お金がないけど幸せになれるポジティブ・プラス思考とは?
「お金がない どうする」などのキーワードで検索すると、お金がないときこそプラス思考を持つべきだといった自己啓発的なサイトがたくさん見つかります。
もちろん、お金がないと言う状況をあまりにもマイナス思考に捉えると、紐を首にかけようかと思い詰めてしまうこともあるかもしれません。
ですが、間違ったプラス思考を持つことで、さらに悪い状況に追い込んでしまうこともあるのです!
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記事の目次
「お金がなくて憂鬱」が人間らしい姿
お金がなくてマイナス感情を持つのは、人間にとって、特に現在の日本に住んでいる方にとってはとても自然なことです。
深刻な程度にお金がないのに「毎日ハッピー!」と思っている大人は、現実感覚に欠けているだけとも言えるでしょう。
お金を否定することで幸せを感じる間違ったプラス思考
ですが、そんな憂鬱な状況の中、敢えてポジティブに生きる人がいます。
「お金だけが世の中の価値観じゃないから、わたしは精神的に満たされているから幸せ」
「お金がなくても家族みんなが仲良し。お金ではこんな幸せは得られないでしょ?」
どうですか?ちょっと怪しい宗教が入っているみたいで関わりたくないと思ったのではないですか?
そうなんです。お金を否定することでしか幸せを感じられないこと自体が、不自然極まりない考え方なのです。
お金を否定する人こそお金にこだわっている
「お金がなくても幸せ」と言う人は、お金にこだわっている人です。本当に幸せなら、単に「わたしは幸せ」と言えば良いはずですよね。
敢えて「お金がなくても」という言葉を言う必要があるでしょうか。潜在意識では、お金に対するドロドロとした感情が渦巻いています。
お金にあまりにもこだわっているからこそ、敢えてお金を否定し、自分はお金には左右されない人間であると思いこもうとしているだけなのです。
プラス思考を持つことではお金がない状況を解決できない
お金がなくても幸せと言うだけでは、お金がない状況を解決することができません。
「お金がなくても幸せ」なのではなく、「本当に幸せだ」と言えるためには、ある程度はお金のある生活をしなくてはいけないのです。無理に自分を幸せだと思い込むのではなく、お金がない状況を直視することが大切だと言えるのです。
節約を楽しむだけではダメ!
節約自体は良いことです。生活の無駄をなくし、本当に必要なことにお金を回すことができるようになりますよね。
節約にマイナスイメージを持たないで楽しむことも、とても良いことだと言えます。ですが、節約というのは、あくまでも支出を減らす行為です。
節約をどんなにポジティブに実施しても、それだけでは収入は1円も増えないのです!
節約を続ける+収入を増やす
繰り返しますが、節約自体は良いことです。ただし、節約だけは収入は増やせません。「節約しながら収入を増やす」というのが、お金がないときの正しい行動なのです。
収入を増やす方法は、資格などを取得して給料を増やしたり高給職に転職したりする方法と、本業はそのままで副業を始めるという方法があります。具体的な方法については、次のページを参考にしてくださいね。
お金がないときの正しいプラス思考
では、お金がないときの正しいプラス思考とは、どのような考え方を指すのでしょうか。
お金がない状態が続かないことを肯定する
お金がないこと自体を肯定していては何も状況は改善されません。お金がないことではなく、お金がないという現在の状態はいつまでも続かないということを肯定するのです。
今だけお金がないのですから、自分が今頑張ればきっとお金に苦労しないときが来るのだということを強く信じるのです。どうしても金銭状況が改善されないときは、次のサイトを参考にしてみてください。
思うだけではダメ!行動することが大事
もちろん「いつかお金に苦労しないようになる」と思うだけでは何にもなりません。お金に苦労しないように、少しでもお金を稼ぐための行動をしなくてはいけません。
「お金がなくても幸せ」なんて言っている暇があったら、1円でもたくさん稼ぐようにしましょう。いきなり大金は無理でも、少しずつお金を増やしていくことはできます。
次のページを参考に、今できることから行動していくのはいかがでしょうか。
お金がない状況に安座しない事が大切
お金がいつもより少ないときは、「お金がなくても幸せ」といった間違ったプラス思考が働くかもしれません。ですが、お金がないことをプラスに思うあまり、お金がないという状況に慣れ切ってしまうのはもっとダメです。
お金がないことに慣れ切ってしまうと、安易に他人に「お金貸して」と言ってしまい、人間としての信用を失ってしまうことにもなりかねないからです。
早めにお金の無い状況から脱出するよう、節約と仕事、副業の3つを生活の習慣にするようにしていきましょう。
結論!お金がないと幸せになれない
「お金がないと幸せになれない」「いや、お金がなくても幸せになれる」
そんなことを言っている暇があったらお金を稼ごうよと思いますが、人間と言うものは不毛な論争を好むものです。
これ以上、無駄な時間を使わないためにも、お金がないと幸せになれないのかという命題の答えを探っていきます。
現代の日本において、お金がなくても幸せになれるということは絶対にありません。
お金がないと「食べること」や「住む場所」「着るもの」といった日常生活すら厳しくなりますから、幸せかどうか以前の問題が生じます。
いきなり結論になってしまいますが、本気でお金がない状態では幸せになることは不可能です。
もちろん、お金があると絶対に幸せかというと、必ずしもそうではありません。
ですが、お金があることで幸せになりやすいのは事実なのです。
理由1:思い立ったら即行動できるから
お金に余裕があれば、「この洋服、素敵だわ!」と思ったらすぐに買うことができます。
本当に何度も着るかとか、買うためには何を我慢しなくてはならないとか、ローンで購入すれば何回払いだとか考えなくても良いですよね。
もちろん、他のことも同じです。
海外旅行に行きたい、留学したい、豪華な結婚式を挙げたい・・・
ほとんどの欲望や希望は、お金があれば大抵すぐに叶うのです!
