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水道料金が払えない!水が止まった時の正しい対処法

水道は日々の生活に欠かせないライフラインであり、使えないと困ってしまいます。

しかし、料金を払えないと止められてしまいます。

ここでは水道を止められる理由と、水道料金を払えない場合の対応方法を説明します。

水道が止まったらこんなに不便です

大きな災害が起きた時は、必ずといっていいほど「水が無くて困った」という情報が流れます。

水道料金が払えないため水が止まった場合、あなたのご家庭はちょうど災害が起きたような状態になってしまい、不便な生活を強いられることになります。

どのような点が不便なのか、その一例を解説していきましょう。

水分補給に苦労する

人間は、飲料水だけでも1日2~3リットル必要といわれています。

普段は蛇口をひねれば手に入る水ですが、水道が止まったらミネラルウォーターを買わなければいけません。

もっとも、安いものでは2リットルで75円というような商品もあります。

しかし毎日必要なものですから1ヶ月では2,250円となり、無視できない出費となります。

手洗いができず不衛生になる

衛生的な生活をするためには、手洗いが欠かせません。

しかし水道が止まったら、流水での手洗いができなくなります。

これにより、病気等にかかるリスクが高くなります。

ウェットティッシュで拭くことはできますが、水での手洗いよりも高価であり、洗浄効果も水による手洗いにはかないません。

水洗トイレを流せない

現在、ほとんどの家庭のトイレは水洗トイレになっています。

このため、水道が止まったら使えなくなってしまいます。

水洗トイレの水を1回流すと、最新型のものでも3.8リットル、多くのご家庭では6~8リットルの水を必要とします。

水道以外でこれだけの水を用意するのは大変な労力が必要です。

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料金を払えないと水道を止められます

水道は日々の生活を支えるライフラインですが、料金を支払わなければ、最終的には水道を止められてしまいます。

とはいえ、払わなかった翌日からいきなり水が止まるわけではありません。

それでは料金を支払わなかった方に対して、どのような手続きが取られるのでしょうか。

その手順を説明していきます。

最初は水道料金の督促状や未納通知書

料金を支払わずに2~3週間たつと、督促状が届きます。

口座振替でお支払の方の場合は、未納通知書等、引落しができなかった旨の通知が送られます。

督促状等が届くのにしばらく日数が必要な理由は、金融機関等で支払った場合、その確認のために8営業日ほど必要なためです。

従って、督促状は支払期限の2週間程度後になってから作成されることが多いようです。

督促状が届いても、すぐに水が止まるわけではありませんから、あわてずに指定された期限までに料金を支払いましょう。

支払いは、元々の水道料金請求書を使う事が基本ですが、最近では督促状で支払ができる水道事業者もあります。

督促後も払わないと水道が止まります

督促状を受けても支払わない場合の手続きは水道事業者によって異なり、催告状を発送する場合や自宅訪問を受ける場合等があります。

中でも注意が必要なのは、給水停止通知書が送付された場合です。

給水停止通知書には水道を止める日が書かれていますから、この日までに水道料金を支払わないと水道を止められてしまいます。

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水道が止まっても払わないと不利益も

水道料金を支払わずに給水停止の措置を受けてしまった場合でも、すでに使った水道料金の支払いをしなくて良いことにはなりません。

水道事業者は法的に可能なあらゆる手段を用いて、支払いを求めてきます。

給水停止後も支払わない場合にどうなるか、説明していきます。

事業者によっては水道料金の延滞金も請求

水道事業者によっては、水道料金の支払期限に間に合わなかった方について、延滞金を請求する場合があります。

自治体によっては年利7%から14%と、カードローン並みの利率が課される場合がありますので、注意が必要です。

滞納が続くと水道の契約が解除となる場合も

給水停止後も滞納を続けた場合、水道事業者によっては水道の契約を解除する場合もあります。

こうなると、二度と水道が使えなくなる可能性もあります。

最悪の事態ともいえますので、このようなことにならないよう注意が必要です。

支払命令や給与などの差押えを受ける可能性

水道料金は少額ですが、支払わない状態が続いた場合、支払命令等の法的措置を受ける場合があります。

また、給与の差押えを受ける場合もあります。

この場合は職場に連絡が行ってしまいますので、社内評価に影響してしまうでしょう。

その他、車などの財産を持っている場合も差押えを受ける場合があります。

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水道料金を払えない理由

水道料金は決して大きな額ではありませんが、払えない理由にはさまざまなものがあります。

その理由をいくつか取り上げてみましょう。

生活が苦しく、水道料金が払えない

水道料金を払えない理由の代表的なものとして、生活が苦しいために水道料金が払えないことがあげられます。

生活が苦しい理由は、ご家庭によりさまざまな理由があるでしょう。

収入が少ない場合や、逆に住宅ローン等で支出が多いという場合があげられます。

どちらにも共通していることは、収入よりも支出が多く、やりくりに苦労していることといえるでしょう。

突発的な出費があったため払えない

事故や突然の病気、葬儀を行うことになった等の場合は、いきなり多額の出費が必要となります。

支出した金額によっては、一時的でも水道料金を払えない事態に陥ることもあり得るでしょう。

払込用紙をなくしたため払えない

水道料金を払えない理由の中には、払込用紙をなくしたため払えないというものもあるでしょう。

あるいは、水道料金の支払い自体を忘れている場合もあるかもしれません。

督促状が来たら水道事業者に連絡をして支払うことが大切で、そのままにしておくと水道を止められてしまいます。

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滞納料金を払うと水道はいつ使える?

水道が止まってしまったら、その瞬間から生活していく上であらゆることに支障をきたします。

そのため、一刻も早く水を使えるようにしてほしいというのが皆様の望むところでしょう。

とはいえ、開栓作業にも準備が必要ですから、料金支払い後ただちに水が開通するわけではありません。

どのくらいで水が使えるようになるのか、これから説明していきます。

料金支払い後、どの位で水道が使えるか?

