他人から平気でお金を借りる、無心する人間の考え
世の中には、友人や恋人に平気で借金をしようとする人がいます。
こういう人は金に汚い人であり、人間的にクズなのでしょうか?
今回はそんな「他人からお金を借りようとする人はクズなのか?」というテーマでお伝えしていきます。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 他人から平気でお金を借りる人の考えかたが知りたい人
- お金を貸してと頼まれた場合の対処法が知りたい人
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記事の目次
人からお金を借りてしまう人はこんな奴!
人からお金を借りてしまう人と言っても、人によって様々です。
基本的に人からお金をを借りてしまう人は、以下のような人のどれかです。
- 銀行などから融資を断られた
- 他人に簡単に甘えてしまう人
- 世の中をナメている人
- プライドがない人
銀行などの金融機関からどうしてもお金を借りることができない場合は、仕方ないかもしれません。
しかし、「他人は自分を助けてくれるだろう」「努力しなくても他人がなんとかしてくれる」と考えているような人が、簡単に他人からお金を借りてしまうようです。
また、他人からお金を借りて他人が自分を下に見たとしても何も思わないプライドのない人も、他人から簡単にお金を借りてしまいます。
わがまま
お金を無心する人には、自分の欲求を我慢できないわがままな人が少なくありません。
欲しいものがあったら後先を考えずに買ってしまったり、やりたいことがあったりしたら何の計画もなく始めて失敗してしまうといったことになりがちです。
被った損失を自分の力でカバーできればいいのですが、尻ぬぐいも人任せにしてしまい、お金に困ったら無心すればいいと思っているのでしょう。
平気で人に頼る
「困っていたら誰かが助けてくれるだろう」と、平気で人に頼ることができるだけでなく、鼻から人任せという傾向もあります。
人からの助けを当たり前だと思っているので、「人に迷惑を掛けずに生きる」といった考えには蓋をして、平気で人にお金を無心できるのでしょう。
また、お金を借りるという行為は本来恥ずかしいものであるにもかかわらず、平気で無心できるのは、プライドが低いまたはプライドを捨てることが平気なのかも知れません。
話術に自信がある
自力でお金を稼ぐ力がなくても、相手にお金を出させるように導くような話術にたけているという特徴もあります。
実際、ただ単に「お金貸して」と言っても、そう簡単には借りられるものではありません。
そこに、人の気を引くようなエピソードを上手に練りこんで、相手の優しさにつけ込んでいることがあります。
自分に甘く他人に厳しい
お金を無心する人は、自分には甘く他人には厳しい傾向があります。
自分が困っているときは助けてくれるのが当たり前に思っていて、お金を貸すことを断ってきた人がいた場合、その人を大げさになじったりします。
その一方で、他人が「助けてほしい」と言ってきても、簡単に見捨てることもあります。
また、何事も自分の都合のいいように、解釈する傾向もあるようです。
見えっぱり
お金が必要になるのは、見えっぱりな性格が影響していることも考えられます。
他人よりもいいものを持ち、いい服を着て、いいものを食べるなどです。
他のからの羨望のまなざしや言葉にいい気持ちになってしまって、やめられなくなっているのかも知れません。
生活レベルというものは、一度上げてしまうとなかなか下方修正が利きにくいものです。
自分の収入だけでは追い付かず、他人にお金を無心して生活レベルをキープしているのかも知れません。
平気でお金を借りて返さない人の8つの特徴
個人間でお金を貸すときは、お金を返さない人に貸してしまわないよう十分に注意が必要です。
以下のような人はお金に関してルーズである可能性が高く、貸してしまうと返ってこないこともあるので気をつけなくてはいけません。
1.いつもお金がない
借金をする人の特徴として浪費癖があったり、計画性が無かったりするため、いつも金欠に陥っているという特徴があります。
こうした人は計画的にお金を使うことができず、貸してしまうとなかなか返ってこない可能性があるため、要注意です。
2.頻繁に人から借金をする
頻繁に人から借金をするような人は、そもそも返済能力がないという証でもあるため、このような人に貸してはいけません。
3.平気でうそをつく
平気でうそをつく人の言動は信用できません。
このような人にお金を貸すと、適当な理由をつけて返済を先延ばしにされる可能性があります。
