まじで金がない! どうやってこの窮地を乗り越えるか
マジで金がないという状況に陥ることは、長い人生の中で少なくとも1,2回はあると思います。
突然の出費に襲われたからとか、仕事ができずに収入がなくなってしまったからとか、理由は人それぞれだと思いますが、お金がない以上はどうにかしてその窮地を乗り越えなければなりません。
そこで今回は、お金がない状況から抜け出す方法や、そもそもお金がないという事態を招かないためのコツなどについて、説明していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- お金が無くて困っている人
- お金がない時に注意すべき点を知りたい人
記事の目次
お金がない状況から自力で抜け出す方法
Yahoo!知恵袋で、以下のような質問が見られました。
お金がピンチなら仕方なくサクラのバイトでもしますか? 借金がありこれ以上借入も出来ないので、 (これ以上借りると返せなくなるのも困る)ので アルバイトしようにも選んでられないので 出会い系のサクラ(おそらく)のバイトしようか 悩んでます。
お金がない状況になると、どうにかしてそこから抜け出すために、いろいろな方法を考えることになるでしょう。
お金がない状況から自力で抜け出すために有効な方法を、いくつかお伝えしましょう。
家にあるものを売る
誰も頼る人がいなく、カードローンなどで即日融資も受けられない場合には、とりあえず家にあるものを売ることで、一時しのぎができます。
昔だと、質屋通いというところでしょうが、最近では、ヤフオクやメルカリを利用してネット上で物を売ることができます。
また、本やDVD、ゲームなどがある場合には買い取り屋に持参すればすぐに現金化することも可能ですし、大手の場合には自宅まで来てくれるサービスもあります。
最近では、ネットで買い取ってくれる業者も多くあり、本やゲームはもちろん、高級ブランド品、パソコン、スマホ端末、タブレットなどは簡単に売却もできます。
ただし、本などのように量の割には価格的に安い場合には、配送料がばかになりませんので注意が必要です。
ネット上で完結できるというのは非常に便利なので、忙しい人には非常に向いています。
ただ、少しでもお金を増やしたい場合には、自分で持っていけるものは持って行ったほうがお得ですし、その場で代金をもらえますので銀行に振り込んでもらう必要もなくなります。
副業で稼ぐ
本業以外に副業で稼ぐことも、金欠から抜け出すには有効な方法です。
Wワークで稼ぐ
仕事はしているが、借金など何らかの理由でお金がない場合には、副業でお金を稼ぐことができます。
最近では、副業を認める会社も増えてきていますが、最も手っ取り早い方法としては、仕事が終わった後や土曜日曜の休日にアルバイトをすればそこそこ稼ぐことができます。
ダブルワークの仕事は非常に多くありますので、5~10万円くらいであればそれほど無理しなくとも稼ぐことが可能です。
今日も疲れ果てた😵💨 夜勤多忙すぎてWワーク出来ない…。
— 碧(midori)🍀🎸 (@mirorin0219) 2019年10月08日
ただ、上掲したツイートにもあるように、本業の都合によっては掛け持ちでWワークを行うのが難しいこともありますよね。
掛け持ちのアルバイトが難しい場合には、ポイントサイトやアンケートサイトで小銭を稼ぐこともできます。
ただし、これらでは本当に小銭しか稼げませんので、注意が必要です。
おすすめは、クラウドソーシングでライティングなどを行うことで、こちらは努力次第では本業並みの収入が稼げる可能性もあります。
最近では、主婦などにも大人気の副業となっています。
日払いのアルバイト
男性の場合であれば、肉体労働系のアルバイトで1日あたり10000円前後は稼ぐことができます。
スマホからでも、求人サイト経由で簡単に申し込めます。
仕事の内容としては、引っ越しから軽作業まで数多くあり、連絡をして当日指定の場所に行くと履歴書無しでもすぐに働くことができ、仕事終了時に現金でアルバイト代がもらえます。
女性の場合であれば、男性と同様の軽作業で稼ぐこともできますし、キャバクラなどでも面接さえパスできれば、当日働いて即アルバイト代をもらうことも可能です。
生命保険の契約者貸付制度を使う
掛け捨てでない生命保険に加入している人であれば、生命保険の契約者貸付制度の利用も検討してみましょう。
生命保険は掛け捨てでなければ、解約したときに解約返戻金というお金が返ってきますが、その解約返戻金を原資にして融資を受けられるのが、契約者貸付制度です。
融資とは言っても、銀行や消費者金融等のカードローンと比べると非常に低い金利でお金を借りられるので、返済負担もそこまで大きくありません。
