じぶん銀行おまとめローンの審査基準は甘いのか口コミを調査!カードローンで借り換える時のポイントは?

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携帯電話auの会社であるKDDIと、三菱UFJ銀行は共同出資して作ったのが「じぶん銀行」というネット銀行です。

そのため、特にauユーザーは聞きなじみがあるでしょう。

このじぶん銀行のカードローンで借金をまとめられることもできますが、auユーザーでなくても使えるのか、またどのような商品かを徹底調査しました。

目次

おまとめローンとは?

膨らんでしまった借金を返済しやすくし、完済を目指すのに、「おまとめローン」がおすすめと言われることがあります。

最初に、「おまとめローン」がなぜ借金返済に適しているのかを整理しておきましょう。

おまとめローンの特徴

おまとめローンとは、その名の通り、複数ある借金を1つに「まとめる」ための融資商品です。

「まとめる」から「おまとめローン」と言うわけです。

一般的に、「おまとめローン」と言う場合、「おまとめ」だけを目的にした専用商品を意味します。

おまとめの専用商品は、借入した資金をカードローンなどのように生計費に使用することができず、既存借入を返済することだけに特化した商品なのです。

おまとめローンは一部の銀行や、消費者金融などで借入できます。

なお、「借金の1本化」を目的にする場合、専用のおまとめローン商品を利用する以外にも、カードローンや、フリーローンなど、資金使途が「自由」な借入を利用する方法もあります。

おまとめする目的

次に、なぜ、おまとめローンを活用すると、借金を返済しやすくなるのかを確認しましょう。

借金の件数が膨らんでしまった時、返済が苦しくなるのには以下のような理由があります。

  • 金利が高く利息の支払額が多い
  • 毎月の返済手続きが大変

おまとめローンを新規借入する際に、既存借入よりも金利が低いもので借入できれば、支払利息額を減らすことができ、毎月の返済負担を軽減できます。

また、おまとめローンで借金を一本化すると、借金返済の手間暇を減少させることも可能です。

1月の間に、数件のカードローン返済を行っている方には、借金が1つにまとまることで、返済の手続きが1回で済むようになりますし、管理も楽になるでしょう。

じぶん銀行カードローン=じぶんローン

銀行で借金をまとめる方法として、主に使用目的を問わないカードローンを活用する人もいるようです。

じぶん銀行でもカードローンサービスを実施しており、その名称が「じぶんローン」となっています。

じぶん銀行はKDDIが出資をしているということで、auユーザーの優遇サービスにも利用されています。

そのため、他のキャリアを使用している人にとってはなかなか縁がない銀行だと思われていますが、申込みにあたってはau以外のキャリア会社を使用していたとしても特に問題はありません。

しかし申込みは可能であってもどのようなサービス内容なのかが分からない限りは、なかなか申込みをしようという気にはなれないのが現実です。

そこでau以外のキャリア携帯(スマホ)を持つ人が、じぶんローンに申込みをした場合の金利面などを確認してみましょう。

じぶん銀行の基本的な商品内容

じぶんローンの商品内容をまずは把握しておきましょう。

  • 借入れ上限金額…800万円
  • 金利…2.2%~17.5%
  • 借入れ方法…提携ATMもしくは銀行口座振り込み
  • 返済方法…提携ATM、じぶん銀行を持っているのであれば自動支払い返済
  • 最小返済額…1,000円~
  • 返済日…希望した日付もしくは35日サイクル
  • 必要書類…本人確認書類、50万円以上の場合には収入確認できる書類

借入上限額が最高で800万円まで可能ですので、おまとめには最適な金額だといえます。

しかし金利面を見ると最高で17.5%になっていますので、銀行にしては少し高い設定です。

もちろん融資された金額が大きくなればなるほど金利は下がりますが、どの程度の借入れが可能なのかは、じぶん銀行が判断しますので必ずしも希望する金額、金利にはならないと頭に入れておくことをおすすめします。

また提携ATMからであれば返済も借入も利用手数料無料になっていますので、コンビニエンスストアに立ち寄ったときに気軽に利用できるというのもポイントです。

保証会社はアコム!

