ガス料金の引き落としが残高不足でできなかった!払えないときは待ってもらえる?
ガス料金を銀行口座振替で支払っている人も多いのではないでしょうか?
納付書で支払うという方法もありますが、支払期日を忘れたり納付書そのものをなくしたりしがちですので、ガス会社各社では、未納を防ぐためにも口座振替で支払うように勧めています。
ですが、残高不足で引き落としができず、口座振替なのに未納になってしまうこともありますよね?
ガス料金の引き落としができないときはどうなるのか、また、未納金をどのように解消できるのかについて解説いたします!
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 口座の残高不足でガス料金が支払えなかった人
- ガス料金滞納中にガスが使えるかどうか知りたい人
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記事の目次
ガス料金の引き落とし日はいつ?
ガス料金の引き落とし日は、利用しているガス会社によって異なります。
東京ガスと大阪ガスの例を紹介します。
東京ガスは好きな引き落とし日を選べますが、大阪ガスでは引き落とし日は選べません。
東京ガスの引き落とし日 | 大阪ガスの引き落とし日 |
---|---|
| 検針の約10日後 |
ガス料金の引き落とし日変更は可能?
引き落とし日を変更できるかどうかも、利用しているガス会社によって異なります。
東京ガスと大阪ガスでは、次のように決まっています。
東京ガスの引き落とし日 | 大阪ガスの引き落とし日 |
---|---|
後日変更できる ただし、登録に1~2ヶ月かかる | 変更できない |
ほとんどのガス会社で引き落とし口座の変更は可能!
引き落とし日の変更はできないことが多いのですが、引き落とし口座の変更は、大抵のガス会社で可能です。
ただし、利用できる金融機関が特定のところに限定されていることが多いですので、ガス会社各社の公式サイトを確認しておきましょう。
基本的には、都市銀行とガス供給地域において店舗数が多い地方銀行・信用金庫なら、大抵のところは振替口座として指定できます。
引き落とし口座の変更申し込みを行う場合は、あらためて口座振替申込書を提出する手間がかかるという点には、注意しておきましょう。
ガス料金の引き落とし日が土日や祝日のときは?
ガス料金の引き落とし日が土日祝日などの金融機関の定休日に当たるときは、引き落としは翌営業日に実施されます。
また、引き落とし日が「検針の○日後」と規定されている場合も、月によって引き落とし日が前後します。
いずれの場合も、予定通りの日時にガス料金が引き落とされるかは分かりませんので、いつでもガス料金が引き落とせるように、口座に1~2万円は余剰金を入れておくようにしましょう。
ガス料金の引き落とし時間はいつ?
ガス料金の口座振替時間は、金融機関によっても異なります。
そのため、口座振替日当日の朝、銀行の営業開始と同時に入金したとしても、手遅れになっていることも多いのです。
遅くとも前日(振替日の銀行営業日の前日)までに、ガス料金の入金を済ませておくようにしましょう。
引き落としできなかった場合どうなる?
支払い期限日にガス料金が引き落とせなかったときの処置も、ガス会社によって異なります。
東京ガスと大阪ガスの例から、解説してまいります。
なお、ガス料金を滞納すると、最悪の場合、ガスの供給が止められてしまうこともあります。
再引き落としが実施されることもある!
ガス会社によっては、再引き落としを実施してくれることもあります。
再引き落としを実施してくれる場合は、大抵、本来の引き落とし日の10日後前後となっています。
ガス料金が引き落とせていないことに気付いたら、すぐに入金するようにして下さいね。
東京ガスの再引き落とし | 大阪ガスの再引き落とし |
---|---|
実施しない | 約10日後に実施する |
引き落としができなくてもガス会社から連絡は来ない
引き落としが実施できなくても、ガス会社から電話やメールで「ガス料金を引き落とせませんでした」といった内容の連絡は来ません。
引き落とせているか不安な人は、振替口座に指定している金融機関の通帳を記入するなどして、確認してください。
ただし「未納のお知らせ」の郵便が来る
引き落としが実施できないとき、あるいは、再引き落としが実施できないときは、郵便で「未納のお知らせ」等と記された納付書が届きます。
「未納のお知らせ」にはバーコードが印刷されていますので、納付期限までにコンビニもしくは金融機関に持って行って、支払いを済ませるようにして下さい。
東京ガスの「未納のお知らせ」 | 大阪ガスの「未納のお知らせ」 |
---|---|
引き落としが実施できないときに、自宅に届く | 再引き落としが実施できないときに、自宅に届く |
ガス料金の未納分の振込先はどこ?
