お金が足りないから電車賃が払えない時の対処法
この記事を読まれている方の中にも、「お金がなくて電車に乗れない…」という経験をされた方はいらっしゃると思います。
財布を落としたとか、お金を使い過ぎたとか、お金がない理由は様々だと思いますが、どのような理由であれ電車に乗れないのは困ってしまいます。
今回はそんな「お金がなくて電車に乗れない」というキーワードをテーマに、その対処法や、気をつけたいペナルティーに至るまで、役に立つ情報をお届けしたいと思います。
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 手持ちのお金がなくて電車に乗れない人
- お金が足りなくて困っているときの乗り切り方を知りたい人
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記事の目次
お金がなくて切符を買えない!?
まず最初に、「そもそもお金がなくて電車に乗れない…という事態に陥る理由はなんなのか…」、少し考えてみましょう。
財布をなくした
意外によくあるのが、このケースですね。
移動中に財布をなくしてしまい、いざ電車に乗ろうとしたらお金がないことに気付いた…。
しかもそれが夜中に1人だとしたら…。
財布ごと無くした…ということになれば、カード類も本人を証明する身分証明書も、すべてないわけですから、本当に途方に暮れてしまいます。
乗り過ごして終着駅
なんとかギリギリの所持金で電車に乗ったものの、疲れて寝込んでしまい、起きたら目的地の駅とはかけ離れた終着駅に到着…。
こういうケースもよく聞く話です。
そこから自宅がある駅まで戻って、不足賃を支払えるだけのお金もありませんし、そもそも最初からお金を持っていないとなると、タクシーで帰ったり現地で泊まったりもできません。
切符をなくして所持金ゼロ
JRなどの規則では、基本的に切符をなくした場合については、降車駅で切符を購入して改札を出ないといけないということになっています。
昔は切符をなくしたことを伝えると、そのまま改札を通してくれた駅員さんも多かったようですが、最近では厳格にルールが適用されるケースが多いようです。
したがって、切符をなくしてさらに現金もない…となると、基本的には改札を出れない、ということになります(この場合の対処方法については、後ほどご紹介します)。
ちなみに、JRでは元々持っていた切符が後から出てきた場合、重複して支払った切符代は、もちろん返還してくれるルールになっています。
着駅でお金がない時の対処法
この、誰にでも起こりうる「お金がなくて電車に乗れない…」という事態…。
もし自分がそのような事態になってしまったとしたら、どんな対処方法があるのでしょうか?
いくつかご紹介していきましょう。
クレジットカードを使う
新幹線のチケットや回数券などを、クレジットカードで購入した経験はお持ちだと思いますが、実は数百円の切符購入の際でも、駅の切符販売機でクレジットカードが使える、ということをご存知でしたか?
普段利用している券売機をよくチェックしてみてください。
“クレジットカード”と書かれた表記や、暗証番号を入力するテンキーなどがあれば、その機械ではクレジットカードが使えます。
万一現金がなかったとしても、カードさえ持っておけば、なんとかなるということですね。
家族に頼む
現金もない、クレジットカードもない…という場合には、終着駅などで家族に電話をして、現金を持ってきてもらう方法もあります。
この後、「後日清算の方法」などもご紹介しますが、何度も足を運ぶ必要が出てきますので、やはりその場で現金を払って処理してしまう方法が一番です。
後日清算
電鉄会社では、お金がなくて改札を出れない…などという事態に対処するため、“後日清算”という方法を用意してくれています。
お金がない場合には、改札口で事情を説明し、身分証明書を見せて書類に必要事項を記入すれば、当日お金がなくても降車させてもらえます。
もちろん後日きちんとお金を返さないと、キセルをしたことと同じになりますから、返し忘れた…ということにならないよう、充分注意しましょう。
詳しくは各電鉄会社によっても対応が異なりますので、駅員さんに相談してみることをおすすめします。
交番で借りる
「どうしてもお金がない時は、交番に行けばお金を貸してもらえる」という話を聞かれたことはないでしょうか?