銀行カードローンに申込みした場合、多くの場合は保証会社の保証を付けています。

そのため、保証会社の審査に通過することが必要になってきます。

審査内容については後ほど詳しく話しますが、じぶんローンの保証会社はアコムです。

延滞や債務整理をしたことがある人は、個人信用情報機関に必ず登録されるので、どこの金融機関で申込みをしても情報は分かってしまうのです。

また、個人信用情報機関に登録されるまでもない情報でも、トラブルがあったときにはその金融機関に情報として残っています。

そのため個人信用情報に乗るくらいの延滞はしたことはないものの、過去にアコムで延滞したことがあるときや、少しトラブルになったことがあるという人は要注意です。

情報が登録されていると、「過去にこんなことがあった人だ」と認識される可能性があり、審査にとおらない可能性がでてきます。

KDDIユーザーなら見逃せない!お得な限定割

じぶん銀行の基本的な内容を熟知したならば、次はauユーザーならばどの程度お得なのかを確認していきましょう。

割引が適用されるのは、携帯電話だけではありません。

そのほかの「ケーブルプラス電話」「Smart TVBox」「J:COM PHONEプラス」「auひかり」「auひかりちゅら」「au one net(「フレッツ光」コース)」「「コミュファ光」コース」「WiMAXコース」これらのサービスを利用している人も限定割引の対象になります。

自分がどのサービスに該当するのか、確認しておくといいでしょう。

また限定割に申込む条件として必ず必要になるのが「auID」です。

このIDで契約内容と紐(ひも)付くようになっているので、IDを必ず手元に準備しておく必要があります。

限定借り換えコース、誰でもコースとは

IDを所有している人であれば、「限定借り換えコース」もしくは「誰でもコース」という金利が優遇されるプランに申込みをすることができます。

このふたつのコースの違いを分かりやすく説明すると金利の差になります。

限定借り換えコースは0.5%の優遇で、誰でもコースは0.1%の優遇になるのです。

金利差を見ると誰でも金利が低い限定借り換えコースを選びますが、どのコースが適用になるのかは自分では選ぶことができません。

コースについては審査によって融資される金額が変わり、その結果で決まるからです。

例えば「500万円借りたい」と希望しても、必ずしもその金額が融資される訳ではありません。

じぶん銀行が「この人には100万円以上貸せる」と判断した人以外は、この借り換えコースを希望しても受けることができないのです。

他社返済に充当しようと何に使おうと使用目的を問わないのがカードローンですので、そこで「どうしても500万円融資してもらえないと他社をまとめられない」といったところで、審査した結果の融資決定金額です。

この融資金額が覆ることはありません。

そのため、100万円以上の融資であれば借り換えコース、それ以下であれば誰でもコースが自動的に決まってしまいます。

またたとえ借り換えコースに適用されても、場合によっては他社完済証明書の提出を依頼される場合もあるので注意が必要になります。

具体的にどのような割引なのか

限定割の最大の魅力は、やはり金利の優遇です。

最大で0.5%となっており、条件やコースが違っていても誰でも、auIDを所持しているのであれば0.1%の割引を適用されます。

具体的にこの0.5%の優遇を受けるには「借り換えコース」に申込む必要があるのですが、優遇を受けた場合と受けないときの返済総額を見てみるとその差が分かりやすくなります。

例として100万円借りて返済年数を10年にした場合の金額を見てみましょう。

【通常金利17.5%】返済総額2,123、748円
(利息金額1,123,748円)
【借り換えコース
優遇金利0.5%適用で12.5%】
返済総額
1,756,463円
(利息金額756,463円)

差額は367,285円にもなります。

たかだか0.4%の差だからという金額ではないので、やはり優遇があるとないとでは大きな差が生じます。

じぶん銀行の口座を既に所有していれば即日も可能

じぶん銀行の口座を既に持っているのであれば、申し込むタイミングにもよりますが最短で即日融資も可能性があります。

どうしても利用するときにはローンカードが必要になってきます。

審査にとおったとしてもローンカードが手元に届くまでに約1週間ほどかかりますので、その間はお金を借りることができない状態になってしまうのです。

アコムは保証会社ではありますが、アコムの自動契約機(むじんくん)などでじぶん銀行ローンカードの発行は2018年3月現在しておりませんので、ひたすら待つしか方法がありません。

