借金返済を楽しいと思える3つの理由
この記事を読まれている借金返済をしている人のほとんどは、「借金返済は辛い」「借金返済は楽しくない」と感じておられる事でしょう。
しかし、そんな借金返済も考え方次第では「楽しい!」と思う事もできます。
今回は、借金返済を楽しむ秘訣についてお伝えしていきたいと思います。
借金返済を楽しめない理由
ます、借金返済を楽しむ方法をお伝えする前に、借金返済が辛い理由・楽しめない理由を、もう一度整理しておきましょう。
返済の目処が立っていないから
一つ目は、完済までの目処が立っていない…という理由です。
借金にきちんと向き合って、返済計画をたて、返済に取り組んでいる場合は別ですが、借金返済で苦しんでいる人のほとんどは、返済計画すら立てていません。
その為、自分の借金がいつ完済できるかも、まったく把握していません。
こうなると借金返済していても、苦しみしか感じなくなります。
返済しても借金が増え続けるから
借金返済で苦しんでいる人の中には、「借金返済の為に、借金を重ねる」という、いわゆる“自転車操業”に陥っている方も少なくありません。
自転車操業になっている人は「とりあえず返済日にキャッシングして返そう…。あとはなんとかなるかも」という軽い気持ちで借金を繰り返す訳ですが、結局のところ気がつけば膨大な借金になっているケースも多く、どんどん返済は辛くなっていきます。
相談する人が居ないから
借金を返済するうえで、身近に相談したり応援してくれる人がいるだけでも、気持ちが楽になります。
しかし、ほとんどの人はカードローンの利用を家族に秘密にしていたりする為、誰にも相談する事ができません。
その結果、どんどん孤独になっていき、不安な気持ちを相談する事もできずに、返済の辛さだけが続いていきます。
借金返済を楽しむ為に考えるべき事
では、そんな辛い借金返済を「楽しい」と思うようにする為には、どのような考え方や対処法があるのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介したいと思います。
完済後をいつもイメージする
借金返済を”楽しむ“為に大切なこと。
それは、借金を完済し終えた自分をいつもイメージしておく事です。
毎月の返済に追われずに余裕のある毎日を送っている自分や、幸せな家族と一緒に生活している自分を想像してみてください。
確実に返済が進むたびに、それらのイメージが現実味を帯びるようになってきて、やがて借金返済も辛さから楽しさへ変わって行きます。
貯金できる生活を想像する
次に、借金を返済し終えた後の「貯金できる生活」もイメージしておくようにして下さい。
例えば、今まで毎月5万円を返済にまわしていたとしたら、完済後はその5万円を貯金にまわすことが可能になるのです。
毎月5万円という事は、年間で60万円ですから、これを5年続けるだけでも300万円は貯金できるようになります。
今の返済生活で、生活の中から5万円を捻出する事ができているなら、それくらいの貯金は楽々できてしまいます。
そんな将来のイメージが出来てきたら、だんだんと返済も楽しくなります。
思い切って家族に相談する
先ほど、借金返済が辛い理由として「誰にも相談できる相手が居ない」という点について触れましたが、やはり身近に返済を応援してくれる人がいると、何かと心強いものです。
その点で言えば、中々言い出せないかもしれませんが、借金をしている事実を親や配偶者に相談してみてはいかがでしょうか?
さすがに借金の事実を明かされた相手は驚き、厳しく叱責される事もあるかもしれません。
とにかく、これまで借金を秘密にしていた理由を正直に話し、これから完済に向けて一生懸命努力していく事を約束するようにしましょう。
きっと身近な人たちは応援してくれるに違いありません。
一日でも早く返済する為には?