一説では、「警察官が親切でお金を貸してくれているのでは?」という話もあるようですが、実はこの制度は、警察で緊急対策のために使われる「正規の制度」なのです。
正式には「公衆接遇弁償費」といって、主に財布を盗まれたり、紛失したりして、お金がない人のために、警察が無利子で少額のお金を貸してくれる制度のことを指します。
ちなみに、このお金はあくまで「融資」されるものですので、後で必ず返済する必要があることも覚えておきましょう。
ダメ元で車内に知り合いを探す
ダメ元で、車内に誰か顔見知り程度でもいいから知り合いがいないかどうかも探してみましょう。
自分の地元に帰る電車であれば、誰かしら知り合いが乗っている可能性は低くはなさそうです。
もし運よく知り合いを発見できたら、自分が置かれている状況を説明したうえで、運賃分のお金を貸してくれないかとお願いしてみましょう。
もしかしたら、あなたの状況をかわいそうに思ってお金を貸してくれるかもしれません。
ただし、お金を借りられるかどうかはあなたとその人の関係性にもよりますし、相手の人間性にもよりますので、知り合いを見つけられたとしてもその人からお金を借りられない可能性も、十二分にあります。
駅の窓口
駅の窓口の人に事情を説明すれば、降車駅までの電車賃に限り貸してくれる場合があるようです。
ただし身分証を提示する必要がありますし、財布を落とした・忘れたといったようなワケありの人に限られたうえで、必ず借りられるというわけでもありません。
「駅の窓口で借りられる可能性もある」程度にとらえておくのがいいでしょう。
Suicaのデポジットを使う
Suicaを利用している人は多いと思いますが、Suicaを購入する際には、500円がデポジット分として徴収されています。
そのため、Suicaを返却すればデポジット分の500円(プラスSuicaにチャージされている残額)が返金されることになるのです。
「あと2~300円さえあれば電車代が足りるのに…」という場合は、お持ちのSuicaを返却することで現金を作ることも、検討してみましょう。
ただし、Suicaに残高が220円以上ある場合は、手数料として220円を支払わなければなりません(残高が220円未満の場合は手数料なし)。
わずか220円ではありますが、Suicaにチャージしているお金があればギリギリでなんとかなるというような場合は、その220円が致命傷になる可能性もあるので、注意が必要です。
乗車後でお金がない時にとってはダメな行動は?
乗車後にお金がないと焦ってしまいますよね。
焦る気持ちはわかりますが、とってはダメな行動があります。
ということで、ここでは、乗車後でお金がないときにとってはダメな行動を紹介します。
駅員に偉そうな態度をとる
先の項目で紹介したように、駅でお金がないときは、まず駅員さんに相談すると思います。
しかし、相談するときに駅員さんに偉そうな態度をとってはいけません。
お客だからといって、偉そうな態度をとる方もいるそうですが、駅員さんの反感を買ってしまい、相談に乗ってもらえない可能性もあります。
極端にかしこまる必要もありませんが、お願いする立場ですので、それにふさわしい態度で話すようにしてください。
誓約書を書かずに借りようとする
駅でお金を借りる場合は、身分証明書の他に、後日返済する旨を記載した誓約書を書く必要があります。
誓約書を書かずに借りようとすると、後々のトラブルになる可能性もありますので、必ず書くようにしてください。
お金を借りずに改札から出ようとする
一番やってはダメな行為になりますが、財布や切符をなくしてしまったからといって、駅員さんに相談なく、改札から出てはいけません。
無断で改札を出てしまうと、無賃乗車になりますので、絶対にしないようにしてください。
Suicaの残高が足りない時の対処法!現金もない時はどうする?
乗車前でお金がないときとってはダメな行動は?
乗車前にお金がないことに気付いた場合、とってはダメな行動が一つあります。
当たり前のことですが、お金を借りることを前提に乗車してはいけません。
というのも、乗車後にお金を借りるのは、緊急時の対応になるからです。
乗車前にお金がないことに気がついたのであれば、自分で対処するようにしてください。
注意したい!不正乗車のペナルティー
以上の通り、お金がなくて電車に乗れないケースは多々あるようですが、自分がそのような事態になったとしたら、どんな行動に出るでしょうか…?