そのため普通預金の口座を開設しておらず、なおかつ急ぎの融資希望の場合には不向きなカードローンだといえるでしょう。

契約途中にキャリアを解約したらどうなるのか

借りる金額が大きくなると返済年月も長くなってしまいます。

その間にもしキャリア携帯(スマホ)を変更したりなどをしてauIDが使えない状態になってしまっても、じぶんローンは一括返済しなくても大丈夫です。

引き続き分割払で利用できますが、金利優遇は外れてしまいますので一般的な金利になることだけには気を付けましょう。

通常のじぶん銀行カードローンでも借り換え可能

ここまでは、じぶんローンの「借り換えコース」を利用しておまとめ・借り換えを行うことを説明してきました。

ただ、じぶんローンでは借り換えコース以外のコースでも、他社借り入れ金のおまとめ・借り換えを行えます。

そのため、借り換えコースを利用できないからと言って、じぶんローンでの借り換えを諦める必要はありません。

しかし、通常のじぶんローンの金利は2.2%~17.5%と決して低い金利ではないので(特に上限金利)、じぶんローンで借り換えをすることが必ずしも正解とは限りません。

他のローンとも比較検討しつつ、借り換え前と借り換え後で返済状況がどのように変わるかをきちんと検討したうえで、じぶんローンを利用するかどうか決めるのが賢明でしょう。

auユーザーなら「誰でもコース」で金利優遇

auユーザーのかたであれば、借り換えコースが利用できない場合でも「誰でもコース」が利用でき、誰でもコースの金利は2.1%~17.4%と、通常よりも0.1%優遇されています。

そのため、auユーザーのかたであれば、借り換えコースが利用できない場合でも、じぶんローンを利用して借り換えを行うのがよい選択肢となる場合があります。

ただ、金利が優遇されるとは言え0.1%だけなので、過度な期待は禁物かもしれません。

借り換えコース適用かは審査で決まる

じぶん銀行のカードローンは、コースごとに異なる金利が設定されていますが、いずれも非常に幅広い金利が設定されています。

これらの中で、実際にどのような金利で借りられるかは、審査によって決まることになります。

適用金利が分かるのは、審査結果の連絡が来た時であり、申し込みの時点ではどれくらいの金利が適用されるかは分かりません。

ただし、「通常」と「カードローンau限定割 誰でもコース」の上限金利については、借り入れ限度額が100万円を超える場合には利息制限法によって、最高で15.0%となります。

じぶん銀行で借り換えするデメリット

カードローンを新規で申し込んだ際には、信用面などの問題から、少額な限度額となることが多く、すべての借り換えに必要な資金が借りられないことも多いです。

ですので、一部分しかまとめられず、借り換えによるメリットを十分に得られない可能性もあります。

また、借り換えできたとしても、返済している途中に別の資金のために借り入れてしまうと、借り換えのメリットが少なくなってしまいます。

さらに、追加借り入れを頻繁に繰り返すことで、借り換えのメリットを失ってしまい、最終的には何の目的でカードローンを借りたのかがわからなくなってしまうこともあります。

カードローンで借り換えをする際には、借り換えを行うときよりも利用中に注意が必要であり、その影響が借り換えのメリット・デメリットに直結してしまいます。

じぶん銀行カードローンで借り換えする方法

では実際に、じぶんローンで借り換えする際の方法について、説明していきましょう。

申し込みから融資の流れ

申し込みはインターネット経由で行い、必要書類の提出もインターネット上で行えます。

審査結果の連絡はメールまたは電話で行われますので、メールボックスにメールが届いていないか、電話がかかってきていないかをチェックしておきましょう。

なお、審査の過程で職場への在籍確認が行われます。

審査通過後に契約手続きを行い、契約手続き完了後一週間程度でローンカードが郵送されてきますので、提携ATMでお金を引き出して、借り入れ金の支払いを行いましょう。

融資を急ぐ場合は、ローンカード郵送前に口座振込で融資も受けられます。

借り換えコース希望時の注意点

借り換えコースを希望する場合は、「au IDを利用してお申込み」を選んで申し込まなければなりません(au IDとログインパスワードが必要です)。

間違って「通常お申込みはこちら」を選んでしまうと、借り換えコースが利用できないので、注意しましょう。

必要書類

申し込み時には本人確認書類が必要であり、借り入れ可能額が50万円を超える場合は、「収入を証明できる書類」もあわせて必要となります。

本人確認書類としては以下のような書類が利用できるので、いずれか1点のコピーを提出しましょう。

  • 運転免許証(運転経歴証明書も可)
  • 各種健康保険証
  • パスポート
  • 個人番号カード
  • 顔写真付きの住民基本台帳カード
  • 在留カード(外国籍のかた)
  • 特別永住者証明書(外国籍のかた)

