食費のお金が足りないピンチ!家計がやばいときの金欠の乗り切り方
家計がピンチのとき、まず削減しやすいのが毎日の食費です。
住居費や教育費、保険料などの固定費を抑えるのも長期的に見れば家計圧縮効果がありますが、今すぐ家計に余裕が出るわけではないので、今日明日の生活苦には対応できません。
その点、毎日の支出である食費を抑えると、すぐに家計に余裕が生まれます。
食費を極限まで抑える方法を解説しますので、本気で家計がやばいことになっている人はぜひご覧ください。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
・食費が足りなくて困っている人
・家計に占める食費の割合が多い人
・生活費について配偶者とトラブルがある人
記事の目次
- 1 家計のピンチを解消させる7つのルール
- 2 外出時に持っていくお金はどのくらい?
- 3 ゲーム感覚で挑戦!1日500円ミッション
- 4 1つの食材から作れるレパートリーを増やす
- 5 買い物に行く場所を吟味する
- 6 食費以外を見直す
- 7 食費が足りないときこそ計画的に買い物を
- 8 節約系雑誌には優れたアイデアがいっぱい
- 9 お弁当を作ろう
- 10 夫婦で食費5万!足りない?多い?
- 11 食費を減らす時の注意点
- 12 具体的な節約レシピ
- 13 「食費は3万で充分!」こんな夫にはどうする?
- 14 健康を損なうことが一番の損!
- 15 食費が足りないのはおかしい?旦那に分かってもらうには
- 16 不必要なものを売れる場所とは
- 17 お金がないことを悲観しないためのコツ
家計のピンチを解消させる7つのルール
家計がピンチになってしまった時の対処法を知っておくことは重要ですが、そもそも家計がピンチにならないようにすることのほうが、より重要です。
そこでまずは、家計のピンチを解消させるためのルールについて、説明していきたいと思います。
クレジットカードは利用しない
クレジットカードは、手持ちのお金がないときでも買い物が行える便利なアイテムですが、便利であるがゆえに支払い能力を顧みずに買い物をしてしまう可能性があります。
手元のお金が減らないため、お金を使っている感覚になりにくいのがネックで、引き落とし予定金額を見て顔を青ざめることに…という経験をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。
家計をしっかりコントロールできる人であれば、クレジットカードを利用してもきちんと支払いができるのですが、自信がない人はクレジットカードの利用は控えたほうがいいかもしれません。
同様の理由で、カードローンの利用もご法度ですよ。
外出時には必要なお金だけ持つ
街中にはいろいろな誘惑があります。
「あの洋服かわいい!」「ずっと追いかけてる作家の新作が出てる!」「閉店セールで店内商品が全品3割引!?」といった具合ですね。
もしこのとき、財布の中に本来の買い物に必要な金額以上のお金が入っていたとして、余分な支出を避けられる人がいったいどれくらいいるでしょうか。
大半の人は、予定になかった買い物までしてしまいますよね。
外出時には必要なお金だけを持つようにすることで、こういったことを避けられるようになるでしょう。
衝動買いは楽しいものではありますが、それは家計に余裕があるときのみ、行うようにしなければなりません。
売れるものがある時には売る
手持ちのお金には余裕を持たせておくことが望ましいですが、まさにそれは「言うは易く行うは難し」でしょう。
手っ取り早く手持ちのお金を増やしたい場合は、私物の中で売れるものを売るという方法が便利です。
もう使わなくなったブランド物のバッグやコートなどがクローゼットの中で眠っている人は、それを質屋やリサイクルショップなどに持っていって、買い取ってもらいましょう。
意外といい値段になることもあるため、家計がピンチに陥るのを避けられるかもしれませんよ。
購入時にはレジ前でも必要かどうか自問自答する
スーパーではあれもこれも買い物をするため、レジに並んだときにはカゴの中は購入予定の商品でいっぱいでしょう。
そのタイミングで今一度、これらの商品は本当に買わなければならないかを、自問自答してみましょう。
もしかしたら「よく考えたらこれは買わなくてもいいな」という商品があるかもしれませんので、無駄遣いを避けられますね。
1回の買い物ごとでの節約効果は低いかもしれませんが、これを習慣づけることで、年間ではかなりの金額を節約できるでしょう。
基本は自炊!外食は特別な時だけ
自炊と外食を比べたとき、自炊のほうがお金がかからないことは、誰にだって分かります。
しかし、外食をすると料理の手間が省けるため、お金がかかることは分かっていつつも、ついつい外食してしまうという人も多いでしょう。
心を鬼にして、特別な事情がある場合を除いては自炊することを徹底することで、支出をかなり減らして家計を楽にできます。
外食費を「交際費」のくくりにいれて、食事代とは別に管理するという方法もありでしょう。
お金を使うものの質と優先順位を考える
お金がないと嘆いている人は、とにかくいろんなものやことにお金を使いがちです。
お金を使うこと自体は決して悪いことではないのですが、何の計画性も持たずに闇雲にお金を使うことは望ましくないので、お金を使う場合には優先順位をしっかり意識するといいでしょう。
今日の晩ご飯のために必要な出費と、来週末のお出かけのために必要な出費を比較した場合、明らかに前者のほうを優先しなければなりません。
このように優先順位を付けることで、出費自体を自然と減らしていくことも可能です。
とにかく悲観しない!