「お金をなんとかして用意する」「近くに居る人に頼んでみる」など、様々な対処方法が頭に浮かびますが、ふと頭をよぎるのは「このままキセル乗車してしまえば、なんとかなるのでは…?」という邪念です。
誰もが一度は衝動に駆られる、この「キセル乗車」ですが、もし本当にやってしまったとしたら、どんなペナルティーが科せられるのでしょうか?
どんな罰則がある?適用される法律は?
キセルと言っても様々なやり方があるようですが、昔からよくあるケースとしては、入場券で乗車して定期券で自動改札を通らずに降車する、という方法です。
また、先ほどの例でも挙げましたが、予定していた区間を越えて乗り過ごし、そのまま新たに切符を買わずに、そのまま折り返しの電車に乗った場合も、立派なキセル乗車となります。
では、キセル乗車が発覚した場合には、どのような法律と罰則が適用されるのでしょうか?
詐欺罪に問われることもある
キセルの方法は多岐にわたるため、一概に判断できないこともあるようですが、「駅員を騙して乗車する」ということになるため、詐欺罪が適用されるケースがあります。
刑法246条には、「1項 人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。2項 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする」という取り決めがあります。
“少しくらいはいいだろう…”と軽い気持ちでやってしまったことが、立派な罪として検挙されるケースもあるようです。
JRの旅客営業規則
さらに、電鉄会社によっても、キセル乗車への対応が異なってきます。
乗車券の無札及び不正使用の旅客に対する旅客運賃・増運賃の収受
- 第264条
- 旅客が、次の各号の1に該当する場合は、当該旅客の乗車駅からの区間に対する普通旅客運賃と、その2倍に相当する額の増運賃とをあわせ収受する。
※JR東日本公式サイト:旅客営業規則より引用
このようにJRの場合では、キセル乗車をした場合には、その乗車運賃の3倍の料金が徴収されると決められています。
いずれの場合であれ、数百円の運賃を騙して乗車しただけで、人生を棒に振る可能性もある…ということになりますね。
海外のキセル事情
キセル乗車は日本だけではないようで、海外でもキセル乗車には厳しい罰則が設けられています。
たとえば、正規のチケットを買わずに電車に乗った場合、パリの市内交通では50ユーロ(約6200円)、ロンドンでは80ポンド(約1万1300円)の罰金が徴収されます。
また、ドイツでは自動改札機がなく、ついついキセル乗車してしまう例があるようですが、そのような不届き者をチェックするために「コントロール」と呼ばれる監視員が配置されています。
ちなみに、もしコントロールに捕まえられた場合には、乗車区間に関係なく40ユーロ(約5,000円)の罰金が徴収されます。
お金が足りないトラブルを避けるためには
お金がなくて電車に乗れないなどの“緊急事態”の対処方法については、先ほどご紹介しました。
そのような対処方法を覚えておくことも重要ですが、そもそも“お金がなくてどうしようもない…”という事態に陥らないように、普段から準備をしておくことも大切です。
ここからは、そんな“事前の心構え”について、いくつかの方法をご紹介していきます。
クレジット機能付きのICカード
最近では電鉄各社のICカードを利用する方が増えてきていますが、ICカードには「事前に現金をチャージする」ものと、「クレジット機能付き」のもの、2種類があります。
前者の現金チャージタイプの場合、チャージ金額もなくなり現金もないとなると、どうしようもありません。
しかしクレジットカード機能が付いている場合などは、所持金がなくてもクレジットカードから自動的にチャージが可能です。
このカードを持っておけば、いざという時財布にお金がなかったとしても、なんとかなります。
手帳にいつも1,000円
次の方法は、手帳や名刺入れなどに、緊急用の1,000円札をいつも入れておくという方法です。
そうしておくと、いざという時に財布にお金がなくても、緊急用のお金があればなんとかなります。
ただ、普段目にするような所に現金を保管していると、ついつい使ってしまい、意味を成さないこともあり得ます。
できればかばんのポケットや手帳の奥まったポケットなどに、紙幣をしまいこんでおくことをおすすめします。
いざという時にカードローン
上記で紹介した方法の他に、緊急時に備えてカードローンを一つ契約しておくという方法もあります。
同じ緊急時にお金を用意する方法として、クレジットカードのキャッシングをする方法もありますが、カードローンによってはクレジットカードのキャッシングの金利よりも、低い金利でお金を借りることも可能です。
カードローンによっては無利息期間が存在するため、一定期間利息0円で借りることができます。
ただ、普段からカードローンでレジャー費などの費用を借りていると、いざという時に「限度額いっぱいで借りれない」という事態になることもあり得ます。
やはりカードローンは計画的に利用することをおすすめします。
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カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
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アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短3分※ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% 即日融資 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
お金が無くても電車に乗れる?