収入を証明できる書類としては以下のような書類が利用できるので、こちらもいずれか一点のコピーを提出すればOKです。

  • 源泉徴収票
  • 住民税決定通知書
  • 地方公共団体が発行する所得証明書(課税証明書)

収入を証明できる書類に関しては、上述した書類が用意できない場合は、最新1ヶ月分の給与明細書でもOKです。

なお個人事業主のかたは、確定申告書控えのコピーも提出しなければなりません。

借り換えについての問い合わせ先

じぶんローンでの借り換えについてじぶん銀行に問い合わせたい場合は、「じぶん銀行ローンセンター」に電話をかけましょう。

電話番号は0120-926-800で、受付時間は平日9時~20時、土日祝日9時~17時です(12/31~1/3は除きます)。

じぶん銀行カードローン審査の難易度

じぶんローンでは、消費者金融のアコムが保証会社を務めています。

アコムが保証会社であるということは、「じぶんローンの審査はあまり厳しくないの?」と思ってしまいますよね。

じぶんローンの審査難易度について、説明していきましょう。

借り換えコースの審査は厳しい

一般的にローンの審査難易度は、適用金利が低いほど、借り入れ金額が大きいほど高くなっていきます。

その観点から考えると、最低借り入れ金額が100万円からで、通常コースや誰でもコースと比べると適用金利の低い借り換えコースの審査は、かなり厳しめということになります。

アコムが保証会社ということで少し油断してしまいがちですが、融資を行うのはアコムではなくあくまでもじぶん銀行です。

属性や信用情報に不安要素がある場合は、借り換えコースの審査に通らない可能性があることは、念頭に置いておいたほうがいいでしょう。

誰でもコースの審査は通りやすい

借り換えコースと比べれば、誰でもコースは融資限度額に制限もありませんし、適用金利も少々高めになっているので、審査には通りやすいと言えます。

上述した通り、借り換えコースでなければ借り換えできないというわけではなく、誰でもコースでも借り換えは可能です。

条件が優遇されている分審査が厳しめな借り換えコースか、条件がそこまで優れているわけではないものの審査には通りやすい誰でもコースのどちらを選ぶかが、ポイントとなってくるでしょう。

じぶん銀行カードローンでの借り換えに関するQ&A

では最後に、じぶん銀行カードローンでの借り換えについてよくある質問に、Q&A形式でまとめてお答えしていきましょう。

①じぶん銀行の借り換えコースは総量規制の対象?

A.総量規制の対象ではありません

じぶんローンは銀行カードローンなので、総量規制の対象とはなりません。

ただ、最近は銀行による過剰融資が問題視されているので、銀行でも総量規制に準じた自主規制を行っています。

そのため、総量規制対象ではないからと言って、年収の3分の1を超える金額が借りやすいわけではないことには、注意しておきましょう。

②借り換えとして利用中でも増額はできる?

A.審査に通りさえすれば可能でしょう

じぶんローンの借り換えコースは、あくまでもカードローンの1つのコースに過ぎません。

そのため、カードローンで増額ができるかどうかを考えたら、自ずと答えはお分かりいただけるでしょう。

もちろん増額には審査があるため、審査に通過できなければ増額もできませんよ。

③既定の返済日以外に追加返済や一括返済はできる?

A.可能です

じぶんローンでは、「期日指定返済」と「35日ごと返済」のいずれかを選んで約定返済を行っていきますが、返済期日に関わらず追加返済や一括返済は可能です。

約定返済以外に定期的に追加返済を行っていくことで、返済期間を短縮して返済総額を減らせるので、追加返済等は積極的に行っていきましょう。

家計にあまり余裕がないタイミングで行うと、追加借り入れを誘発する羽目になってしまいますので、無理のない範囲で行うように心がけてください。

④在籍確認の電話はある?

A.あります

じぶんローンでは、審査の過程で勤務先に在籍確認の電話を行います。

在籍確認がクリアできなければ、審査も通過とならず融資を受けられないので、在籍確認の電話にはしっかり対応するようにしましょう。

自分が電話対応できなさそうな場合は、あらかじめ周囲の人に自分あての電話がかかってくる旨を伝えておくことで、スムーズに在籍確認を終わらせられるでしょう。

⑤じぶん銀行で増枠して、他社借り入れをまとめることはできる?