お金がない場合、そのことを悲観してしまいがちですが、お金がないことを悲観したところでその事実が覆るわけではありません。
そのため、お金がないからと言って悲観するのではなく、逆に前向きな気持ちを持つぐらいのバイタリティが望まれます。
この点に関しては、記事後半の「お金がないことを悲観しないためのコツ」で詳しく説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
外出時に持っていくお金はどのくらい?
Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。
皆さんは外出時にいつもお金をどれぐらい持っていきますか?
先ほど、外出時には必要な金額だけを持つようにする、ということをお伝えしましたが、ギリギリの金額だけを持つようにしてしまうと、万が一のときに対応できなくなってしまいます。
そのため、お金の持ちすぎは好ましくはありませんが、何かあったときに困らない程度のお金は持っておいたほうがいいでしょう。
人によってその基準はまちまちだとは思いますが、「必要な金額+1万円」程度の金額が財布に入っていれば、イレギュラーが起きた場合でもある程度対応できるはずです。
他にも、「出かけた先の最寄り駅から自宅の最寄り駅の間の電車の運賃分」のお金を余分に持っておけば、少なくとも自宅の最寄り駅までは帰れますよね。
万が一のことが起きた場合にどのような用途にお金を使うかを想定しておけば、どれぐらいの金額を+αとして持っていけばいいか、決めやすいのではないでしょうか。
ゲーム感覚で挑戦!1日500円ミッション
1ヶ月の食費の金額を決めている人も多いと思いますが、なかなか計画通りの予算に収めることは難しいですよね。
「今月の前半は外食が多かったから、後半は引き締めよう!」と決意しつつも、結局、前半の使い過ぎが後半まで響き、予算オーバーで来月の生活費を圧迫してしまうことになります。
計画的に買い物と料理ができるスーパー主婦・スーパー主夫もいますが、「食費がピンチ!」なんて言っている人には、計画的な買い物や料理はかなり無理な要求です。
家計管理が苦手な人は、1ヶ月ではなく1週間や1日といった短いスパンで予算を立ててみてはいかがでしょうか。
1日500円なら500円と決めて買い物に行き、「食べたいモノ」ではなく「買えるモノ」で食材を選んで節約生活を進めていきましょう。
スーパーの値引きの品ばっか買ってれば一日の食費500円で済ませられそう
— ライウ🔑 (@yuki2ch) July 22, 2019
そうなんですよ。
500円というと「少なすぎる!」と感じるかもしれませんが、実は意外と買えるものが多いのです。
また、キャベツや大根などの野菜を買うと、1日では使い切れませんから翌日の食費へとスライドされますよね。
そのため、意外と500円だけでも豊かな食生活を送ることができるのです。
タピオカ飲んでみたいけど如何せん高すぎるわ
一日の食費500円の日だってあるのに— ロック (@rock__n__rooll) July 16, 2019
確かにタピオカ1杯で1日の食費は飛んでしまいます。
どうしてもタピオカを飲みたいときは週に1回までに抑え、食費の予算は1日に500円のまま、週に1日は何も買わない日を設けるようにしてはいかがでしょうか。
500円とか3〜4日分の食費にはなるな。
結構大きい— 文・猫。私はネコになりたい。 (@nekonekobuun) July 24, 2019
素晴らしい!
おそらく一人暮らしと思われますが、このペースでやりくりできるなら、3~4人家族でも余裕で1日500円生活が送れますね。
食費と日用品代は別々のスパンで管理する
生活を圧迫するほど家計管理が苦手なかたが、食費と日用品代を別々に管理するのは難しいですよね。
また、ほとんどのかたは食費を購入するついでにトイレットペーパーや洗剤といった日用品も購入していますから、本来ならば食費と日用品代をまとめて管理するほうが楽です。
とはいえ、毎日必要な食費とは異なり、日用品は週に1回の購入でも充分に間に合います。
食費は1日500円、日用品代は週に1,000円などと予算を割り振り、食費と日用品代は別々の予算&期間で管理するようにしましょう。
食費と日用品代を一緒に1日単位で管理してしまうと、「今日はシャンプーを買ったから、食材が買えない!」といった悲しいことにもなってしまいます。
1つの食材から作れるレパートリーを増やす
1つの食材から何種類もの料理を作ることができれば、豚肉や鶏肉・野菜など、その日お得な食材だけでも毎日異なる食事を作ることができます。
レパートリーが少ないと、色々な食材を買わなくては料理が成立しなくなってしまいますので、結果的には余らしてしまったり、消費期限が切れて廃棄しなくてならなくなってしまったりしますよね。
前まで毎日食費500円以上だめって生活(1日1食毎回パスタ)(パスタ大好き)最近良いもん食いすぎだな
— 土御門 (@necessary_evil0) July 21, 2019
確かに、単価が安いパスタは食費がピンチのときのお役立ち食材です。
食費の予算を厳しくしていないご家庭でも、給料日前はパスタの日が増えるものです。
しかし、いつも同じ味付けでは飽きてしまいますよね?
次の記事も参考に、安い食材でもさまざまな料理を楽しむ工夫をするようにしてください。
嗜好品は最低限に!
