NTTの料金のクレジットカード払いについて教えて!
NTT料金の支払い方法のひとつに、クレジットカード払いがあります。
今回は、NTTの料金をクレジットカード払いにする方法や、実際にクレジットカード払いにしたら請求書等はどうなるのか、どんな注意事項があるのかといったところを解説したいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
この記事は以下に該当する人におすすめです。
- NTTの支払いをクレジットカード払いにしたい人
- NTTグループカードが何なのかを知りたい人
- NTTの支払い方法をクレジットカードにしたが請求書の見方が分からないという人
記事の目次
NTTの料金の内訳
「NTT」と一言に言っても、電話料金の請求分のみではありません。
例えばNTTドコモの携帯料金であったり、プロバイダー料金であったりとその用途は様々です。
まずはNTTが請求する料金には、どのようなものが該当するのかを見てみましょう。
- NTT(東日本、西日本)通話料金
- NTTドコモの携帯料金
- フレッツ光の光回線利用料
- 050から始まるIP電話利用料
- 固定電話の回線を光回線にしたひかり電話利用料
- BIGLOBEなどのプロバイダー通信料金
主に請求が入るのはこれらの料金です。
NTTに加入電話など複数契約や登録があれば、まとめ請求が入りますので想像以上の請求金額に驚くこともあるでしょう。
請求金額内訳はインターネットからでも確認できますが、「直接説明を聞きたい」ということならば、料金センターに問い合わせを行いましょう。
なお居住する地域などで、電話番号が異なります。
【NTT料金問い合わせフリーダイヤル】
NTTドコモ |
|
---|---|
NTT東日本 | 0800-333-0111 |
NTT西日本 | 0800-333-5550 |
NTTコミュニケーションズ | 0800-333-2000 |
また「おまとめ請求」に関する問い合わせは、「0800-999-1000」です。
番号が異なることと、フリーダイヤルですが、頭の番号は「0120」ではなく「0800」から始まるので、街が言えないように注意しておきましょう。
また請求事業者は「NTT」です。
契約したのが代理店であった場合には社名が異なることがあるので、「契約した会社名と違う」と驚かないようにしましょう。
NTTの料金をカード払いにする方法
NTTの料金をクレジットカード払いにするには、インターネットまたは書面で申し込みをします。
インターネットで申し込む場合は、公式ホームページのクレジットカード支払お申し込み画面で必要事項を入力するだけです。
NTT東日本の申し込み画面を例に挙げると、まずは住所・氏名・電話番号といったお客様情報の入力をします。
次に、@ビリングの希望を選択し、クレジットカード情報を入力します。
最後に簡単なアンケートに答えたら、申込内容を確認して送信し、申込完了です。
書面での申し込みをしたい場合は、電話で申込書を取り寄せるかインターネットからダウンロードして、必要事項を記入・なつ印のうえ郵送します。
NTTの支払いができるカード一覧
NTTの支払いができるカードは以下のとおりです。
【NTTの支払いが可能なクレジットカード一覧】
NTTGroupCard | MasterCard | VISA |
JCB | AMERICAN EXPRESS | Diners Club |
現在手持ちのカードのクレジットが該当すれば、毎月の支払いをクレジットカード払いにすることは可能です。
ただし奇数月の請求金額が5,000円未満であった場合には、翌月に2か月分まとめて請求が入ります。
そのため「なんでこんな料金なの?」と思うときには、まず前月の請求金額が5,000円未満ではなかったかを確認するといいでしょう。
支払いに使うクレジットカードの変更方法
現在登録しているクレジットカードではなく、別のカードに変更をしたい場合には、新規同様の扱いになります。