4.約束や時間を守らない
約束や時間を守らない人はお金の返済もルーズであることが多いので、お金を貸すのはおすすめできません。
5.整理整頓ができない
整理整頓ができない人=だらしない人ということになります。
このため、お金に関してもだらしない可能性がありますので、貸さないようにしましょう。
6.ギャンブルに入れ込んでいる
ギャンブルに入れ込んでいる人は負けた分を借金してでも、再びギャンブルで取り替えそうとする人が多いです。
こういう人は「勝ったお金で返済しよう」と考えていることが多いため、貸し手しまうとその人がギャンブルに勝たない限り、お金が返ってくる見込みが少ないです。
7.見栄っ張り
見栄っ張りな人は、自分の身の丈に合わない生活をしていることが多いです。
ブランド品で身を固めたり、異性に高価なプレゼントを頻繁に贈ったりと、周りに見栄を張っていることが多く、人によっては借金をしてでも良い格好をしようとします。
借金地獄に陥っている人もいますので、お金を貸してしまうと中々返ってこない可能性があります。
8.連絡しても返信が遅い
連絡しても返信が遅い人は、借金の返済も遅い傾向にあります。
このため、メールやライン・電話で連絡しても返信が遅い人にお金を貸すのは、あまりおすすめできません。
平気でお金を借りる人の心境とは
貸したお金が返ってくるかどうかは、借りた人が誰から借りたのかにもよります。
相手によって借り手は、借りたお金のことをどのように思うのでしょうか?
身内から借りる人の場合
身内から、特に親から借りる場合には、甘えが出てしまいますので、「余裕がある時に返せばいいや」と気軽な気持ちでいることが多いです。
また、親も、お金がない子供から無理にでも取り立てを行うことはあまりありませんので、返済しなくてもうるさくは言いません。
親ではなく親戚の場合には、親戚の間で「お金を返さないクズ」と噂が広がってしまうことが怖いので、「できるだけ早く返さなければ」と思う人が多いようです。
友達にお金を借りる人の場合
友人から借りる場合には、友人の間でクズ認定されないように、できるだけ早く返さなければと思います。
また、友人という平等な人間関係でも、一度お金を借りてしまえば、友人との関係に上下関係ができてしまいます。
返済に遅れることでさらに上下関係ができてしまうので、やはり「返済の約束を守らなければいけない」という心理が働きます。
彼氏や彼女にお金を借りる場合
カップルの人が彼氏や彼女からお金を借りるのは、最もたちの悪い行為です。
男も女も異性には甘えるものですので、一度お金を借りてしまうと借り癖がついてしまい、困った時にはすぐに「金を借りればいい」という発想になりがちです。
また、貸した側もうるさく督促すると嫌われてしまうという心理がありますので、督促できず、1円も返済できないまま新たにお金を借りるということを繰り返す傾向にあります。
よく、お金を貸してくれという男とは別れたほうがいいと言いますが、これは一度貸してしまうと際限なく借金を繰り返す傾向があるためです。
付き合っている女性から何度もお金を借りる人間は、クズ認定でよいのではないでしょうか?
職場で同僚にお金を借りる場合
同じ職場の同僚は、比較的お金を借りやすい相手かもしれません。
職場が同じで仕事内容も同じであれば、必然的に毎日顔を合わせることになるため、お金を借りた側としても「早めに返さないと」という気持ちになりやすいでしょう。
相手も普段のあなたの生活を知っているでしょうし、何よりも給料日を把握しているというのが大きいですね。
給料が入った直後に「そろそろお金を返してくれよ」と言われたのに、「今まだお金がピンチで…」というようにのらりくらりとかわそうとする人は、クズ認定でいいかもしれません。
他人からお金を借りる人間はクズか?
他人からお金を借りる人間が皆クズかと言えば、そうとは言い切れません。
お金を借りる人がクズなのではなく、借りたお金を返さない人がクズなのです。
そもそも、借金をしない人間はほぼいません。
「クレジットカード」だって立派な借金ですし、「住宅ローン」や「自動車ローン」は多くの人が利用しており、企業だって銀行から融資を受けています。
また、「財布を忘れた」、「お金を盗まれた」、「金融機関からの借り入れでは間にあわない」などの事情があるときは、友人や恋人、両親などに借金をお願いすることも少なからずあります。
それくらい借金は、身近で当たり前のものなのです。
そのため、借金をしてもしっかりと返済しているのであれば、クズなどではありません。
ただし、返済していない場合はクズ!
