Paypalで払えない原因は〇〇だった!?
海外の通販でものを買うときに良くある決済手段のひとつとして、PayPalと言う支払い方法があります。
これはPayPalを中継してクレジットカードで支払うことでオンライン決済をより簡単に安全に行おうと言うサービスです。
しかし、PayPalは支払いが上手くできないなどといったトラブルが発生することがたまにあります。
今回はPayPalで支払いができないときの良くある原因と対処法について見ていきます。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は、次のような人におすすめの内容になっています。
- paypalの利用を考えている人
- paypalの支払いができない原因を知りたい人
- paypal決済がうまくできない人
PayPalとは
PayPalは自分が通販などで使いたいクレジットカードをあらかじめペイバル口座と結び付けて登録しておくことで、オンライン上で取り引きしている相手にカードの情報を伝えることなく取り引きができると言うサービスです。
Paypal決済サービスは、このシステムによって必要以上に個人情報を盗まれると言うリスクが少なくなり、比較的安全にショッピング利用などのオンライン取り引きができます。
特にアメリカの大手オークション会社であるeBayなど海外の通販で導入されています。
Paypalを使うと購入した商品が届かなかったり、注文した商品と違うものが届いたりといったときに返金などの補償を受けられることもあり、使っている人も多いです。
また、22種類の通貨に対応しているため、海外での支払いに使いやすいと言う利点もあります。
国を問わずいろいろな場所で使われているとそれだけトラブルも発生するもので、ペイパルを利用した支払いが上手くできないと言うトラブルもまれにあるようです。
上手く払えないときの原因は?
ペイパルで上手く料金を払えないときの原因は状況ごとに様々ですが、良くある原因はいくつかあります。
ペイパルでうまく決済できないときの良くある原因を見ていきましょう。
クレジットカードの認証をしていない
ひとつ目はカードの認証という手続きをしていない場合です。
クレジットカード情報を認証していなくてもPaypalを使えることもあるようですが、認証していないと言うことは本当に本人の持っているカードか分からないと言うことになります。
そのため、ペイパルを利用したいくつかの取り引きに制限がかかったり、ショッピングなどの支払いのときに使えなかったりと言うことがあります。
カードを認証するためには、まずPaypalから自分が使いたいカードに200円の請求がされるので、そのときに利用明細に併記された4文字の暗証番号を入力します。
カードの認証手続きが完了するか一定期間を過ぎると、ペイパルから請求された200円は自動的に返金処理されるので、ここで200円取られてしまうと言うことはありません。
請求されてから利用明細に表記されるまでには通常数日から1か月ほどかかることがあるので、ペイパルの利用前に余裕を持ってカード認証をしておく必要があります。
本人確認手続きをしていない
カードの認証と似たような原因ですが、本人確認をしていないためにペイパルで支払い手続きができないこともあります。
ペイパルでは基本的に10万円以下の利用で送金の受取などをしない場合は、本人確認をしなくても利用できるのですが、不審な利用を疑われると普通の支払いもできなくなることがあります。
これを解消するには本人確認の手続きが必要で、もし本人確認の手続きをしていないのであれば返金などを受けるために必要な手続きでもあるので早めにしておくことをおすすめします。
ペイパルの本人確認の流れは自分で本人確認書類を画像でアップロードして、Paypalの側で確認が取れると暗証番号の書かれた書類が郵送されてくるので、それを入力すると言うものです。
このときペイパルで自分の名前をローマ字で登録していると、ローマ字の併記されているパスポート以外の本人確認書類では確認が取れないため、サポートセンターに連絡して名前を日本語に変更して貰う必要があるようです。
また、本人確認書類についてもいくつか指定された場所を黒塗りしてからアップロードする必要があり、こちらのサイトで塗りつぶす場所や使える本人確認書類が確認できるので併せてチェックしておきましょう。
日本のアカウントはダメ?