インターネットからでも申込みは可能ですので、時間があるときに手続きを行いましょう。
希望するカードの情報(カード会社、カード番号、有効期限など)を申告し手続きを行いましょう。
なお手続きが完了次第、以前登録をしていたクレジットカードは自動的に停止されます。
別途解約の手続きなどは必要ありません。
支払いのスケジュール
クレジットカードを使って毎月の請求金額を支払う場合には、各クレジットカード会社によって締め日などは異なります。
どのクレジットカード会社であったとしても、支払い回数は1回のみと決められているので、分割での支払いはできません。
それではクレジットカード会社の締め日、引き落とし日などを詳しく見てみましょう。
支払い回数ごとの手数料や支払日
繰り返しになりますがNTTでの支払いは、東日本であっても西日本であっても一括のみです。
分割やリボ払いは設定できません。
そのためひとつの目安として手数料などは参考にされてください。
【NTTの支払日】
クレジットカード会社 | 支払日 |
---|---|
NTTGroupCard | 月末締め、翌月25日払い |
MasterCard | 15日締め、翌月10日払い |
VISA | 15日締め、翌月10日払い |
JCB | 15日締め、翌月10日払い |
AMERICAN EXPRESS | ※契約者によって異なる |
Diners Club | 15日締め、翌月10日払い |
【手数料一覧】
1回払い | 2回払い | ボーナス一括 | 分割 | リボ払い | |
---|---|---|---|---|---|
NTTGroupCard | 0円 | 0円 | 0円 | 実質年利10.25%~12.75% | 実質年利13.2% |
MasterCard | 0円 | 0円 | 0円 | カード発行会社によって異なる | カード発行会社によって異なる |
VISA | 0円 | 0円 | 0円 | カード発行会社によって異なる | カード発行会社によって異なる |
JCB | 0円 | 0円 | 0円 | 実質年率7.92~18.00%(月利0.66~1.50%) | 実質年率8.04~18.00% |
AMERICAN EXPRESS | 0円 | 0円 | 0円 | 実質年利14.9% | 実質年利14.9% |
Diners Club | 0円 | 取扱いなし | 0円 | 取扱いなし | 実質年利15.0% |
金利手数料を重要視するのであれば、2回までの分割払い、もしくはボーナス一括払いが有効でしょう。
「どうしても分割もしくはリボ」という選択肢であれば、リボよりもうん活払いにした方が金利は低い傾向にあります。
NTTの料金の請求書はどうなるの?
NTT東日本の場合もNTT西日本の場合も、料金の請求書は特に発送されませんので、クレジットカード会社の明細で請求額を確認してください。
利用料金の内訳は、NTT東日本の場合は「@ビリング」で、NTT西日本の場合は「Myビリング」で確認できます。
@ビリングやMyビリングでできること
@ビリングはNTT東日本が提供するWEB明細サービスのことで、MyビリングはNTT西日本のWEB明細サービスです。
ややこしい話ですが、同じ「WEB明細サービス」でも、東日本なのか西日本なのかで名称が変わってきますので、特に引っ越しなどで管轄が変わった人は間違えないようにしておきましょう。
@ビリングやMyビリングでは、ご利用料金の内訳を確認することができます。
前日までのご利用料金を確認することや、通話明細を確認することも可能です。
@ビリングやMyビリングの申し込みは、クレジットカード支払の申し込み手続きの際に、一緒に手続きすることができます。
なお、通話明細を利用する場合は、別途書面による申し込みも必要なのでご注意ください。
申し込みが済んだら、1週間~1か月ほどでユーザIDとパスワードがハガキで送られてきます。
送られてきたユーザIDとパスワードでログインすると、ハガキに記載されている利用開始月から利用できることになります。
カードの明細にNTT以外の請求?
