お金がなくて死にたい・死ぬしかないと考える人へ
お金がなくて死にたいと思っている人の共通点は、「してくれない」です。
たとえば、親から援助してくれないとか、どこもお金を貸してくれないなどです。
簡単に言えば甘えの構造です。
精神的に大人になりきれていないのかもしれませんね。
大人は「してくれない」ことを理由に死ぬことを考えません。
「してくれない」というネガティブな発想を転換しなければなりません。
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- お金がなくてもう死ぬしかないと思っている人
- お金に困っているときに利用できる制度を知りたい人
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短3分※ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% 即日融資 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
記事の目次
なぜ死にたくなるのか生活苦になる原因を考える
社会人になって生活をしていると、何かとお金が必要になりますよね。
お金が足りなくなってしまい、毎日お金を工面するのに追われてしまうこともあると思います。
どれだけ頑張っても生活苦から抜け出せずに、「くだらない人生だ」とか「時代が悪い」というような考えが、頭を支配してしまいがちです。
そのような状態が続くと、精神的にも追い詰められてしまう人がいると思います。
生活苦を脱するためには、生活苦になっている原因を考える必要があります。
原因がわからなければ改善もできませんので、まずは、自分がどの様な状態かを見極めることが重要となります。
生活苦に陥ってしまう原因としては、主に、「収入が少ない場合」と「支出が多すぎる場合」があると思います。
どちらの状態でお金が足りなくなっているのかによって、対処法が変わりますので、まずは、自分の状況を考えてみてください。
お金がなくて死にたい
お金がない=死にたい、という発想はどこからくるのでしょうか。
借金返済のお金がないのですか?それとも生活していくお金がないのですか?
もし生活していくお金がないというのなら、それは無職だからでしょうか?
たとえば、ハローワークで紹介された企業の面接で何度も落ちてしまって、気力を失ってしまったのかもしれません。
それはそれで理解できないこともありませんが、なぜ面接で落とされたのかということを、よく考えてみてください。
何の技術も持っていないのに技術系の職種の面接を受けても、合格するはずがありませんよね。
資格が必要なのに、何も資格を持っていなければやはり合格するはずがありません。
つまり面接で落ちるのは、アナタが希望する職種とハローワークが斡旋する企業のマッチングが、うまく取れていないからです。
または、あまりにも高望みをしすぎているのかもしれませんね。
給料が30万円以上もらえなければイヤだとか、毎週土日や祝日は休みたいとか贅沢を言っている可能性もあります。
仕事なんて、選ばなければいくらでもありますよ。
他の人がやりたくないような仕事、きつい仕事、たとえば介護関係の仕事などは、年中人手不足で困っていると言うではありませんか。
夜勤はイヤ、長時間労働もイヤなんて言っていたら、仕事を見つけることなんてできませんよ。
正社員でなくてもいいじゃないですか。
まずは派遣でもなんでも仕事して収入を得ることを優先させ、ある程度落ち着いてから資格取得することによって、スキルアップして転職すれば良いのです。
借金返済のお金がなくて死にたい
借金を抱えているのに誰も援助してくれないし、どこからもお金を借りられないから死にたいと、死にたい理由を借金のせいにするのはやめましょう。
まずは、「してくれない」という発想を変えなければなりませんね。
親には親の生活があって、援助したくても援助できない理由があるのではないですか?
それに、どこからもお金を借りられないから死にたいというのは、アナタの無計画な借り入れが原因ということもありますよね。
きちんと期日までに返済しないから借り入れ停止になってしまったとか、長期滞納してしまって金融事故登録されてしまってどこからも借りられないのは、すべてアナタの責任です。
確かに、借金苦で自殺する人も少なくないようです。
簡単に儲かるとそそのかされて、FX取引失敗で多額の借金を抱えてしまうことや、一発逆転を狙おうと競馬や競輪で全財産を賭けて見事に外れてしまった、ということもあるでしょう。
もう借金を返すことはできないし生活費もないから死にたい、と落ち込んじゃいますよね。
借金苦で死ぬことを考えているなら、債務整理をすれば良いではないですか。
財産と呼べるものが何もないのなら、自己破産すれば借金はすべてチャラです。
費用がない?
