのコースがあるわけですが、違いは使用目的の有無と金利の2点です。

そのほかの申し込み条件などは共通となっているため、基本情報を確認していきます。

メンバーズローン共通の条件

申込条件は、セゾンカードまたはクレディセゾンが発行したUCカードの会員で、現在キャッシングやローン商品に残高がある20歳から70歳までの安定した収入のある人です。

残念ながら学生は申込できません。

また原則として、これまでの返済に遅れなどがない人という条件もついています。

※専業主婦や家事手伝いなどの人は、電話で相談してみましょう。

融資額はセゾンからの借入残高を上限に10万円~300万円まで、月々の返済金額や返済回数などは自分の収入状況に合わせて選ぶことができます。

なお返済額の最小金額は2,000円からで、1,000円単位で設定することが可能です。

ただし、希望融資額が50万円を超える場合や、メンバーズローンとほかのセゾンのローン商品と合算した、利用額の合計が100万円を超える場合は、所得証明書の提出が求められます。

「フリーコース」は追加融資も可能

メンバーズローンの利用中に、追加で融資を受けたいといった場合は、条件を満たせば「フリーコース」でなら追加融資を受けることができます。

さらに追加分と前回の契約分をひとつにまとめることが可能です。

追加融資の条件としては、利用中のメンバーズローンの返済実績が6回以上、借入残高が150万円未満となっています。

なお追加融資を受けるには再審査が必要です。

メンバーズローンの審査にかかる時間は?即日融資は可能?

申し込み受付後、審査が終わるまで最短で3日となっています。

そのため即日融資はできませんので、時間に余裕をもって申し込みをするようにしましょう。

まとめ

クレディセゾンのメンバーズローンは、セゾンカード利用者に向けた会員サービスです。

総量規制の対象であるため他社からの借入があると、場合によっては利用に制限がかかることもあります。

しかし返済をしっかり行いたいという人には、状況に合わせた返済回数や返済額を設定することができるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。