意外と高いものとして、お菓子やお酒、お茶類などの嗜好品を挙げられます。
食費は抑えていても、お酒代にお金をかけているかたもいます。
1日の食費500円以内にしてでも3000円のVAPEリキッドや一杯1000円の酒を飲む、生
— いよう (@i_yo_u) July 25, 2019
お金がない時にはお酒や高価なお茶類を飲まないとしても、お子さんがいるご家庭では「お菓子代」が食費の中でもかなりの部分を占めてしまうのではないでしょうか。
もちろん、お菓子は子どもにとっても大切なものですが、それ以上にバランスの取れた食事のほうが子どもの健全な成長には役立ちます。
時間が許す限り、健康的なお菓子を手作りしたり食事の量を増やしたりすることで、出来合いのお菓子を食べる機会をセーブするようにしてください。
買い物に行く場所を吟味する
いくらオシャレでも、高級スーパーばかりに通っているなら、食費は天井知らずに増えていきます。
また、いくら便利でも、コンビニは基本的には定価売りです。
「お腹すいたな」「ちょっとだけだから近くのコンビニで良いか」と考えるのではなく、お近くのスーパーの中でも良心的な値段だと評判のスーパーを選んで買い物に出かけるようにしてください。
ただし、安いスーパーでもたくさん買えば高額出費になってしまいます。
かならず買い物リストを作成し、余分なものは買わないようにしましょう。
買い物に行く時間も吟味しよう
お得なスーパーをさらにお得に利用するためにも、閉店間際などのタイミングを選んで出かけるようにしましょう。
野菜や肉などの消費期限が短いものは、2~3割引きのシールが貼られることもありますよ。
また、お惣菜などのさらに消費期限が短いものに関しては、半額シールが貼られることもあります。
出来合いのお総菜は単価が高めかつ、塩分と脂分が多いですので普段はオススメできませんが、半額シールが貼られた状態なら、材料を1から購入して手作りするよりもお得なことも多いです。
食費がピンチで、なおかつ食事を作る時間がない時にはお役立ちアイテムとなります。
都市型スーパーと割引シール
スーパーの食品には、黄色や赤の目立つ配色の割引シールが貼られていることがありますよね。
今日スーパーにて
安売りの白バラコーヒーと
2割引シールのほうじ茶オレ
先にほうじ茶の方から飲まないと・・・ pic.twitter.com/cm34ckg6eL— マミィ (@rz350tk) July 21, 2019
割引シールが貼られた食品は消費期限が迫っています。
とくにお惣菜は時間単位で迫っていますので、早く食べるようにしましょう。
早朝のスーパーへ行って、4割引シール付きのお肉をたくさん買ってきた。
気分が良い。 pic.twitter.com/3rYNzdP9rc— あけびーの (@akebitter) May 10, 2019
なお、近年増えてきた都市型の24時間スーパーでは割引シールを貼るタイミングが店舗によって異なり、かならずしも夜に割引シールが貼られるとは限りません。
朝10時にその日の特売商品を店頭に並べる店舗では、朝9時くらいに行くと、割引シールや半額シールを貼った商品に出会えることがあります。
時間を替えて店舗に通い、割引シールを貼るタイミングを突き止めましょう。
食費以外を見直す
「食費だけがピンチ」という状態はあり得ません。
食費を極限まで抑えなくてはいけないということは、家計そのものを見直す必要があるということです。
買い物の場所や時間を選び、無駄なモノを買わないようにして食費を抑えることも大切ですが、食費以外の費用、例えば保険料や携帯電話料金などの固定費も見直していきましょう。
また、油断をすると家計を激しく圧迫する教育費やレジャー費も、次の記事を参考に見直してください。
セット割が利用できるものはセットにする
電力自由化やガス自由化により、電力会社やガス会社も自由に選べるようになりました。
お得な料金プランを設定していたり、携帯キャリアとのセット割を提供していたりすることがありますので、いくつかの業者から吟味して電力会社やガス会社の変更を検討してみて下さい。
年に数千円~数万円の家計削減につながることもありますよ。
また、携帯電話料金も、インターネット料金とセットにしたり家族全体のキャリアを統一したりすることで、数千円安くなることがあります。
セットで割引になるときは最大限に活用し、光熱費や通信費を抑えるようにしてください。
ようやく電気を切り替えられる時期が来た。6月に最安値の電力会社に切り替えよう。どこがいいかな。ついでだからネットも切り替えようかな。月5200円は高いよ。セット割-1000円だけど。3000円台のところを探そうかな。
— たつべい (@tatubei05) May 29, 2019
どこにお住まいのかたでも複数の電力会社やガス会社から選択できますので、いろいろ検討できるのは嬉しいですよね。
料金をまとめると家計管理も簡単になりますし、どこに無駄なお金が使われているのかもチェックしやすくなりますよ。
03:(2)静学的な現状.現在,セット割・数量割引などの価格割引競争が盛んである.電力使用の大きな大口世帯を中心として,電力会社の切り替えが行われていて,5-10%の電力料金の節約に成功している.しかし,単身世帯のような小口世帯にとって,そのメリットは小さく,市場には飽和感がある.