自己破産の費用なんて、自分で裁判所に行って手続きすれば1万数千円程度のものですよ。
何も弁護士や司法書士に依頼する必要はありません。
お金がないのですから、法律の専門家に支払うお金なんて用意できませんよね。
おそらく貯金もないとは思いますが、自己破産の費用くらいはアルバイトでもパートでもすれば、すぐに用意できるじゃないですか。
借金苦で死ぬほど、馬鹿らしいことはありません。
自己破産は、借金苦で死ぬしかないと考えている人を救うために作られた制度です。
せっかく制度があるのに利用しない手はありません。
債務整理でなんとかなる
自己破産を含めた方法として、債務整理という方法があります。
債務整理とは合法的に借金を整理する方法であるため、もしもあなたが今借金苦に陥っていたとしても、きっと救われるはずです。
債務整理には借金を軽くしてくれる任意整理と、借金を5分の1程度までに減らしてくれる個人再生、資産を失う代わりに借金を帳消しにしてくれる自己破産があります。
あなたの状況に合った方法を、専門家と一緒に考えましょう。
弁護士費用や司法書士の費用は、分割払いが可能ですし、弁護士や司法書士に依頼した段階で、取り立ては止まります。
昨日まで借金に苦しんでいた人が、相談したらすぐにお金の悩みを解消できることが多いため、ぜひ早めに相談してみましょう。
生活費がなくて死にたい
生活費がなくて死にたい人は、借金返済のために生活費がない場合もありますので、その場合は前項でご説明した債務整理を行いましょう。
直接裁判所に申し立てることで、特定調停や自己破産をすれば良いのです。
申し立てた時点で借金返済は一時的にストップになりますので、金融会社からの督促もピタッと止まります。
これといった借金がないのに、生活費がなくて死にたいというのなら、生活費の見直しをすればいいじゃないですか。
生活費がないと言っている割合にはスマホや携帯を使っていることや、自炊するのが面倒だから外食しようとか弁当を買おうとか、どこか無駄遣いをしているはずです。
アナタが一人暮らしなら、貧乏メシを食べていれば食費なんて月に1万円もあれば十分ですよ。
貧乏レシピは、インターネットで検索すればいくらでも見つかりますよ。
スマホや携帯代だって、2、3万円使っているなら格安キャリアに変更するとか、いっそのこと一時的に解約したって死ぬことはありません。
電気ガス水道などの公共料金だって、一人暮らしなら1万円もあればお釣りがくるくらいです。
生活の見直しの工夫だって、いくらでもインターネット検索できます。
自殺する覚悟があれば何でもできる
そもそも、自殺する覚悟があればなんだってできるはずです。
よく、一生懸命取り組むことを「死に物狂いで」とか「必死で」と表現することがありますが、いずれも死ぬこと以下ということです。
どれだけ頑張ることも、悪条件から切り抜けることも、所詮は死ぬこと以下なわけですから、自殺する覚悟があれば、現状から脱出することはたやすいはずです。
自殺するかどうかに脳のエネルギーを費やすのではなく、どうすれば良いのかということにエネルギーを使いましょう。
収入を増やす方法はある?
収入が少ないのが原因で、生活苦に陥ってしまっている場合は、収入を増やすことを考える必要があります。
「口で言うのは簡単」と感じる人が多いと思いますが、自分が収入を増やすために行動しているかどうかを、今一度よく考えてみてください。
収入を増やすためには、いくつか方法がありますが、お金をかけずに収入を増やす方法としては、転職や副業があるかと思いますので、紹介しておきます。
転職するなら転職サイトの利用がオススメ
現在の収入が少なくて、より高い収入を得るために転職を考えている人もいるかと思います。
しかし、ハローワークなどで転職先を探す時間がないという人や、日中に足を運ぶことができないという人もいるのではないでしょうか。
そのような人にオススメなのは、インターネットの転職サイトや、転職エージェントを利用する方法です。
今は、多くの転職サイトがありますので、いくつか登録を行うことで、多くの転職先を選択できる可能性が高くなります。
また、転職エージェントを利用すれば、書類の作成や面接についてのアドバイスなどを受けることが可能ですので、一人で転職先を探すより、転職できる可能性が高くなるはずです。
ただ、転職サイトの登録や転職エージェントの利用についてですが、プロフィールの作成などをしなくてはいけませんので、初めはどうしても手間や時間がかかってしまいます。
しかし、一度しっかりとしたプロフィールを作成してしまえば、後はそれほど手間がかかりませんし、働きながらでも転職は十分に可能です。
初期費用がほとんどかからない副業も多数