滞納料金を支払った場合の開栓作業は、半日程度必要のところが多いようです。

例えば、午前中に支払が完了した場合はその日の午後、午後に支払が完了した場合はその日の夜か翌日の午前中といったところです。

但し、開栓するには水道事業者の窓口で料金の支払いが確認できないといけません。

この窓口には休日がありますから、休みの日に支払が完了した場合、開栓作業は直後の営業日となります。

従って、水道事業者が休みの日には開栓作業はしてもらえませんので注意が必要です。

止まった水道の開栓は滞納料金の完納が必要

一旦給水停止になった水道を開栓してもらう場合は、原則として滞納している料金を全額支払ってからとなります。

水道事業者の窓口で支払うか、支払ったことを証明する領収書の提示が必要です。

但し、水道事業者によっては最も古い1~2か月分の料金を支払えば開栓してもらえることもありますので、一部しか支払えない場合でもまずは相談してみることが大切です。

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水道料金を払えない場合は相談を

水道料金を払えない場合、そのままにしておくと給水停止につながります。

従って、払えないことがわかったら早めに相談することが必要です。

場合によっては、給水停止の延期や分割払いが認められる場合があります。

方法1:給水停止の延期

水道事業者によっては、相談することで給水停止の延期ができる場合があります。

給水停止の延期をしてもらうには、いつ支払えるかを正確に話すことが大切です。

もっとも、あまり先の日にちでは延期をしてもらうことはできませんから、なるべく早く支払う意思を見せることが大切です。

方法2:滞納分の分割払い

水道事業者によっては、滞納分の分割払いが可能な場合があります。

分割払いをする上で、誓約書や支払計画書の提出が必要になることもありますが、分割払いができれば支払いも楽になります。

但し分割払いでも払えないと、すぐに給水停止になったり、再度の分割払いが認められなくなることがあります。

そのため滞納分の分割払いは、何らかの事情で一時的に大きな出費が発生し、水道料金が払えなくなった場合に適しているといえるでしょう。

水道の給水停止や分割払いは不可の場合も

給水停止の延期や滞納分の分割払いは、必ず受けられるものではありません。

従って、相談しても問答無用で給水停止が行われることがあります。

しかし、相談することで給水停止の延期や分割払いが可能なことがありますから、まずは現状を話し、いつなら、どのような方法なら払えるかということを話すことが大切です。

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水道代に必要なお金を用意する方法

水道料金を払えないほどの生活状況ですと、かなり生活に困っている状況といえるでしょう。

この状況でも、必要なお金を用意する方法はいくつかあります。

その方法を紹介していきましょう。

身内からお金を借りるか、援助してもらう

一つの方法は、身内から借りたり、援助してもらうことでしょう。

借りにくいことは確かですが、生活に困っているのならばそうも言ってはいられません。

今の状況をきちんと説明して、水道が止まる前に払えるようにしましょう。

親にお金を借りる上手な頼み方

カードローンでお金を借りる

一時的に出費がかさんだりもうすぐ水道が止まりそうなどの急場をしのぐためには、カードローンでお金を借りる方法もあります。

利息は必要ですが、滞納した水道料金を支払うことができますので、水道が止まったという事態を回避することができます。

最短30分で融資が受けられるカードローンもありますので、明日支払わなければならないという場合でもお金を借りることが可能です。

即日融資できるカードローン一覧

緊急小口資金の貸付を受ける

国が制度として用意している、緊急小口資金の貸付を受けることもできます。

最大10万円まで借りることができますので、水道料金の滞納分を支払うにも適しています。

この貸付を受けるには、返済の見込みがあるということが条件となります。

そのため、就職したばかりで給料が入るまでの生活を何とかしたいという人に向いています。

