お金がない人は「成功したくない症候群」になってませんか?
冒頭より早速お伝えしたいことは、あなたがもし今、稼げていないとしたら、自分の思い込みや、潜在意識、メンタルの部分をぜひチェックしてみてください。
私は、経営コンサルタントとして、クライアントの支援を行い1年で売上が倍になりました。
その歳の忘年会で、クライアントスタッフのみんなから、感謝を伝えてもらいました。
売上げがあがったことによって、スタッフが安心して仕事ができるようになったということでした。お金を稼ぐと言うことはシンプルに素晴らしいことです。
お金に縁遠くなるのは簡単です。「人生お金じゃないよ」と言ってしまえばいいからです。
私達には、周囲の守るべき人のために、稼げる能力のある人には、稼ぐ義務があるのです。
ところで、あと少しで目標を達成できる!というところで、うっかりミスをしてしまい、元の木阿弥に戻ってしまったという経験をした事ってあなたにもあるのではないでしょうか?
あとちょっとで手に入れることができるにも関わらず、その成果が手の隙間からこぼれ落ちてしまう理由について2つお伝えしていきます。
まず一つ目は、人の心の中には、「コンフォートゾーン」というものが存在しています。日本語で訳すと安全地帯。人は成功したいと表層的に考えていたとしても、無意識で、成功することによって、今の環境が変わってしまうことを非常に恐れています。
人は、安全(生存)欲求という欲求が根幹にあり、安全な現状を変えたくないという無意識の力が意識に働いています。この力の事を「成功したくない症候群」と名付けました。
このコンフォートゾーンを上手く操れないと、無意識にあと一歩で届かないという状況を毎回作り出してしまいます。
ミスらなくていいところで、ミスをおかし、遅れなくていい状況で遅刻をして、緊張しないでいい場面で緊張して話せない。などなど。
これらの状況を脱出する第一歩は、うっかりミスというのは、実はうっかりではないということ。コンフォートゾーンによる潜在意識の確信犯的犯行です。まずは自分の潜在意識にあるこの想いを顕在化し認める必要があるのです。
多くの人は、問題の何が問題なのかに気づけません。何が問題かに気づくだけで、問題の50%は解決しているそうです。
次に二つ目、お金の成功にまつわることですが、そこに社会貢献の罠というものがあります。
・世の中に役立つことをやっていれば、お金はあとからついてくる
・ワクワクすることをやっていれば成功する
これらの言葉は確かに、聞こえはいいのですが、本当にそうなのだろうか?といつも考えてしまいます。
冷静に周囲を見ていると、世の中の役に立とうとして頑張っている人は沢山いるように思います。そういう人達は、本当にお金持ちなのでしょうか??
誤解を承知で本音を言いますが、そういう人達ほどお金に恵まれているようには思えません。
ワクワクすることばかりやっている人を見ても、少しフワフワしていて、これは宝くじが当たるのを期待してまっているようなもので、いつまで経っても成功するようには見えません。
例えば実際私が、インタビューさせていただいた有名な大手企業の創業者は、沢山の本を出版して、その内容は本当に素晴らしく、今では神のように崇められています。その経営者に成功の秘訣をお伺いしたところ、
「自分が楽しく、情熱を持って仕事に専念すれば必ず成功する」
と答えていただきました。
しかしながら、いまでは神のように崇められる経営者も創業時は、どんでもない苦労と競合他社との競争をしていたはずです。
徹底的に頭に汗を掻き、いい人に思われたいという感情は消し去り、競合他社を出し抜かなければならない。血で血を洗うような争いを繰り広げなければ、成功なんてありえません。
人は、成功したい!と言いつつ、心の中では潜在的に、人に嫌われるのではないか?と考えこのような危険な状況に陥ることを避けたいと考えているのです。
それはまるで1人で綱引きをしてエネルギーを消費してしまって現状は何も変わらないというような状況ですね。
お金を稼ぐということは、善以外何者でもありません。それは選択肢を増やすことができるからです。とくに以下のような事を考えたことはありませんか?
・お金があれば助ける事ができたのに。
・お金があれば、悩まなくて良いことに悩む。
そして、その金の使い道には、善悪があります、そこを選択していくのは、あなた自身です。まずは、お金を稼ぐということを肯定的に捉えてほしいのです。
これからお金を稼いでいく人に大事な事は、社会貢献もワクワクもそうだが、まずお金の原理原則について学ぶ必要があります。
「お金はあとからついてこない!」
「お金を稼ぐことに罪悪感を持たないこと
この記事の冒頭にあるように、お金を稼ぐと言うことはその能力がある人にとって義務であり、素晴らしいことなのですから。
「成功したくない症候群」から抜け出すポイント
■自分の中の「成功したくない症候群」を意識して認め受け止める
■お金を稼ぐことに対する罪悪感を、「自分と他人への貢献欲」に塗り替える
ジャパン・コンサルティング・アソシエイツ認定
エグゼクティブ経営戦略コンサルタント
富田英太(とみた・ひでひろ)
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