ただし借りたお金を約束通り返さない人は、まぎれもなくクズであると言えます。
とくに友人や恋人などの個人間の借金ですと、相手に大きな迷惑がかかりますし、今後の人間関係も気まずくなりますので、普通の神経を持っている人であれば、ちゃんと返済するはずです。
こうしたことから、個人間で借金を滞納したり、返済しなかったりするような人は間違いなくクズと呼んで差し支えありません。
このため、そのような人と関わりを持つのは正直おすすめできません。
お金を借りる人とは縁を切るべき?
お金を借りる人とは縁を切るべきかと言われれば、お金を借りようとしている理由や背景などにもよるでしょう。
上述したようなやむを得ない理由でお金を借りようとしているのであれば、一考の余地があるでしょう。
その後、借りた金額に少し上乗せをしたり、きちんとお礼の言葉を添えたりして返済してくれるような人であれば、縁を切るべきどころか大切にしたい友人と言えます。
しかし逆に、「今月ちょっと飲み会多すぎてマジピンチでさー、1万円だけでいいから貸してくんね?」と、人をATMか何かと勘違いしているような人であれば、縁を切ってしまってもかまわないでしょう。
こういった人にお金を貸してしまうと、味をしめてその後何度もたかられるようになってしまいます。
最初の段階でピシッとシャットアウトしておくことが重要です。
なお、どのような理由があるにせよ、借りたお金を返そうとしない人は、縁を切ってしまうべきでしょう。
簡単にお金を貸してしまう人の特徴
世の中には「絶対に返済するわけない」と客観的に考えることができる人に対して、お金を簡単に貸してしまう人もいます。
「返済できるわけないのに何で貸したの?」なんて言われても後の祭りです。
簡単にお金を貸してしまう人は以下の3つのいずれかです。
- 人がいい
- 騙されやすい
- 相手が恋人
人が良かったり、人を信じやすい人は相手の「返すから」という言葉に押されて、ついついお金を貸してしまうことがあります。
また、恋人にお金を貸してくれと頼まれて、嫌われるのかが嫌でついついお金を貸してしまうなんというのもよくある話です。
この3つのどれかに自分が当てはまっている場合には、簡単にお金を貸して返ってこない被害にあう可能性があるので、十分に注意してください。
人からお金を貸してといわれる人の特徴
人が自分に対して「お金を貸して」とお願いするということは、その相手は多くの友人の中から特に自分を選んで、お金の無心をしているということになります。
人から「お金を貸して」とお願いされやすい人の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 八方美人
- 過去に誰かにお金を貸したことがある
- お金持ち
八方美人の人は誰にでもいい顔をしたがるため、「お金を貸して」というお願いに対してもなかなかイヤと言えずに、結果的にお金を貸してしまう可能性が高いです。
また、過去に誰かにお金を貸したことがあり、そのことが周囲に知られている場合、「あいつはお願いすればお金を貸してくれる」と思われているかもしれません。
そのため友人からも、お金の無心をお願いしやすい相手として見られている可能性があります。
お金持ちの人は、「あれだけお金を持っているんだからちょっとぐらい人に貸しても大丈夫だろう」という周囲の無邪気な気持ちによって、お金を貸してと言われやすいです。
たとえお金を持っていたとしても、それは人に貸すためではないということをハッキリさせるために、しっかりと「NO」と意思表示をすることが重要ですよ。
個人間で借金するときは借用書が必須
個人間で借金するときは、「借用書」を作成するようにしてください。
借用書を書いておけば、双方の意見が違ったときなど返済に関してなんらかのトラブルになったときに、証拠として役立ちます。
借用書の作成はとても簡単!