クレジットカードの明細に、NTTコミュニケーションズからの請求があるのを見てびっくりしたという方が結構います。
NTTは確かに使っているけれど、NTTコミュニケーションズと何か契約した覚えはなく、プロバイダもOCNではないのになぜ?と不安になってしまいますよね。
実はNTTでは、マイラインの申し込みを特にしなかった場合の国内通話については、市内通話&同一県内への市外通話の料金はNTT東日本(または西日本)、県外への通話はNTTコミュニケーションズの利用となるのです。
つまり、NTTコミュニケーションズからの請求は県外通話の料金のことを指しています。
ちなみに、NTTコミュニケーションズのプラチナラインを利用している場合は、基本料金がNTT東日本(または西日本)で通話料がNTTコミュニケーションズということになり、分かりやすくて、電話料金もお得です。
クレジットカード払いに関する注意事項
それでは、NTTの料金をクレジットカード払いにする場合の注意事項を確認しておきましょう。
クレジットカードの情報変更には、再申込が必要
支払いを別のクレジットカードに変更したい場合、申し込み画面から改めて申し込みをする必要があります。
なお、有効期限の変更の場合も同様に、改めて申し込みをすることになりますのでお忘れなく!
申込をした時点で、前のカードの情報は自動的に停止され、変更が完了します。
クレジットカード払いによる割引特典はない
残念ながら、NTTの場合はクレジットカード払いに変更しても、特別な割引特典があるわけではありません。
ただし、クレジットカードのポイントは貯まるので、お得だと言えます。
NTTの料金をコンビニ等の窓口でクレジットカード払いすることはできない。
NTTの請求書をコンビニなどへ持って行って、クレジットカードで支払うということはできませんのでご注意ください。
NTTの料金をクレジットカード払いできるのは、前述のようにクレジットカード払いの申し込みをした場合のみです。
【裏技】間接的クレジットカード払い
コンビニで直接クレジットカード払いをすることはできないのですが、セブンイレブンで支払う場合には、間接的にクレジットカード払いできる裏技があります。
セブンイレブンでは、公共料金を電子マネーのnanacoカードで支払うことができるようになっています。
そして、nanacoカードにはクレジットカードでチャージできる機能があるのです。
つまり、あらかじめnanacoカードにクレジットカードで支払いに必要な金額をチャージしておけば、セブンイレブンにNTTの振込用紙を持って行き、nanacoカードで支払いをすることができるというわけです。
NTTグループカードって?
クレジットカード払いが可能なカードでも紹介した「NTTグループカード」ですが、その名のとおりNTTのグループで便利に使えるクレジットカードのことです。
もちろん使用使途もNTTグループ支払いに限らず、幅広く他のクレジットカードと遜色なく利用可能です。
そのため「NTTの支払いを1枚のカードでまとめたい」「効率よくポイントを貯めたい」という人にはピッタリなカードと言えるでしょう。
それでは詳しいカードの内容やメリットなどを見てみましょう。
NTTグループカードのメリットと注意点
NTTグループカードを持つ最大のメリットは、NTTグループ内の支払いがこのカード1枚でできることでしょう。
電話回線はもとより光回線、インターネットプロバイダー、携帯電話と、すべてNTTであればNTTグループカード1枚で支払いが完了します。
支払い分にはポイントが加算され、NTT商品が最大で60%のキャッシュバックなどの特典を受けることができます。
ただしこのキャッシュバックは、無制限という話ではありません。
上限が15,000円までと決まっています。
もし15,000円を超えた場合にはキャッシュバック率を乗じた金額になるので、注意しておきましょう。
dカードとの違い
NTTドコモが発行するカードと言えば、「dカード」を思いつく人も多いのではないでしょうか。
よくCMなどでも目にしますしキャッシュバックやお得なポイント還元などを行っているので所有している人も少なくありません。
そうなると「dカードとNTTグループカードは何が違うんだ」という疑問も出てくることでしょう。
違いを一覧にしてみました。
【dカードとNTTグループカードの違い】
dカード | NTTグループカード | |
---|---|---|
年会費 | 初年度無料 | 1,200円(※) |
国際クレジット | VISA | VISA / マスターカード |
特典 |
|
|
(※)…WEB明細サービスに申込めば無料
