100万円は大金?お金持ちにとってのお金の価値とは?
お金を持っている人と持っていない人、両者の違いは皆さんどこにあると思いますか?
職業や人間性など様々な答えが出てくるかと思います。
その違いの1つに挙げられるのが、お金に対する意識の違いです。
今回は、そんなお金持ちにとって一般的に大金と呼ばれる100万円をどのように捉えているのか、また100万円を作り出す方法についてご紹介したいと思います。
100万円は大金?
皆さんは100万円をどのように捉えていますか?
軽自動車1台分ほどのお金となる100万円ですが、その価値を多くの人がとても重く捉えているかと思います。
100万円の大金を無駄に失いたくないはずです。
これは多くのお金持ちに対しても同様のことが言えます。
では、10円や1円の価値に関して皆さんはどのように捉えていますか?
10円を軽く考えて、あまり必要のない特売品を買い溜めては捨てたりしていないでしょうか?
お金持ちほど、このような細部にまで無駄を追求し、日々の生活において生産性のない浪費はしない、つまりは1円まで無駄にはしないことが多いです。
もちろん、高級外車を乗り回していたり、趣味にお金を使っている光景を目にしたことがあるかと思いますが、経費の関係や息抜きに対するメリハリであることも少なくありません。
ちなみに、平成28年度の統計省のデータによると日本の平均貯蓄額が1820万円であることに対して、40歳未満の貯蓄額は平均で574万円、70歳以上は2446万円となっています。
これは、年功序列による給料の差や稼いできた時間の差もありますが、日々の無駄な支出を切り詰めて長年貯蓄を増やしていった結果とも言えるでしょう。
100万円もの大金を手にするには?
お金持ちにとってのお金の価値についてご紹介しましたが、時間を削減するなど生産的でない限り、ただ無駄にお金を浪費するお金持ちは少なく、投資によって資産を効率よく増やすことを常日頃から考えて生活しています。
では、このようなお金持ちになるためには一体どのようなことが大切なのでしょうか?
ここでは、お金を貯めることのできない「浪費グセ」がある人をメインに、第一目標として最適な100万円を貯蓄する方法についてご紹介していきます。
金銭感覚を研ぎ澄ます
まず初めにご紹介する100万円を貯めるための方法ですが、お金持ちになるにはお金持ちの特徴として挙げたお金の重さの基準に到達する必要があります。
簡単に言えば、金銭感覚を正すこと、そして通常以上に研ぎ澄ますことが大切です。
もし貯蓄を全く行えておらず、100万円は遠い目標と思える方の最大の原因は、不運な出費を除けば無駄な出費が多いことに他なりません。
逆に、給料が非常に高く、世間的にお金持ちに思える人でも、無駄な浪費によって手元にお金(貯金)が残っていない場合も少なくないでしょう。
特に、簡単に上げられない給料など収入に対して、出費は自分の意思や工夫で誰にでも取り組むことが可能ですので、まず初めに日頃の無駄を見直してみてはいかがでしょうか?
収入を増やす
お金持ちを目指す上で大切なことに、お金を無駄にしないだけでなく、お金をより効率的に増やすための投資を怠らないことが挙げられます。
多くの人はこの投資の言葉について、株やFXなどのお金儲けのツールのようなものだと思いの方も多いかもしれませんが、この投資は一般の社会人でも怠ってはならない大切なものです。
例えば、自分の本業の給料を上げるため、出世するための資格取得や勉強というのも大切な投資の一つです。
もちろん、本業以外の時間を副業や自分のビジネスに当てることで、本業以外の収入を得るために割く時間も大切な投資と言えるでしょう。
現在ではクラウドサービスやアフリエイト、YouTuberなど個人でお金を稼ぐ方法を様々あるため、金銭感覚を研ぎ澄ました後は、今後お金を効率的に増やすことに時間やお金を使うことに重視してみてはいかがでしょうか?
定期収入を増やす
支出を最低限まで減らし、収入アップに取り組んだ結果として多少の余裕が出た場合、その収入を定期的に生み出す工夫を取り入れるべきかもしれません。
これまでのように、自分にどれだけ投資をしたとしても、肝心の自分には1日24時間の時間しか過ごすことができません。
しかし、不動産投資や株式投資によって配当を受け取れるようになれば、自分が働かずとも定期的に収入が入ってくるようになります。
収入先には株式などだけでなく、自身の経験や趣味を題材としたブログアフリエイトなど、インターネットを利用することでコストとリスクを抑えて定期収入を目指すこともできます。
これらの収入先を増やすことで、収入を生み出す労働以外に、今後の収入を増やすためのお金にならない投資を積極的に行えるようになるため、金銭感覚と相乗効果で効率よくお金が手元に増えていくでしょう。
特に、お金を銀行に眠らせているだけでは勿体無いので、増えた収入を有効に活用する方法を考えてみてはいかがでしょうか?
目標を持って取り組むことが大切
ここまでお金持ちになるための第一目標である100万円を貯める方法についてご紹介しました。
しかしながら、多くの人が1つ目の無駄な支出に対しては家計簿などを利用するなど1度は経験したこともあると思います。
しかし、家計簿をつけている方でもお金が貯まらない、または家計簿が続かない方も少なくないでしょう。
では、なぜこのように結果が出ずに挫折してしまうのでしょうか?
その答えの1つに挙げられるのが、本来の目的がぼやけてしまっていることが挙げられます。
つまり、支出を管理すること、最悪の場合、家計簿を記入し続けることを頑張っているパターンです。
しかし、家計簿や支出の管理をする本来の目的は、無駄を見つけ改善することで手元に多くのお金を残すことにあるでしょう。
ですので、もし家計簿に失敗した方は、支出ではなく毎月いくら貯めるため重視した上でどのくらい支出を削ることができる考えるなど、初めに貯金額の目標を設定して行うことをオススメします。
また、支出を切り詰めすぎてストレスを溜めすぎないよう、あらかじめ息抜きできる趣味に関する予算に余裕を持つなどメリハリも大切にするといいでしょう。
大金の概念は人による
今回はお金持ちにとっての100万円と言うことで、お金持ちのお金の価値やお金持ちになる方法についてご紹介しました。
本文でお金持ちは無駄にお金を使わないとご紹介しましたが、側から見ると無駄にしか見えないものも少なくないでしょう。
しかし、この浪費に見える使い方にも、リフレッシュして本業の生産効率を上げるための投資である場合もあります。
つまりは、本人が自覚した上で納得してお金を使用していれば、たとえ大金であっても無駄にはならないこともあると言うことです。
もちろんリフレッシュの趣味ばかりにお金を使い続けていてはただの浪費となるため注意が必要ですが、あなたもお金を使う際は、価格に対して納得できる内容かどうかで判断して物を購入してみてはいかがでしょうか?