お金に困ったときは「お金がない馬」

お金がない人にはボランティアはできない!?

ボランティアは、困っている人のために(基本的には)無給で奉仕する活動のことです。

しかし、ボランティアが人間の活動の一環である以上、そこには必ず何かしらのお金が絡んできます。

そこで今回は、ボランティアとお金の関係および、お金が無い人にはボランティアができないのかどうかということについて説明していきます。

ボランティアってどんなことするの?

一口に「ボランティア」と言っても、そこには色々な種類のボランティアがあります。

まずは、ボランティアの代表的な活動内容を見ていきましょう。

災害時の支援

一般的に「ボランティア」と言って想像されやすいのは、地震や洪水等の被害にあった地域に応援として駆け付け、現地の復興活動のお手伝いをするというものでしょう。

特に日本は自然災害の多い国ですから、災害時の支援は季節を問わず場所を問わず様々なところで必要になります。

特に大規模な地震が起きた場合はその後の復興活動も長期に亘るものになりますから、初動に大量の人手を必要とすると同時に継続的な支援を行うために、ボランティアの存在は非常に重要です。

ボランティアの方々の献身的な活動のおかげで想像よりも早く復興ができた、街に活気が戻ったという話は例を挙げるとキリがないぐらいです。

国際協力

続いては国際協力活動を行うボランティアです。

途上国のインフラを整備する活動を支えたり、途上国の人に対して技術的な指導を行ったりといった内容が中心となります。

そのため専門的な技術を必要とする場合も多く、誰でも参加できるボランティアというわけではないケースも多々あります。

ただ、途上国の子供たちにサッカーを教えたり読み書きを教えてあげたりといった内容のものもあるので、特別な技能がないからといって国際協力を行うボランティアを諦める必要は全くありません。

老若男女問わず幅広い人に活躍の機会があるボランティアと言えるでしょう。

自然保護や環境保護活動

自然保護や環境保護のボランティアは、国内・国外を問わず様々な場所で行うことのできるボランティアです。

子供の頃に「休みの日にみんなで早起きして町内のゴミを拾おう」なんていう町内会の活動があったかと思いますが、あれのもっともっと規模の大きいものだと思っていただくと分かりやすいでしょう。

森や林であれば、緑が増えるように植林をすると同時に、若木が野生動物に食べられないようにその周囲をフェンスで覆うなどの活動を行います。

海や川であれば、流れてきたり浮いたりしているゴミを拾ったり外来種の駆除を行ったりという活動がメインです。

今ある自然を保護しつつ、さらにきれいにして増やしていこうというのが自然保護・環境保護のボランティアの主な目的です。

ボランティアにはお金がかかる!

しかし、こういった活動は全て人力で行う以上、何かとお金が発生します。

ボランティアを継続して行う上で必要となる費用を見ていきましょう。

現地での生活費

まずはボランティアとして働く人自身の現地での生活費です。

宿などは無償で利用できる場合もありますが、格安料金での利用となる場合もありますし食事や多少の娯楽などにもお金は必要となります。

これは「どこにボランティアに行くか」と「どのようなボランティアをするか」でかなり費用に差が出る部分ではありますが、人が生活をする以上全くのゼロというわけにはいきません。

また、現地で寝泊まりするのではなく自宅とボランティアの現場を往復するような場合は、その際の交通費も必要になることを念頭に置いておかなければなりません。

作業用器具の貸し出し費等

ボランティアをするためには用具や装備を必要とする場合があります。

これらに関しても無償で貸し出してもらえることもありますが、「1日につき◯◯円」といったような形でのレンタルでの利用になる場合もあります。

現場でレンタルできる用具等には数に限りがあります。

レンタル費用を抑えるためにも、できるだけ多くの人に用具が行き渡るようにするためにも、自分で調達できるような用具であれば持って行くほうがいいかもしれません。

ただしその場合はレンタル費用ではなく購入費用がかかりますけどね。

参加費がかかる場合も

最後は参加費です。

「ボランティアに参加するのに参加費がいるの?」と思われるかもしれませんが、参加希望者から一定の金額を集めてそれをボランティア全体としての現地での活動費に充てているという場合もあります。

そういった場合は、上述した器具のレンタル費用が参加費でまかなわれるようなケースもあります。

また、特に海外にボランティア活動に行く場合は、飛行機や船などの現地までの交通費に関しては自腹であることがほとんどです。

一部負担をしてもらえるケースもあるようですが、基本的には全て実費でまかなわなければならないと思っておいたほうがいいでしょう。

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お金がかかるのは参加者だけではない

「何でボランティアで人助けをしにいってるのにこんなにお金を払わなけりゃならないんだ…」と考えてしまう人もいると思いますが、費用が発生しているのはボランティアの参加者だけではないのです。

ボランティアを主宰している団体も

ボランティアは個人で行う場合もありますが、多くの場合はボランティア活動を主宰・統率しているような団体の下でまとまって行います。

ボランティア活動を行っている人に炊き出しを行ってくれたり、必要な用具の貸し出しを行ったりしてくれているのは主にこういった団体であり、彼らのおかげで一般のボランティア参加者がある程度快適に活動を行えているのです。

しかし彼らとて炊き出しの材料や必要な用具が天から降ってくるわけではないにも関わらず、ボランティア参加者に対してはタダもしくは非常に安価でサービスを提供してくれています。

彼らの存在がなければ、ボランティア参加者の金銭的負担はより重いものになっているということを忘れてはなりません。

また、ボランティア団体にはレンタル用具等を提供してくれている企業がバックに付いている場合もあるため、ボランティア参加者の活動は色々な組織・団体によってサポートされているということができます。

