セブン銀行VSじぶん銀行!便利さとお得さ徹底比較
ATMとインターネットバンキングさえあれば、銀行の窓口に行く必要なんてほぼないですよね?
そんな人には、ネット銀行がおすすめです。
ネット銀行の中でも大手の“セブン銀行”と“じぶん銀行”。
便利さとお得さで選ぶならどちらの銀行がより良いのか、金利や手数料、カードローン、住宅ローン等、さまざまなポイントで徹底的に比較いたします!
記事の目次
セブン銀行VSじぶん銀行!手数料比較
セブン銀行はセブンイレブンや駅などに自社ATMがありますが、その他の提携ATMも多数ありますので、さまざまな場所で入出金が可能です。
一方、じぶん銀行には自社ATMがありませんので、すべての入出金は提携ATMで実施します。
両行の手数料を一覧表示しました。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
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入金手数料 |
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出金手数料 |
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※手数料はいずれも税込み表示です。
セブン銀行の入出金はセブン銀行ATMで!
セブン銀行のキャッシュカードは、セブン銀行ATMでならいつでも無料で利用できますが、他の提携ATMで使うと常に手数料がかかってしまいます。
セブン銀行口座の入出金は、かならずセブン銀行ATMで実施するようにしてください。
次のサイトでは、最寄りのセブン銀行ATMを検索できます。
2018年12月以降のじぶん銀行手数料
2018年12月1日以降、じぶんプラスのステージ+1の人は、入出金手数料が常に有料になります。
じぶんプラスのステージが+2以上の人は、入金手数料は無制限で無料です(ゆうちょ銀行ATMは月に1回のみ無料)が、じぶんプラスのステージが+1の人にとっては改悪というべき変化です。
また、じぶんプラスのステージ+2の人も、2018年12月1日以降はステージ+1になる可能性がありますので、ステージ+2の人も決してお得に使えるとは言えません。
現在、じぶんプラスのステージが+2の人は、以下のページ中の「じぶんプラス2ステージ判定方法の変更」をぜひご覧になり、2018年12月1日以降どちらのステージに該当するのかご確認ください。
手数料対決はセブン銀行の勝ち!
じぶん銀行では、預金残高や利用状況によって決まるステージが+2以上の場合のみ、ATM手数料を無料にすることができます。
一方、セブン銀行は、口座残高や利用状況に関わらず、自社ATMさえ使えば誰でも手数料が無料になります。
セブン銀行ATMはセブンイレブンや駅、ショッピングモールなどの至るところにあります(2018年3月末時点で全国に24,392台)し、わざわざ探す必要もありません。
ATM手数料対決は、セブン銀行の圧勝だと言えるでしょう。
セブン銀行VSじぶん銀行!提携ATM
両行のキャッシュカードの提携ATMを、一覧表示しました。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
---|---|---|
提携ATM (コンビニ) | セブン銀行 | セブン銀行、ローソン、イーネット |
提携ATM (銀行) | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行 | 三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行 |
※セブン銀行のATMはほとんどがセブンイレブン内に設置されていますので、コンビニATMとして分類しています。
提携ATM対決は引き分け!
コンビニATMを利用するなら、じぶん銀行が便利です。
一方、セブン銀行キャッシュカードは、セブンイレブン以外のコンビニでは利用できませんが、ほぼすべてのメガバンクを網羅しているという強みがあります。
コンビニ系に強いじぶん銀行と銀行系に強いセブン銀行。
提携ATM対決は引き分けと言えるでしょう。
セブン銀行VSじぶん銀行!振込関連
振込みの利便性も、銀行を判断する上での大切な要素です。
振込手数料と振込方法、振込み可能な時間を表にまとめました。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
---|---|---|
振込手数料 | セブン銀行口座へ:54円 他行口座へ:216円 | 3万円未満:174円 3万円以上:278円 |
振込手数料が常に無料になる振込先 | なし | じぶん銀行口座と三菱UFJ銀行口座 |
振込方法 |
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振込み時間 | 自行あて:24時間即時振込 他行あて:平日15:00までなら即日振込、その他の時間は翌営業時間に対応 | 自行あて:24時間即時振込 他行あて:平日15:00までは即日振込、その他の時間は翌営業日に対応 テレホンバンキングは平日14:30までは即日振込 その他の時間は翌営業日に対応 |
※手数料はいずれも税込み表示です。
振込み対決も引き分け!