借用書を作成するのは非常にかんたんです。
ネットから雛形をダウローンドをして、その雛形の項目を埋めていけばいいだけです。
あとはもう1枚おなじものを作成し、借り手と貸し手双方のサインをして、それぞれが1枚ずつ保管をします。
また、借用書は自分でもすぐ作成できます。
コピー用紙でもなんでもいいので紙に、次のような項目を記載するだけで大丈夫です。
- お金を貸した日付と金額
- 誰が誰に貸したのか?
- 利息
- 返済期限
- 借用書を作成した日付
借用書の注意点
借用書の注意点として、サインは必ずお金を貸す前にしてもらうことです。
金融機関が契約書に同意しない限り融資をしてくれないのは、「この契約内容でお金をかりることに同意します」ということを誓わせるためです。
個人間の借金の場合、借用書=契約書となりますので、サインをもらってからでないとお金を貸してはいけません。
もし、「あとでサインしておくから・・・」というようなことを言われても、応じないようにしましょう。
お金を無心する人へ上手なお断りフレーズ4選
お金を無心する人は、気恥ずかしさもなく平気でお金をもらおうとしてくるので、もしターゲットにされた場合に備えて、こちらも対策を練っておかなければなりません。
お金を無心されたときに相手を黙らせる、上手なお断りフレーズを紹介します。
1.「お金の貸し借りはしないことにしている」
まずははっきりと、お金の貸し借りはしないことを伝えてみましょう。
しかし、お金を無心する人は、そんな言葉では引き下がらないかも知れません。
その場合は、「昔ある人にお金を貸したら返してくれなくてとても大変な思いをした。だから、もう誰にお金は貸さない!」と、作り話の過去の苦い思い出話をしてみましょう。
すると、「この人からは無理だ・・・」と思ってくれるかも知れません。
2.「ローンの返済が厳しいから無理」
ローンの返済をしていると、他人にお金を貸す余裕はない人も多いでしょう。
ローンと言っても、車のローン、住宅ローン、カードローンなどいろいろありますが、もちろん本当にローンの返済をしている必要はありません。
お金を無心する人にバレないように、ローンの種類を選んでその返済中であることを伝えましょう。
ローンの返済に追われている人からは借りられない、と諦めてくれるかも知れません。
3.「お金は妻(旦那)が管理しているから・・・」
既婚者であれば、配偶者がお金の管理を、仕切っていると伝えてみましょう。
さらに、自分はお小遣いをもらって、やりくりしていることも付け加えるといいでしょう。
しかし、数千円のお金を無心してくることもあるため、油断はできません。
「お小遣いはいくら?」「次はいつもらえるの?」といったようにしつこく聞いてくる人とは、付き合い自体を考え直したほうがいいかも知れません。
4.「実は自分も○○さんにお金を無心してるんだ」
これは相手の意表を突く方法です。
お金を無心した相手が、まさか他の人に無心しているとは思わないでしょう。
本当はお金を借りていないのに借りているというのは、プライドが許さないかも知れませんが、しつこい相手を黙らせるためにはひとつの方法となるでしょう。
自分が「クズ認定」されないために
ここまでは借金をしようとする人について解説してきましたが、もしかしたらあなたにも、お金を借り入れしなくてはいけない状況がやってくるかもしれません。
そのようなとき自分が「クズ認定」されてしまわないように、以下の点に気をつけましょう。
借金はなるべく金融機関から
お金を借りるなら、なるべくなら金融機関からにしましょう。
友人や恋人、知人などに借金をしようとすると、お金を貸してと頼まれたほうは少なからず迷惑を感じます。
もし、トラブルになってしまうと人間関係が崩壊する恐れもありますので、なるべくなら個人間での借金は避け、金融機関から借りるのがおすすめです。
金融機関はお金を貸して、そのお金に利息をつけて返済してもらうのが商売です。
期日通りに返済している限り、金融機関にとってはお金を借りている側は「お客さま」なのです。
個人間でお金を借りてしまうと、お金を貸した側が上、借りた側が下という関係性になってしまいますが、金融機関から借りることによってこの立場は逆転します。
そもそも、個人間でお金を貸し借りして、人間関係が壊れないのであれば金融機関など存在する意味がないのです。
金融機関から借りるのが最も無難ですよ。
他にも消費者金融カードローンで借りるのもおすすめです。
金融機関からお金を借りると利息を支払いますが、多くの大手カードローンには無利息サービスがついているため、一定期間内であれば利息0円で利用できます。
審査通る?無利息カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短3分※ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