融資を受けられるまでに必要な期間は保険会社によって異なりますが、早ければ即日融資も可能です。
なお、融資を受けたお金に対する返済が滞って、返済しなければならない金額が解約返戻金を上回ってしまうと、保険が解約されてしまう可能性もあります。
金欠のピンチを乗り切った後は、できるだけ速やかに返済することを心がけましょう。
質預かりを利用する
先ほど質屋の話が少し出てきましたが、質屋に物を預けてお金を借りるという方法も、有効な方法の1つです。
質屋のいいところは、できれば手放したくないというような私物であれば、「売る」のではなく「預ける」という選択肢を選べるところです。
質屋に預けておけば、後々返済をすることで私物を回収できます。
本来であれば手放したくない私物を回収するためであれば、返済にもより一層身が入るでしょう。
ただ、預ける場合と売る場合では、調達できるお金に多少差があり、もちろん売る場合のほうがたくさんのお金を得られます。
そのため、お金に困っている場合は売るという方法を選んだほうがいいかもしれません。
また、返済する場合に適用される金利は、消費者金融のカードローン等よりもはるかに高くなっているため、返済が一筋縄ではいかないというのも、多少ネックになりえるでしょう。
自力でお金をどうにかできない時
お金を稼いだり、借りたり、私物を売ったりと、ここまで紹介してきた方法は、いずれも自力でお金をどうにかするための方法でした。
しかし、現実問題として自力ではどうしようもないという場合もあるでしょう。
そのような場合には、以下のような方法に頼ることを考えてみてください。
親・兄弟・親戚・友人を頼る
お金がない時、頼れる人がいるのであれば、まずは利息ゼロである時払いでよいお金を借りることを検討しましょう。
何度もお願いするのは気も引けますが、初めてお願いするのであれば貸してもらえる可能性は高いでしょう。
返済はいつでも良いといわれても、なるべく早く完済すべきことは言うまでもありません。
借金で後々トラブルの原因になるのは、金利という重い負担があるからで、最初に検討すべきは金利の支払いが無しで済ませられる性質のお金です。
親兄弟、友人に頼むくらいならカードローンを利用するという人も多いでしょうが、借金返済のコツは利息負担を小さくすることですから、順序は逆となります。
借金するということは、気軽に利用できるということではなく、人に頭を下げて申し込むくらい大変なことなのだということを、最初に理解しておいたほうが後々役に立つはずです。
既に借金がある場合でも、頼れる人があるのであれば、安易に借り換えローンなどに乗換えるのではなく、金利負担のない性質のお金を借りたいものです。
市役所などに相談する
当面の生活費などを借りるのであれば、安易に借金する前に検討したいのが公的機関の利用で、低利でまとまったお金を借りられる可能性があります。
公的機関というと、すぐに生活保護を思い出す人も多いでしょうが、その前に利用できる制度が多くあります。
無利息、もしくは低利でお金が借りられますので、ぜひ検討したい制度です。
相談は、住んでいる市区町村役場の相談窓口となり、厚生労働省や社会福祉協議会などから提供されている貸付制度について相談できます。
貸付制度を利用するには一定の条件がありますので、資産等がある人は利用できませんが、本当にお金がなく困っている人にとっては、生活再建のために力強い味方となるはずです。
カードローンを申し込む
まじでお金がない状況で、最も多くの人に検討されるのがカードローンになるでしょう。
現在では、webや自動契約機から誰にも知られずに、かつ、気軽に申し込めますので、申し込み条件さえクリアしていればほとんどの人はこれを利用するでしょう。
申し込み条件には、安定した収入が必要となりますが、パートやアルバイトでも申し込むことができます。
現在無職でも、アルバイトを始めれば借りられる可能性はあります。
消費者金融カードローンの場合には、最短で1時間前後で融資を受けられます。
また、初めての利用の場合には無利息サービス期間が提供されるものもありますので、一時的に借りるケースでは非常にメリットがあります。
ただし、すでに多重債務状態であったり、個人信用情報などに問題があるなどして審査通過できない場合には、利用できません。
また、運よく融資を受けることができたとしても、すぐに毎月の返済が始まりますので、しっかりとした返済計画を事前に立てておく必要があります。
クレジットカードのキャッシング枠の利用
カードローンと同じような形で利用できるのが、クレジットカードのキャッシング枠です。
クレジットカードのキャッシング枠は、すでにクレジットカードを発行しているのであれば、特に審査など必要なくすぐに融資を受けられるのがメリットです。