お金が無くても電車に乗れるのかどうかということについても、説明していきましょう。
結論から申し上げておくと、特殊な手段を用いる必要はありますが、お金が無くても電車に乗ることは可能です。
以下でその方法を説明していきましょう。
便宜乗車を利用する
まず1つは、「便宜乗車」を利用するという方法です。
便宜乗車とは、電車代の支払いを電車に乗った本人ではなく、別の人が支払うことを可能にしてくれるシステムのことです。
この方法は駅員さんにお願いすることで利用できますが、その前に下準備を行っておく必要があります。
それは、友人知人や家族にいったん電車代を立て替えてほしい旨を伝えつつ、自分が降車する駅まで迎えに来てもらう約束を取り付けることです。
無事約束を取り付けることができたら、駅員さんにその旨を伝えて便宜乗車をお願いしましょう。
色々と必要事項の確認をされた後に「業務連絡書」という書類をもらえますので、その書類を持って電車に乗り降車駅の駅員さんにその書類を見せれば、事情を理解してくれます。
その後、迎えに来てもらった人に一時的にお金を支払ってもらえばOKです。
非常に珍しく、めったに利用しているところを見かけない方法ですが、この方法を利用すればお金が無くても電車に乗ることが可能です。
乗車証明書を利用する
そしてもう1つが、乗車証明書を利用するという方法です。
乗車証明書を利用する場合でも、便宜乗車を行う場合と同じく乗車駅で運賃を支払うことなく電車に乗ることができますが、降車駅で料金を支払う必要があるのは便宜乗車の場合と変わりません。
そのため、乗車証明書を利用する場合でもあらかじめ友人・知人や親に話を付けておく必要があります。
便宜乗車と乗車証明書は、手続きが異なるだけで基本的に同じような方法であると言えるでしょう。
手持ちがない場合の電車以外の移動手段は?
どうしても電車を利用できないようであれば、他の移動手段を利用することも検討してみましょう。
タクシーで着払いをお願いする
まず1つは、タクシーを利用するという方法です。
タクシーは乗車時でなく降車時にお金を払うシステムなので、お金がなくても乗車は可能です。
ただし、いざ降りる時に「お金が無いのでちょっと家から取ってきます」と後出しで言うのは、非常に不誠実です。
「手持ちのお金がないのですが家にはあるので、降りて家から財布を持ってきてから支払うことは可能でしょうか?」と乗車前に確認して、運転手さんから了解をもらってから乗るようにしましょう。
また、タクシーの中にはクレジットカード払いが可能なものもあります。
現金はないけどクレジットカードならあるという場合には、そういったタクシーを利用するのも1つの手ですね。
車で同じ方面に帰る人にお願いする
仕事帰り等で、自分の家と同じ方面に車で帰る人がいるのであれば、その人にお願いして車に同乗させてもらうことも検討してみましょう。
その人の普段の帰宅ルートに沿って帰り、自分に一番適したところで降ろしてもらうのがいいですが、相手が心優しい人であれば自分の家まで送ってもらえるかもしれません。
車に同乗させてもらった場合は、きちんとお礼を言ったうえで後日何か感謝の気持ちを示す品を渡したり、ご飯を奢ってあげたりといったようなところまでするのが、望ましいと言えるでしょう。
根性で歩いて帰る
ここまで紹介したどの方法もすべて利用できない!となれば、残された手段はもはや自力で歩いて帰るほかありません。
電車で数駅程度の距離であれば、2~3時間程度歩けばきっとたどり着けるはずです。
それ以上の距離になれば…頑張ってくださいとしか言いようがありませんが。
もしくは、すべての距離を歩く必要はないかもしれません。
既に紹介した方法との合わせ技で、3駅歩いた先に友人が住んでいてその友人が家まで来てくれればお金を貸せると言っているのであれば、とりあえずそこまで歩いていくというような方法も可能です。
ただし天候や疲労状況など、歩くのにはあまり望ましくない状況もあるので、できれば歩く以外の選択肢を選びたいところですね。
乗り越し料金の支払拒否は犯罪!