ガス料金の未納分は、郵送される「未納のお知らせ」等と記載された納付書を使って支払います。
そのため、納付書を使わないで清算すること、たとえば、特定の口座に振り込むといった方法では未納金を清算できません。
ガス会社から「未納のお知らせ」等の納付書が届いた後の未納金清算方法は、次の通りとなります。
東京ガスで口座振替が実施できないとき | 大阪ガスで再振替が実施できないとき |
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ガス料金の延滞金はいつから発生する?
ガス料金の延滞金制度も、ガス会社によって異なります。
東京ガスと大阪ガスでは、次のように延滞金を計算しています。
東京ガスの延滞金 | 大阪ガスの「未納のお知らせ」 |
---|---|
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引き落とし不履行でブラックリストに入る?
民間の金融機関から借りたお金を返済期日までに返済しないと、CICやJICC、全銀協などの「個人信用情報機関」に、延滞していることや未納状態が続いていることなどの好ましくない情報が記録されてしまいます。
遅延情報等の好ましくない情報が個人信用情報期間に登録されてしまうことを、「ブラックリストに入る」などと表現することがあります。
しかしながら、ガス料金は「公共料金」ですので、民間金融機関から融資を受けたときのように、支払い状況が悪くても個人信用情報に傷がつくことはありません。
もちろん、「個人情報に傷がつかないから、滞納しても良い」ということにはなりませんが、ガス料金の滞納がカードローンやクレジットカードの審査に響くことはほとんどありませんので、その点はご安心ください。
ブラックリストについては次の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧になって下さい。
引き落としができないといつから利用停止に?
ガス料金を支払わないと、督促状や通知書などが送られてきて、最終的にはガスの供給が止まってしまいます。
全国の主なガス会社の支払い期限と再請求書の届く時期、停止予告書が届く時期、ガス供給が止められるタイミングは以下の通りです。
支払期限 | 再引き落としの時期 | 再請求書の届く時期 | 停止予告書の届く時期 | ガス供給が止められるタイミング | |
---|---|---|---|---|---|
北海道ガス | 検針の翌日から30日目 | 口座振替日の約10日後 | 口座振替日から10日前後 | 供給停止する日の5日前 | 検針の翌日から約50日後 |
東京ガス | 検針の翌日から30日後 | 再引き落としは実施しない | 支払期限経過後10日前後 | 供給停止する日の5日前 | 検針の翌日から約50日後 |
大阪ガス | 検針の翌日から30日後 | 再引き落としは実施しない | 支払期限経過後10日前後 | 供給停止する日の5日前と15日前 | 検針の翌日から約50日後 |
京葉ガス | 検針の翌日から30日後 | 口座振替日の約10日後 | 再引き落とし日を経過してから | 供給停止する日の5日前 | 検針の翌日から50日後 |
西部ガス | 検針の翌日から30日後 | 再引き落としは実施しない | 支払期限経過後10日前後 | 供給停止をする日の5日前と15日前 | 検針の翌日から50日後 |
東邦ガス | 検針の翌日から30日後 | 再引き落としは実施しない | 支払い期限経過後10日前後 | 供給停止をする日の5日前と15日前 | 検針の翌日から50日後 |
四国ガス | 検針の翌日から30日後 | 再引き落としは実施しない | 支払えば経過後10日前後 | 供給停止する日の5日前と15日前 | 検針の翌日から50日後 |
※いずれのガス会社でも、最初の支払い期限を過ぎてから10日以内に未納料金を支払えば、延滞利息は請求されません。10日を過ぎると(検針の翌日から40日を過ぎると)、延滞利息として1日当たり未納料金の0.0274%が追加で請求されます。
具体的なガスの停止日などが気になる人は、直接、利用しているガス会社に電話で問い合わせてみてください。
ガス代が払えない時は待ってもらえる?