申込みや相談先は、お住まいの地域の社会福祉協議会となります。

生活が苦しい人は社会福祉協議会の貸付が利用可能

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水道代の支払いが遅れたらどうする?

支払期限に遅れた場合でも、払込用紙や口座振替で支払いをしている場合はあわてる必要はありません。

すぐに給水停止になることもなければ、督促状が来るわけでもありませんので、落ち着いて対処することが大切です。

気づいたらすぐに水道料金を払いましょう

支払期限に遅れたことに気づいたら、すぐに支払うことが大切です。

水道事業者によっては、支払いが遅れた日数分の延滞金が発生する場合がありますので、早めに支払うと延滞金を少なくすることができます。

なお、期限切れの払込用紙の場合は、銀行や郵便局、コンビニでの支払いができない場合があります。

この場合は、契約している水道事業者や市町村の窓口で支払うことになりますので、注意してください。

督促状が来ても、あわてずに支払いましょう

もし水道料金の督促状や未納通知書が来ても、あわてる必要はありません。

督促状に払込用紙がついていれば、この用紙で支払を済ませれば手続は終わりですので、水道を止められる心配はありません。

但し、督促状に示された納入期限までには必ず支払を済ませてください。

クレジットカード払いの場合はカード会社へ

クレジットカード払いの場合、水道料金はクレジットカード会社へ支払うことになります。

そのため、支払いが遅れると信用情報機関に「支払いが遅れた」という情報が通知される場合があり、以後のカード利用に不利な情報となります。

このため支払が遅れた場合は、至急カード会社へ相談しましょう。

水道が止まった時のべからず集

もし水道料金を払えないために水道が止まったとしても、やってはいけないことがあります。

この点について説明していきます。

勝手に開栓して、水道を使う

水道が止まった後、勝手に開栓して水を使うことは最もしてはいけないことです。

水道事業者は給水停止の際、メーターの数値をチェックしています。

開栓作業の時などでメーターをチェックした際にこの数値と異なっていると、水の不正使用があったとみなされます。

不正使用分の請求はもちろん、量水器を外されたり、警察に通報される可能性もあります。

そのため、水道が止まったからといって勝手に開栓することは絶対に行わないようにしてください。

水道料金を滞納したままにしておく

川が近くにあったり、水道の蛇口がある公園が近くにあるような方は、水道が止まったとしても近くで調達できるのでそのままにしておけば良いと思っている方もいるかもしれません。

しかし水道が止まったとしても、水道料金の支払い義務はなくなりません。

滞納料金を払わない限り、いつまでも水道が止まった、不便な状態が続きます。

また法的措置や給料の差し押さえ等を受ける可能性もありますから、水道料金を払えないからといってそのままにしておかず、できるだけ早く水道事業者に相談しましょう。

まとめ

ここまで、水道料金を払えない場合、また水道料金が止まった場合についてどうすれば良いかということを中心に、解説してきました。

水道が使えないと大変不便な生活になります。

そのため、料金を払わなくても水道は使えるともいわれていますが、実際はそうではありません。

水道料金を払えない場合は、督促や給水停止予告を経て、水道を止められてしまいます。

但し、払えないからといってすぐに水道を止められるわけではありません。

督促状が来てもあわてず、料金を支払えば水道を使い続けることができます。

また、水道料金を払えないために止められてしまった場合でも、そのことをもって料金が免除されることにはなりません。

このため水道料金を払えない場合は、早めに水道事業者へ分割払いや給水停止の延期を相談することが大切です。

場合によっては他の方法でお金を調達する必要もあるでしょう。

くれぐれも水道料金を払えないからといってそのままにしたり、また水道を止められたからといって勝手に開栓することのないようにしましょう。

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