少しでもお金を工面したいという人には、副業がオススメとなります。
インターネットを利用した副業の中には、特別なスキルが不要で、初期費用がほとんどかからないものも多くあります。
参考までに、インターネットを利用した副業をいくつか紹介しておきます。
仕事の種類 | 内容 |
---|---|
クラウドソーシング | 多数ある仕事の中から、自分に合った仕事を選択可能 |
写真やイラストの投稿サイトに登録 | 写真やイラストを投稿し、利用料をバックしてもらう |
アフィリエイト | ブログなどで商品を紹介して、契約が成立した場合のバックを受け取る |
アドセンス | ブログなどでの広告収入 |
特に、クラウドソーシングは、特別なスキルがなくても、データ入力やアンケートなど、簡単な内容のものも多くありますのでオススメとなります。
やり方次第になりますが、月収十万円以上も十分可能です。
不用品を売って収入にする
不用品を売って収入を得るという方法もあります。
たとえばフリマアプリを利用したり、オークションサイトに出品したりするだけで、今までいらなかったものがお金に変わります。
断捨離をする感覚で家中の不要品を探し出し、それらをすべて売ってしまいましょう。
自分にとって要らないものだから売れないという先入観は捨て、まとめて売っていくと良いでしょう。
合計10万円以上となるケースもザラで、不用品販売で得たお金でネット転売を始める人も多いです。
また、インターネットが苦手な人はリサイクルショップに売ると良いかと思います。
リサイクルショップは、ショップ側から不用品を売って欲しいとテレアポをかけたり、訪問したりするほど、購入に積極的ですので、それなりの金額で買い取ってくれるはずです。
支出の見直しは必須
生活苦に陥っている人は、すでに節約を行っているとは思いますが、しっかりとした支出の見直しを行うことが必要となります。
支出の見直しには、見やすい家計簿を作成する必要がありますので、どのような項目を作れば良いのかを簡単に紹介しておきます。
生活に必要な費用 | 固定 | 住居費(家賃、住宅ローンなど) |
---|---|---|
保険料(医療保険など) | ||
変動 | 光熱費(ガス、電気など) | |
水道代 | ||
食費 | ||
通信費(固定電話、携帯電話など) | ||
生活用品費 | ||
生活に不必要な費用 | 変動 | 娯楽費 |
雑費(その他) |
基本的な項目は、上記の内容になりますが、このほかに、自分の状況に合わせて、必要な項目を付け加えていけば良いかと思います。
また、コンビニなどで買い物した場合の細かい支出もつけるようにしてください。
お金に困ってしまう人は、細かい支出を無視する人が多いそうです。
細かい支出も回を重ねれば、結構な金額になりますので、支出の見直しを行う上で重要となってきます。
一時的に借り入れを行う方法も
一時的にお金があれば、生活苦から抜け出せる可能性があるという人は、一時的にお金を借りるという方法も良いかと思います。
大手消費者金融会社や銀行では借り入れられないという人もいると思いますが、そのような人は、中小消費者金融会社の利用を検討してみてください。
中小消費者金融会社は、大手消費者金融会社や銀行で借り入れできなかった人をターゲットとしていますので、基本的に審査が甘めになっている可能性があります。
ただ、お金を借りる以上は返済しなくてはいけませんので、無計画で借りるのはオススメできません。
一時的に借り入れを行う場合は、しっかりとした返済計画を立てられることが条件となりますので、その点は注意するようにしてください。
ちなみに、どんなにお金に困っても、ヤミ金に手を出すのはやめてくださいね。
ヤミ金を利用して、状況が改善されることは絶対にありませんので、覚えておいてください。
国の制度の活用を考える
生活苦に陥っている人は、国の制度を利用できる可能性が高いですので、国の制度の利用を検討してみるのも良いかと思います。
ということで、ここでは、生活が困難に陥っている人が利用できる国の制度を紹介しておきます。
生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金貸付制度は、カードローンなどの利用が難しい人を対象とした国の制度となります。
本来は、大変細かく分類されていてるのですが、ここでは、簡単な種類と内容を紹介しておきます。
貸付制度の種類 | 内容 |
---|---|
総合支援資金 | 生計を立て直す貯めに必要な資金の貸付 |
福祉資金 | まとまったお金が必要な人向けの貸付 |
教育支援資金 | 教育費を必要としている世帯への貸付 |
