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女がひとりでマンションを買うとき、知っておくべき7つのポイント

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決定

住まいを買うのは一大事業。昔むかし、昭和生まれの人たちは、家を建てて一国一城の主人となるのは男子一生の夢だと考えていた。

しかし、いまは、女もふつうに自分で住まいを手にいれる時代。共働きで夫とふたりで買う人もいれば、シングルで買う人もいる。はい、収入と貯金があれば、あなたも買えます。

ただ、いくつか気をつけることがある。売り手は売りたいもの売ろうとし、貸し手(銀行)はできるだけたくさん貸そうとする。

甘い言葉でせめてくるが、間に受けてはいけない。しっかりと意思を持ち「女が家を買うセオリー」を知って、固い意志で実行することが大切だ。

セオリーは以下の【記事の目次】の通り。今回は、セオリー1から3までは要点を、セオリー4から7を詳しくお話ししよう。

セオリー1 買い急がない

女の弱点のひとつが衝動買い。しかし住まいを衝動で買うと困ったことになりがちだ。特に「シングル向け新築マンション」には気をつけよう。次の欠点があることが多い。

立地が悪い → 売りにくい貸しにくい。
価格が高すぎる → 割高なのですぐ値下がりする。
狭すぎる →  住みにくい!友達も恋人も呼べない!
資金プランが危ない → ローン借りすぎでビンボー生活に。最悪は自己破産。

セオリー2 売りやすい物件を選ぶ

女の人生は変化が多い。生き方を変えたいとき、買った住まいが足手まといにならないよう(1)すぐに売れる(2)そこそこいい値段で売れる、物件を選ぶべし。

「住まなくなったら貸せばいい」は新築マンションを売る側の殺し文句。

セオリー3 新築ではなく中古

女は新しいのが好き。だが家に当てはめるのは間違い。

新築マンションは、広告費販売費が上乗せされているので、べらぼうに高い。つまり、すぐに大きく値下がりする。

私の知り合いで不動産関係の仕事をしている人は、例外なく全員中古の不動産(マンションも一戸建ても)を買っている。

セオリー4 予算は年収の5倍まで

女は実は数字に強い。特にお金のこと。住まいを買うには必ず自分で計算することだ。

住まいを買う予算は、年収(税込み年収)の5倍まで。年収350万円なら1750万円、500万円なら2500万円。5000万円の物件を買いたいなら、年収1000万円を目指す。

親からの援助があれば、その金額をプラスできる。年収350万円(予算1750万円)で親の援助が1000万円あれば、2750万円の住まいが買える計算だ。

え、友だちはもっと高いマンションを買ったって?はい、彼女の家計は外から見えないけど間違いなく火の車。しばらくは何とかなっても、数年後には苦しむことになる。

そして注意、5倍の住まいが買えるのは、次の「自己資金を年収分貯める」を満たした場合だ。

セオリー5 自己資金は年収分以上貯める

女は貯金が上手。貯め上手を生かして、頭金はしっかり貯めよう。目標は年収分以上。理想は年収の1.5倍。年収350万円なら525万円。

ここから、頭金を年収分350万円出す。家を買う時には、住まいの価格の他に税金やローン手数料が3−8%かかる。家の価格2750万円の5%として138万円。そうすると、いろいろ払って手元に少し残る計算だ。

年収の1.5倍を貯めるって、すぐにはできない。収入の10%をため続けたとして、15〜16年かかる。23歳から貯めはじめても、38、39歳だ。

でも、実は、セオリー1で話したように40歳前後は、女が家を買うベストタイミング。

それまでは焦らず、買い急ぐ若い女たちを横目で見て、心の中で余裕で微笑み、折を見ていろいろな物件を見てまわり、不動産を見る目を養い、貯金がたっぷり貯まったところで、優雅に腰を上げよう。