— 吉住 昭彦 (@YoshizumiAkihik) April 9, 2019
単身世帯はもともと電気代やガス代が少ないものですから、光熱費関係が家計を圧迫することも少ないでしょう。
しかし、家族が多い世帯では光熱費だけでも月に1~3万円ほどになりますので、セット割を活用して少しでも家計への負担を軽減したいものです。
家族で暮らしているかたこそ、電気会社やガス会社を見直して、お得な契約を実現させましょう。
保険料と積立額を見直す
人生におけるさまざまな金銭的不安を解消する「保険」と「貯金」。
保険や貯金にお金を支払うこと自体は悪いことではありませんが、収入に比べてあまりにも多額の保険や貯金をすることは、現在の生活を圧迫してしまうことになります。
あなたの生命保険料や毎月の貯金額は適正なのか、今一度見直してみることをオススメします。
たとえば、日本の健康保険は手厚い保証を実施していますので、民間の医療保険にそこまで多額の保険料を納めなくても、医療費が支払えなくて入院できないという状況にはなりにくいです。
高額療養費制度
保険会社の医療保険のページを見ると、入院費や手術費用がどんなに高額かということが記されています。
脳梗塞の場合なら、平均入院日数は約70日、健康保険で3割負担が適用されても、60万円以上もの医療費が請求されることになります。
そのような金額だけを聞くと「医療保険に加入して備えなきゃ!」と焦ってしまいますが、実は健康保険には高額療養費制度があり、収入に応じて1ヶ月に支払う医療費の上限額が決まっているのです。
たとえば平均的な月収が26万円以下のかた(ただし、市区町村民税非課税以外)なら、毎月の医療費上限は57,600円ですので、1ヶ月にどんなに医療費がかかっても自己負担額は最大57,600円です。
また、高額療養費制度が適用される月が4ヶ月以上続くときは、4ヶ月目からは毎月の医療費上限額は44,400円とさらに軽減されます。
この高額療養費制度は、国民健康保険加入者でも社会健康保険加入者でも適用されますので、ほとんどのかたはわざわざ民間の医療保険に加入しなくても、医療費の心配は大きくはないと言えるでしょう。
医療費控除制度
年間の医療費が10万円を超えるとき(年間所得が200万円以下のかたは、医療費支出が所得の5%を超えるとき)は、医療費が所得控除の対象となり、所得税を軽減できます。
医療費控除制度と高額療養費制度を活用すれば、家計に占める医療費の割合を減らし、医療費増によって家計が苦しくなることも回避できます。
しかし、高額療養費制度等が適用されるのは保険適用内の医療行為だけですので、以下の項目に該当するかたは民間の医療保険に加入するほうが良いでしょう。
<民間の医療保険に加入するべきかた>
- 入院するときは個室が良い
- がんにかかったときは、保険適用外の先進医療を受けたい
- 入院や通院による収入減に備えたい
食費が足りないときこそ計画的に買い物を
冷蔵庫の中身を把握せずに買い物すると、消費期限内に使うことができずに大量の食品廃棄物が出てしまうことがあります。
このような無駄を省くためにも、食品の購入は計画的に行うようにしてください。
何度も買い物に行くのではなく、1週間に1~2回のみスーパーに出かけ、食べきれるものだけを購入するようにしましょう。
大まかなメニューと買い物リスト
スーパーで「今日は何を作ろう」「何を買えば良いかな」と考えると、つい、余計なモノを買ったり、すでに家にある食材を買ったりすることにもなりかねません。
まず、メモ用紙に1週間の大まかなメニューを書き、必要な食材をリストアップしていきましょう。
そして、冷蔵庫の中を確認し、重複するものがないか、調味料や粉類等の常備しておくものが不足していないかチェックします。
メモを完成させたら、いよいよスーパーに出かけましょう。
次の記事では、使いまわししやすいオススメ食材を紹介しています。
スーパーのはしごはお得ではない
みりんは昨日買ったけどめんつゆは今日の方が安いから今日買った!一の市からの火曜市でスーパーはしご👏 昨日は増税前と月曜一割引が重なってよいお買い物が出来ました🙇♂️
— ことは (@___Mikurin) 2019年10月01日
上掲したツイートにもあるように、専業主婦の皆さんの中には、1円でも安いものを求めてスーパーのはしごを行う人もいるでしょう。
もちろん、それ自体は悪いことではありませんが、「買い物にかける時間が長くなってしまう」というデメリットがあります。
買い物の時間を徒に増やすよりも、家事にかける時間を削減して、その分、内職やパートでお金を稼ぐほうが建設的と言えます。
次の記事では専業主婦のかたにオススメの内職を集めていますので、ぜひ参考にしてください。
節約系雑誌には優れたアイデアがいっぱい
節約のアイデアを集めた、節約系雑誌が人気です。
低所得でも年に100万円以上の貯金をしたり、子どもが3人もいるのに食費が月に2万円以下だったりと、ハイパー主婦・主夫たちが独自の節約レシピや生活を紹介しています。
これらの雑誌を読むなら、「なるほど、豚コマだけでも1週間乗り切れるのね」「親子丼、最強!」「インターネット代って、よく考えたら不要かも」と、すぐれたアイデアを取り入れることができます。
ただし、お金の面ではあまり参考にならない
節約系雑誌に記載されているアイデアは、確かに家計を抑えることにつながります。
しかし、食費や生活費などの金銭面の具体的な数字はあまり参考にはなりません。
たとえば、子どもが3人もいるのに食費を2万円以下に抑えている主婦。
家計の内訳をみると、米や野菜などは実家からもらっていたり、季節の野菜をただ同然で分けてもらえる地域に住んでいたりと、一般的な家庭の状況とはかなり異なることが多いのです。
アイデアだけは取り入れて、金銭面は「へえ、そんな人もいるのか~」程度に流すほうが良いでしょう。
節約系雑誌を買いすぎるのは無駄遣い
当然ですが、節約系雑誌を購入することは「節約」ではなく「浪費」です。
数ヶ月に1冊買うくらいならOKですが、毎月定期的に購入したり複数の雑誌を購読したりするのは、決して金欠時にするべき行動ではありません。
その点、節約系ブログなら無料で読めます。
人気のブログをまとめましたので、ぜひご覧ください。
お弁当を作ろう
ランチ代が家計やお小遣いを大きく圧迫している場合は、お弁当を作ることで問題を解決できます。
もちろん、その分、朝は忙しくなりますが、1人当たり月に10,000円~15,000円ほど(20日分、1回当たり500~750円安くなったと試算)節約できますので、2人なら20,000円~30,000円もの節約になります。
月に30,000円の節約が家計にどれほどの影響を及ぼすか見ていきましょう。
住宅ローンの支払い期間と利息を軽減!