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借り入れは返済の目処があるときのみ
お金を借りるときは、返済の目処があるときのみにしてください。
借りる前に返済できる額なのかや、いつ返済できるのか、その根拠となるものは何か等をはっきりさせ、計画的に借り入れするようにしましょう。
借りたお金は期日までに必ず返す
借りたお金は、期日までに必ず返済しなくてはいけません。
どんな理由があろうとも、事前に決めた返済日を破ることはNGです。
とくに個人間の借金の場合は、期日を守らないと人間関係にヒビが入る恐れがありますし、信用を無くす可能性もありますので、返済日は絶対守らないといけません。
お金を無心されても「貸さない」という強い気持ちを持つ
お金を無心する人について考えていると、浮かんでくるのが「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉です。
昔から、お金の貸し借りにおけるトラブルは絶たず、今なおニュースにもなっています。
お金を無心する人というのは、先ほどの特徴のところでも説明した通り、ちょっと性格的に問題がある人が多い傾向にあります。
そういった人とこれからも付き合いを続けていくのは自分にとってどうなのかを、一度考え直すきっかけにもなります。
その一方で、親しい友人である場合「何とかして力になりたい」と思う気持ちもあるでしょう。
しかし、友人としてこれからも付き合っていく上で、お金の貸し借りは決してプラスになるものではありません。
お金を貸したほうは「いつ返してくれるのか」と疑念が生まれますし、無心したほうは仮に返したとしても、お金を借りたという後ろめたさがいつまでも残るでしょう。
したがって、お金は無心されたとしても「貸さない」という気持ちを強く持ち、相手にもそれを伝えることが重要です。
お金を無心したことに関する事件も起きている
お金の無心をするのは、身内などの身近な人に対してもよく行われます。
身内とはいえ、金銭トラブルに発展することは珍しくなく、事件にまで発展したケースもあります。
40歳の男が72歳の父親から総額約2,500万円にも上るお金を無心し、嫌がらせ行為なども行っていたため、父親が「我慢できない」と被害届を出したところ、兵庫県警伊丹署は息子を迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕しました。
父親は「これが最後」と言ってお金を出していましたが、度重なる無心に困り果て警察に相談したところ、同署は息子に警告するといった事態になっていました。
このケースは事件になったから明るみに出たものの、同じような状況にある親子はたくさんいると思われます。
どうして「無心する」って言うの?語源は?
少し余談になりますが、「無心する」とはどういった語源があるのか気になりませんか?
よく「小さい子が無心で遊ぶ」「受験に向けて無心で勉強する」という使いかたがありますが、それとは明らかに違います。
実は、「無心する」には、次のような語源があります。
諸説ありますが、古くは室町時代から使われている言葉で、「無心」とは心がない=「心配りがない」が語源となっていて、これが転じて「思慮に欠けること」という意味で使われるようになりました。
したがって、お金を無心するとは、相手の都合を考えずにお金をねだるといった、思慮に欠ける行為のことを言います。
人からクズ認定されずにお金を借りるコツ!
他人からお金を簡単に借りてしまう人は、他人の間でバカにされクズ認定されてしまいます。
「またあいつ金借りにきたよー」と共通の知り合い同士でバカにネタにされるのです。
クズ認定されないためには、「自分はお金を調達するために努力したけどどうしようもない」ということを、言い方にも注意したうえでしっかりと伝えなければなりません。
「銀行にも消費者金融にも融資を断られた」「日雇いのバイトもしたけど、あと5万円だけお金が足りない」など自分が簡単に他人を頼ったのではなく、努力したという説明をするようにしましょう。
また、理由も大切です。
何にお金が必要でいくら足りないのかということをはっきりと伝えれば、クズ認定を避けることができます。
返済は「○月○日にいくら入金になるから、当日返済できる」というように、返済日時と根拠を伝えるようにしましょう。
「ギャンブルで取り返すから」なんて言ってしまったら、間違いなくクズ確定ですよ。
平気でお金を借りる人に関するQ&A
では最後に、平気でお金を借りる人についてよくある質問に、Q&A形式でまとめて回答していきましょう。
①生活保護を受けている人からお金を貸してといわれたらどうする?