ここまで解説してきた通り、ガス代は支払期限日から20日程度(検針日から数えると50日程度)で供給停止となる事業者が多いです。
言い換えれば、支払い期限から20日以内に支払えるのなら、ガスが供給停止になることはないのです。
しかしながら、経済状況が思わしくないときなどには、今お金はないけど、供給停止をあと数日待ってもらえれば払えるという場合もあるでしょう。
このような特別な事情がある場合は、ガス代の支払いを待ってもらえるのでしょうか。
払えないならガス会社に早めの連絡を
ガス事業者は、供給停止の予告が出た後に支払いを待ってもらうことは難しく、問答無用で閉栓することが多いです。
しかし供給停止の予告書を発送する前の時点であれば、いつまでに支払うと約束することで、支払いを待ってもらえる可能性もあります。
そのため、払えないことがわかった時点で、早めにガス事業者と相談することが重要です。
また、相談する際はなるべく早く支払う意思を見せましょう。
ガス事業者によっては、数日程度しか待ってくれない場合もあります。
ガス代の分割払いは困難
滞納料金を一括で支払えない場合、分割での支払いに応じる事業者は少ないのが実情です。
ガス代は毎月発生するものですので、本来は毎月決められた日に支払うべきものです。
少しずつ支払うのではなく、少なくとも1ヶ月分はまとめて支払うようにしましょう。
なお、ガス料金を2ヶ月分以上滞納しているときは、未納料金の一部を支払うと、もっとも古い月のガス料金から充当されます。
たとえば4月分の4,720円と5月分の4,800円を滞納している人が、コンビニ等で5,000円を支払うなら、4月分の料金だけが精算され、280円のお釣りを受け取ることになります。
ガスが止められる時間は休日かも
ガスの供給停止は、土日でも実施されることがあります。
土日休みの人だと、家でゆっくり休養したいときにガスを止められてしまうとなかなかの痛手ですよね。
ただし、水道の供給停止と同じく、土曜日は実施されますが日曜日は対象外となっていることが多いです。
詳しい日程については「ガス供給停止予告書」に記載されていますので、かならず確認して下さい。
滞納料金を払った後ガスが使える目安
ガス代を払えないためにガスを止められてしまうと、ほとんどの方は生活に大きな支障が出るのではないでしょうか。
冬場はお湯や床暖房、ガスファンヒーターが使えないという問題が生じますし、夏場もシャワーを浴びるときはお湯が必要ですから困ってしまいますよね。
しかし、一旦、ガスの供給が止められてしまうと、滞納料金を支払うだけではガスの供給は再開されないのです。
再開には、滞納料金全額の支払いが必要
ガスは一旦止められてしまうと、供給を再開するには基本的に滞納料金の全額を支払わないと使えるようになりません。
一部の料金を支払っても供給再開にはつながりませんので、ご注意くださいね。
土日など、供給再開に日数が必要な場合も
滞納料金を支払った後は、領収書をお手元にご用意の上、ガス事業者が設けている供給再開受付の電話番号に電話してください。
この電話がないと、いつまでたっても供給再開の手続きは実行されません。
電話をすると、通常は当日か翌営業日にガスの開栓作業を行い、ガスが使えるようになります。
土日祝日はガスの開栓作業を実施していないことが多いため、再供給申し込みのタイミングによっては、供給再開に日数がかかる場合があります。
また、ガスの開栓作業は作業員の手配が必要です。
そのため、3月など引っ越し時期の場合は作業員の手配がつきにくく、供給再開までにさらに数営業日かかる可能性もあります。
開栓作業の立ち会いを求められることも
ガスの供給サービスを再開する作業を行う際、ガスの元栓が屋内にある等の状況によっては立ち会いが必要になるケースがあります。
この場合は、仕事の都合をつけてでも立ち会わないと、いつまでたっても再びガスを使用開始できるようにはなりません。
プロパンガスは開栓手数料がかかることがある
家庭で使われるガスは都市ガスとプロパンガスが主流ですが、このうちプロパンガスの場合は、再開栓するために開栓手数料がかかることがあります。
ガス会社によって対応は異なりますが、ガス代の支払いが遅れることで、本来であれば必要のない費用が発生してしまう可能性もあります。
ガス料金の引き落としに係る注意点
ここまでは、ガス料金の引き落としができなかった場合の対処法などについて説明してきましたが、ここであらためて、ガス料金の引き落としに関する根本的な注意点をいくつか挙げていきます。
引き落とし日の前日までに入金すること
ガス料金の引き落とし口座と、給料が振り込まれる預金口座が同じ場合は、口座の残高を気にする必要はそこまでありません。
ただ、ガス料金の引き落としのために専用の口座を設けている場合は、毎月引き落としのために口座にお金を入金しなければなりません。
上述したように、金融機関によって引き落としの時間帯が異なるため、引き落とし日当日の入金だと間に合わない可能性があります。
そのため、口座への入金は必ず引き落とし日の前日までに済ませておくようにしましょう。
引き落とし日を把握する