乗り越し料金を支払わないと、「不正乗車」となります。
不正乗車は「犯罪」です。
最悪の場合、「軽犯罪法違反」で警察に逮捕・起訴され、裁判にまで発展するケースもあります。
実際に警察に検挙され、刑事罰を受けてしまった人もいます。
また、「鉄道営業法第18条および鉄道運輸規程第19条」により、鉄道事業者は不正乗車をした人に対し、不正乗車をした運賃とその2倍以内の増運賃(合計で3倍以内)を請求することが認められています。
このように「たかが乗り越し料金を支払わなかったくらいで…」と甘くみていると、警察のお世話になったり、鉄道会社から倍額の運賃を請求されたりする可能性がありますので、決して不正乗車を試みてはいけません。
財布を忘れてしまったときの解決策とは
会社や学校に到着してから、お金がないと気づいてしまうこともあるでしょう。
家に取りに帰ることも難しいけれど、お金なしで過ごすこともできない。
このような状況で、取れる解決策にどのような手段があるか、確認していきましょう。
電子マネーのお金を使う
財布以外にもパスケースなど、別の場所でICカードを管理しているときには、電子マネーを使って乗り切るという手があります。
交通費やコンビニの利用であれば、電子マネーにチャージされている残額だけで乗り切れることも多いです。
交通系ICカードであれば、ICカードの払戻しをすることで、デポジットを受取ることができます。
どうしても、現金が必要なときに、最終手段として利用してください。
ただし、定期入りのICカードの場合、定期も解約しなければならないため、気軽に利用できないので注意が必要です。
また、交通会社によっては、払戻しのルールが違うため、駅で確認しておきましょう。
同僚や友達からお金を借りる
職場や学校でお金がないことに気が付いた場合には、同僚や友達からお金を借りて乗り切るという手段があります。
同僚や友達からであれば、事情を伝えることでお金を貸してもらえるでしょう。
お金を借りた同僚や友達には、後日返済を行うとともにご飯を奢ってあげたり、簡単なプレゼントをあげたりしましょう。
また、返済はできる限り早く行って、返済でトラブルが起きないように気を付けてください。
所持しているものを換金する
ある程度のまとまった現金が必要な場合には、身に付けているものをリサイクルショップなどに持ち込み換金するのも手です。
ただ、普通の外出時に身に付けているもので、手放しても大丈夫なものを持っていることはそこまで多くないでしょう。
そこで、おすすめなのが、質屋を利用する方法です。
質屋であればリサイクルショップと違い、後ほど返済を行えば換金した商品を取り返すことが可能です。
腕時計やネックレスなど高価なものであれば、数万円単位でお金を一時的に受取りができます。
1日過ごすのには十分な金額であるので、ぜひ検討してみてください。
外食中にお金を忘れたことに気づいたら?