A.可能です

Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。

じぶん銀行のカードローン 借り換え増額について質問です。
今じぶん銀行で100万
アイフルで30万借りています。
私の年収は460万なんですが、じぶん銀行で借り換え増額できますか?
わかる方よろしくお願いします。 

このかたはアイフルで借り入れを行っているようですが、アイフルで借り入れていようがプロミスで借り入れていようが、じぶんローンを増枠することで他社借り入れをまとめることは可能です。

なお増枠の際、借り入れ金額が100万円以上になるのであれば、元々のコースが誰でもコースであったとしても、借り換えコースへの変更が可能です。

ただし、普通金利で利用しているかたはauユーザーではないので、借り入れ金額が100万円を超したとしても、借り換えコースへは変更できません。

気になる審査内容や在籍確認などのQ&A

融資申込みをする際にどこの金融機関であっても気になるのが、審査内容や在籍確認の有無です。

できるならば審査が甘く在籍確認をしないところに申し込みをしたいものですが、じぶん銀行の場合にはどうなっているのでしょうか。

また申込み方法なども併せて確認していきましょう。

審査内容はほぼ他社と同じ

どこの金融機関であっても大体は、同じ箇所に注目をして審査しています。

小口融資しかしないような中小企業の消費者金融であっても、同じところを見て審査をしています。

あとはその金融機関で、どこまでを問題なしとするのかという基準が異なるだけです。

じぶん銀行の審査に関しては、比較的緩やかだという口コミが散見しています。

しかし、ブラックでも審査がとおるということはありません。

じぶん銀行の保証会社はアコムとなっています。

じぶん銀行自体は審査のノウハウをアコムと比べると多くは持っていませんので、保証会社が融資の可否を判断することになっています。

アコムといえば消費者金融ですので、消費者金融の審査に通過する程度のレベルがあれば問題はないといえるでしょう。

そこで気になるのが具体的にどのレベルであれば、審査に通過できる可能性が高くなるのかという点です。

最低でもこの基準は満たしておくといい項目かを見ていきましょう。

  • 個人信用情報機関でネガティブな情報が載っていないか
  • 現在安定した収入があり、1年以上勤務しているか
  • 収入と支出のバランスが崩れていないか

大まかにはこの3つはどこの金融機関でも審査で確認をします。

「個人信用情報機関でネガティブな情報は、現在付き合いのある金融機関で返済に遅れはないか、また過去に債務整理などをしていないかを確認します。

そして、安定した収入があるという部分は、具体的に最低○○万円の収入以上という具体的な金額はありません。

しかし余りにも月によって収入が大きく変わったり、正社員ではあるものの働いてまだ数か月といったりする場合には、不安材料があるという判断になってしまう可能性は高いです。

収入と支出のバランスですが、意外とこの項目にひっかかる人が多いのが現状です。

借り換えを検討しているということは、既に多重債務者になっており、生活に余裕がある人はあまりいません。

「返済できない訳ではないけれども金利が今よりも低くなれば、もう少し楽になる」という状態であればまだ審査に通過する可能性があります。

しかし「既に他社返済に行き詰まっていて、カードローンで融資してもらい返済をしたい」という自転車操業の状態ですと、審査に通過するのは厳しいといえるでしょう。

やはり銀行としてもお金を貸した以上は、返済をしてもらわなくてはいけないのです。

申込み時点で既に金策尽きた人に融資をしても、結局は焼け石に水状態になってしまいます。

最悪の場合は数回返済して自己破産となれば、貸していたお金も戻ってこなくなりますので、やはり慎重に見られるポイントになります。

在籍確認はあるの?