セオリー6 住宅ローンは年収の4倍まで

女は借金に慎重だ。いや、そうあってほしい。売り手の不動産屋や貸し手の銀行は「あなたの収入だったらこれだけ借りられますよ」とかなり大きな数字を見せてくる。

だいたい年収の6倍7倍あたりが多い。これは、借りられるだろうが、まず返せない額だ。ローンを払うためだけに必死で働くことになる。優雅な暮らしとは程遠くなる。

私が勧めるのは、年収の4倍まで。年収350万円の人なら1400万円まで。500万の人なら2000万円まで。これなら、毎月住宅ローンを返しても、貯金もできるし、海外旅行にも行ける。これより多くなると、何もできない。

年収500万円の人(手取り月収33万円くらい)が、2000万円のローンを25年2%で借りると、月々の返済額は8万5000円くらい。

マンションの管理費と修繕積立金が計2万円、固定資産税を年12万円とすると、月々の住まいのお金は11万5000円。これ以上になると負担が大きくなりすぎる。

今(2019年現在)は史上最低の金利水準だから、ローン返済額はもう少し低くなるけど、2%くらいで計算しておくのが安全だ。

住宅ローンは年収の4倍まで。これは、絶対に、絶対にオーバーしてはいけません。

ここで間違うと、優雅な生活から程遠くなり、貯金ができなくなって、老後の不安もいや増すことになる。

セオリー7 住宅ローンは65歳までに払い終わる

女は年齢を気にする。よいことだ。年を重ねるほど魅力的になるのが目標だ。そして、住宅ローンの重要な点も年齢。65歳までに返し終わるプランにする。

今の世の中、65歳以降は年金生活になる人も多い(私は75歳まで働こうと提唱してるけど)。65歳から、収入がそれまでの半分くらいに減るのに、住宅ローンを払い続けるのは厳しい。貯金をどんどん崩す事態にならないように、借りる時に考える。

しかし、貸し手の銀行は「最長の35年で借りて、余裕があるときに繰り上げ返済すればいいですよ」と勧める。

期間を長くすれば、月々の返済額が減って買い手の気が大きくなり、当初の予算よりもっと高い物件を、もっと高いローンで買うからね。

たとえば、さっきの2000万円2%のローン、25年だと毎月の額が8万5000円だけど35年だと6万6000円。随分ちがう。

しかしここで、あくまでも25年ローンで払える額のローンにしなければ、絶対に後で泣く。売り手とローンの貸し手は、口をそろえて「35年ローンを」とすすめるが、決して乗せられてはいけない。心せよ、おとめ!

と、以上、女がひとりで家を買う7つのセオリーを紹介した。どれも難しくない。

でも、この大きな買い物。ひとりで物件を見て、ひとりで決めて、ひとりでローンを考えて、プランを立てて、手続きをするというのは、正直、ちょっと怖い。不安だ。

誰かに一緒に見てもらい、一緒に考えてもらい、一緒に契約に立ち会ってほしいと思って当然。できれば、専門知識のある誰かに。

というわけで、弊社アルファ アンド アソシエイツでは、女性が不動産を買うときに、不動産の専門家やお金の専門家が、いっしょに物件を見に行き、一緒にローンのプランを立て、必要なら契約の現場にも同行するサービスを行っている。

私自身も、自宅を買うときは不動産の専門家である友人に物件を見てもらったので、安心して決断できた。

さあ不動産を買おう、専門家の助けを借りたいという方は、弊社ウェブサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。お待ちしています。

ファイナンシャルプランナー・有限会社アルファアンドアソシエイツ代表取締役
中村芳子

世田谷区下北沢のオフィスで、個人のあらゆるお金の悩みを解決するコンサルティング、マネー記事の執筆、単行本の出版、マネーセミナーの講師、金融機関や企業のプロジェクトのアドバイザーなども行っている。日本の女性FP第1号のベテラン。
複雑な金融や保険を、わかりやすく解説する記事や講演に定評があり、愛ある辛口コメントが人気。特に女性向けの情報提供、コンサルティングに力を入れている。
『いま、働く女子がやっておくべきお金のこと』青春出版社 『女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方』三笠書房知的生き方文庫『結婚したら、やっておくべきお金のこと』ダイヤモンド社など、著書多数。お問い合わせフォーム
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