お金を生むシステムの構築が重要に

しかし、ボランティア活動は本来であれば「労働」であり、企業などが善意で用具を提供してくれているのも本来であれば「販売」で、共にお金という対価を伴うものです。

それを「ボランティアだから」という理由でなるべくお金を介在させないようにしているわけですが、そういった活動・行為はいずれどこかで破綻してしまいます。

もちろん、特に災害時などは最初は無償での労働力や必要物資の投下が行われるべきだとは思いますが、ある一定の時期を過ぎれば、少しずつ本来の資本主義社会のあるべき姿に戻していくべきでしょう。

お金を生み出すシステムを作り、そこで生み出されたお金がボランティアを行う地域のために適切な形で使われるようにしていく、それがボランティアを行う際の1つのゴールでもあります。

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お金を使うのもボランティアの役目

ただ、実際にボランティアに行っている人が「現地でお金が循環するシステムを…」というような発想を持っていることは稀です。

そういった話はより上の立場の人が大局的な視点から考えればいいことであり、ボランティアの人が行うべきは「実際にお金を使う」ということです。

現地にお金を落として経済を回す

もちろんお金を使う場所は、「ボランティアを行う現地」が理想的です。

災害復興のボランティアであれば、そのお金が現地のインフラを整備し直すお金や現地の職人さんなどの給料になり、復興の速度を多少なりとも加速させることが可能です。

国際協力のボランティアであれば、そのお金が現地の環境を整備するお金になるし、現地で学校を建てるお金になります。

「ボランティア」の第一の存在意義は「必要としている場所への労働力や知識の提供」が挙げられると思いますが、「現地の経済を回すこと」もそれと同じぐらい重要であるということを改めて理解していただきたいと思います。

ボランティアに対する考え方の甘さ

しかし、ボランティアを定期的に行っている人であれば、ボランティアの役割に「現地でお金を落とすこと」が含まれているのは知っていて当然なのです。

ただ、最近ではボランティアの経験自体が浅い「初心者ボランティア」の人が増えてきているため、そういった当たり前のことが周知徹底されていないのです。

もちろんベテランボランティアの人だって最初は初心者だったわけですし、初心者であろうと「困っている人の助けになりたい」と思っている人であれば、全然問題はないわけです。

しかし最近では、ボランティアを「自分、頑張ってます」というポーズのために利用する人が増えてきているのが、厄介なのです。

そういった人たちの多くは「就職活動での自己アピールの実績」を積むために、ボランティアという選択肢を選んでいます。

ですから「現地のために粉骨砕身して頑張る」「現地のために自分のお金をできるだけ使う」という気概はさらさらありません。

もちろん就職活動のためであろうが、現地の応援をしてもらえることは非常にありがたいことだと思います。

しかし、実際にボランティアをするからにはボランティアに対する心構えというものをもう少しきちんと学んだ上で、現地に行ってほしいなと思います。

お金はないけどボランティアがしたい

少し愚痴っぽくなってしまいましたが、もちろん気概や利他的な気持ちを持ってボランティア活動を行おうと思っている人が大半のはずです。

しかし、ここまでで述べてきたようにお金がなければ満足にボランティアができないというケースも多々あります。

そういった人たちはどうすればいいのでしょうか。

NPO団体などを利用する

NPO団体などに参加した上でボランティア活動を行うと、その団体から一定の活動費が支給される場合もあるので、そういったお金をうまく活用しつつボランティアを行うというのが1つの手です。

活動内容やボランティアに参加する日数、現地で役立つ資格を持っているかなどによって活動費がもらえたりもらえなかったり、もらえる場合も金額に違いが出たりしますので、NPO団体のホームページを見るなどしてよく確認しておきましょう。

また、お金の支給があるかどうかに関してはそもそものNPO法人に方針による部分も大きいため、自身が参加しているNPO法人でそのような制度が無かったとしても文句は言わないようにしましょう。

ボランティア用のお金を貯める

今すぐにボランティアに行くわけではなく、将来的に自分の力が必要になる時がくればボランティアを行いたいというのであれば、その時に備えてあらかじめお金を貯めておくといいでしょう。

いざという時に、お金が原因で行うべき行動を行えないというのは、非常に心苦しいものです。

もし結果的にボランティアに行くようなことがなければ、そのお金は自分の生活をより良くするためのお金として活用してあげればOKです。

現地の物を消費して応援する

現地でボランティアを行いながら生活していくためのお金がどうしても捻出できないというのであれば、間接的に現地の人々の助けになるような活動をする、というのでもいいかもしれません。

先ほど現地でお金を落として経済を回すという話をしましたが、要は「現地に届く形でお金を使うこと」ができればOKなのです。

現地の人が生産した野菜や果物を購入したり、現地の工芸家の方が作った作品を購入したりするなど色々な方法が考えられます。

また、現地の生産者と提携しており、購入した金額の数%が現地の自然を守ったり復興活動に使われたりする商品があれば、そちらを通じて寄付のような形で貢献するのもいいでしょう。

「困っている人を助けたい」という気持ちで行ったことであれば、実際に現地に行っているわけではなくてもそれは十分に「ボランティア」なのです。

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まとめ

以上、ボランティアとお金の関係および、お金が無い人にはボランティアができないのかどうかということについての説明でした。

「ボランティア=地域貢献」というクリーンなイメージ自体ももちろん間違ってはいないのですが、何をするにもやはりお金は付きまとってくるものです。

そのあたりの考え方も全て理解して飲み込んだ上で、ボランティア活動を行うようにしましょう。

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