出品者の中にはPaypalアカウントがアメリカ以外のものの場合に支払いを拒否するような設定にしている人もいます。
そうした特殊な設定が入っている出品であることに気付かずに誤って商品を落札してしまうと支払いができずに、出品者に設定を変更してもらうか別の支払い方法を指定してもらわない限り支払えなくなってしまいます。
こうなってしまった場合の対応は、出品者に問い合わせて設定や別の支払い方法への変更、もしくは注文のキャンセルなどと言った対応をしてもらうしかありません。
ただ、場合によっては未払いとしてペナルティを受けてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
こういった出品には基本的に落札条件が書いてあるので、落札するときには条件の見落としがないように気を付けましょう。
カード会社に決済を拒否された
カード会社が何らかの理由でPaypal支払いでの決済を拒否したような場合も支払えないことがあります。
カード会社に原因があるときは、オンライン決済に対応していなかったり、カード会社で何か問題が発生していたりすることなどがあります。
また、限度額まですでに使ってしまっていたり、自分の使っているネットワークが不安定で上手く通信できていなかったりと言うような、自分自身に原因がある理由も考えられます。
ネットワークに不調を感じているのであればインターネット環境を変えたり、そうでなければ登録しているカードではなく別のカードを使ったり、カード会社に問い合わせるなどといった対応をする必要があります。
ちなみに、アメックスのクレジットカードを登録している場合は他のブランドに比べて決済できる通貨の種類が少ないので注意しましょう。
利用限度額に制限がかかった
先に少し触れましたが、paypalに登録しているクレジットカード自体の利用限度額に制限がかかると、たとえ取引額が少額でも決済ができなくなります。
クレジットカードの限度額がいくらなのかを利用明細などで確認してみましょう。
必要に応じてクレジットカードの利用限度額を変更する手続きをすれば、paypalの決済が利用できます。
paypalでの決済を急ぐ場合は、別のクレジットカードをpaypalに登録して対応する方法もあります。
有効期限の設定ミス
paypalに登録したカード番号に対する有効期限の設定に不備があるとうまく決済できないので注意が必要です。
有効期限の年と月を逆にして登録してしまう人が多いので、落ち着いてpaypalに入力するようにしましょう。
Paypal側に原因がある可能性も
ユーザーではなく、paypal側に原因があるケースもあります。
時間が経過すると復旧されることがほとんどですが決済を急ぐ場合は、paypalのホームページから問い合わせをしたり、電話でサポートセンターに確認をしたりするといいでしょう。
一度ログインし直す
ページの有効期限切れなどの理由でうまくpaypalと通信できていない状態になっている可能性もあります。
少し面倒ではありますが、一度ページからログアウトしてログインし直してみましょう。
ログイン手段を変更する
普段paypalのアプリからログインしている人は、ログイン手段を変更してブラウザからpaypalのWebサイトログインしてみると決済がうまくいく場合があります。
逆に、普段ブラウザからログインしている人はアプリからログインしてみましょう。
それでも払えないときは?
ここに書かれていること以外が原因だったり、払えないこと以外にも困っていることがあったりといった場合はPaypalのサポートに相談するのがいいでしょう。
Paypalのサポートは基本的に朝の9時から夜の20時まで対応しています。
電話番号は0120(271)888で、もし携帯からかけるのであれば03(6739)7360にかけるとつながります。
その他にもPaypalにログインして、メールや電話で問い合わせもできます。
また、Paypalのカスタマーサポートのサイトでは起こったトラブル別に簡単な解決方法を示してくれます。
Paypalを使っていて困ったことがあったときにはこういったものを活用するといいでしょう。
まとめ
近年のキャッシュレス決済の流れがある中で、paypalの決済サービスも注目を集めている支払い方法のひとつです。
世界各国でpaypalが利用されているために、トラブルや不調が見られることが多いですが今後のキャッシュレス決済の加速に備えて調整がされていくと考えられます。
paypalを利用した支払いがうまくいかない原因は、今回紹介した通り様々です。
いずれの原因もpaypalに帰属するわけではなく、利用者自身にある場合もあるので落ち着いて対処するようにしましょう。
今回紹介した方法を試してもpaypalの利用ができないときは、できるだけ早めにpaypalのサポートセンターに連絡することをおすすめします。