借金返済を頑張る4つの秘訣
いまや住宅ローンやカードローンなど、何らかの借金をしている人は5人に1人と言われる時代です。
借金をしている理由は様々ですが、ほとんどの人は頑張って完済に向けて努力しています。
しかしその一方で、返済に疲れてしまい、返済途中で挫折してしまう人も少なくありません。
今回は、そんな借金返済を頑張る人にスポットをあてて、借金返済のモチベーションを保ち続ける秘訣などをご紹介したいと思います。
記事の目次
借金返済を頑張れる人・そうでない人
では、頑張って借金返済を続けられる人と、そうでない人には、どんな違いがあるのでしょうか?
各々のパターンを詳しく見ていきたいと思います。
頑張って借金返済ができる人
借金をしている人の中には、逆に返済を仕事のモチベーションに変えて頑張れる人が居ます。
そんな人は、いつまでたっても返済へのモチベーションは崩れることはありません。
中には仕事で成功する為に、わざわざローンを組んだり、高級車を買って、そのローンを払うために仕事を頑張る人も居ます。
借金には「良い借金」と「悪い借金」があると言いますが、このような人たちは、新たな投資などをする為に借金をする訳ではありませんが、考え方によっては「自分への投資」の為に良い借金をしている…と言えるかもしれません。
借金返済途中で挫折してしまう人
一方、借金返済のモチベーションを保てずに、途中で挫折してしまう人の共通している特徴は「目標がない」という事です。
そもそもの借金理由も、ギャンブルや無計画に生活をしたツケによるもの等が多い為、何事にも計画性がありません。
そのような人は返済計画もたてていないケースがあるので、仕事も借金も「まぁ、なんとかなるだろう…」という精神でダラダラと過ごしているケースが多いのも特徴です。
頑張って返済する人がやっている事
では、返済のモチベーションを保ち続けている人は、普段どのような事を心がけているのでしょうか?
その人たちの行動パターンからチェックしてみましょう。
徹底した家計管理
毎月の返済をきっちり行えている人は、支出にもシビアです。
特に家計の管理もきっちり行う傾向があり、無駄な費用が出ないように工夫しています。
例えば、外食を避ける・通信費を抑える・保険を見直すなどの方法で、家計を切り詰めていきます。
ただ、あまり厳しくやりすぎると返って家計の管理も辛くなるだけですので、そのような人は楽しんで節約をしている傾向があります。
またその節約で浮いたお金で返済と貯蓄の両立もこなし、さらなるモチベーションアップにもつなげています。
借金に背を向けない
借金完済に向けて頑張っている人の次の特徴は、「きちんとした返済計画を立てている」という点です。
借金が増え続ける人は、自分の借金額を見るのが怖いので、改めて借入金額を確認したり、いつまで返済が必要なのか?という事を確認しようとしません。
その点、返済を頑張れる人は、無理なく返済できる方法を自分で考えて、着実に返済計画を実行できる人です。
利用しているカードローンの返済方法を知り尽くす
計画的に返済をしていくためには、住宅ローンやカードローンでも「繰上げ返済」が必須となってきます。
その為、毎月着実に借入額を減らしていける人は、自分が借りているローンの「臨時返済」の方法を知り尽くしています。
住宅ローンなら繰上げ返済の方法やそれに必要な手数料を把握していますし、カードローンの場合なら、振込みによる臨時返済や、ATMでの臨時返済の方法・必要な手数料についてもきちんと理解しています。
ちなみに参考までに、下記にプロミスでのインターネット返済の方法をまとめていますので、参考になさって下さい。
プロミスのインターネット返済の手順
- 以下のいずれかの銀行のインターネットバンキングが利用可能になるようにしておく
(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ジャパンネット銀行・みずほ銀行・楽天銀行) - プロミスの会員サービスにログインし、インターネット返済を選択し、返済金額を入力
- 利用する金融機関を選択し、その銀行のインターネットバンキングにログインする
- その銀行から指定金額をインターネット返済して完了
尚、プロミスのインターネット返済の場合は手数料も無料ですし、土日も返済可能ですので、臨時返済をするには最適な方法と言えます。
返済を頑張り続ける為に家族に相談!