コンビニや金融機関のATMにクレジットカードを挿入するだけで、簡単にお金を借りられます。
ただ、キャッシング枠の利用限度額はショッピング枠と合算で計算しますので、クレジットカードの利用状況次第では、お金を借りられる猶予が残されていない可能性もあります。
また、カードローンとは異なり、無利息期間サービスなどもないので、借り入れた後は早めに返済することを心がけましょう。
いくらお金がなくても手を出さないほうが良いもの
お金がない場合に頼れる方法はいくつかありますが、いくらお金がなくて困っているとは言え、以下に挙げるようなものには手を出さないようにしましょう。
ギャンブル
お金がなくて困っているときに、ギャンブルで一攫千金を狙う人もおられますが、それがうまくいく可能性は非常に低いです。
むしろ、わずかに手元にあったお金さえなくなってしまう可能性のほうが高いので、ギャンブルでどうにかしてやろうという考えかたは捨てるべきでしょう。
お金がない場合には、不確実な方法に頼るのではなく、稼いだり借りたりといった確実にお金を得られる方法を中心に検討すべきです。
FXや先物投資
同様のことは、FXや先物投資にも言えます。
特にFXは、「一発逆転」の代名詞的な存在であり、一発逆転して非常にいい目を見ている人も確かにおられると思います。
しかし、ある意味一発逆転であるような「天国から地獄」の経験をしている人のほうが圧倒的に多いのです。
FXは「投資」であると考えている人もいるかもしれませんが、FXはどう考えても投資ではなく「ギャンブル」のほうに当てはめられるべきものなので、お金がない場合に頼りにすべきものではありません。
FXはある程度稼げるようになった人が次のステージを目指すためにやるものですね。 時間的にも資金的にも余裕がない状態でやっても、大抵上手くいかないです。 借金してまでやるのは最悪。 一発逆転を狙っても、資金溶かして終わります。
— オサム@プログラミング (@osamu_nishiyama) 2019年10月01日
ヤミ金
カードローンで融資を受けるには審査に通過しなければなりませんが、属性や信用情報の関係上、審査に通過できない人もいます。
そういった人は「無審査で融資を行います!」とか、「ブラックの人でも融資OK!」というような甘い謳い文句につい引き寄せられてしまいがちです。
ただ、そういった謳い文句を掲げている業者はほぼ確実にヤミ金なので、絶対に利用してはいけません。
ヤミ金は金融庁に届け出を行っていない違法な融資業者であり、真っ当な業者では考えられないような高利で融資を行ってきます。
ひとたびヤミ金からお金を借りてしまえば、その後は骨の髄までヤミ金にしゃぶりとられるだけの人生になってしまいますよ。
カードローンの使いかたには注意が必要
お金がないときにカードローンでお金を借りて乗り切るというのは、確かに有効な方法ではあります。
しかし、カードローンは非常に便利であるがゆえに、使いかたには十分注意しなければなりません。
限度額の範囲内であれば何度でも借り入れが可能という利便性が、カードローンのメリットの1つではありますが、ともすれば必要ないのにお金を借りてしまうようなことになりがちです。
金欠のピンチを乗り切るためにカードローンを利用したのであれば、ピンチを乗り切った後は速やかに返済を行いましょう。
また、カードローンは完済しても解約にはならずに、いつでも借り入れが可能な状態のままなので、契約を残しておくとつい借り入れてしまいそうだという場合には、解約手続きをすることをおすすめします。
クレジットカードの現金化
失業などによりお金がないケースでは、カードローンに申し込んでも審査通過することが難しくなりますが、クレジッドカードを持っているケースでは現金化することでお金を手に入れられます。
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠で買い物をし、購入した商品を転売することで現金化する方法で、ブランド品や商品券などの換金率の高い商品が良く利用されています。
基本的に換金率が高いのは商品券となりますが、商品券はクレジットカードでは購入できないものが多いです。
そのため現在では、新幹線の回数券やアマゾンギフト券などの一部の商品のみが、クレジットカードで購入できる金券となっています。
ただし、クレジットカードの現金化という方法は、クレジットカード会社との契約時に禁止事項となっていますので、発覚した場合にはカードが利用できなくなるなどの可能性もありますので、注意が必要です。
■クレジットカードのショッピング枠を現金化するとブラックに?