不動産担保型生活資金 | 主に高齢者世帯への貸付 |
生活苦の状況にもよりますが、一般的に利用できるのは、総合支援資金かと思います。
金利が格段に低く、返済期間も長めに設定されていますので、生活を立て直すには十分な制度になっています。
ただ、制度を利用して、実際に融資を受けるには2ヶ月以上かかってしまう可能性もありますので、ある程度の時間に余裕を持って申し込むようにしてください。
生活保護
生活保護を受けるという選択もあります。
ただ、生活保護は、誰でも受けられるというものではありません。
最低限の生活を保障するための制度となりますので、資産や収入状況にも影響してきます。
生活保護で支給される金額や生活保護を受けるための条件は、地域によっても違うそうですので、住んでいる地域の役所に確認をしてみてください。
生活苦は精神面で追いつめられる
生活費が乏しくて生活苦が続いてしまうと、精神的に追い詰められてしまいます。
買いたいものが買えないだけでなく、将来に対する不安や、厳しい節約生活・家族からの圧力(本人の思い込みのケースもあるが)によって、どんどん自分の精神を傷つけてしまうからです。
このような時に、クリエイティブな発想で、生活苦から抜け出すアイデアは出にくいでしょう。
しかし、同じ状況が続けば、悪循環となってしまうため、何とか脱出しなければなりません。
まずは、気持ちを軽くした上で、冷静に物事を考えることが大切です。
統計的に不安というものは9割外れますので、生活苦による将来の不安や恐怖を過剰に背負いこむ必要はありません。
どうしてこのような状況になっているのかではなく、どうしたら状況が好転するのかを常に考えながら生活しましょう。
人間の脳は、考えたことに答えを出す性質があります。
どうしてこのような状況になっているかを考えてしまうと、この状況に落しめたマイナスの理由ばかり集めてしまいます。
これでは、気持ちがどんどん辛い方向に進んでしまい、最悪のケースでは自殺者を生むまでになってしまいます。
しかし、どうすれば状況が好転するかを考えていると、建設的で前向きな考えが出てくるでしょう。
案外簡単に答え導き出せることも多いため、好転するための方法論を考え続けましょう。
精神科に通院して専門医のアドバイスを受けることも、何かの助けになるかもしれませんね。
死にたい気持ちへの対処法
究極的に追い詰められてしまった場合、死にたいと思ってしまう人もいらっしゃいます。
しかし、今後状況が好転し、幸せな生活が訪れることを考えると、その可能性の根を摘むのは、とてももったいないことです。
追い詰められた精神状態では、論理的な判断が難しいかもしれませんので、早めの対策が必要です。
死にたい気持ちへの対処法としては、「信頼できる人に不安を打ち明ける」「がむしゃらに働く」「自分より不幸な人がいることを考える」の3つをおすすめします。
それぞれの内容を見ていきましょう。
信頼できる人に不安を打ち明ける
もしも死にたいと思ったら、信頼できる人に不安を打ち明けてみましょう。
仮に何の解決にならなかったとしても、話を聞いてもらうだけでもスッキリするでしょう。
人間には承認欲求というものがあり、話をすることでその欲求を満たせます。
聞いてもらうだけでは解決しないと高を括らずに、ぜひ誰かに相談してみましょう。
場合によっては瓢箪から駒で、支援してくれたり、お金を貸してくれたりする可能性もあるでしょう。
人に打ち明けるのは勇気がいるかもしれませんが、その勇気が現状からの解放につながるかもしれませんよ。
がむしゃらに働く
仕事がある場合には、がむしゃらに働くというのも1つの手です。
がむしゃらに働いて仕事に打ち込めば、不安に考え込む時間が減るでしょう。
気がつけば「今までの悩みは、一体何だったんだろう?」と思えるほど、気持ちが軽くなる可能性もあります。
また、がむしゃらに働いたことによって収入が増え、根本的にお金の悩みから解放されるケースもありますので、一心不乱に働いてみると良いかと思います。
自分より不幸な人がいることを考える
死にたいと考えている人は、自分がとても不幸だと感じているケースが多いのですが、世の中にはもっと不幸な人がたくさんいるはずです。
しかし、不幸と感じずに、前向きに生きている人も多いですし、不幸な状況であるはずの人が幸せに生きてるケースもあります。
決して自分だけが不幸なのではない、という認識を持ちましょう。
ちなみに、地球規模で考えると、日本のように綺麗な水を飲める国はほんの一部です。
屋根のある所に住んでいる人や、インターネットができる環境にある人も、ほんの一部です。