さらに、借金返済を頑張り続けられる人には、もう一つの特徴があります。
それは、身近に借金返済を理解してくれる人がいるという点です。
既婚者なら配偶者が借金返済を応援してくれている。
独身なら親や兄弟が応援してくれているというケースです。
借金を返済している人の中には、家族にカードローンの利用などを秘密にしている人が多いので、誰にも相談する事ができず、益々返済が辛くなってしまう傾向があります。
その点、身近な人が借金について理解してくれている場合は、辛いときには相談に乗ってくれますし、また新たな借金を重ねてしまいそうになったとしても、それを防御してくれる役目も果たしてくれます。
返済を頑張れない人へのアドバイス
ではここで、借金返済に疲れた人へのアドバイスをいくつかお伝えしていきたいと思います。
きちんとした返済計画と目標をたてる
まず一つ目が、自分の借金に背を向けないで、きちんと返済計画を立てる、という事が重要です。
特にカードローンなどは、毎月の「最少返済金額」というものが定められていると思いますが、その金額通りに返済していたのでは、完済までに恐ろしいほど時間がかかってしまう場合があります。
その為、カードローン各社の返済シミュレーションのツールを使って、出来るだけ最短で返済する為には、毎月いくらの返済額が必要なのか?きちんと確認するようにしましょう。
参考までに、アコムで金利18%のカードローンを契約し(借り入れ金額は50万円)、1年で完済する場合と、2年で完済する場合で、毎月の返済金額を比較しましたので、参考になさって下さい。
- 50万円(金利18%)を12回で完済
…毎月返済必要額¥45,839(最少返済金額は¥15,000円) - 50万円(金利18%)を24回で完済
…毎月返済必要額¥24,962( 〃 )
尚、50万円をアコムから借りて、毎月最少返済金額のみを返済した場合は、完済までには47ヶ月もかかってしまいます。
以上の例からも、「繰上げ返済が如何に重要か」が、お分かりいただけたかと思います。
完済した時の自分をイメージし続ける
二つ目は、借金を完済した時の幸せな自分を想像し続けるというのも、頑張れる秘訣の一つです。
完済した後に旅行に行く、いままで返済に充てていたお金を貯金に回す、趣味に没頭するなど、完済後のイメージを膨らませることで、なんとか借金返済を頑張り続けることができます。
借金返済ノートをつける
借金をしてから、ただ単に返済を続けているだけだと返済の実績が分かりません。
少しづつでも減っていることが実感できれば、返済している実感もあり完済の時も想像できるようになります。
ゴールが見えていないと走り続けることはできませんが、ゴールが見えている場合には頑張って走り続けることができます。
借金の返済でも同じことが言えますので、返済を続けていこうと思えるようになります。
ですので、現在の借金の合計額と、今まで返済した実績を書いていくことでモチベーションを保つことができます。
ノートに書いていくのもいいのですが、ブログを使ってその時の気持ちや返済する切っ掛けになったこと等を書き込んで日記風にするのもいいですね。
同じような境遇の人から励ましのメッセージを頂けることもありますし、経験者の方からアドバイスなどももらえる可能性があります。
励ましのメッセージやアドバイスは、返済をしていくためのモチベーションを保つのに有効です。
寝る前に毎日頑張ったことを褒める
返済するときだけの記録では、返済が行えないときには実績などを確認することもできません。
毎日少しづつでも返済をしていく努力はしていますが、その努力に対しての評価はなかなかされないことになります。
ですので、毎日少しでも努力したなら、その努力を自分でほめてあげるようにするといいです。
そうすることで、一日の努力を喜んで幸せな気持ちで眠ることができます。
また、明日からも頑張っていこうという気持ちもわいてきます。
借金の返済は気分が落ち込んでしまうことが多く、よく眠れなくなる人も少なくありません。
結局、良い睡眠がとれなくなることでモチベーションも下がってしまいますし、体調も悪くなってしまい最悪の場合病気になってしまうこともあります。
一日の実績なので小さな成果かもしれないですが、その小さな成果を喜んで明日への希望をもって眠ることができれば借金が完済できるまで頑張ることができます。
収入を増やす努力をする
最後は、とにかく「収入を増やす」という事も大切です。