結論からいうとじぶん銀行は在籍確認をします。

基本的には個人名でかけてはきますが、電話をかけてくる時間など細かい要望には応えてくれません。

しかし在籍確認といっても、あくまで申込みをした人がその勤務先に間違いなく在籍しているかどうかを確認だけですし、仮に申込者が離席して直接電話口にでられなくても問題はありません。

なお、個人名より銀行名を名乗ってもらった方が、「あれは営業電話だったんだよ」などとあとで周囲に誤魔化したい人は、じぶん銀行に相談をすると要望に応じてくれます。

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申込み方法はネットのみ

じぶん銀行カードローンのじぶんローンは申込み方法がインターネットのみです。

もとがネット銀行ですので実店舗を構えている訳でもありませんので、いくらKDDIが出資会社だとしても、auの携帯ショップでも申込みはできません。

簡単な入力画面になっていますので、ふだんはあまりインターネットを使い慣れていない人でも、直感的に入力しやすい作りになっています。

しかし、じぶん銀行に普通預金口座を持っているかどうかで、申し込み手順が異なりますので注意が必要になります。

なお、審査にとおりカードローンを利用した場合でも、利用明細は自宅に届くことはありません。

すべてインターネット上で確認できるようになっていますので、同居している家族に内緒にしたい場合にも便利です。

申込み条件は何か?

じぶん銀行の申込み条件は以下のとおりになります。

  • 20歳以上70歳未満
  • 安定継続した収入があること(アルバイト、パート、自営も可)
  • 保証会社(アコム)の保証が受けられる人

基本的には上記の3点ですが、借り換えコースに限り専業主婦や、年金だけの収入が申し込みができないので注意が必要になります。

専業主婦の場合は配偶者での審査になりますので、審査に通過したとしてもあまり高額な金額は望めません。

専業主婦がおまとめとしてじぶんローンを活用したいのであれば、ほかの銀行を検討した方がいいでしょう。

利用時の注意点

じぶん銀行のカードローンを活用して借り換えする場合の注意点を確認しておきましょう。

金利を上昇させない

じぶん銀行のカードローン(au限定割/借り換えコース)は、審査結果によって適用金利が異なります。

借り換えコースであれば、上限金利は12.5%であり、一般的なカードローンの金利水準に比べて、かなり低めの水準が利用できます。

しかし、「誰でもコース」が適用される場合など、借り換えによって金利が上昇しないことに注意が必要です。

さらに、既存の借入を銀行カードローンで行っている場合など、じぶん銀行カードローンよりも低金利の借入を利用できている可能性もあります。

おまとめローンで借り換えした結果、金利が上昇すると、将来的な総返済額を増加させてしまう可能性もありますので注意が必要です。

auとの契約が必要

さらに、気を付けておきたいのは、au限定割/借り換えコースを利用するには、有効なau IDが必要になることです。

このau IDは「契約当初」だけではなく、契約後も継続して必要です。

じぶん銀行では、毎月末、au限定割を利用されている方の、au IDが有効かを確認しており、無効となった場合には、金利優遇を中止する可能性があるとしています。

つまり、低金利でおまとめできたつもりでいても、auとの契約がなくなることで、17.5%まで金利が上昇する(auユーザー以外の適用金利上限)可能性もあるのです。

これでは、逆効果になってしまう可能性も考えられます。

なお、一度登録していたau IDが無効になると、その後、別のau IDで再登録しても優遇金利の再適用は受けられませんので注意して下さい。

じぶん銀行のメリット・デメリット

最後に、じぶん銀行のカードローンをおまとめローンとして活用することのメリット・デメリットを整理しておきましょう。

じぶん銀行のカードローンは、auユーザー限定の金利優遇がありますので、auの携帯電話などを利用されている方は、「低金利」で利用できるのがメリットです。

さらに、au限定割/借り換えコースは、他の銀行系おまとめローンのような、就業先の雇用形態や、年収基準など、厳しい条件は設けられていませんので、幅広い方が利用できる可能性があります。

そのため、既にauを利用されている方は、おまとめローンとしてau限定割/借り換えコースを利用するのがおすすめです。

一方、au限定割/借り換えコースは、auを利用し続けることが条件であり、将来的に携帯会社を乗り換えた場合には、金利優遇が無くなり、金利が上昇する可能性があります。

Auとの契約を継続することが条件となってしまうのがデメリットと言えるでしょう。

じぶん銀行カードローンの口コミ

ここまでで、じぶん銀行カードローンの概要はご理解いただけたかと思います。

では、このカードローンについては、現在どんな口コミが多く寄せられているのでしょうか?