マジで金がない時には支出を下げて節約
これまでは、収入を増やす方法を述べてきましたが、通信費・光熱費といった支出を減らすことができれば使えるお金が増えることになりますので、抑えられる部分はぜひとも抑えたいものです。
車を所有している場合には、思い切って売却しましょう。
車にかかるコストは、ガソリン代、保険代、税金、メンテ代、車検代、駐車場代などなど非常に多くあり、車のローンがあればさらに支出は大きく下がります。
最近では、車買取一括サイトなどで簡単に複数の業者から見積もりを取れますので、下取りなどと比べれば非常に有利に売却できます。
車のローンがある場合でも、ローン残高以上の価格がつけば完済することも可能です。
カーシェアサービスや格安レンタカーも人気となっていますので、車を所有している場合にはぜひ売却を検討したいものです。
お金がない事態を招かないコツ
では最後に、そもそもお金がなくて困ってしまうような事態に陥らないためのコツを、いくつか挙げておきましょう。
毎日の支出をチェックし無駄使いを減らす
お金がない状態に陥りやすい人は、自身の支出をきちんと把握しておらず、無駄遣いが多い傾向があります。
家計簿を付けるなどして自身の支出をきちんと見える化することで、節約に対する意識も高まり、お金がない状態に陥りにくくなるでしょう。
スーパーのポイントカードでポイントを貯めるなどして、お得に買い物をする習慣を身に着けることも重要ですね。
転職を視野に入れて給料アップを目指す
お金が足りないのは、そもそもの収入が少ないからというケースも多いです。
記事前半で、副業・Wワークをして収入を増やそうということもお伝えしましたが、職場や働きかたの都合でそれが難しい人もおられると思います。
となると、本業での収入を増やすしかありませんが、そのためには昇給・昇進する必要があり、これまた一筋縄ではいきません。
本業の収入を増やすためには、転職してより条件のよいところで働くというのが、実はもっとも手っ取り早い方法だったりします。
最近では終身雇用制も崩壊してきており、何度も転職を繰り返すことが珍しくなくなってきていますからね。
実際に転職するかどうかは置いておいても、転職を視野に入れてスキルアップすることで、今の職場での待遇がよりよくなる可能性もあります。
投資信託などで増やすことを検討する
株やFXは、知識のない素人が手を出すと資産を溶かす結果になることが大半なので、投資を行いたい場合は投資信託などを利用して、プロの力に頼るようにするといいでしょう。
投資信託を利用すれば、一日中株の値動きを気を張りながらチェックする必要もありませんし、プロのかたに任せているという安心感もあります。
すぐにお金が増えるというわけではありませんが、長期的な資産運用としては非常に有効です。
定期貯金やおつり貯金
貯蓄がいくらかでもあれば、お金がないというような事態には陥らないでしょう。
貯金方法としては、給料日に口座に給料が振り込まれたら、その中から一定の金額をすぐに貯蓄用口座に移し替える「先取り貯蓄」がおすすめです。
また、コンビニやスーパーで買い物をしたときに出たおつりをすべて貯金箱に入れてしまう、おつり貯金もおすすめですね。
自分に合っていそうな方法を見つけて継続的に貯蓄をしていけば、いざというときにお金で困ることもなくなるでしょう。
まとめ
まじでお金がない場合には、収入を増やすか、支出を減らすことが必要です。
最低限、収入は増えなくても支出を減らすことができれば、使えるお金は増えることになるからです。
今回お伝えした様々な方法・テクニックを参考にしていただいて、お金がない状態を何とか乗り切ってくださいね。