毎月ギリギリの生活をしているようでは、気持ちの余裕も生まれませんし、どうしても返済に疲れてしまいます。
しかし、たとえ1万円でも2万円でも、副業や日払いバイトをしたりして収入を増やす事ができれば、いくらかの余裕も生まれます。
その気になれば数万円の収入など簡単に稼ぐことも可能です。
借金返済を早く終わらせるコツ
借金返済のモチベーションを高く持ち続ける事ができても、あまりに長期だと途中でモチベーションを保てなくなることもあります。
なので、モチベーションを高く保つためにも借金の返済を少しでも早く終わらせることが重要になってきます。
ここでは、できるだけ早く借金の返済が終わるようにするコツをご紹介します。
金利の安いところに借り換える
借金の返済は、借りたお金に利子を付けて返すことになります。
突き詰めていけば、この利子は利用者からすると損をしているといえますよね。
ですので、まずはこの損をするお金を少しでも減らすことを考えます。
例えば、今借りているところが年利20%のところなら、年利18%のところに変えるだけで2%もの金利を払わなくていいことになります。
仮に100万円を借りている場合には、1年で2万円もの違いになってきます。
同じ金額を返済しているのに1年後に2万円多く返していることができるのは魅力的ですよね。
また、複数の借り入れをしているなら、トータルで考えて支払う金利が低くなるようなおまとめローンが見つけられれば、まとめるのもいいですね。
苦しくても新しい借金はしない
節約をして少しでも多くの返済を心掛けていると、突然の出費があった場合に生活が苦しくなってしまいます。
苦しくなると、借金をいままで返しているので、少しくらい増えてもいいという考えを持ってしまうことがあります。
でも、ここで借金を増やすことになれば、結局いままでの努力が無駄になってしまい完済する日が遠のいてしまいます。
苦しくても、借金を増やすことは絶対に避けましょう。
できるなら、突然の出費があった分を日払いのバイトなどで稼ぐようにするといいですね。
とにかく、借金を増やすことは厳禁です。
返済額を増やす方法
さて、借金の返済額を増やすために節約と副業を考えたほうがいいというのはわかったと思います。
では、副業をするときにはどのような副業を考えたほうがいいのでしょうか?
ここでは、代表的な副業をご紹介していきます。
高く売れる物を販売する
一番簡単に行えるのは、使わなくなった物を販売することです。
ただ、使わなくなった物を長期的に売っていくことは難しいです。
ですので、使わなくなった物で高く売れるものが分かったら、それを安く仕入れて高く売ることを仕事としましょう。
例えば、ある種類の本が高く売れることが分かれば、その種類の本を安く買えるところを探します。
そうして安く買って、高く売ることを繰り返していけば、効率よくお金を増やすことができます。
時間があるならアルバイト
もし、働く時間があるのであれば、アルバイトをしましょう。
どんなアルバイトでもいいのですが、できれば単価が高いアルバイトのほうが、短時間で儲けることができます。
例えば、深夜に営業しているレストランやコンビニ、ある施設の警備員でもいいですね。
また、女性の場合だと夜に働く水商売でもいいですね。
在宅で行うならクラウドソーシング
外に働きに行くことが難しい場合には、在宅で仕事を探す方法もあります。
ネットでクラウドソーシングのサービスに登録をして、募集されている仕事に応募をするのです。
得意なことがあるのであれば、その得意分野の仕事を探すようにします。
もし、特に得意なものがない場合には、誰にでもできる仕事を多くこなすようにするといいです。
単価として考えれば若干低くなる傾向になりますが、クラウドソーシングで募集されている仕事は多種多様です。
働いて報酬を手にできる仕事を探すことが比較的簡単にできます。
まとめ
今回は「借金返済を頑張る人」という事をテーマに、いくつかの情報をお届けしましたが、参考になったでしょうか?
借金をする時は一瞬ですが、返済はとても長い間頑張っていく必要があります。
返済途中では、返済計画を狂わせる様々なトラブルが起こる可能性もあります。
しかし、頑張って借金を返しきった後には、なんとも言えない満足感があります。
そして、その体験はきっとこの後の人生にも役立つと思います。
今回の記事でお伝えした内容を参考に、是非一日でも早く完済に近づけるといいですね!