買い物などお金を利用前にお金を忘れたことに気づければ、他人に迷惑を掛けることなく対策を取れますが、買い物中に気づいてしまうケースもあります。
特に外食に行ってしまい、食事中にお金を忘れたことに、気づいてしまうこともあるでしょう。
このようなときには、対応を間違えてしまうと、無銭飲食などで警察沙汰になってしまうこともあります。
そこで、飲食中にお金を忘れたときの、対処法を紹介します。
うそを吐いてお金を取りに戻るのはNG
飲食中にお金を忘れたと気づいた場合、もっともしてはいけないことが、店員に対してうそを吐いてお金を取りに戻ることです。
たとえば、「お手洗いに行きます」や、「少し電話で外に行きます」などとうそを吐いてしまうと、最悪の場合詐欺罪で逮捕されてしまいます。
ただし、財布を忘れてしまったとしても、うそを吐かずに正直に店員に対して事情を伝えれば、基本的には犯罪にはなりません。
最初からお金のないことを自覚しながら、お金がある風を装った場合にはだましたことになりますが、食事途中で気づいたときにはだましたことにはなりません。
下手な言い訳をせずに、素直に事情を店員に対して伝えることが大切です。
支払方法を確認してみよう
お金を忘れてしまったときには、気が動転してしまい冷静さを失いがちですが、確認してみると支払方法に現金以外を選択できることがあります。
財布は持っていて現金だけがないときには、クレジットカードや電子マネーで支払いができるかも知れません。
特にファストフードやチェーン店であれば、現金以外の決済方法を導入していることも多いため、支払方法を確認しておくことは大切です。
友達にお店まで来てもらうことも
少し恥ずかしいですが、飲食した場所の近くに友達がいる場合には、友達にお店まで来てもらって、会計を建て替えてもらうという方法もあります。
お店の人にとっても、お客さんが家にお金を取りに帰られると、返ってこない可能性があるため、簡単に承認しにくいです。
しかし、友達にお店まで来てもらえれば、お店から離れることなく解決ができるため、お店に迷惑を余りかけずに済みます。
友達からお金を借りた場合と同じで、返済や感謝の気持ちを伝えることは大切なので、忘れないようにしてください。
お金を取りに戻るときには店員さんに相談しよう
これまで紹介した解決方法が取れないときには、お金を取りに戻るしかありません。
しかし、先ほども紹介したように、勝手にお金を取りに戻ったり、店員さんに対してうそを吐いて取りに戻ったりしないようにしましょう。
必ず店員さんに、「財布を忘れてしまいお金を取りに戻りたい」という旨を伝えてください。
その際に、荷物を置いていってほしいや名前や電話番号を書いてほしいなどの指示があれば、よほどの内容でなければ従いましょう。
くれぐれも無銭飲食で通報されてしまわないように、お店と話をするように気を付けてください。
■レストランの会計が払えない!外食してお金が足りない時の対処法
コインパーキングに停めた後にお金を忘れたときには
コインパーキングに停めた後に、お金を忘れた場合も支払いができずに困ることがあるでしょう。
コインパーキングに車を停める場合には、お金がなければ車の出庫ができずに取りに戻ることが難しいです。
それでは、コインパーキングに停めた後にお金を忘れたと気づいてしまったら、どのようにすれば良いか紹介します。
コインパーキングの管理会社に連絡してみよう
コインパーキングの場合、管理人や管理会社に対して相談をすれば、解決する可能性があります。
管理人がいない場合には、精算機に管理会社の電話番号が書かれているため、そちらに連絡してみましょう。
事情をうまく伝えられれば、お金の支払いを後日にしてもらえることもあるため、始めに連絡をしてみることをおすすめします。
ただし、管理会社は土日や夜間は休みであることも多いため、時間帯によっては利用できない点には注意が必要です。
交番にお金を借りるという手段も
もしも、お金の用意がどうしてもできない場合には、交番でお金を借りるという最後の手段もあります。
交番に行くことで、公衆接遇弁償費という制度を利用できるため、財布を忘れたり、なくしたりしたときにお金を借りられます。
しかし、公衆接遇弁償費は誰でも利用できる制度ではないため、状況によっては借り入れができない可能性もあります。
また、貸してもらえる金額も1,000円が上限であるため、パーキングの代金が支払えないときには注意が必要です。
なお、財布ごと忘れてしまい、免許証を持っていない場合には、免許不携帯となってしまうため、運転はせずに一度公共交通機関で戻ってから、再度車を取りに行きましょう。
まとめ
今回は、誰にでもあり得る「お金がなくて電車に乗れない…」というテーマで、その原因や対処方法に至るまで、いくつかの情報をご紹介しました。
たとえ軽い気持ちであったとしてもキセル乗車などは詐欺罪に問われることもある、重大な罪であることもご理解いただけたと思います。
いざという時電車に乗れずに家に帰れない…ということにならないように、ぜひ今回ご紹介した内容・対処法などを覚えておかれることをおすすめします。
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。