たとえば、3000万円の住宅ローンを35年、固定金利0.7%(ボーナス返済なし、諸費用・手数料等もなしで試算)で借りているとします。
元利均等払いの場合、月々の支払い額は80,556円になります。
仮にお弁当生活を20年続けて、お弁当で浮かせた金額720万円(30,000円×240ヶ月)で20年後に繰り上げ返済したとしましょう。
支払い期間は26年11ヶ月と、当初の予定より8年1ヶ月も短縮され、利息合計額も577,915円も軽減されるのです。
<3000万円を35年、固定金利0.7%で借りた場合>
支払い期間 | 支払い総額 | |
---|---|---|
毎月定額払いの場合 | 35年0ヶ月 | 33,833,403円 |
20年後に720万円の繰り上げ返済をする場合 | 26年11ヶ月 | 33,255,488円 |
繰り上げ返済による短縮・軽減 | 8年1ヶ月の短縮 | 577,915円の軽減 |
積立投信で運用する
超低金利時代が続いていますので、銀行の普通預金や定期預金で資産を増やすことは期待できません。
ですが、投資信託なら金利6~10%を期待できる商品(ただし元本割れのリスクはある)もありますので、長期的にお金を増やすことは可能です。
たとえば、金利7%の積立投信に月に30,000円ずつ投資したとしましょう。
平均年利7%を維持していたとするならば、20年後には15,627,800円にもなります。
ランチをお弁当にするだけで1500万円も貯められるなら、今すぐお弁当づくりと投資を始めるほうが良いのではないでしょうか。
夫婦で食費5万!足りない?多い?
夫婦で食費が5万円というのは高いのでしょうか、それとも少ないのでしょうか。
たとえば、朝晩の家庭での食事だけを「食費」とするならば、5万円はかなり高いと考えられますし、外食や毎日のランチ代もすべて含めて「食費」とするならば、結構低く抑えていると言えるでしょう。
つまり、何を「食費」として計算するかによって適正な金額は変化しますので、食費の金額だけを見て「高い」「安い」と論じるのは賢明なことではないのです。
先月まで外食含め食費5万以上かかってたので今月外食含めても2万以内に収まりそうなのはめちゃくちゃ進歩
— おやこどん (@oyakoeooooon) July 17, 2019
食費は切り詰めやすい項目ですから、節約を目指すならまずは食費の見直しが必須です。
外食代は高額になりがちですので、食費に含めて計算するようにし、極力抑えていきましょう。
地域によっても適正価格は異なる
また、地域によっても食品価格は変わります。
農地が多い地域なら、野菜や果物などが他の地域よりも安い価格で手に入ることもあります。
都市部へ行けばいくほど食料品の小売価格は高くなりますので、食費が高いかどうかを判断するときは、地域による食料品の価格差も考慮にいれなくてはなりません。
先程も紹介しましたが、パスタのように地域による価格差がほとんどない食材を活用すれば、食費をコントロールしやすくなります。
価格差がない食材を基本とし、地域ならではのお得な食材をプラスしていきましょう。
食費を減らす時の注意点
家計を構成するさまざまな項目の中でも、とりわけ食費はコントロールしやすい項目です。
食材に対するこだわりを捨てることで、1ヶ月あたり万単位で節約することも可能です。
しかし、食費を減らすことは好ましいことですが、注意すべき点もあります。
とりわけ次の3点には注意をしてください。
バランスよく食べよう
貧しくて食べるものもなくやせ細ってしまう・・・ということは、現代日本において稀なことです。
厚生労働省の国民健康・栄養調査でも収入が年200万円未満の貧困家庭の肥満率の高さが指摘されている通り、太っている人のほうが貧しい割合が高いのです。
所得が低いほうが肥満になりやすい理由として、単価の安い米等の炭水化物の割合が多いことや栄養バランスが悪いこと、定期的に運動する習慣がないことなどが考えられています。
食費を減らしてダイエットにつながるなら嬉しいですが、体が太ってしまうのは困りますよね。
おいしいものを食べよう
栄養バランスの悪い食事をすると太りやすくなりますが、その原因の1つに「食事の質が悪いと量で満足しようとする」ということも考えられます。
以前、筆者はイギリスに留学(寮暮らし)していたのですが、あまりにも食事(3食とも学食のビュッフェ形式)がまずく、しかも田舎町だったので外食を楽しむこともできないという状況に2年おりました。
食事がまずくて外食ができないなら痩せるのでは?と思うかもしれません。
ところが、同じ寮で暮らすほとんどの学生が太っていったのです。
これは、食事のおいしさや質に満足できない分、本能的に食べる量で満足を得ようとした結果だと思われます。
食費を節約しながらダイエットも実現するためにも、ジャンク(ごみ)フードと呼ばれるものを大量に購入するのではなく、栄養バランスが良く高品質な食事を少量食べるようにしましょう。
レシピを増やそう
食費を節約しても食事の質が落ちるなら、量で満足しようとしますので、トータルの購入量は増えてしまいます。
また、太ることにもなってしまいますので、おいしいものや少量でも満足できるものを作って食べるようにしてくださいね。
インターネットでレシピを検索するなどして、同じ食材を使っても最大限おいしく食べられるように工夫していきましょう。
貧乏な時の食事のレシピについては、以下の記事も参考にして下さい。
健康にも配慮しよう
食費を安く抑えることばかりに集中してしまうと、もっとも大切な「健康」がおろそかになってしまいます。