最後に、現在借金返済を続けている人が、一日も早く完済できるようにする為の方法やテクニックについても、お伝えしていきたいと思います。
返済計画をたてる
完済を早めるためのテクニックをご紹介する前に、まずは「返済計画を立てる」という所から始めるようにして下さい。
利用しているカードローン各社のホームページには、返済シミュレーションというコーナーがあるはずですので、そこに毎月の返済額を入力して、「いくら返済すれば」「いつ完済するのか?」という事を確認して下さい。
そのうえで、手帳やスマホの予定表には、あと○回で完済!というような感じで、カウントダウンができるような「見える化」をしてみてください。
最初のうちは辛いかもしれませんが、回数が減っていくたびに返済のモチベーションは上がっていくはずです。
繰上げ返済
借金完済の近道は、とにかく「借入の元金を減らすこと」です。
毎月返済しているような気持ちになっていたとしても、きちんと「利息」と「元金充当額」を確認するようにして下さい。
毎月の最少返済額だけで返済を続けている場合、中々元金が減っていきませんので、とにかく繰り上げ返済を続けて、元金を減らしていく事が重要になります。
ほとんどのカードローンは、「ATM」や「振込み返済」などで臨時の返済を受け付けてくれますので、給料日やボーナス時など、臨時収入があった時には、必ず多めに返済するように心がけましょう。
ただし、カードローンによっては、返済時にもATM手数料が必要になるケースがありますので、余分な手数料負担にならないように注意する事も必要です。
以下はアコムのATM返済時の手数料の注意事項です。一例として参考にしていただければと思います。
※アコム提携ATMでの手数料について
取引金額 | 借入と返済時のATM手数料 |
---|---|
1万円以下 | 108円 |
1万円超 | 216円 |
おまとめローン
消費者金融などで金利18%のローンを利用している場合、金利負担も高い為、なかなか返済が進まないのも実状です。
しかも、カードローン利用が一社程度ならなんとか返済もできますが、3~4社程度の借入をしてしまっている場合は、毎月の金利だけでも相当な金額になります。
そんな時にはプロミスやアコムが提供しているおまとめローンを検討してみてください。
ちなみに、おまとめローンは総量規制の対象外となりますので、審査の結果返済に問題ないと判断された場合、年収の1/3を超えての借入もできる場合があります。
但し、おまとめローンは他社借り入れの返済が条件になりますので、消費者金融などのおまとめローンを利用する場合には、消費者金融が利用者に代わって返済をしてから、おまとめローンの融資が実行されるケースがほとんどです。
他社借り換え以外の用途には使うことは出来ませんので、注意するようにして下さい。
低利のローンに借り替える
いま利用しているカードローンの金利が高いなら、低利のローンに借り替える方法もあります。
そこで注目したいのは、生命保険の利用者貸付です。
貯蓄型の保険を契約している場合、自分が積み立てたお金の中から、お金を借りる事が出来ます。
さらにその金利も3%程度で済むケースが多い為、非常に低金利で借りる事が出来ます。
自分のお金なのに金利を払うのは、なんだかおかしな気もしますが、そこは完済を早めるためには致し方ないことだと考えましょう。
親に借りる
思い切って親に借金を打ち明けて、親に肩かわりしてもらう方法もあります。
この場合は、自分の親にある程度の資金力がある事が条件になりますが、親に肩がわりしてもらい、利息なしで元金だけ返済していく方法もあるでしょう。
また、これらの方法を使っても借金返済が厳しいと思われる場合には、1人で悩んでいないで、債務整理などを弁護士と相談してみる事をおすすめします。
弁護士依頼には費用はかかりますが、弁護士に正式に依頼した時点で取り立てなどはストップしますし、依頼してから債務整理の決定が下りるまでに、3~6ヶ月程度の時間を要する場合があります。
その間は返済もしなくても済みますから、普段返済に充てていたお金を弁護士費用に積み立てることも可能です。
弁護士の中には、弁護士費用を分割で支払う事に同意してくれるところもありますので、いくつかの弁護士に相談してみる事をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
借金返済は辛いかもしれませんが、考え方次第では借金返済も楽しめる…という事をおわかりいただけたでしょうか?
また完済に一歩でも近づく為に、いくつかの方法がある事もお伝えしました。
筆者も以前に消費者金融から200万円程度の借金がありましたが、アコムのおまとめローンで6%程度の金利ダウンをしてもらう事に成功し、いまでは既に完済しています。
借金で辛い思いをしている方は、今回の記事を是非参考にしていただき、一日でも早く完済できるようになればいいですね!