より基本的な話になりますが、引き落とし日の前日までに口座への入金を済ませておくためには、毎月の引き落とし日がいつかをきちんと把握しておかなければなりません。
特に、引っ越してガス会社が変わった場合などは、新しく利用するガス会社の引き落とし日をきちんと確認しておきましょう。
引き落とし日の数日前などにリマインドをかけておけば、より一層安心ですね。
振込を忘れないこと
本来の引き落とし日に引き落としができなかった場合、再引き落としを行ってくれるガス会社があります。
そのようなガス会社で再引き落としも行えなかった場合は、自宅に振込用紙が郵送されてきて、ガス代の支払い方法が指定口座への振込へと変わります。
金融機関の窓口やコンビニで振込手続きが行えるので、必ず振込手続きを行いましょう。
普段は引き落としで支払っているため、ついつい振込作業を忘れてしまいがちですが、ガス代を振り込まなければ当然ガスの供給がストップされてしまい、日常生活に支障が出てしまいます。
滞納中にしてはいけないこと
ガス代を払えず滞納している場合でも、してはいけないことがあります。
ここでは、どうしていけないのかを含めて解説していきましょう。
勝手に開栓してガスを使う
ガスの閉栓や開栓作業は専門知識を持った作業員が行いますので、一般の人はそもそも開栓できません。
しかし知識を持っている人の中には、勝手に開栓して使う人もいるようです。
もちろんこの行為は犯罪であり、同時に不正使用でもあります。
そのため、ガス事業者から損害賠償を請求されることもあります。
契約を解除される可能性もありますので、ガスの開栓方法を知っている場合でも、絶対に勝手に開栓しないようにしましょう。
ガス料金の踏み倒し
ガス代を払えずガスを止められても、単にガスが使えないだけなので良いと思っている方もいるかもしれません。
しかし、ガスを止められてもガス代を滞納していることには変わりませんので、請求は続きます。
多くのガス事業者では、ガス代の滞納が長引いた方への請求業務を債権回収会社に委託しますので、ある日突然債権回収会社から支払を求める通知が来ることもあります。
債権回収業者はその名の通り債権回収を専門とする業者ですので、滞納が続くときの請求や財産や給料の差し押さえなどの法的措置も、スピーディに手際よく実施していきます。
給料が差し押さえられて会社で気まずい思いをしたり、年率10%程度の延滞金を支払ったりと、決して良いことにはなりません。
ガス代の支払いから逃げることを考えるのではなく、できるだけ早めに支払うことを心がけましょう。
ガス代滞納の時効について
ガス料金は、支払い期限の翌日から2年が経過すると、消滅時効が援用され、支払い義務が消滅します。
しかし、消滅時効が成立するためには、「ガス会社が1回もガス料金の請求を行わない状態で2年以上が過ぎること」が条件となるため、実際問題としてガス代の時効が成立するのはほぼ不可能なのです。
支払いから逃れることを考えている間にも延滞利息は発生しますので、無駄な支出を減らしたいのなら、なるべく早めにガス料金を支払うようにしましょう。
ガス料金の滞納で起こりえること
「たかがガス料金でしょ?」と甘く見ていると、痛い目に遭うかもしれません。
裁判に発展して社会的信用を失ったり、ローンを組みにくくなったり、クレジットカードの審査に通りにくくなったりすることがあるのです。
裁判に発展する
ガス料金の滞納が長引くと、差し押さえ予告書が自宅に届き、給与や口座の差し押さえなどの法的措置が実施されることもあります。
もちろん、裁判になると、滞納者側にも申し開きの機会が与えられることにもなりますが、契約したガス料金を支払わないことに正当性は皆無ですので100%滞納者が負けてしまいます。
時間的かつ金銭的無駄を省くためにも、法的措置が実施される前にガス料金を精算するようにしてくださいね。
信用情報に記録されることはない
金融機関等からの借金返済を滞納することとは異なり、ガス料金を滞納しても信用情報機関に記録が残ることはありません。
そのため、滞納中でもローン審査には影響がありませんのでご安心ください。
信用情報機関については次の記事でも詳しく説明していますので、ぜひチェックしてみて下さい。
カードで支払っていると信用情報に傷がつく
口座振替ではなく、クレジットカードでガス料金を支払っている人もいるでしょう。
クレジットカード払いにすると、クレジットカードのポイントも貯まりますので、口座振替よりもお得な支払い方であることは確かです。
しかし、クレジットカードの支払い日までに請求額を口座に入金しておかないと、事態はガス料金などのクレジットカード払いの各種料金を滞納してしまうということだけでは収まりません。
滞納記録が個人信用情報機関に登録され、信用情報に傷がついてしまうというデメリットもあります。
信用情報にキズがついてしまうことを、「ブラックリストに載った」などと表現することがあります。
一旦、ブラックリストに載ってしまうと、銀行や消費者金融のローン審査に通りにくくなったり、新たにクレジットカード会社の審査に通過することが難しくなったりします。
住宅ローンなどの大型ローンの審査にも通りにくくなってしまいますので、人生設計が大きく狂うこともあるでしょう。
どうしてもガス代が払えないときは?