病気になると、働く時間が減って収入も減る恐れがあるだけでなく、医療費が増えますので、食費を浮かせて節約した分が全部台無しになってしまう可能性もあります。
医療費については健康保険制度によりある程度は軽減されますが、仕事をする時間が減ってしまうため、収入減を引き起こしてしまいます。
毎日健康で働き続けるためにも、食生活から健康増進に努めましょう。
健康のためにも旬の食材を食べよう
女子栄養大学による調査によりますと、旬の食材は旬以外の食材よりも栄養価が高いです。
たとえばホウレンソウはビタミンCが豊富な野菜ですが、旬と旬以外では3倍以上も含有量が変わります。
また、トマトはカロテンが豊富な野菜ですが、旬以外に食べると旬のときの半分しかカロテンを摂取できません。
ホウレンソウ | トマト | |
---|---|---|
旬のときに含まれる栄養素の量 (可食部100グラムあたり) | 12~2月:60㎎以上 | 7~8月:500㎍ |
旬以外のときに含まれる栄養素の量 (可食部100グラムあたり) | 6~10月:20㎎ | 11~12月:200㎍ |
ホウレンソウなどの冬野菜は冬に、トマトなどの夏野菜は夏に食べるほうが栄養価が高いことが分かりますね。
旬の食材を購入することは、ただ単に食費を節約するだけでなく、家族の健康増進にも役立っているのです。
具体的な節約レシピ
節約しつつ栄養バランスのとれた食事をするためには、安価に手に入る食材を複数使うことが重要です。
たとえばもやしは価格が安く、ビタミンB群やカリウムも豊富に含んでいますので、お金がないときにも健康に暮らしたいかたには適した食材です。
しかし、もやしだけを使って食事を作ると栄養が偏ってしまいます。
単に値段にこだわるのではなく健康にもこだわって、複数の食材を使って節約おかずを作りましょう。
お財布がぱっぱらぱーなんでまじで節約生活始めます。もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳もやし万歳
— うすゅ(うしゅ)【鈴の音】🔔 (@usyu_suzunone) July 24, 2019
もやしばかり食べているのは、健康の面からはおすすめできません。
節約主婦&節約主夫も、もやし+αで献立を立てましょう。
もやしを使った具沢山みそ汁
定番食材節約術として、ボリューム満点のもやしを使った具沢山みそ汁を紹介します。
なお、レシピに書かれている食材がないときでも、わざわざ購入しないでくださいね。
冷蔵庫に残っている野菜や肉を使い、臨機応変に作ってください。
もやしメインの具沢山みそ汁の材料(4人分) |
---|
もやし1袋、大根やニンジン、ゴボウなどの根菜類を適量、キャベツやホウレンソウなどの葉野菜を適量、豚肉50グラムほど、みそ適量、ゴマ油 |
<作りかた>
1.根菜類と葉野菜は幅5~100㎜×5㎝程度に切る。豚肉は一口大に切る。
2.切った野菜と豚肉、もやしをゴマ油で炒める。豚肉が家にないときは省略し、少し多めのゴマ油で野菜を炒めてコクを出す。
3.700㏄ほどの水を加えて煮込む。
4.味を見ながら味噌で調整する。
具少なめの炊き込みご飯
汁物に具材をたくさん投入した日は、シンプルな具少なめの炊き込みご飯にしましょう。
具が少なくても鶏胸肉を入れることでボリュームが出ますので、満足感の高い1品になります。
多めに作って、翌日のお弁当にしてもよいですね。
生野菜のサラダをプラスするだけで、ランチには充分ですよ。
具少なめの炊き込みご飯の材料(4人分) |
---|
米3合、鶏胸肉100グラム、ニンジン5センチ、ゴボウ半分、コンニャク3分の1枚、だし350㏄ |
<作りかた>
1.鳥鶏肉とコンニャクは1㎝の角切り、ニンジンは5㎜の角切り、ゴボウはささがきにする。
2.米をよく洗ってだしを注ぎ、具材を入れて炊く。水加減は普通~少なめで調整する。
3.炊き上がったらすぐに火からおろす。炊飯器で炊いたときは、すぐに保温を切る。
4.30分ほど蒸らしてから、ざっくりと混ぜる。
乾麺を使ったレシピ
簡単節約レシピの中でも、とりわけ簡単なのがスープをメインにした一品です。
具沢山のスープの中に乾麺を入れてコトコトゆでれば、朝ごはんにも適したメニューになります。
乾麺ならではのヌメリが気になるかたは、水でゆでてからスープに投入しましょう。
ところで、パスタをゆでるときには、塩を入れないで普通の水を使ってください。
塩分を摂取しすぎるとむくみの原因にもなりますし、生活習慣病のリスクも高めてしまいます。
厚揚げや豆腐を使ったかさましレシピ
食費を抑えようとすると、どうしても麺類やごはんなどの主食系のメニューが増えてしまいます。
主食は糖質が多いため、過剰に摂取すると、体内で脂肪に転化して蓄積しやすいというリスクを伴います。
厚揚げや豆腐などの植物性タンパク質を多く含む食材を投入して、ダイエット&栄養バランス強化を目指しましょう。
豆類を使った食材の中でも、乾燥させて栄養分を凝縮している高野豆腐は、とりわけ栄養価が高く健康にもよい食品です。
高野豆腐を使った人気節約レシピを紹介します。
高野豆腐とサバのスパイシー煮込みの材料(4人分) |
---|
高野豆腐3枚、玉ねぎ半分、サバの水煮缶1つ、カレー粉小さじ2、オリーブオイル小さじ2、グリーンピース、塩コショウ少々 |
<作りかた>
1.高野豆腐は水でもどして、2センチ角に切る。玉ねぎはくし切りにする。
2.玉ねぎをオリーブオイルで炒める。
3.しっかりと玉ねぎを炒めたら、サバの水煮缶と高野豆腐を投入。サバの水煮缶は汁ごとすべて入れる。
4.汁気が亡くなってきたらカレー粉と塩コショウで味付け。グリーンピースを散らして完成。
「食費は3万で充分!」こんな夫にはどうする?