A.相手との関係性にもよりますが貸さないほうが無難でしょう
生活保護を受けている相手にお金を貸すこと自体は、違法でもなんでもありませんが、生活保護を受けている以上、借りたお金をきちんと返済することは難しいと思われます。
お金の貸し借りにまつわるトラブルは、人間関係を容易に壊す力を持っているので、返済が滞ってしまうと、相手との関係もギクシャクしてしまうでしょう。
相手が以前大変お世話になった人であり、返済などなくてもかまわないというのであれば話は別ですが、そのような関係性でない限りは貸さないほうが無難でしょう。
②A子がB子に借金をしてトラブルに…私もA子と縁を切るべき?
A.双方から言い分を聞いてみて判断するといいと思います
「借金問題のトラブル」とだけ聞くと、どうしても借り手が返済しないといったようなイメージがありますが、実際のところは当事者双方から話を聞いてみなければ分かりません。
双方から話を聞いてみて、やはりお金を借りたA子が悪そうだということが分かっても、A子の事情に情状酌量の余地がありそうだと思うのであれば、縁を切るまでの必要はないでしょう。
お金のトラブルは確かに重大な問題ではありますが、人間関係はトラブル1つですっぱり切れてしまえるほど単純ではない場合もあります。
最終的には、自分が納得できる着地点に落ちつけられるといいですね。
③子供にお金を借りる親は毒親?関係を悪化させずに断る方法は?
A.自分もお金がカツカツであることを伝えてあきらめさせましょう
親が子供にお金を借りようとしているのに、それを無碍にするのはなかなか心苦しいことだと思います。
そのため、「自分としてもできればお金を貸してあげたいけれど、現実問題としてそんな余裕はない」ということを親に伝えられるといいでしょう。
「パートをして何とか家計を支えているけどそれでも生活が厳しい」というようなことを親に伝えれば、さすがにそんな状態の子供からお金を借りようとする親はいないはずです。
それでもたかろうとする親は毒親の可能性が高いので、少し距離を置くようにしたほうがいいですね。
④弁護士さんにお金を貸してもらうことはできる?
A.特別な事情がある場合を除き、お金は貸してもらえません
日弁連が制定している「弁護士職務基本規程」では、原則として弁護士が依頼者に対してお金を貸すことを禁止しています。
しかし、たとえば裁判に必要な手続きを行わなければならないが、依頼者にお金がないゆえにその手続きが行えない、といったような特別な事情がある場合は、弁護士が依頼者にお金を貸すことも可能です。
このように、かなり限定された状況でなければ弁護士からはお金を借りられないので、基本的に弁護士からお金を貸してもらうことは諦めておいたほうがいいでしょう。
⑤親友から借金を申し込まれた場合、どんな理由なら貸す?
A.自分が納得できるなら貸してあげるといいでしょう
人間関係やそれぞれの人間の考えかたというのは、文字通り人の数だけ存在します。
「病気で入院しなければならないからお金を貸してほしい」という理由であればお金を貸してもいいと判断する人もいるでしょうし、そうでない人もいるでしょう。
また、「50万円までなら貸してもいい」というように、金額の問題としてとらえる人もいます。
「自分の生活費に支障が出ない範囲ならいくらでも構わない」というような関係の友人も、人によってはいることでしょう。
この相手なら貸してもいい・この理由なら貸してもいい・この金額なら貸してもいいというように、自分自身の基準に照らし合わせて納得できるのであれば、貸してあげてもいいのではないでしょうか。
まとめ
クレジットカードや各種のローンなど、お金を借りるということは身近なもので、ほとんどの人が大なり小なり借金をしています。
また、止むを得ない事情により金融機関を利用できないときなどは、個人から借金をすることもあります。
このため、借金をする人自体はクズなどではありません。
しかし、借りたお金を返さない人はクズと言って良いかと思います。
とくに恋人や友人、知人から借金をして返さないのは人として最悪です。
もし、周りにこのような人がいるのであれば、縁を切ることも考えたほうが良いかもしれません。
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。