死にたいと考えている人は、自分が持っていないものを数えがちですが、持っているものを数えてみると、ものすごく恵まれていることが分かります。
その上で、お金の問題を解決すれば、あとは持っているものばかりということになります。
前向きに、お金の問題を解決していきましょう。
死にたい人は発想の転換をする
病気やケガで仕事ができないというのであれば、国や自治体の支援を受けられますよね。
財産もなくまったく収入を得られない状態なら、生活保護の申請をすれば、2週間以内には生活保護費を受け取れます。
収入が少なくて死にたいと思っている人も、国で保障している文化的生活を送るために必要な金額に不足しているお金を、生活保護費で補填してもらえます。
何も生活保護をもらったからといって、恥ずかしがることはありません。
生活保護は一度支援を受けたとしても、その後自立できるくらいの収入を得られるようになれば、いつでも打ち切れます。
生活保護を受けられなくても、毎月の生活に困るほどお金に困っているなら、フードバンクを利用すれば良いのです。
フードバンクは、生活困窮者に対して無料で食料を分け与えてくれるシステムです。
必ずしも食べたいものが手に入るとは限りませんが、何も食べないよりはマシですよ。
母子家庭や父子家庭などでも、お金がなくて死にたいと思っている人もいるでしょうが、きちんと後方支援してくれる制度があるので利用しましょう。
お金がなくて死にたい、そればかり考えるのではなく、発想の転換によってどうすれば今を生き抜くことができるのか、考えることが大切です。
どこに相談したら良いかわからないなら、とりあえず市区町村役場の福祉課で相談しましょう。
生きることを難しく考えない
死にたいと考えた場合には、生きることを難しく考えないようにしましょう。
生きることは、実はそれほど難しくありません。
仕事の問題や人間関係の問題などを、難しく考えているに過ぎないのです。
考え方を変えるだけで、世の中の見え方は大きく変わります。
コップに半分だけ水があるとして、まだ半分あると考えるのか、もう半分しかないと考えるのかによって、感じ方は180度変わります。
常に、世の中を自分にとってプラスであるように感じ続ければ、あなたの脳が必要な情報を自分自身に提供してくれるでしょう。
弱い自分を受けいれる
死にたいと考えている人は、自分が弱いと思って苦しんでいるケースがあります。
しかし、本質的には人間は弱い生き物です。
強そうに見えている人も、社会でバリバリ活躍している人も、本質は案外弱かったりします。
たとえば、プロのアナウンサーが数十人の前で話すのを緊張したり、大企業の社長が誰かに怒られてシュンとしていたりと、実は案外弱いものなのです。
外見や肩書きによって、強いイメージがある人ですら、こんなに弱いのですから、自分自身の弱さを認めて受け入れましょう。
それだけでも、気持ちが少し軽くなるはずですよ。
受け身にならずまずはできることから
お金がなくて死にたいと思っている人の共通点は、「してくれない」です。
たとえば、親から援助してくれないとか、どこもお金を貸してくれないなどです。
簡単に言えば甘えの構造です。
精神的に大人になりきれていないのかもしれませんね。
大人は、「してくれない」ことを理由に死ぬことを考えません。
「してくれない」というネガティブな発想を、転換しなければなりません。
自殺しても借金問題は解決しない
お金がなくて死にたいと本当に死んでも、誰も同情してはくれません。
誰も支援してくれなかったのだね、かわいそうだねなんて思う人はいませんよ。
お金がなくて死ぬなんて馬鹿な奴だ、とか死なずに済む方法があるのに無知すぎる、と軽蔑されるのがオチでしょう。
逆にお金を貸してくれ、と言われなくなった分だけ助かった、と思う人もいるかもしれませんよね。
厄介者が死んでくれて清々した、なんて思われたら悔しくないですか。
お金がないと不安になる
お金がないと不安になってしまうのは誰もが同じで、アナタに限ったことではないのです。
人間が生きていくためには最低限のお金が必要で、お金がなければ食べ物が買えないし、電気やガスも止まってしまって使えない、水道も使えないのでは生きていけないと考えるのは、ある意味当然なことです。
なんでも否定的に「できない」や「ない」と考えてしまうとドツボにはまり、なかなか抜け出せません。
呼吸が苦しくなって、冷や汗タラタラになってしまうことはよくわかります。
しかしたとえ無職で収入がなくても、何も死ぬことまで考える必要はないでしょう。
世の中お金がなくても生きている人は、いくらでもいます。
ないものはないとして、ありのままを受け入れ、今後どうすれば良いのか対策を考える努力が必要ですね。
お金がないのは今に始まったことではないでしょう。