毎月ごくわずかしか食費や生活費を渡さない夫もいます。
でも、体調が悪くて外に働きに行けない主婦や小さな子供を抱える専業主婦は、その渡された食費の中からなんとかやりくりしなくてはなりませんよね。
少ないお金と無茶な要求を突き付ける旦那には、次のように3段階に分けて対応していくことができます。
家計簿を見せる
家計を維持して行くということは、食費や交通費、医療費、通信費、保険料、光熱費などのさまざまなお金を支払って行くということでもあります。
単純に「生活費=食費」と考えて、「生活費に月に10万円もかかるわけはない」と暴言を吐く世間知らずな夫もいるのです。
そのような夫には事細かく記した家計簿を見せ、何にどの程度のお金がかかっているのか、どうして毎月赤字になるのかを詳しく解説しましょう。
きちんとつけた家計簿を見るなら、家計の維持がそんなに単純なものでないことを夫も理解してくれるでしょう。
我が家は私が家計を管理していますが夫は自分で払わないのでどれにどのくらいお金を使っているか把握できておらず私がたくさんお金を使っていると勘違いされて「怪しい。どこにそんなに使ってるの?」と言われるので銀行&家計簿&クレカのアプリを駆使して家計の見える化を実施しています。
— はな@教育関連とあれこれ (@hanahahahahanah) July 21, 2019
妻をそこまで疑う夫はすでにモラハラだと思いますが、家計の見える化を図ることで家庭が円満になるなら少しは我慢するほうが良いような気もします。
家計簿アプリはレシートを読み込めるものも多く、数字を入力するのが面倒なかたにも使いやすくなっていますよ。
夫に買い物を任せる
家計簿を見せても「お前の買い物が下手だから、お金が足りなくなるんじゃないか?」と暴言を吐く夫には、ぜひ買い物を任せてみましょう。
そして、できれば料理も夫に任せ、少ないお金でやりくりする難しさと食費を削ることのむずかしさを、1ヶ月間夫に体験させます。
万が一、1ヶ月の体験を通して、夫のほうが買い物上手であることが判明したときは、以後の買い物も夫に任せてしまいましょう。
娘氏お熱なので明日は動けないことが確定。こういう時は夫さんが買い物行ってくれるの凄い助かるんだけど…いつもの倍ぐらいの食料品買ってきて冷蔵庫に入らない!ってキーキーするんすよね…(:3_ヽ)_行く前に冷蔵庫チェックすればええんやで…?
— mochiko.(もちこ) (@mochiko_0203) May 17, 2019
このような夫に買い物を任せるのは危険です。
しかし、自分が使い過ぎていることが分かっていないのなら、1ヶ月の期間限定で任せてみるのもアリですね。
家計を維持することの難しさを夫にも体感させましょう。
離婚する
「少ししか渡せなくてごめん」という態度ならまだ我慢はできますが、「3万円でやりくりできないのは馬鹿なんじゃないか?」といった横柄な態度の夫と、これからも人生を共に送っていきたいと思えるでしょうか?
そのような夫は、これからもますます生活費を減らしたりモラハラ発言を繰り返したりする可能性が大です。
思い切って離婚を検討してみるのはいかがでしょうか。
妻を馬鹿にする発言によって「モラハラ」と「精神的DV」を行っているだけでなく、給料と比べて生活費として渡すお金が少なすぎるときは、妻に対して「経済的DV」をしているとも判断できます。
言い返さずに我慢するのではなく、夫と別れて精神的にも経済的にも状況を改善する道を選んで下さい。
昨日カウンセリング受けてきた。
私は経済DVを受けてたらしい。
そして、旦那はモラハラ夫。気づかないもんだね。
受けてる本人は。周りにいたら教えてあげて欲しい。
あなたの旦那おかしいよって。本人は気付けないから。
って…無理か
— みみ☆別居中離婚調停中 (@mimimimihurin) May 21, 2019
DVを受けている人は、なかなか自分が当事者であることに気づけないものです。
客観的な視点を持っている人にアドバイスしてもらうことは重要だと言えるでしょう。
次のようなことが度重なるなら、経済的DVを受けていると考えられます。
経済的DVの事例 |
---|
|
健康を損なうことが一番の損!