ガス代を支払わないといろいろなデメリットを被ることも分かっているし、支払う意思もある、しかし実際問題としてない袖は振れない…という人もいるでしょう。
どうしてもガス代が支払えないときの対処方法を、以下でいくつか紹介していきます。
家族や友人にお金を借りる
家族や友人に頭を下げてお金を借りるというのは、1つの選択肢です。
ガスは、生活していくうえで欠かせない重要インフラの1つですので、ガス代を支払えないということは、どれだけお金に困っているかは容易に察せられるでしょう。
「給料日が来たら必ず返済するから」と真摯にお願いすれば、きっとお金を貸してくれるのではないでしょうか。
家族や友人からお金を借りた場合は、返済する際に必ず感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
日払いでバイトをして稼ぐ
お金が足りないのなら、働いてお金を稼ぐのが真っ当な方法です。
日払いバイトは、一般的なバイトとは異なり働いたその日にお金がもらえるので、すぐにお金が必要な場合には非常に重宝します。
仕事内容も、肉体労働系から事務作業まで多岐に亘るものが募集されているので、自分に合った求人に応募するといいでしょう。
日払いバイトは一般的なバイト求人サイトでも募集されていますが、派遣会社経由でないと応募できないものもあります。
派遣会社に登録することで、より効率よく日払いバイトの求人を探せるようになるでしょう。
いらないものをフリマで売る
家にあるいらないものをフリマで売ることでも、お金を得られます。
どんなものでも買い手が付く可能性があるのがフリマの特徴なので、「こんなもの欲しがる人いるかなぁ…」と思うようなものでも、どんどん出品してしまいましょう。
思わぬ値段で買い取ってもらえるかもしれませんよ。
ブランド物のバッグなど、お店に持って行ってもきちんと買い取ってもらえそうなものは、質屋やリサイクルショップなどに持っていくのがおすすめです。
クレジットカードでガス代を払う
クレジットカードを利用すれば、手持ちの現金がなくても支払いができます。
普段はコンビニ払いで支払いを行っていたとしても、ガス会社に連絡をすれば支払い方法が変更できるので、クレジットカード払いに変更することで、支払いできないピンチから逃れられるでしょう。
ただ、クレジットカードはあくまでも支払いを後払いにしているだけです。
記事中でも少し触れているように、クレジットカードの支払いができないと信用情報に傷が付いてしまったり、カード会社によってカードを解約されたりしてしまいます。
クレジットカードで支払う以上は、必ずクレジットカードの引き落とし日にはお金を準備できるようにしておかなければなりません。
カードローンやキャッシングで資金を準備する
一時的にお金を用意すればいいのであれば、カードローンやキャッシングを利用してつなぎ融資を受けるという方法も、考えられます。
融資を受ける際は、メガバンクやネットバンクが取り扱う銀行系カードローンのように、金利が低いものを利用するほうが、利息による返済負担が少なくなるのでおすすめです。
ただ、プロミスやアコムのような大手消費者金融会社では、初回利用者に限って無利息期間が設けられています。
無利息期間中に返済できるのであれば、借りたお金をそのまま返せばいいだけですし、完済は無理にしても大部分を返済できるのであれば、実質的な適用金利を大幅に引き下げられます。
返済期間が長引きそうなら銀行系カードローン、短期で返済できそうなら大手消費者金融というように、返済計画に合わせて利用するカードローンを決めるといいでしょう。
ガス会社に相談する
ガス会社の料金担当者に相談することで、今月分の支払いを来月分と一緒に支払えるようにする、というような対応を取ってもらえることもあります。
ガス会社によって対応が異なるため、ガス会社に相談しても、ダメなものはダメと断られてしまう場合もありますが、ダメもとで相談してみるのもありでしょう。
ガス料金が支払えない場合でも、事前に相談があったかなかったかでは、ガス会社の心証もだいぶ変わりますからね。
まとめ
ガス料金を支払わなくても、信用情報に傷がつくことはありません。
ですが、だからといって、ガス料金を滞納して良いわけではなく、同じことは水道料金や電気料金の支払いにも当てはまります。
実際に、ガスが使えないこと自体は不便極まりないことですので、供給停止になるまでにガス料金を支払うようにしてくださいね。