じぶん銀行では、じぶん銀行口座と三菱UFJ銀行口座なら、常に手数料無料で振り込むことができます。
しかし、他行への振込手数料は174~278円と割高に設定されています。
一方、セブン銀行は口座に関わらず手数料無料で振り込むことはできませんが、自社ATMや提携ATMを使って振込手続きができるというメリットがあります。
両行ともに一長一短ありますので、振込対決は引き分けだと言えるでしょう。
セブン銀行VSじぶん銀行!預金金利
お金を預けるなら、金利が少しでも高い銀行を選びたいですよね。
セブン銀行とじぶん銀行の預金金利を比較してみました。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
---|---|---|
円普通預金金利 (年) | 0.001% | 0.001% |
円定期預金金利 (年) | 0.015~0.02% | 0.03~0.05% |
外貨預金金利 (米ドル、年) | サービスなし | 1.45~10.0% |
※いずれも2018年8月時点の税引き前の金利です。
預金金利はじぶん銀行がお得
円定期預金の金利はじぶん銀行がお得ですし、外貨預金も実施しているという強みもあります。
円や外貨を預金で増やしたい人には、じぶん銀行がお得なパートナーになるでしょう。
セブン銀行VSじぶん銀行!ポイントサービス
銀行によっては、利用の度にポイントが付与されるサービスを実施していることがあります。
セブン銀行とじぶん銀行のポイントサービスを比較してみましょう。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
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ポイントサービスの種類 | nanacoポイント | WALLETポイント |
ポイントが付与される条件 |
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※じぶん銀行のオートチャージによるポイント付与サービスは、特定期間のみ実施しています。
デビットカードを使うならセブン銀行が勝ち!
じぶん銀行のポイントサービスは期間限定のサービスですし、セブン銀行の入出金ポイントも2018年10月で終了してしまいます。
しかし、セブン銀行でデビットカードを発行しているなら、いつでも利用1回につき1ポイントと利用金額の0.5~1.5%のポイントが付与されます。
デビットカードを発行するという条件下なら、セブン銀行のポイントサービスはお得と言えるでしょう。
セブン銀行VSじぶん銀行!住宅ローン
住宅ローンの金利と各種手数料について比較してみましょう。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
---|---|---|
住宅ローン変動金利 (年) | 住宅ローンは提供していない | 0.457% |
10年固定金利 (年) | 0.65% | |
保証料 | 0円 | |
繰り上げ返済手数料 | 0円 (固定金利特約期間中に全額返済するときは、手数料32,400円が必要) | |
団体信用生命保険料 (通常タイプ) | 0円 | |
事務手数料 | 借入金額に対して2.16% |
※新規借入の場合に適用される2018年8月時点の税込み金利です。
住宅ローンならじぶん銀行一択!
セブン銀行では住宅ローンを提供していませんので、住宅ローンを利用したい人はじぶん銀行一択です。
金利や手数料も一般的な店舗型銀行よりもお得ですのでおすすめです。
セブン銀行VSじぶん銀行!カードローン
カードローンのスペックを比較してみましょう。
セブン銀行 | じぶん銀行 | |
---|---|---|
カードローン名称 | ローンサービス | じぶんローン |
金利 | 年14% | 年2.2~17.5% |
利用限度額 | 50万円 (70万円、100万円のコースは2018年3月で新規受付を終了しています) | 800万円 |
当行口座開設 | 必須 | 必須ではない |
借り入れ・返済可能なATM | セブン銀行ATMのみ | セブン銀行、ローソン、イーネット、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行 |
ATM手数料 | 無料 | 無料 |
振込融資 | 可能 | 可能 |
カードローン対決はセブン銀行がやや勝ち
一見、セブン銀行の金利は割高に見えますが、じぶん銀行の上限金利と比べると低く設定されていますので、初めて利用する場合はセブン銀行の方が低金利が適用される可能性が高いです。
また、セブン銀行のローンカードはキャッシュカードと兼用ですので、カードを持ち運びしやすいというメリットもあります。
セブン銀行ATMでしか使えないというデメリットはありますが、全体的にはセブン銀行が使いやすいと言えるでしょう。
使いやすい銀行を選ぼう
入出金や振込、カードローンなどの利用がメインの人は“セブン銀行”、住宅ローンや定期預金の利用がメインの人は“じぶん銀行”がおすすめです。
特性に合わせて銀行を選びましょう。