安い食材を食べることには問題はありませんが、偏った栄養の食事を摂ることは問題のある行為と言えます。
健康を損なってしまうと、働いてお金を稼ぐこともできなくなりますし、医療費も増えてしまいます。
つまり、健康を損なうことが一番の損失とも言えますので、どんなに食費がピンチのときも、栄養バランスだけには注意をするようにしてくださいね。
食費が足りないのはおかしい?旦那に分かってもらうには
子どもが大きくなると食べる量が増えますので、食費は増えます。
また、子どもがいなくても、物価上昇に合わせて食費も増えるものです。
しかし、食費が足りないことを理解しようとせず、グダグダと文句を言う夫は少なくありません。
食費が足りない、しかも夫が理解しようとしないときは、次の3つを実践してみましょう。
もやしや冷凍食品を利用する
食費を抑えるためには、やはりもやしを多用するしかありません。
冷凍の魚や肉などの冷凍食品は生鮮食品より安く手に入りますので、食費を抑えるときにはぜひ活用したいものです。
「いつももやしばかり」「最近、魚の味が落ちてない?」などと夫が言うときは、食費を抑えるためにはこうするしかないという現実を教えてあげましょう。
食費以外にもお金がかかるという現実を理解できない夫と暮らしているかたは、次の記事もご覧ください。
旦那の好物は控える
夫が食費を出さない、あるいは少ししか渡さないときは、購入できる食材も限られてきます。
そのような経済状況で「今日はウナギが食べたいな」「やっぱり日曜日は焼肉でしょう」などという夫には、好物を食べさせる必要はありません。
好きなものを食べられるのは、それ相応のお金を出しているときだけだということを夫に分からせましょう。
購入する物は旦那に相談する
食費にまで口を出すような夫は、次のいずれかだと考えられます。
・ケチ、細かい性格
・かまってほしい
いずれにしても、食品であれ何であれ物を購入するときに、自分に教えてほしいという気持ちが強いのです。
「今日はこれを買ったよ。はい、レシート」という風に、すべての購入履歴を夫に教えるようにしましょう。
夫がどんなに疲れて帰ってきても、かならず毎日報告し、夫に圧力をかけるようにしてください。
不必要なものを売れる場所とは
記事前半で、不要な私物を売ることでお金を作ることについて言及しましたが、最近は不要なものを買い取ってくれるところが非常に多くなっています。
不要な私物の売却を検討している場合は、以下のようなところを利用するといいでしょう。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、不要品を買い取ってもらえます。
ただ、リサイクルショップには何でも買い取ってくれるところと、特定のジャンルの商品のみ買い取ってくれるところがあります。
前者では持ち込んだ不要品を買い取ってもらえない心配はほぼありませんが、買い取り価格が低く抑えられがちです。
買い取り価格に期待したい場合は、後者のリサイクルショップで買い取ってもらえそうな商品を、売却するといいでしょう。
買い取り専門店
買い取り専門店も、その名の通り不要品を買い取ってもらえるところです。
リサイクルショップよりも買い取り商品のジャンルが細分化されているため、ニッチなジャンルの商品でも、対応している買い取り専門店に持っていくことで高価買い取りが期待できるでしょう。
お店に持って行かずに、自宅まで査定に来てくれるようなサービスをおこなっているところがあるのも、うれしいですね。
質屋
質屋では、私物を「売る」のか「預ける」のかを選べます。
私物を売る場合は、リサイクルショップや買い取り専門店と大まかには変わりませんが、私物を預ける場合は後にお金を返済することで、預け入れた私物を回収できます。
売ればお金になることは分かっているものの、できれば売りたくないような私物がある場合は、質屋に預けるという方法でお金を調達するのもありですね。
ただ、質屋にお金を返済する場合の利息は、消費者金融の比ではないほどの超高利なので、そのことを考慮に入れたうえでお金を返済するかどうかを決めたほうがいいでしょう。
お金がないことを悲観しないためのコツ
お金がないときに、「お金がない」という現実を必要以上に意識しすぎると、つい悲観的になってしまいますね。
お金がないことを悲観せずに済むためには、以下のような対処方法が考えられます。
今に集中して考えすぎないこと
お金がないことは事実ではありますが、その事実は決して変えられないわけではありません。
ただ、「お金がない」ということばかり考えすぎてしまうと、現状を打破するための方法も思いつかないでしょうし、思いついたとしても実行に移すだけの気持ちの余裕もないでしょう。
「どうにかしてお金がない状態から脱却する」と考えることに集中することで、悲観的な考えを持つことから、自然と離れられると思いますよ。
明るい将来を信じること
先行きが暗いままだと、どれだけ口で「現状を打破する」と言っていても、本人の気持ちがなかなか乗ってこないものです。
自分が口にしていることが本当に実現できると信じて前に進んでいくことで、未来も段々と好転していくはずです。
まさに「有言実行」の精神ですね。
少しの余裕を持って行動すること
お金がないとは言いつつも、たとえば今すぐに給料が差し押さえられてしまいそうなほど切羽詰まっている人は、なかなかいないでしょう。
そのため、「お金がない」という現実はしっかり受け止めつつも、多少の余裕を持って行動すれば、なんだかんだ事態はいい方向に進んでいくものです。
「病は気から」ではありませんが、悪い方向にばかり考えるのではなく、精神的に余裕を持つことこそが重要ですね。