昨日まで貯金が100万円あったのに、今日になって急に0円になったわけではないですよね。
もちろんパチンコや競馬などのギャンブルでお金をスッてしまったのなら無理もありませんが、普通に生きている状況で急にお金がなくなるわげはないですね。
お金がないと不安になるのは仕方がないとしても、今あるお金をどのように使うのか、またお金がなくなったときにどこに相談すれば良いのかわかっていれば、死ぬしかないと考える必要はまったくないのです。
お金がない不安感をなくす方法
常に頭の中にお金がない不安感があると、目先のことにこだわってしまい、そんな率の悪い仕事はしたくない、そんな仕事をするくらいならしないほうが良いなどと、贅沢な考えが出てきやすいですね。
それを防ぐには、お金がない精神的な不安を解消させなければなりません。
おかげさまで日本は福祉国家であり、セーフティネットが充実しています。
お金がなくても、日本に住んでいる限り死ぬことはありません。
病気やケガで仕事ができないというなら、生活保護を申請すれば良いですね。
市区町村役場に行って、福祉課の担当者と相談しましょう。
アナタの生活状況がかなり悪いと判断されれば、早急に手当てをしてくれるはずです。
生活保護は恥ずかしいなどと、人目を気にしている場合ではありません。
生活保護は、生活を支援してくれるセーフティネットです。
生活保護を受けたからといって、生涯生活保護のまま生きていく必要はまったくありません。
仕事をしっかりできるようになったら、いつでも生活保護を打ち切れるのです。
それに病気やケガではなく、働く体力がありながら仕事がないためにお金がないというのであれば、ハローワークと社会福祉協議会の連携によって、生活福祉資金での生活再建も可能です。
仕事に取り組む姿勢や態度、社会福祉協議会からの助言及びハローワークからの助言を受けることによって、単身世帯なら1カ月15万円程度の借りれ入が可能です。
緊急的にお金がないなら、生活福祉資金緊急小口資金を利用すれば、10万円ほど無利子で融資を受けられますよ。
ハローワークが行っている職業訓練を受ければ、技術を身につけられますし、その間は毎月10万円のお金が支給されるのです。
お金がないときは頼れるものは何でも頼る、開き直る精神をもつようにしましょう。
お金がない・死にたいと言う人にはどう接すればいい?
あなた自身がお金がなくて死にたいのではなく、あなたの周囲にお金がない・死にたいと、常に言っている人がいるかもしれません。
お金がない・死にたいと言う人には、以下のように接してあげてください。
死にたいと言う原因を聞いて寄り添ってあげる
「死にたい」という人に対して、「そんな弱音を吐くなよ」とか「頑張ろうよ」と言うのは、逆効果になる場合もあるようです。
死にたい・どうしようもない・何もやる気が起きないというネガティブな感情に対して、何も反論せず解決法も言わず、ただ「うんうん」と寄り添って聞いてあげることで、気持ちがすっきりすることもあるのです。
相手にとっては、建設的な意見を言ってもらうより、自分の味方になってくれることのほうが、よっぽど嬉しいときがありますからね。
ただ、話を聞くというのは非常に単純な行為に見えますが、実は非常に難しいものでもあるのです。
自分では力不足だと感じたときは、「こころの健康相談ダイヤル」に電話して、専門の相談員のかたに話を聞いてもらうように、誘導してあげるのがいいでしょう。
「こころの健康相談ダイヤル」では人生相談も行っているので、悩んでいるときの何らかの指針が得られるかもしれませんね。
自らの不幸自慢をする
先ほど、死にたい気持ちへの対処法として「自分より不幸な人がいることを考える」ということをお伝えしました。
ですので、死にたいという友人にとっての「自分より不幸な人」に、あなたがなってしまえばいいのです。
「お前は今死にたいと思ってるかもしれないけど、俺だって昔は~」という自分の不幸自慢をすることで、「自分の人生もまだ捨てたものではないのでは」と思ってくれる可能性があります。
それだけ辛い経験をしてきたあなたが今笑って生活できていることが、友人にとってひとつの希望になるといいですね。
まとめ
お金がなくて死にたいと思うことはあるかもしれませんが、それで本当に死んでしまうのは、もったいないと言わざるを得ません。
お金がない・死にたいという状態に対処するための方法は、精神的にも制度的にもたくさんあります。
お金がなくて困っているときには、頼れるものにはすべて頼ってしまってかまわないのです。
いつか「あの時は死にそうなぐらい苦しかったけど、死ななくてよかったな」と振り返られるように、生き抜いてくださいね。