理由2:お金のことを考えないで済むから
お金がないからお金のことを考えて生きていきます。
お金のことばかり考えているのも空しいですよね。
お金があれば、お金のことを考えずに生きていくことが可能になります。
理由3:お金以外で物事を判断できるから
本当にしたいことをしていますか?
本当に欲しいものを購入していますか?
生まれたときから富裕層の人たちなら、好きか嫌いか、気に入るか気に入らないかだけで物事を判断することもできるでしょう。
ですが、予算に限りがある庶民は、好きか嫌いかよりも「安いか?お得か?」といったお金の基準でモノを選びがちになってしまうのです。
幸せになるためには、いくら必要か?
では、幸せになるためには、どれくらいのお金があれば良いのでしょうか?
年収800~1500万円がある程度の目安
ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏とアンガス・ディートン氏による調査によりますと、年収7
5000ドルを超えると、収入の高さと幸福度は一致しなくなるということです。
もちろん、論文を発表した時期(2010年)と現在は違いますし、アメリカの物価と日本の物価も違いますが、日本でも800万円ほどの年収を超えれば、年収と幸福度は比例しなくなると考えることができます。
また、2005年に大阪大学の筒井義郎教授が発表した「なぜあなたは幸福なのか」によりますと、年収1500万円を超えると、年収と幸福度は比例しなくなると言うことです。
もちろん、年収が多いと不幸になるということはありませんので、人によっては異なるものの年収800万円~1500万円以上あれば、ある程度は幸せになれるということが言えるのではないでしょうか。
◆High income improves evaluation of life but not emotional well-being
お金と幸せの条件
筒井教授の研究では、他人の生活水準を意識すればするほど、利他的な程度が小さければ小さいほど、人生の目的がお金だと考えれば考えるほど幸福度が小さいことも報告されています。
つまり、お金と幸せの条件として、次のようにまとめることができるでしょう。
- 年収は800万円~1500万円以上
- 他人の生活水準を気にしないこと
- 自己中心的な考えを捨てること
- お金以外の人生の目的があること
お金をある程度以上稼ぐことで、お金以外の人生の目的を持つことができます。
やはり、お金がない状態では、いつまで経っても幸せにはなれないのです。
暮らしている場所や健康上の問題も影響する
もちろん、年収は同じでも都会で生活しているか、家は持ち家か、家族の健康に問題はないか、何かの借金を抱えているか、資産はどの程度持っているかなどによっても、生活のゆとりは変わって来ます。
ですが、ある程度高水準の安定した収入を得ることで、持ち家の問題や健康問題、借金問題などを解決していくことも可能です。
やはり、お金がある程度あることは、幸せな生活に欠かせない条件と言えるのです。
人により異なる「お金がない」の定義
あなたは、「お金がない」というのはどういう状態だと思いますか?
人によっては、お財布も通帳も空っぽの状態が「お金がない状態」だと考えますし、またある人にとっては、自分が理想とする貯蓄高でないなら「お金がない状態」だと考えるでしょう。
つまり、お金がないと一口に言っても、本当に資産0円の人もいれば、資産が数千万円ある人もいるのです。
お金がなくても幸せと言う人は、実はお金がある!
「お金がなくても幸せよ」という人を捕まえて、本当にお金がないのか聞いてみてください。
お金がないと言いながら日常生活に困っていなかったり、お金がないと言いながら持ち家があったり、お金がないと言いながらちょっとした贅沢を頻繁に行っていたりするものです。
お金がないという状況を深刻に捉えることができないと言うこと自体が、すでにお金を持っている証拠なのです。
お金がない2人の結婚!幸せになる?
お金がない人同士の結婚は幸せになれるのでしょうか?
目標と収入さえあれば前途は明るい!
フリーター同士の結婚であっても、2人に労働意欲があり、これからも頑張ってお金を稼いでいく意思があれば特に問題はありません。
突然の病気などの不慮の事態が起こったときは、「やっぱり企業に就職して会社員になっておいたら良かった・・・」と思うかもしれませんので、折りを見て、どちらかが正社員を目指す方が良いとは思われます。
いずれにしろ、今現在お金がないことで結婚できないということもありませんし、不幸になるということもないのです。
人生の区切りとして結婚式を挙げておきたいというカップルは、次の記事を参考にしてください。
幸せかどうかを考えるのも一種の贅沢
よく「昔はお金がなかったけど、幸せだったなあ」と述懐するセリフを耳にすることがありますよね。
ですが、これは正確に言うと「お金がなくて、仕事に忙しく、幸せかどうか考える時間がなかった」ということですから、「お金がなかったけど幸せ」ということではありません。
お金があると、時間に余裕ができることが多いですから、「自分は幸せなのかなあ?」と考える余裕が生まれます。
そのため、「お金がないと幸せになれない」とか「お金がなくても幸せになれる」とか、はっきり言ってどうでも良いようなことを考えるようになるのです。
あなたが今、幸せかどうかを考えられるということは、まだお金でそこまで追い詰められていないということに他なりません。
つまり、幸せかどうかを考えること自体が、一種の贅沢と言えるのです。
自分自身が幸せかどうかを考える気持ちのゆとりすらなくなったときは、次の記事が参考になるでしょう。