審査スピードが比較的早い

じぶん銀行カードローンの口コミで最も多いのは、「比較的審査のスピードが速い」というクチコミです。

ちなみに、筆者がじぶん銀行カードローンに申し込んだのは2017年の8月でしたが、その時は午前中に申し込んで、昼過ぎには振り込み入金にてキャッシングをする事ができています。

ただ、2018年1月以降は、銀行カードローン申し込み時には、警察庁へのデータベース照会を必須とする事が条件となった為、即日借り入れはできないようになっています。

それでも、じぶん銀行のカードローンの審査は比較的早く、早ければ申し込みの翌営業日には借入ができるケースもあるようです。

auユーザーなら特典が多い

次の口コミで多いのは、やはりauユーザーならではの特典です。

上記のスペックでもご紹介したとおり、auユーザーなら金利面で一般ユーザーよりも0.5%優遇されています。

ただ「auユーザーである」という理由だけで、審査に通りやすい、または通りにくい…と言った事はないようです。

じぶん銀行カードローン申込みの流れ

次に、このカードローンの申し込みの流れについてもご紹介しておきます。

じぶん銀行のカードローンは、WEBまたは郵送での申し込みが可能です。

今回は、最も利用ニーズが多いWEB申し込みの方法についてご紹介します。

STEP申し込みの流れ備考
1公式WEBから必要事項を入力し、申し込む本人情報などは正直に正確に入力する事が重要
2本人連絡が入る
その後仮審査へと進む
携帯電話を登録しておけば携帯にかかってくるので、電話に出れる状態にしておく
3本審査と在籍確認が行われる
(本人確認書類もこの時点で提出が必要)
必要書類の撮影は鮮明に!
4審査通過後、契約完了となる
契約完了後は初回のみ振込にてキャッシングも可能
振込手数料は無料
5自宅にカードと契約関連の書類が郵送される

尚、上記の通りじぶん銀行カードローンは、契約完了後に必ず自宅にカードと契約書類が発送されてきます。

したがって、「家族にカードローンの利用を知られたくない…」という人は注意が必要です。

封筒にはカードローンの事は何も書かれていませんので、一見すると分からないように発送されてきますが、万が一開封されてしまえばカードローンの利用はバレてしまいます。

じぶん銀行カードローンは増額可能?

次に、じぶん銀行カードローンを申し込んだ後の「増額」についてもお伝えしておきたいと思います。

じぶん銀行カードローンは最高800万円まで融資可能、となっていますが、このカードローンを利用した最初のうちは、特に信用実績も積み上がっていない為、最小限度の限度額が設定されるケースがほとんどです。

したがって、利用しているうちに限度額が足らない…という事になり、増額を希望する方もいると思います。

しかし、じぶん銀行カードローンの増額は、利用開始から少なくとも半年から1年以上経過していないと、増額審査は通らないようです。

ちなみに、じぶん銀行カードローンの増額はWEBで申し込む事は出来ず、じぶん銀行のコールセンターに電話で申し込むという流れになります。

じぶん銀行カードローンのメリット

では、以上のような情報を踏まえ、結局のところ「じぶん銀行カードローンにはどんなメリットやデメリット」があるのでしょうか?

いくつかのポイントをまとめておきます。

じぶん銀行カードローンのメリットと言えば、やはり「auユーザの特典がある」という事と、一般的なカードローンよりは金利が低いという2点が挙げられます。

例えば、アイフルのおまとめローンの場合、上限金利は17.5%となっていますが、それと比べてじぶん銀行のカードローン(借り換えコース)なら、5%も低いという事になります。

一方、デメリットについては、やはり消費者金融のカードローンと比べると審査スピードが若干遅めである…いう点が挙げられます。

ただし、いくら遅いと言っても一週間も2週間もかかるわけではありませんので、それほど急いでいないならデメリットと言う程の事ではないかもしれません。

また、デメリットにはならないかもしれませんが、保証会社がアコムとなっている為、過去にアコムを利用していて延滞や債務整理などを行った履歴がある人は注意が必要です。

この場合には、信用情報機関の履歴が消えていても、アコムに情報が残っているケースがあるからです。

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まとめ

金利を考えると他の銀行に比べて、じぶん銀行は少し高い印象を受けます。

しかし既にauIDを持っていて、金利よりも毎月の返済の方法が簡単な方がありがたいという人には魅力的なサービス内容になるでしょう。

各ライフプランに合った内容でないと、カードローンを利用していても、いずれストレスになってしまいますので、まずはメリットとデメリットのどちらが大きいのかをよく考えてから申込することをおすすめします。