dカードはどちらかと言えば、日常使いに向いているカードと言えます。
例えばローソンで買い物をすれば常に3%オフになったり、マクドナルド利用時でもポイントが貯まったります。
対してNTTグループカードは「クレジットは絶対にマスターカードがいい」という人向けでしょう。
また出光サービスステーションでキャッシュバックも受けられますので、社会人向けカードという印象です。
出光まいどプラスとどちらが得か
「NTTグループカードで出光を利用すると、キャッシュバックの対象」と先に話しましたが、そうなってくれば次に気になってくるのが、出光まいどプラスカードとどっちが得なのかという点です。
先ほどのdカード同様比較してみましょう。
【出光まいどプラスカードとNTTグループカードとの違い】
出光まいどプラスカード | NTTグループカード | |
---|---|---|
年会費 | 永久無料 | 1,200円(※) |
国際クレジット |
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特典 |
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|
NTTグループカードの出光キャッシュバックの利率ですが1万円で1ポイントです。
また給油したガソリンの量で変わっていくのですが、仮に獲得ポイントが2万円であればキャッシュバックの金額は400円です。
対して出光まいどプラスは、キャッシュバックはないものの1リットル2円値引き、オプションサービス「ねびきプラスサービス」に申込みをすれば、ガソリンが最大1リットル8円引きになります。
「年に1度数百円程度のキャッシュバックならば、毎回給油のたびに値引きしてくれた方がいい」という人であれば、出光まいどプラスの方が需要に合うでしょう。
Q&A
NTTのカード支払いなどについて話してきましたが、「もう少しここが気になる」などの疑問がまだ解消されていない人もいるかも知れません。
そこで、もう少し深掘りしたQ&Aを集めてみたので是非参考にされてください。
またNTTグループカードでショッピングを楽しんだ場合には、VISAもしくはマスターカードが交換するレートに、海外コストとして1.63%を加えた金額が請求されます。
キャッシングに関しては、海外コストは発生しませんが、支払い方法が一括のみですので、注意しておきましょう。
必要事項を記載もしくは入力して提出をすれば、今後の支払いは口座振替となります。
「カード会社だけ変えたい」という場合は、新規のカード払い申し込み手続きを行います。
なお、登録している利用カードが未払などで利用停止になっている場合には、NTTの支払いもできません。
そうなるとサービスの停止や強制解約になってしまう可能性もあります。
そんなことになると困るという人は、クレジットカード払いではなく、口座振替を利用する方が安心でしょう。
まずは現在契約をしているNTT東日本もしくは西日本で手続きを行いましょう。
手続きはインターネットからできますので、時間に余裕がない人はインターネットから手続きをするといいでしょう。
また手続きの際に必要となるのは、以下の確認項目です。
・移転先は担当エリア(東日本から西日本など)が変わるのか
・移転先では新たに回線を引く予定があるのか
・現在利用中の回線を休止もしくは解約をする必要があるのか
これらの内容を確認されますので、あらかじめ調べておくと手続きがスムーズにいきます。
「ちょっとよく分からない」「電話回線じゃなくインターネットプロバイダーの移転手続きだけだと思うけど、分からない」という場合には、局番なしの116に問い合わせを行いましょう。
また新しい住所宛てにNTTからの送付物が届くことがあるので、送付先である新住所も控えておくことをおすすめします。
届き次第、新規時からの借入れ、返済の履歴が記載されているのか、誤った情報はないのかを確認し、金利18.0%で引き直し計算をしてみましょう。
それで過払い金があると判明すれば、あとは自身で交渉を行ってもいいですし、専門家である弁護士などを依頼してもいいでしょう。
まとめ
NTTの料金をクレジットカード払いにする方法や、実際にクレジットカード払いにしたら請求書等がどうなるのかなどについてまとめてみました。
NTT料金の毎月の支払いをクレジットカード払いにしたい場合、インターネットまたは郵送で簡単にできます。
ただでさえ分かりにくいNTTの請求書はどうなるのかというのも、クレジットカードの明細で請求額を確認できる他、WEB明細サービスを利用すれば利用内訳も確認できるので、それほど問題はなさそうですね。